2025年の東京株式市場において、建設コンサルティングと人材サービスを両輪に、M&Aを駆使して急成長を遂げるメイホーホールディングス(7369)が投資家の熱い視線を集めています。同社の株価高騰の背景には、「深刻化する人手不足」と、政府主導で進められる「国土強靭化政策」という、現代日本が抱える構造的な課題と国家的なプロジェクトが深く関わっています。建設業界では、2024年問題以降、技術者不足がますます深刻化しており、専門技術を持つ人材を派遣・紹介する企業の価値はうなぎのぼりです。同時に、激甚化する自然災害への備えや、老朽化するインフラの維持・更新は待ったなしの状況であり、建設コンサルタントが果たす役割はかつてないほど重要になっています。

この二つの巨大な追い風は、メイホーホールディングス一社にとどまらず、同様の事業領域でビジネスを展開する多くの企業にとって、大きな成長機会となり得ます。つまり、メイホーホールディングスの株価高騰は、来るべき未来を映し出す「鏡」であり、その周辺には、第二、第三のメイホーホールディングスとなりうるポテンシャルを秘めた企業が数多く存在しているのです。この記事では、メイホーホールディングスの事業モデルや成長戦略と共鳴し、同様のテーマで株価上昇が期待される「連想銘柄」を20社、厳選してご紹介します。
これらの銘柄は、単に「人材派遣」や「建設コンサル」といったカテゴリーに属するだけではありません。技術者派遣の中でも特に専門性の高い分野に特化していたり、DX(デジタルトランスフォーメーション)技術を駆使して生産性向上に貢献していたり、あるいは独自のM&A戦略で事業規模を拡大していたりと、それぞれが独自の強みを持っています。誰もが知る大手企業だけでなく、中小型株の中にもキラリと光る魅力を持つ企業を多数ピックアップしました。この記事を通じて、あなたのポートフォリオを強化する、次なる成長株探しのヒントを見つけていただければ幸いです。

投資に関する免責事項
本記事は、投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。株式投資は、株価の変動により元本を割り込むおそれのあるリスクの高い金融商品です。本記事に掲載された情報に基づいて投資を行った結果、お客様に何らかの損害が発生した場合でも、筆者および情報提供元は一切の責任を負いかねます。
投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断と責任において行われますようお願い申し上げます。また、本記事に掲載された情報は、作成日時点において信頼できると思われる情報源から入手したものですが、その正確性、完全性、最新性を保証するものではありません。予告なしに内容が変更されることもありますので、あらかじめご了承ください。
人材サービス関連銘柄
【建設・プラント業界に強み】株式会社コプロ・ホールディングス (7059)
◎ 事業内容: 建設業界およびプラント業界に特化した技術者派遣・紹介事業を主力とする。施工管理技士、設計、CADオペレーターなど、専門性の高い人材サービスを提供し、企業の多様なニーズに応える。 ・ 会社HP:
◎ 注目理由: 建設業界の慢性的な人手不足と2024年問題が追い風となり、専門技術者の需要は極めて旺盛。同社は特に現場監督(施工管理)派遣に強みを持ち、高い専門性で顧客から信頼を得ている。メイホーHD同様、人手不足という社会課題をビジネスチャンスに変えており、継続的な成長が期待される。
◎ 企業沿革・最近の動向: 2006年設立。建設エンジニア派遣の分野で急成長を遂げ、2019年に東証マザーズ(現グロース)へ上場。近年は機電系エンジニア領域にも事業を拡大しており、M&Aも活用しながら対応領域を広げている。技術者の待遇改善や教育体制の充実にも注力し、人材の定着率向上を図っている。
◎ リスク要因: 景気後退による建設投資の縮小や、人材派遣業界の競争激化がリスク。また、技術者の確保・育成が成長の鍵であり、採用競争の激化は収益性を圧迫する可能性がある。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/7059
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/7059.T
【技術者派遣のM&A巧者】株式会社オープンアップグループ (2154)
◎ 事業内容: 技術者派遣、製造分野のアウトソーシングを主力とする持株会社。傘下に夢真ホールディングスやビーネックステクノロジーズなどを擁し、建設、IT、機電系など幅広い分野にエンジニアを派遣する。 ・ 会社HP:
◎ 注目理由: メイホーHDと同様に、M&Aを積極的に活用して事業規模を急拡大させてきた企業。特に建設技術者派遣の夢真は業界大手であり、国土強靭化や再開発プロジェクトの恩恵を直接的に受ける。多様な分野の人材を抱えることで景気変動への耐性も比較的高く、安定した成長基盤を持つ点が魅力だ。
◎ 企業沿革・最近の動向: 2005年にビー・スタイルとして設立。その後、積極的なM&Aを繰り返し、夢真ホールディングスとの経営統合などを経て現在の体制へ。近年はエンジニアのリスキリングやDX関連人材の育成に注力しており、付加価値の高いサービスへのシフトを進めている。
◎ リスク要因: 規模拡大に伴う組織マネジメントの複雑化や、のれんの減損リスク。また、派遣法改正などの規制強化が事業環境に影響を与える可能性がある。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/2154
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/2154.T
【製造業派遣の雄】株式会社ワールドホールディングス (2429)
◎ 事業内容: ファクトリーアウトソーシング(製造派遣・請負)を主軸に、テクノ(技術者派遣)、R&D(研究開発派遣)、不動産、情報通信など多角的に事業を展開。ものづくりの現場を支える人材サービス大手。 ・ 会社HP:
◎ 注目理由: メイホーHDが建設業界の人材に焦点を当てる一方、同社は製造業の現場に強みを持つ。国内製造業の回帰や人手不足を背景に、工場向けの人材需要は根強い。また、技術者派遣部門も強化しており、建設やIT分野への展開も進めている。事業の多角化により、特定業界の景気変動リスクを分散している点が評価できる。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1993年設立。製造業向けの人材サービスで成長し、2004年に上場。リーマンショックなどの経済危機を乗り越え、事業の多角化を推進。近年は農業公園の運営受託やDX人材育成など、新たな事業領域にも積極的に挑戦している。
◎ リスク要因: 製造業の景気動向、特に主要顧客である自動車や電機メーカーの生産調整の影響を受けやすい。海外経済の減速もリスク要因となる。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/2429
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/2429.T
【技術者派遣の最大手】テクノプロ・ホールディングス株式会社 (6028)
◎ 事業内容: 国内最大級の技術系人材サービス企業グループ。機械、電気・電子、IT、化学・バイオ、建設など幅広い分野に2万人以上の技術者を擁し、大手メーカーやゼネコンなどに派遣・請負サービスを提供。 ・ 会社HP:https://www.technopro-hd.com/
◎ 注目理由: 業界のリーディングカンパニーであり、その規模と顧客基盤の厚さが最大の強み。メイホーHDが地方の建設コンサルや人材会社をM&Aで取り込んでいるのに対し、同社は全国規模でのオーガニックな成長力とブランド力が際立つ。技術者の需要増という大きな流れに乗る、中核的な銘柄として注目される。
◎ 企業沿革・最近の動向: 複数の技術者派遣会社が統合し、2014年に現体制で上場。上場後もM&Aを通じて事業領域を拡大。近年はDX、AI、5Gといった先端技術分野の人材育成とサービス提供を強化しており、企業の高度な技術ニーズに対応している。
◎ リスク要因: 景気変動による企業の開発・生産活動の縮小。技術者の採用・定着コストの上昇や、高度人材の育成が計画通りに進まない可能性。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/6028
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/6028.T
【独立系技術者派遣の老舗】株式会社アルプス技研 (4641)
◎ 事業内容: 独立系の技術者派遣事業のパイオニア。自動車、航空機、半導体製造装置、家電など、大手メーカーの開発・設計部門が主要顧客。技術者一人ひとりのキャリア形成を重視した経営を特徴とする。 ・ 会社HP:https://www.alpsgiken.co.jp/
◎ 注目理由: 特定のメーカー系列に属さない独立系のため、幅広い業界の顧客と取引があり、景気変動に対するリスク分散が図られている。メイホーHDがM&Aで成長するのとは対照的に、技術者の育成と定着を重視した堅実な経営が持ち味。安定した財務基盤と高い技術者スキルが評価され、根強い人気を誇る。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1968年創業の老舗。技術者を「財産」と捉え、無期雇用を基本とするなど、手厚い福利厚生と教育研修制度で知られる。近年は、次世代自動車やIoT関連など、成長分野への技術者配置を強化。海外展開にも注力している。
◎ リスク要因: 主要取引先である製造業、特に自動車業界の景気動向に業績が左右されやすい。優秀な技術者の確保と定着が継続的な課題。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/4641
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/4641.T
【IT・機電エンジニアに特化】株式会社フォーラムエンジニアリング (7088)
◎ 事業内容: 機械・電気系エンジニアに特化した技術者派遣事業を展開。独自のプラットフォーム「コグナビ」を活用し、エンジニアのスキルと企業のニーズをAIでマッチングさせるサービスに強みを持つ。 ・ 会社HP:https://www.forumeng.co.jp/
◎ 注目理由: AIを活用したマッチングシステムによる効率的な人材配置が特徴。メイホーHDが建設分野に強いのに対し、同社はメーカーの設計・開発部門が主戦場。日本のものづくりを支えるエンジニアの需要は根強く、特にDX推進に伴う機電系エンジニアの活躍の場は広がっており、同社のビジネスモデルに追い風が吹く。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1981年設立。エンジニア派遣の草分け的存在。近年は、エンジニアのスキルやキャリアを可視化するプラットフォーム「コグナビ」事業に注力。新卒や転職希望者向けのサービスも展開し、総合的なエンジニア支援企業へと進化を図っている。
◎ リスク要因: 派遣事業であるため、景気変動によるメーカーの開発投資削減の影響を受けやすい。AIマッチングシステムにおける競合の出現。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/7088
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/7088.T
【ITエンジニア派遣で成長】株式会社ヒューマンクリエイションホールディングス (7361)
◎ 事業内容: ITエンジニアの派遣・受託開発を主力とする持株会社。金融、製造、公共など幅広い業界のシステム開発案件に携わる。M&Aにより事業規模を拡大し、対応可能な技術領域を広げている。 ・ 会社HP:https://www.hch-jp.co.jp/
◎ 注目理由: メイホーHDが建設分野の人材に強いように、同社はIT分野の技術者派遣に特化している。企業のDX投資が活発化する中、ITエンジニアの需要は非常に高く、供給が追い付いていない状況が続く。同社もM&Aを成長戦略の柱としており、メイホーHDと類似した成長モデルを持つ点で連想が働きやすい。
◎ 企業沿革・最近の動向: 2017年に持株会社体制へ移行。傘下の事業会社を通じて、システム開発の上流工程から保守・運用までワンストップで対応。近年も積極的にM&Aを行い、ERPやクラウド、セキュリティといった専門分野の強化を進めている。
◎ リスク要因: IT業界の技術革新のスピードが速く、常に技術者のスキルアップが求められる。景気後退局面での企業のIT投資抑制。採用競争の激化による人件費の高騰。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/7361
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/7361.T
【社会人学校が母体の技術者派遣】株式会社エスユーエス (6554)
◎ 事業内容: IT、機械、電気・電子、化学・バイオ分野の技術者派遣・開発請負事業を展開。エンジニアの「なり手」を育成する社会人学校(KENスクール)を運営しており、未経験者を育成して派遣するビジネスモデルに特徴。 ・ 会社HP:https://www.sus-g.co.jp/
◎ 注目理由: 自社で技術者を育成する仕組みを持つため、深刻化するエンジニア不足の中でも比較的安定した人材供給が可能。メイホーHDが既存の技術者を動かすビジネスであるのに対し、同社は新たな技術者を生み出す機能を持つ点がユニーク。特に若手IT人材の需要は旺盛で、独自の育成モデルが強みとなる。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1999年設立。IT、機械設計分野を中心に事業を拡大。2017年に東証マザーズ(現グロース)へ上場。自社の教育機関で育成した人材を派遣する独自のモデルを構築。近年はオンライン研修なども活用し、育成効率の向上を図っている。
◎ リスク要因: 未経験者からの育成が中心のため、技術者のスキルレベルが顧客の高度な要求に追いつかないリスク。景気悪化時の派遣契約打ち切りの影響を受けやすい。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/6554
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/6554.T
【建設技術者の育成・派遣に特化】株式会社ナレルグループ (9163)
◎ 事業内容: 建設業界に特化した技術者派遣事業を展開。未経験者を自社の研修施設で育成し、施工管理技術者として現場に派遣するビジネスモデルに強み。建設業界の若手人材不足という課題解決に貢献。 ・ 会社HP:https://nareru-group.co.jp/
◎ 注目理由: メイホーHDの事業領域と極めて近く、特に建設技術者派遣という点で直接的な関連銘柄。2024年問題による建設業界の労働環境改善の流れは、同社のような派遣活用を後押しする。未経験者を育成する仕組みを持つため、若手人材の供給源としてゼネコンなどからの需要が安定している。
◎ 企業沿革・最近の動向: 2009年設立。建設業界の若手不足に着目し、独自の育成・派遣モデルを確立。全国に研修施設を展開し、実践的な教育を行う。2023年に東証グロース市場へ上場。上場による知名度向上を活かし、さらなる採用強化と事業拡大を目指している。
◎ リスク要因: 建設投資の動向に業績が大きく左右される。技術者育成のコストや、派遣した人材の定着率が収益性に影響。同業他社との競争激化。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/9163
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/9163.T
【多角的な人材サービスを展開】株式会社ウィルグループ (6089)
◎ 事業内容: 販売員やコールセンター、介護士、保育士などの人材派遣・紹介を主力に、海外人材サービスやIT・通信関連のBPOも手掛ける。多岐にわたる職種と業界をカバーする総合人材サービス企業。 ・ 会社HP:https://willgroup.co.jp/
◎ 注目理由: メイホーHDが建設・技術系に強みを持つ一方、同社は販売や介護といったサービス業分野の人材に強みを持つ。これらの業界もまた深刻な人手不足に悩んでおり、社会的な需要は非常に高い。特に成長が期待される海外人材サービスにも早くから取り組んでおり、今後の展開が注目される。
◎ 企業沿革・最近の動向: 2006年に持株会社体制へ移行。M&Aを積極的に活用し、事業領域を拡大。特にアジア・オセアニア地域での海外展開に注力し、現地での人材サービス事業を成長させている。近年はオンライン派遣など、新しい働き方に対応したサービスも強化。
◎ リスク要因: 国内外の景気変動や、労働市場の需給バランスの変化。為替レートの変動が海外事業の収益に影響を与える。派遣法の改正などの規制リスク。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/6089
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/6089.T
建設コンサルタント関連銘柄
【建設コンサル業界の最大手】株式会社建設技術研究所 (9621)
◎ 事業内容: 日本で最初に設立された建設コンサルタント。河川、ダム、道路、橋梁など社会インフラの調査、計画、設計、維持管理まで一貫して手掛ける業界のリーディングカンパニー。官公庁からの受注が中心。 ・ 会社HP:https://www.cti-net.co.jp/
◎ 注目理由: メイホーHDも手掛ける建設コンサルタント事業の最大手。国土強靭化計画の中核を担う存在であり、防災・減災対策、インフラ老朽化対策といった国家プロジェクトの恩恵を最も受ける企業の一つ。安定した受注基盤と高い技術力が強みで、同テーマの代表格と言える。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1945年設立の歴史ある企業。戦後の復興期から日本のインフラ整備を支えてきた。近年は、従来の土木技術に加え、AIやドローン、CIM(Construction Information Modeling)といった最新技術を積極的に導入し、生産性向上と高付加価値化を図っている。
◎ リスク要因: 公共事業への依存度が高いため、国の予算動向に業績が左右される。大規模災害の発生は需要増につながる一方、業務の集中や人材不足を招く可能性もある。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/9621
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/9621.T
【環境・防災分野に強み】いであ株式会社 (9768)
◎ 事業内容: 建設コンサルタントと環境コンサルタントを両輪とする。河川・海岸、道路などのインフラ整備に加え、環境アセスメント、地質調査、災害リスク評価などに強みを持つ。民間企業からの受注も多い。 ・ 会社HP:https://www.ideacon.co.jp/
◎ 注目理由: 国土強靭化の中でも、特に気候変動対策や防災・減災といったテーマで強みを発揮。ゲリラ豪雨や洪水対策、土砂災害防止など、近年重要性が増す分野での実績が豊富。メイホーHDの建設コンサル事業と比べ、環境分野への専門性が高く、ESG投資の観点からも注目されやすい。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1953年創業。早くから環境問題に着目し、建設コンサルタント業界の中でもユニークな地位を築く。近年は再生可能エネルギー関連の調査・設計や、生物多様性保全に関するコンサルティングなど、新たなニーズにも対応している。
◎ リスク要因: 主力の公共事業は国の予算に影響される。自然災害の予測や評価に関する業務は、高度な専門性が求められ、人材の確保・育成が重要課題。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/9768
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/9768.T
【海外展開に積極的】株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングス (2498)
◎ 事業内容: 総合建設コンサルタント。道路、鉄道、港湾、空港など交通インフラ分野に強みを持つ。国内だけでなく、アジアやアフリカなど海外でのインフラ整備プロジェクトにも積極的に参画している。 ・ 会社HP:https://www.ochd.co.jp/
◎ 注目理由: メイホーHDが国内の地方創生に軸足を置く一方、同社は海外インフラ市場での成長を目指している点が特徴。日本の質の高いインフラ技術は新興国で高く評価されており、政府開発援助(ODA)関連の受注も安定している。国内の公共事業に加え、海外での成長ストーリーを描ける点が魅力。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1957年設立。早くから海外事業に着手し、多くの開発途上国で実績を積んできた。近年はPPP/PFI(官民連携事業)にも注力し、事業領域の拡大を図っている。M&Aにも積極的で、国内外でグループの総合力を強化。
◎ リスク要因: 海外事業は、各国の政治・経済情勢や為替レートの変動リスクを伴う。国内公共事業への依存からの脱却が課題。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/2498
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/2498.T
【上下水道コンサルのトップ】株式会社NJS (2325)
◎ 事業内容: 上下水道分野に特化した建設コンサルタントの国内最大手。水道管や下水処理場の計画、設計、診断、資産管理(アセットマネジメント)まで、水インフラに関するあらゆるサービスを提供する。 ・ 会社HP:https://www.njs.co.jp/
◎ 注目理由: 全国の水道管の老朽化が深刻な社会問題となる中、その更新・維持管理需要を一身に集める存在。メイホーHDが手掛ける道路や河川とは異なり、「水」という生活に不可欠なインフラに特化しており、景気変動の影響を受けにくい極めて安定した事業基盤を持つ。今後の官民連携(コンセッション方式)の流れも追い風。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1951年設立。上下水道の専門コンサルタントとしてトップシェアを誇る。近年は、AIを活用した管路診断システムや、施設の運転管理を効率化するDXソリューションの開発にも注力。海外の水ビジネス市場にも展開している。
◎ リスク要因: 国内の公共事業、特に地方自治体の財政状況に受注が左右される。水道事業の民営化の進展度合いが事業環境に影響を与える。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/2325
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/2325.T
【西日本地盤の総合建設コンサル】株式会社ウエスコホールディングス (6091)
◎ 事業内容: 西日本を地盤とする総合建設コンサルタント。防災・減災、インフラ維持管理、環境保全などを手掛ける。M&Aにより事業を多角化し、スポーツ施設や水族館の運営事業なども行っている。 ・ 会社HP:https://www.wesco-hd.co.jp/
◎ 注目理由: メイホーHDと同様に、M&Aを成長ドライバーとするビジネスモデルが特徴。本業の建設コンサルで安定した収益を上げつつ、レジャー事業などユニークな分野にも進出し、収益源の多様化を図っている。南海トラフ地震への備えなど、西日本特有の防災需要も取り込める可能性がある。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1970年にウエスコとして創業。2014年に持株会社体制へ移行。建設コンサルに加え、指定管理者制度を活用した公共施設の運営受託事業を拡大。近年では、ごみ処理施設の運営など、環境関連ビジネスにも力を入れている。
◎ リスク要因: 公共事業への依存度が高い。多角化した事業間のシナジーをいかに生み出していくかが課題。地方の人口減少は長期的なリスク要因。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/6091
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/6091.T
DX・インフラテック関連銘柄
【空間情報コンサルの大手】アジア航測株式会社 (9233)
◎ 事業内容: 航空測量を基盤とした空間情報コンサルタント。航空機やドローンから得たデータを解析し、地図作成、防災・環境調査、インフラ維持管理などに活用する。官公庁や電力会社が主要顧客。 ・ 会社HP:https://www.ajiko.co.jp/
◎ 注目理由: 建設コンサルタントの業務を、テクノロジーで支援する企業。国土強靭化やインフラ老朽化対策において、ドローンや3次元データを用いた効率的な点検・診断のニーズは高まる一方。メイホーHDの事業と直接的なシナジーがあり、建設業界のDX化をリードする存在として注目される。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1954年設立。航空測量のパイオニアとして、戦後の国土基本図作成などに貢献。近年は、赤色立体地図などの独自技術で防災分野での評価が高い。ドローンやMMS(移動計測車両)を活用した3次元計測サービスを強化し、建設DX市場でのプレゼンスを高めている。
◎ リスク要因: 官公庁の予算に業績が左右されやすい。天候不順は航空測量業務の遅延につながる可能性がある。技術革新が速く、継続的な設備投資が必要。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/9233
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/9233.T
【測量と自動運転技術】株式会社アイサンテクノロジー (4667)
◎ 事業内容: 公共測量や土木建設業向けのCADシステム開発を主力とする。近年は、MMS(モービルマッピングシステム)による高精度3次元地図データの作成技術を活かし、自動運転分野の実証実験に深く関与。 ・ 会社HP:https://www.aisan-corp.com/
◎ 注目理由: メイホーHDの測量・調査事業と関連が深い。同社の強みは、測量技術を応用した高精度3次元地図。これはインフラの維持管理や建設現場の自動化(i-Construction)に不可欠な技術であり、さらに自動運転社会の実現に向けた中核技術でもある。建設DXと自動運転という二つの成長テーマを併せ持つ点が魅力。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1970年設立。測量・設計用ソフトウェアで安定した基盤を築く。2010年代から自動運転向けの高精度3次元地図データ事業に本格参入し、全国各地での実証実験で実績を重ねている。ドローンを用いた測量システムも手掛ける。
◎ リスク要因: 自動運転技術の実用化・普及のスケジュールに事業の成長性が左右される。ソフトウェア事業における競合の存在。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/4667
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/4667.T
【防災情報システムに特化】株式会社ドーン (2303)
◎ 事業内容: GIS(地理情報システム)エンジンを自社開発し、警察・消防・自治体向けの防災・防犯情報システムをクラウドサービスで提供。事件・災害情報を地図上でリアルタイムに共有するシステムに強みを持つ。 ・ 会社HP:https://www.dawn-corp.co.jp/
◎ 注目理由: 国土強靭化の中でも、災害時の情報伝達・共有というソフト面に特化したユニークな企業。メイホーHDなどがインフラというハード面を担うのに対し、同社は住民の安全を守るための情報インフラを提供する。激甚化する災害を背景に、自治体の防災DX投資は拡大傾向にあり、安定した成長が期待される。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1991年設立。GISエンジンの自社開発にこだわり、高い技術力を培う。主力製品である「NET119」緊急通報システムは全国の消防本部で導入が進む。近年は、自治体向けの防災情報配信サービスや、民間企業向けの動態管理システムなどにも展開。
◎ リスク要因: 主な顧客が官公庁であるため、単年度の受注が予算編成に左右されることがある。クラウドサービス市場における大手IT企業との競争。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/2303
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/2303.T
【建設現場向けICTサービス】株式会社シーティーエス (4345)
◎ 事業内容: 建設現場の生産性向上を支援するICTサービスを提供。測量機やICT建機のレンタル、計測システムの開発・販売、現場の安全管理ソリューションなどを手掛ける。建設会社や建機レンタル会社が主要顧客。 ・ 会社HP:https://www.cts-h.co.jp/
◎ 注目理由: メイホーHDが「人」で建設業界を支えるのに対し、同社は「ICT技術」で現場を支える。国土交通省が推進するi-Construction(アイ・コンストラクション)の流れに乗り、ICT建機の需要は拡大中。建設業界の人手不足を技術で補うという点で、メイホーHDと共通のテーマ性を持ち、連想しやすい。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1996年設立。測量機のレンタルから事業を開始し、建設ICT分野へと事業を拡大。近年は、ドローンによる測量や、現場の安全性を高めるための映像監視システム、バイタルセンサーなどを活用したソリューションに注力している。
◎ リスク要因: 建設投資の動向に業績が連動する。ICT建機の普及ペースや、技術の陳腐化リスク。レンタル事業における価格競争。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/4345
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/4345.T
【橋梁メンテナンスの専門家】ビーアールホールディングス株式会社 (1726)
◎ 事業内容: 橋梁を中心としたPC(プレストレスト・コンクリート)構造物の建設・補修・補強工事を手掛ける。PC橋梁の新設工事に加え、老朽化した橋の長寿命化対策工事に強みを持つ。 ・ 会社HP:https://www.brhd.co.jp/
◎ 注目理由: メイホーHDのインフラ維持管理事業と直接的に関連。高度経済成長期に建設された大量の橋梁が一斉に更新時期を迎えており、補修・補強市場は拡大の一途。同社はPC技術を核とした専門性の高い工事を手掛けており、国土強靭化計画におけるインフラ長寿命化の主役級企業といえる。
◎ 企業沿革・最近の動向: 複数のPC関連工事会社を傘下に持つ持株会社。新設工事で培った技術力を、維持・補修分野に応用して成長。近年は、床版取替工事など、より高度な技術を要する補修工事の受注を伸ばしている。生産性向上のための工場設備投資も積極的に行っている。
◎ リスク要因: 公共事業への依存度が高く、国の予算に影響される。資材価格の高騰や、現場作業員の不足が収益を圧迫する可能性がある。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/1726
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/1726.T


コメント