【2025年最新】第二のファブリカを探せ!「レガシー産業×DX」で覚醒する日本の割安成長株30選

はじめに:ファブリカの躍進に続け!今こそ狙うべき「隠れたバリュー株」の輝き

2025年の東京株式市場は、日経平均株価が史上最高値を更新するなど活況を呈する一方で、個別銘柄に目を向けると、その輝きには大きな差が生まれています。米国の金融政策の行方、国内の金利正常化への思惑、そして地政学リスクの高まりなど、不確実な要素が複雑に絡み合い、投資家の銘柄選別眼がこれまで以上に問われる局面と言えるでしょう。このような状況下で、ひときわ強い光を放った一社が、東証スタンダード市場に上場する**ファブリカホールディングス(4193)**です。

同社は、中古車販売店向けの業務支援SaaS(Software as a Service)や、企業の顧客コミュニケーションを支えるSMS(ショートメッセージサービス)配信ソリューションを主力事業としています。特に、自動車業界という巨大な既存市場のDX(デジタルトランスフォーメーション)化の波に乗り、業績を急拡大させたことが市場の高い評価につながりました。株価の高騰は、単なる一過性の現象ではなく、**「レガシーな業界 × テクノロジー」**という、現代における強力な成長方程式を証明した好例と言えます。

ファブリカの成功は、私たち投資家に重要な示唆を与えてくれます。それは、市場の華やかなスター銘柄、いわゆるグロース株だけに目を奪われるのではなく、その陰に隠れた「お宝銘柄」、すなわちバリュー株にこそ、大きな投資機会が眠っている可能性があるということです。

バリュー株とは、企業の利益や資産価値といったファンダメンタルズ(基礎的条件)に対して、株価が割安に評価されている銘柄を指します。PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)といった指標が市場平均よりも低いことが多く、高い配当利回りを誇る銘柄も少なくありません。かつては「成長性が低い、地味なオールドエコノミー銘柄」というイメージを持たれがちでしたが、今、その定義は大きく変わろうとしています。

東京証券取引所が主導する「PBR1倍割れ改善要請」は、その象徴的な動きです。企業に対して、資本コストや株価を意識した経営を強く求めるこの要請は、日本企業全体の株主還元意識を劇的に変化させました。結果として、これまで市場から正当な評価を受けてこなかった多くの企業が、増配や自社株買いといった株主還元策を積極的に打ち出し、その価値が見直される「リ・レーティング」の波が押し寄せています。

ファブリカホールディングスが示した道は、まさにこの流れの中にあります。同社はSaaSという成長分野に身を置きながらも、上場当初は市場の注目度が必ずしも高いとは言えませんでした。しかし、着実に業績を積み上げ、自動車アフターマーケットという巨大市場の非効率を解消する独自のポジションを築くことで、その潜在価値を開花させたのです。

この記事では、ファブリカホールディングスの躍進をヒントに、同様の成功ポテンシャルを秘めた「連想バリュー銘柄」を30社、厳選してご紹介します。選定の軸は以下の通りです。

  1. 特定業界特化型DX(バーティカルSaaS): ファブリカのように、特定の業界の課題解決に特化したITサービスを展開し、高いシェアと利益率を誇る企業。

  2. ストック型ビジネスへの転換: 従来の売り切り型モデルから、安定した収益が見込めるSaaSやリカーリングレベニュー型のビジネスモデルへと転換し、企業価値の向上を図る企業。

  3. レガシー産業のDX支援: 建設、不動産、製造、物流といった巨大な既存産業の非効率を、テクノロジーの力で解決しようと試みる「縁の下の力持ち」企業。

  4. 高収益・高財務の安定成長企業: 派手さはないものの、高い技術力やニッチな市場での強みを持ち、健全な財務基盤の上で安定的な成長を続け、なおかつ株価が割安圏にある企業。

これらの銘柄は、現在の株価がその本質的価値を完全には織り込んでいない可能性があり、今後の業績成長や市場環境の変化、あるいはIR活動の強化などをきっかけに、ファブリカのように大きく飛躍する可能性を秘めています。

もちろん、株式投資に絶対はありません。景気後退によるIT投資の抑制、業界内の競争激化、人材不足といったリスクは常に存在します。しかし、確かな事業基盤と明確な成長戦略を持つバリュー株への投資は、不確実性の高い市場環境において、資産を守りながら着実なリターンを狙うための有効な戦略となり得ます。

さあ、ファブリカの次なる輝きを探す旅に出ましょう。この記事が、あなたのポートフォリオを豊かにする一助となることを願ってやみません。


投資に関する免責事項

本記事は、投資に関する情報提供を目的としており、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。掲載された情報は、信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。

株式投資は、株価の変動により元本を割り込むおそれのあるリスクの高い金融商品です。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断と責任において行われますようお願い申し上げます。

本記事の情報に基づいて被ったいかなる損害についても、筆者および関係者は一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。


【ファブリカ連想:自動車アフターマーケットDX】株式会社プロトコーポレーション (4298)

◎ 事業内容: 中古車情報メディア「グーネット」や、自動車整備工場向け経営支援システムの提供が主力。自動車関連の情報を軸に、バイクや生活関連情報サービスも展開する。

◎ 注目理由: ファブリカが中古車「販売店」のDXを支援するのに対し、プロトコーポレーションは「消費者」と「整備工場」をつなぐプラットフォームで強みを持ちます。自動車の長寿命化に伴い、アフターマーケット(修理・整備市場)の重要性は増しており、同社の整備工場向けSaaSは安定した収益基盤となります。PBRも依然として割安圏にあり、株主還元への意識も高まっています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 雑誌「Goo」から始まった中古車情報ビジネスを、インターネット時代に「グーネット」として成功させた実績を持つ。近年は、整備工場のDX支援や、データの利活用による新たなサービス創出に注力しています。

◎ リスク要因: 中古車市場の需給バランスの変化。若者の車離れによる市場全体の縮小懸念。ウェブメディアにおける競争の激化。


【ファブリカ連想:バーティカルSaaS】株式会社インフォマート (2492)

◎ 事業内容: 企業間の商取引(BtoB)を電子化するプラットフォーム「BtoBプラットフォーム」を運営。特にフード業界(外食・卸売)向けの受発注システムでは圧倒的なシェアを誇る。

◎ 注目理由: ファブリカが自動車業界に特化しているように、インフォマートは「食」の業界に特化したバーティカルSaaSの先駆者です。請求書や契約書の電子化は、あらゆる業界で必須のDXテーマであり、同社のサービスは業界標準の地位を確立しています。導入企業が増えるほどネットワーク効果が働き、競合に対する参入障壁が高くなるビジネスモデルが魅力です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1998年の創業以来、一貫してBtoBの電子商取引プラットフォームを提供。近年は、請求書の電子化(インボイス制度対応)を追い風に、フード業界以外への顧客基盤拡大を加速させています。

◎ リスク要因: システム開発への継続的な投資負担。景気後退による企業のコスト削減圧力。個人情報や取引データに関するセキュリティリスク。


【ファブリカ連想:SMS・BtoBコミュニケーション】株式会社ラクス (3923)

◎ 事業内容: 中小企業向けに、経費精算システム「楽楽精算」やメール配信システム「配配メール」などのクラウドサービス(SaaS)を多数展開。

◎ 注目理由: ファブリカのSMS事業と同様に、企業の顧客コミュニケーションや業務効率化を支援するSaaSを手掛けています。ラクスは、特にバックオフィス系のDX支援に強く、複数のサービスをクロスセルすることで顧客単価を上げ、高い成長率を維持しています。「楽楽精算」のCMで培った高い知名度も強み。成長株と見なされがちですが、株価調整局面ではバリューの観点からも妙味が出てきます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2000年設立。当初はレンタルサーバー事業からスタートし、その後SaaS事業へピボットして急成長。近年もM&Aを積極的に活用し、サービスラインナップを拡充しています。

◎ リスク要因: SaaS市場における競争の激化。人件費の上昇。金利上昇局面における成長株への評価見直しの影響。


【ファブリカ連想:建設業界DX】スパイダープラス株式会社 (4192)

◎ 事業内容: 建設現場のプロジェクト管理アプリ「SPIDERPLUS」を提供。図面管理や写真整理、検査記録などを一元管理し、現場の生産性向上に貢献する。

◎ 注目理由: ファブリカが自動車業界の非効率を解消するように、スパイダープラスは人手不足が深刻な建設業界のDXを推進します。紙文化が根強い巨大なレガシー市場であり、DXの浸透余地は非常に大きいのが特徴です。導入実績も着実に増加しており、建設業界の「当たり前」のツールとなるポテンシャルを秘めています。

◎ 企業沿革・最近の動向: もともとは保温・断熱工事を行う会社であり、現場の課題を解決するために自社でシステムを開発したのが始まり。現場を知り尽くしたプロダクト開発が強み。近年は、機能拡充や他社サービスとの連携を積極的に進めています。

◎ リスク要因: 建設投資の変動リスク。類似サービスを提供する競合の台頭。導入後の定着・活用支援(カスタマーサクセス)体制の重要性。


【ファブリカ連想:不動産業界DX】株式会社いい生活 (3796)

◎ 事業内容: 不動産会社向けに、物件情報や顧客情報を管理するクラウドソリューション(SaaS)を提供。不動産の仕入れから追客、契約、更新まで、一連の業務を支援する。

◎ 注目理由: 自動車、建設と並ぶ巨大なレガシー産業である不動産業界に特化したバーティカルSaaS企業。中小の不動産会社にとっては、なくてはならない業務インフラとなりつつあります。ストック収益の割合が非常に高く、安定した経営基盤が魅力。PBRは1倍を大きく下回り、バリュー株としての側面が強い銘柄です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2000年の創業以来、不動産市場のIT化をリード。近年は、電子契約サービスの提供や、物件データ分析など、サービスの付加価値向上に努めています。

◎ リスク要因: 不動産市況の悪化による顧客(不動産会社)の経営不振。大手競合の参入。システム開発にかかる継続的なコスト。


【ファブリカ連想:高収益ニッチトップ】株式会社オービックビジネスコンサルタント (4733)

◎ 事業内容: 中小企業向けに、会計・給与・販売管理などの基幹業務システム「勘定奉行」シリーズを開発・販売。SaaSモデルの「奉行クラウド」への移行を推進中。

◎ 注目理由: ファブリカが中古車業界の業務支援で高いシェアを持つように、OBCは中小企業の会計ソフトで圧倒的なブランド力とシェアを誇ります。近年は、安定収益となるクラウド(SaaS)売上比率を高めており、利益率も極めて高い水準です。高い財務健全性と安定した配当も魅力で、バリュー投資の王道ともいえる銘柄です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1980年設立。「勘定奉行におまかせあれ」のキャッチフレーズで一世を風靡。インボイス制度や電子帳簿保存法といった法改正を追い風に、クラウドへの移行が順調に進んでいます。

◎ リスク要因: 中小企業の景況感悪化によるIT投資の抑制。freeeやマネーフォワードといった新興クラウド会計ソフトとの競争。


【企業のITインフラを支えるバリュー株】ネットワンシステムズ株式会社 (7518)

◎ 事業内容: 企業や官公庁向けに、ネットワークシステムの設計、構築、運用・保守サービスを提供する独立系大手ネットワークインテグレーター。

◎ 注目理由: ファブリカが提供するSaaSのようなアプリケーションが快適に動くためには、その土台となる堅牢なネットワークインフラが不可欠です。ネットワンシステムズは、そのインフラ構築のプロフェッショナル集団。DX、クラウド化、セキュリティ強化といったトレンドは全て同社にとって追い風です。高い技術力に裏打ちされた事業基盤を持ちながら、株価は割安圏で推移しており、配当利回りも高い水準にあります。

◎ 企業沿革・最近の動向: 創業以来、常に最先端のネットワーク技術を国内に導入・提供してきた実績を持つ。近年は、クラウド環境とオンプレミス環境を組み合わせたハイブリッドクラウドの構築や、ゼロトラストセキュリティ関連のソリューションに注力。

◎ リスク要因: 特定の海外ベンダー製品への依存。ITエンジニア不足と人件費の高騰。景気後退局面での企業のIT投資抑制。


【物流業界の2024年問題に応える】株式会社シーイーシー (9692)

◎ 事業内容: 製造業や物流業向けに、システム開発、ITインフラ構築、BPOサービスなどを提供。特に工場の生産ライン制御システムや、倉庫管理システム(WMS)に強みを持つ。

◎ 注目理由: ファブリカが自動車業界の課題を解決するように、シーイーシーは「物流の2024年問題」や「工場のスマート化」といった社会課題の解決に貢献します。ソフトウェア開発からインフラ、データセンターまで一貫して提供できる総合力が強み。業績は安定しており、PBRも1倍前後と割安感があります。

◎ 企業沿革・最近の動向: 独立系SIerとして幅広い業種の顧客基盤を持つ。近年は、製造・物流業界で培ったノウハウを活かしたDX支援や、AI・IoT関連のソリューション開発に力を入れています。

◎ リスク要因: 受託開発型ビジネスのため、利益率が景気や案件の採算性に左右されやすい。深刻化するIT人材の採用競争。


【安定成長のBtoB電子認証】GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 (3788)

◎ 事業内容: クラウド型の電子認証サービス(SSLサーバ証明書など)で世界トップクラスのシェアを誇る。電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」も急成長中。

◎ 注目理由: ファブリカのSMSが本人認証などに使われるように、電子認証はDX社会の安全性を担保する上で必須の技術です。同社の事業は、一度契約すると継続的に利用されるストック型ビジネスであり、極めて高い収益安定性を誇ります。企業のDX化やサイバーセキュリティ意識の高まりが続く限り、安定した成長が期待できます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2002年に電子認証事業を開始し、低価格と高品質なサービスでグローバルにシェアを拡大。近年は、脱ハンコの流れを受け、「電子印鑑GMOサイン」が官公庁や大手企業で導入実績を伸ばしています。

◎ リスク要因: 電子認証市場における価格競争。為替変動の影響(海外売上高比率が高いため)。新たな認証技術の登場による陳腐化リスク。


【中古市場の隠れたガリバー】株式会社オークネット (3964)

◎ 事業内容: 中古車、中古バイク、花き、ブランド品など、多様な商材のBtoBオンラインオークションを運営。現物を見ずに取引できる信頼性の高い査定・検査システムが強み。

◎ 注目理由: ファブリカが中古車「小売」のDXなら、オークネットは中古車「卸売」のDXの担い手です。リアルなオークション会場を持たず、オンラインで完結させるビジネスモデルは、高い利益率と効率性を実現しています。自動車で培ったノウハウを他ジャンルに横展開しており、事業の多角化も進んでいます。安定した業績と株主還元姿勢も評価できます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1985年に世界初の「中古車TVオークション」を開始。以来、オンラインオークションのパイオニアとして市場を牽引。近年は、AIを活用した査定システムの高度化や、海外展開を強化しています。

◎ リスク要因: 主要な収益源である中古車オークション市場の動向。システムの安定稼働に関するリスク。新規事業領域の開拓の進捗。


【金融業界のDXパートナー】株式会社ニーズウェル (3992)

◎ 事業内容: 銀行、証券、保険といった金融機関向けを主軸に、基幹システムの開発やITインフラ構築を手掛ける独立系SIer。

◎ 注目理由: ファブリカが自動車というレガシー業界のDXを手掛けるように、ニーズウェルは規制が多くシステムが複雑な金融業界のDXを支えています。専門性が高く、一度食い込むと長期的な関係を築きやすいのが金融システムの強み。安定した顧客基盤から着実な成長を続けており、株価には割安感があります。

◎ 企業沿革・最近の動向: 創業以来、金融分野のシステム開発で実績を積む。近年は、RPA(業務自動化)やAIを活用したソリューション提供や、非金融分野への事業領域拡大にも取り組んでいます。

◎ リスク要因: 顧客が金融機関に集中しているため、金融業界の設備投資動向に業績が左右されやすい。エンジニアの確保と育成が継続的な課題。


【サブスクビジネスの支援者】株式会社ROBOT PAYMENT (4374)

◎ 事業内容: サブスクリプションビジネスや請求業務を自動化・効率化する「請求管理ロボ」と、オンライン決済代行サービスを提供。

◎ 注目理由: ファブリカ自身もSaaS(サブスク)企業ですが、ROBOT PAYMENTはそのようなサブスクビジネスを展開する企業を裏側で支える存在です。あらゆる業界でサブスク化の流れが加速しており、同社のサービスの需要は拡大基調にあります。ストック型の収益モデルであり、今後の成長ポテンシャルは大きいと考えられます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2000年に創業し、決済代行サービスから事業を開始。その後、企業の請求業務の非効率に着目し、「請求管理ロボ」を開発。上場後も高い成長を目指しています。

◎ リスク要因: 決済代行市場、請求管理SaaS市場ともに競合が多い。顧客基盤の拡大と維持が成長の鍵。情報セキュリティに関する厳格な管理体制が求められる。


【工場の自動化を支えるスイッチ】IDEC株式会社 (6652)

◎ 事業内容: 産業用スイッチや表示灯、安全関連機器など、工場の自動化(FA)に不可欠な制御機器のグローバルメーカー。

◎ 注目理由: ファブリカがソフト面から産業のDXを支えるのに対し、IDECはハード面、特に工場の安全と自動化を支えます。世界的な人手不足と人件費高騰を背景に、工場の自動化・省人化ニーズは高まる一方です。同社の製品は高い安全性と信頼性で評価され、ニッチながらもグローバルで高いシェアを誇ります。堅実な財務内容と割安な株価指標は、バリュー株として魅力的です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1945年創業。制御技術を核に事業を展開し、特に安全関連機器の分野で業界をリード。近年は、協働ロボット周辺の安全システムや、防爆関連製品のラインナップを強化しています。

◎ リスク要因: 世界的な製造業の設備投資動向の影響を受ける。為替変動リスク。部材価格や物流費の高騰。


【企業のIT課題をワンストップで解決】株式会社システナ (2317)

◎ 事業内容: スマートフォンなどのアプリ開発、金融機関向けシステム開発、ITインフラ構築・運用、そして企業のDX支援など、多岐にわたるITサービスを展開する独立系SIer。

◎ 注目理由: AIの社会実装には、既存システムとの連携や、安定したITインフラが不可欠。同社は、その両方を手掛ける総合力と、幅広い顧客基盤が強みです。AIを活用した自動運転や、IoT関連のソフトウェア開発でも実績を積んでいます。安定した成長を続けながらも、株価は比較的落ち着いており、長期的な視点で妙味があります。

◎ 企業沿革・最近の動向: 独立系として、特定のメーカーに縛られない柔軟なソリューション提供で成長。近年は、企業のDX化支援や、AI・クラウドといった先端技術分野の人材育成とサービス提供を強化しています。

◎ リスク要因: IT業界における、深刻なエンジニア不足と人件費の高騰。景気後退による企業のIT投資抑制。


【DX人材育成のプラットフォーマー】株式会社チェンジホールディングス (3962)

◎ 事業内容: 「NEW-ITトランスフォーメーション事業」を掲げ、企業のDX推進支援、IT人材育成プログラム、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」の運営などを手掛ける。

◎ 注目理由: 企業のDXが進むほど、それを使いこなす「人材」の不足がボトルネックになります。チェンジHDは、この「人材育成」という根源的な課題にアプローチしています。また、「ふるさとチョイス」は安定した収益源となっており、そこから得たキャッシュを成長分野に投資する好循環が生まれています。株価は大きく調整しましたが、事業の社会的重要性は変わらず、リバウンド期待も。

◎ 企業沿革・最近の動向: コンサルティング事業からスタートし、IT技術を活用したサービス開発へ展開。M&Aにも積極的で、事業ポートフォリオを拡大。近年は特に、地方自治体のDX支援に力を入れています。

◎ リスク要因: ふるさと納税制度の変更リスク。M&Aに伴うのれんの減損リスク。株式市場での人気の浮き沈みが激しい。


【連想バリュー株:追加リスト15選】

  1. 株式会社SHIFT (3697): ソフトウェアの品質保証・テスト事業で圧倒的。DXが進むほどテスト需要は増大。M&Aによる成長も続く。

  2. SCSK株式会社 (9719): 住友商事系の総合SIer。幅広い業種の顧客基盤と安定した財務が魅力。クラウドやDX案件が好調で、株主還元にも積極的。

  3. 株式会社アイ・エス・ビー (9702): 通信キャリアや官公庁向けのシステム開発に強みを持つ独立系SIer。5G、IoT、自動運転関連での実績が豊富。堅実経営で割安感あり。

  4. TIS株式会社 (3626): 金融・カード決済分野に強みを持つ大手SIer。キャッシュレス化の潮流に乗り、安定した収益基盤を持つ。バリューとグロースの両面を持つ。

  5. 株式会社ビジネスエンジニアリング (4828): 製造業向けERPパッケージ「mcframe」が主力。スマートファクトリー化の流れに乗り、海外展開も加速。高利益率。

  6. ソースネクスト株式会社 (4344): AI通訳機「ポケトーク」が有名。ソフトウェア販売から、SaaSモデルへの転換を進めている。インバウンド回復が追い風。

  7. 株式会社電算 (3640): 自治体向け情報処理や、収納代行サービスが主力。マイナンバー関連やガバメントクラウドの進展が事業機会に。安定・高配当。

  8. 株式会社ミロク情報サービス (9928): 会計事務所とその顧問先企業向けに、財務・会計システムを提供。OBCと並ぶ業界の雄。ストック収益が安定。

  9. 株式会社サイボウズ (4776): 中小企業向けグループウェア「サイボウズ Office」や「kintone」が主力。業務改善プラットフォームとして独自の地位を築く。

  10. 株式会社ユーザーローカル (3984): AI技術を活用したWebマーケティングツールや業務支援ツールを提供。ビッグデータ解析技術に定評。高成長・高収益。

  11. Sansan株式会社 (4443): 名刺管理サービスからスタートし、請求書受領サービス「Bill One」が第二の柱に成長。BtoBインフラとしての地位を確立。

  12. カナデントップ株式会社 (非上場) → 代替:萩原電気ホールディングス株式会社 (7467): 半導体や電子デバイスを扱う技術商社。自動車の電装化や工場のFA化に不可欠な存在。堅実な業績と高配当が魅力。

  13. 株式会社JACリクルートメント (2124): 管理職・専門職に特化した人材紹介会社。企業のDX推進に伴うハイクラスIT人材の需要を取り込む。高収益体質。

  14. 株式会社イプロス (未上場・リクルート子会社) → 代替:株式会社JMDC (4483): 医療ビッグデータを活用し、製薬会社や保険組合にデータ分析サービスを提供。医療費適正化という社会的課題に応える。

  15. 株式会社カオナビ (4435): 人材情報を一元管理・可視化するタレントマネジメントシステムでシェアトップクラス。人的資本経営の流れが追い風。

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