ホリイフード(3077)S高の熱狂はどこへ飛ぶ? アフターコロナとDXで選ぶ「外食関連」連想株10選

2025年11月、東京証券取引所スタンダード市場に上場するホリイフードサービス (3077) の株価が、市場の大きな注目を集めました。11月6日から7日にかけて、同社株は出来高を伴って急騰し、一時ストップ高をつけるなど、わずか数日で株価が大幅に上昇する展開となりました。

ホリイフードサービスは、「忍家」などの居酒屋チェーンを関東地方を中心に展開する企業です。急騰後の時価総額(2025年11月7日時点)でも約40億円程度と、市場全体から見れば比較的小規模な銘柄です。

なぜ今、この銘柄に資金が集中したのでしょうか。

直接的な材料が報じられていない中での急騰であり、その背景を一言で説明するのは困難ですが、いくつか推測される要因が考えられます。

第一に、アフターコロナによる外食産業への本格的な回復期待です。パンデミックによる長期間の行動制限が解除され、忘年会や新年会、歓送迎会といった「集う」需要が本格的に戻りつつあります。特に、ホリイフードが得意とする居酒屋業態は、コロナ禍で最も大きな打撃を受けたセクターの一つであり、その反動による回復(リベンジ消費)への期待が、他の外食業態よりも強く働いている可能性があります。

第二に、小型株特有の需給(じゅきゅう)妙味です。時価総額が小さい銘柄は、一度注目が集まると少ない売買代金でも株価が大きく動きやすい特性があります。何らかのきっかけ(例えば、一部の投資家による「割安」との再評価)で買いが入り始めると、それが連鎖反応を引き起こし、短期的な急騰に繋がりやすいのです。

しかし、この熱狂を手放しで喜んでばかりもいられません。

現在、外食産業は「回復」という追い風だけでなく、「三重苦」とも呼べる深刻な逆風にも晒されています。

  1. 原材料費の高騰: ウクライナ情勢や円安の影響で、食材や光熱費のコストが過去にないレベルで上昇しています。

  2. 深刻な人手不足: 生産年齢人口の減少に加え、コロナ禍で外食産業から離れた人材が戻らず、時給を上げてもスタッフが集まらない状況が続いています。

  3. 消費者の節約志向: 物価全体の高騰により、消費者の財布の紐は固くなっており、安易な値上げは客離れに直結します。

この厳しい環境下で、外食産業は**明確な「二極化」**の時代に突入しています。

一方は、コスト上昇を吸収しつつも、それを上回る「体験価値」や「圧倒的なコストパフォーマンス」を提供し、顧客の支持を集める企業。 もう一方は、テクノロジー(DX)を徹底的に活用し、省人化・効率化を極限まで進めることで、コスト高騰時代を乗り切ろうとする企業です。

ホリイフードサービスの急騰が、市場の視線を改めて「外食セクター」に向けさせたことは間違いありません。この熱狂は、同社だけに留まらず、同様の環境下で戦う他の銘柄へと波及(連想)していく可能性があります。

この記事では、ホリイフードサービスの動意をきっかけに、今改めて注目すべき「外食関連銘柄」を、「同様の回復が期待される同業(居酒屋)」と「業界の課題を解決する外食支援(DX)」という2つの軸から10銘柄を厳選し、その注目理由と潜在的なリスクについて深く掘り下げていきます。


【投資に関する免責事項】

本記事は、情報提供のみを目的としており、特定の金融商品の売買を推奨・勧誘するものではありません。掲載されている情報は、作成時点(2025年11月7日)において信頼できると判断した情報源に基づき作成されていますが、その正確性、完全性、最新性を保証するものではありません。株式市場には価格変動リスク、信用リスク、流動性リスクなど、様々なリスクが存在します。特に、本記事で取り上げる中小型株は、流動性の低さや情報の非対称性から、株価が急激に変動する可能性が高く、大きな損失を被る危険性があります。投資の最終的な決定は、ご自身の資産状況、投資経験、リスク許容度を十分に考慮の上、ご自身の判断と責任において行ってください。本記事の情報に基づいて被ったいかなる損害についても、作成者および情報提供元は一切の責任を負いかねます。過去の株価の動きは、将来の株価を保証するものではありません。

目次

【同業・居酒屋(老舗・割安)】

コロナ禍という未曾有の危機を乗り越え、不採算店舗の整理やコスト構造の見直しを進めてきた老舗企業。アフターコロナの需要回復が、そのまま収益性の改善に直結しやすい銘柄群です。

【「庄や」運営、老舗の逆襲】株式会社大庄 (9979)

事業内容: 「庄や」「日本海庄や」「やるき茶屋」などの居酒屋チェーンを全国に展開。鮮魚を強みとする和風居酒屋の老舗。近年はM&Aや新業態の開発も進める。  ・ 会社HP: https://www.daisyo.co.jp/

注目理由: 長引くコロナ禍で大規模な不採算店舗の整理・撤退を断行し、財務体質のスリム化を進めてきました。強みである「板前」の調理技術を活かした業態は、均一的なセントラルキッチン方式のチェーンとの差別化要因となります。アフターコロナでの宴会需要の本格的な復活により、既存店の売上回復が加速する期待があります。PBR(株価純資産倍率)が長らく低迷しており、東証の改善要請を背景とした資産効率の改善や株主還元策(増配や自社株買い)への期待も高まります。

企業沿革・最近の動向: 1973年に「庄や」1号店をオープンして以来、日本の居酒屋文化を牽引してきました。近年は、コロナ禍での打撃を受けつつも、デリバリーやテイクアウト、EC事業(食材販売)にも注力。2024年以降は、インバウンド需要の回復や宴会需要の復調を受け、既存店売上高は回復基調にあります。新業態として、より専門性を高めた店舗や、小規模なバル業態など、時代のニーズに合わせた店舗開発も模索しています。

リスク要因: 居酒屋業態全般に言えることですが、人手不足による人件費の高騰が収益を圧迫する可能性があります。また、若者層のアルコール離れや、宴会需要の質の変化(大人数から少人数へ)への対応が遅れれば、回復が鈍化するリスクがあります。

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【「天狗」ブランド、優待も魅力】テンアライド株式会社 (8207)

事業内容: 首都圏を地盤に、居酒屋「旬鮮酒場 天狗」「和食れすとらん 天狗」などを展開。手頃な価格での和食と居酒屋メニューを提供し、幅広い客層を持つ。株主優待の利便性(食事券)が高いことでも知られる。  ・ 会社HP: https://www.teng.co.jp/

注目理由: ホリイフードサービスと同様に、株価が比較的低位(2025年11月7日時点で200円台)にあり、個人投資家が参加しやすい銘柄の一つです。コロナ禍での赤字脱却を目指し、コスト削減と既存店の収益性改善に取り組んでいます。特にランチ営業の強化や、ファミリー層も取り込める「和食れすとらん」業態が、アフターコロナの多様なニーズを捉える可能性があります。株主優待(食事券)が個人投資家の安定株主化に寄与しており、株価の下支え要因となっています。

企業沿革・最近の動向: 1969年設立。一貫して「天狗」ブランドでの多店舗展開を進めてきました。バブル崩壊後やリーマンショック後も堅実な経営を続けてきましたが、コロナ禍では深刻な打撃を受け、希望退職の募集や不採算店の閉鎖を余儀なくされました。現在は、財務体質の改善と並行し、既存店のリニューアルや、顧客体験向上のためのデジタル施策(予約システムなど)の導入を進めています。

リスク要因: 首都圏への依存度が高いため、当該地域での景気後退や、競合他社との価格競争激化が業績に直結しやすいです。また、有利子負債の比率が比較的高く、今後の金利上昇局面では財務負担が増加する可能性があります。

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【同業・居酒屋(新興・独自業態)】

旧来型の居酒屋とは一線を画す、独自のコンセプトや業態で成長してきた企業群。ホリイフードと同様に、機動性の高さや成長の余地が魅力です。

【「新時代」で急成長、業態転換】株式会社海帆 (3133)

事業内容: 東海地方を地盤に、「新時代」ブランドを中心とした居酒屋を展開。低価格な「伝串(でんぐし)」を看板商品に、コロナ禍においても急速に店舗網を拡大。近年は再生可能エネルギー事業など、多角化も進める。  ・ 会社HP: https://kaihan.co.jp/

注目理由: 従来の居酒屋業態がコロナ禍で苦しむ中、「新時代」は「安く飲める」という明確なコンセプトとテイクアウト需要の取り込みに成功し、異例の成長を遂げました。この成功体験を背景に、全国展開を加速させており、高い成長性が魅力です。外食事業で得たキャッシュを、再生可能エネルギーや医療支援といった異分野に投資する多角化戦略が、将来的に第二、第三の収益源となるか注目されます。時価総額もホリイフードと近い水準から成長してきました。

企業沿革・最近の動向: 2003年設立。当初は多様なブランドの居酒屋を運営していましたが、2010年代後半から「新時代」への業態転換と集中投資を開始。これがコロナ禍の低価格志向とマッチし、爆発的な成長軌道に乗りました。2023年以降も積極的な出店を継続しており、外食産業の中でも特に高い成長率(売上)を示しています。一方、2024年頃からは異業種(再生エネなど)へのM&Aや新規参入を活発化させており、経営の多角化を進めています。

リスク要因: 急速な店舗拡大に伴い、人材の確保・育成が追いつかないリスクがあります。また、看板商品「伝串」への依存度が高く、消費者の嗜好変化や競合の模倣による優位性の低下が懸念されます。本業と関連性の薄い多角化が、経営資源の分散を招く可能性も指摘されます。

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【体験型居酒屋「博多劇場」】株式会社一家ホールディングス (7127)

事業内容: 「屋台屋 博多劇場」を主力ブランドとし、活気ある接客や利用客参加型のイベント(「100人斬り」など)を特徴とする「体験型居酒屋」を展開。ブライダル事業や多事業(飲食コンサル)も手掛ける。  ・ 会社HP: https://www.ikka-holdings.co.jp/

注目理由: 単に食事を提供する場ではなく、「博多劇場」ブランドに代表される「劇場型」の接客サービスが強みです。スタッフと顧客のコミュニケーションを重視し、熱狂的なファン(リピーター)を生み出す仕組み(会員ランクなど)を構築しています。アフターコロナで「集まることの価値」が再認識される中、同社のような「コト消費」を提供できる居酒屋業態は、高い需要が見込めます。ブライダル事業の回復も、飲食事業との相乗効果が期待されます。

企業沿革・最近の動向: 2000年に設立。飲食事業とブライダル事業の二本柱で成長。「博多劇場」は、屋台の雰囲気を再現した内装と、顧客を巻き込む接客スタイルで首都圏を中心に人気を博してきました。コロナ禍ではブライダル事業、飲食事業ともに大きな影響を受けましたが、2023年以降は両事業ともに急速な回復を見せています。近年は、人材育成のノウハウを活かした飲食コンサルティング事業にも力を入れています。

リスク要因: 同社の強みである「高いレベルの接客」は、属人性が高く、店舗数の拡大に伴ってサービスの質を維持・向上させることが難しくなるリスクがあります。人手不足が深刻化する中で、優秀な「人財」を確保し続けるためのコストが増加する可能性があります。

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【寿司居酒屋「や台ずし」が好調】株式会社ヨシックスホールディングス (3221)

事業内容: 寿司居酒屋「や台ずし」を全国にチェーン展開。「本格的な寿司を、居酒屋価格で」というコンセプトが支持され、急成長。他にも「ニパチ」(全品280円均一)などの業態も持つ。  ・ 会社HP: https://yossix.co.jp/

注目理由: 景気変動に比較的強い「寿司」という業態と、「居酒屋」の手軽さを融合させた「寿司居酒屋」という独自のポジションを確立しています。熟練の職人を必要としないオペレーション(寿司ロボットの活用や調理マニュアルの徹底)により、低価格での提供とスピーディな全国展開を両立させている点が強みです。コロナ禍を経ても出店意欲は旺盛であり、外食産業の中でも高い成長性を維持しています。

企業沿革・最近の動向: 1985年設立。当初は建設業(内装)が主力でしたが、飲食事業に進出し、「や台ずし」がヒット。2010年代以降、急速に店舗数を拡大しました。コロナ禍においても、テイクアウトやデリバリー需要を取り込みつつ、郊外や地方都市への出店を継続。2024年以降も、物価高の中でも価格競争力を維持し、既存店・新店ともに好調な売上を維持しています。

リスク要因: 原材料である「魚介類」の価格高騰(不漁や輸入コスト増)が、利益率を直接圧迫するリスクがあります。また、低価格の寿司チェーン(回転寿司など)との競合も激しく、価格優位性を維持し続けることが課題となります。

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【「磯丸水産」24時間営業の強み】SFPホールディングス株式会社 (3198)

事業内容: 24時間営業の海鮮居酒屋「磯丸水産」を主力に、「鳥良商店」(手羽先)などを展開。クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)の連結子会社。  ・ 会社HP: https://www.sfpdining.jp/

注目理由: 「磯丸水産」の「24時間営業・海鮮」という明確なコンセプトは、インバウンド(訪日外国人)の需要や、深夜・早朝といったニッチな時間帯の飲食ニーズを強力に取り込むことができます。特に都市部における人流の完全復活、インバウンドの回復が業績に強く追い風となります。親会社(クリレスHD)とのシナジー(仕入れの共通化や物流の効率化)も強みであり、コスト高への耐性も期待されます。

企業沿革・最近の動向: 2010年に「磯丸水産」1号店を出店以降、その独自性から急速に店舗網を拡大。2014年にクリレスHDの傘下に入りました。コロナ禍では、24時間営業の強みが(時短要請により)封じられ、厳しい状況が続きました。しかし、2023年の規制解除以降は、他店が撤退した好立地への出店や、インバウンド需要の取り込みにより、急速に業績を回復させています。

リスク要因: 24時間営業を維持するための深夜帯の人材確保が、他業態以上に困難であり、人件費の高騰が最大の課題です。また、主要食材である水産物の価格高騰や、漁獲量の不安定化が仕入れコストを圧迫するリスクがあります。

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【同業・M&A・優待】

外食産業の再編や、個人投資家の支持を集める「株主優待」という視点も、ホリイフードのような小型株物色の連想先として重要です。

【コロワイド傘下、優待の「アトム」】株式会社アトム (7412)

事業内容: 「ステーキ宮」「にぎりの徳兵衛」など、多様な業態の飲食店を全国展開。大手外食グループ「コロワイド」の中核子会社。手厚い株主優待(優待ポイント)で個人投資家に絶大な人気を誇る。  ・ 会社HP: http://www.atom-corp.co.jp/

注目理由: ホリイフードの連想としては毛色が異なりますが、「外食産業の再編」という文脈で注目されます。同社はコロワイドグループの一員として、グループ内のM&Aや業態転換(例: 居酒屋から焼肉・ステーキへの転換)を機動的に行ってきました。外食産業のM&Aが活発化する中で、同グループの動向は重要です。また、株価の強力な下支えとなっている「株主優待」は、インフレ下での「実質的な利回り」として再評価される可能性があります。

企業沿革・最近の動向: 1972年設立。2005年にコロワイドの連結子会社となりました。以降、コロワイドグループのM&A戦略の一翼を担い、多様な業態を運営。コロナ禍ではステーキなど郊外型レストランの強みも発揮しましたが、居酒屋業態は苦戦。近年は、不採算業態の整理と、収益性の高い焼肉・ステーキ業態へのリソース集中を進めています。配膳ロボットの導入など、DXによる効率化にも積極的です。

リスク要因: 株主優待の負担が大きく、それが財務を圧迫しているとの指摘(優待改悪リスク)が常に付きまといます。親会社コロワイドの経営戦略に業績が左右されやすい点もリスクです。ステーキや焼肉業態は、輸入牛肉の価格高騰の影響を強く受けます。

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【外食支援・DX】

外食産業が直面する「人手不足」や「コスト高」といった構造的な課題を、テクノロジーで解決する企業群。業界の「インフラ」として、外食企業が回復すればするほど恩恵を受けます。

【「うまいもん横丁」で店舗支援】G-FACTORY株式会社 (3474)

事業内容: 飲食店の経営課題(主に出店・退店)を支援する「店舗(物件)サポート」が主力。物件の転貸(サブリース)や内装工事、経営コンサルティングまで手掛ける。自社でも「名代 宇奈とと」などを運営。  ・ 会社HP: https://g-fac.jp/

注目理由: ホリイフードサービス(急騰後時価総額約40億円)と時価総額の規模感が近く(約43億円 ※2025/11/7時点)、小型株としての連想が働きやすい銘柄です。事業内容も、コロナ禍で増加した「居抜き物件」を活用したい飲食店側と、物件を貸したいオーナー側をマッチングさせるビジネスであり、アフターコロナの出店・リニューアル需要の増加が直接的な追い風となります。同社がプロデュースする飲食長屋「うまいもん横丁」なども、ユニークな取り組みとして注目されます。

企業沿革・最近の動向: 2011年設立。飲食店の出退店に関するリスクとコストを軽減するサービスで成長。特に、初期投資を抑えて出店したい個人店主や、新規事業として飲食店に参入したい企業からの需要が強いです。コロナ禍では一時的に出店需要が停滞しましたが、2023年以降は飲食業界の人流回復と共に出店・改装の相談が回復しています。自社ブランド「宇奈とと」の海外展開も進めています。

リスク要因: 景気後退局面では、飲食店の新規出店マインドが冷え込み、同社の主力である店舗サポート事業の需要が減少するリスクがあります。サブリース(転貸)事業は、物件の空室リスクを抱えることになります。

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【BtoB受発注で外食DXを牽引】株式会社インフォマート (2492)

事業内容: 企業間(BtoB)の商取引を電子データ化するプラットフォーム「BtoBプラットフォーム」を展開。特に外食産業においては、食材の「受発注システム」や「請求書」のデジタル化で圧倒的なシェアを持つ。  ・ 会社HP: https://www.infomart.co.jp/

注目理由: 外食産業の人手不足・効率化ニーズの「本命」とも言える銘柄です。飲食店がFAXや電話で行っていた食材の受発注をデジタル化することで、発注ミスや集計作業(棚卸し)の手間を劇的に削減します。原材料費が高騰する中、正確な仕入れ管理と原価計算の重要性は増しており、同社システムの導入は加速する一方です。利用企業が増えれば増えるほどネットワーク効果(利便性)が高まる「プラットフォーマー」としての地位を確立しており、長期的な成長が期待されます。

企業沿革・最近の動向: 1998年設立。一貫して外食産業のBtoB電子商取引プラットフォームを構築。食材の受発注から始まり、現在では請求書、規格書(アレルギー情報など)、商談まで、食に関わるあらゆる業務をデジタル化するサービスを展開しています。2023年以降のインボイス制度導入も、企業の請求書電子化ニーズを強力に後押ししました。

リスク要因: システム開発への継続的な投資が必要であり、競合(大手IT企業など)の参入による競争激化が懸念されます。外食産業の景気に左右される側面もありますが、むしろ不況時の「コスト削減ニーズ」が追い風になる側面もあります。

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【店舗インフラの巨人、DXも】株式会社USEN-NEXT HOLDINGS (9418)

事業内容: 店舗向けBGM放送の「USEN」を祖業とし、現在はPOSレジ(Uレジ)、決済システム、店舗用Wi-Fi、電力・ガスなど、店舗運営に必要なあらゆるインフラ・サービスをワンストップで提供する。映像配信「U-NEXT」も中核事業。  ・ 会社HP: https://unext-hd.co.jp/

注目理由: 外食産業が人手不足に対応し、生産性を向上させるために不可欠な「店舗DX」のソリューションを幅広く提供しています。特に、モバイルオーダーやセルフレジ機能も備えた「Uレジ」は、ホールスタッフの省人化に直結します。BGMや決済、エネルギーといった「サブスクリプション(継続課金)」型のビジネスモデルが収益基盤となっており、非常に安定した経営が強みです。飲食店の新規開業・リニューアル需要は、同社の売上に直結します。

企業沿革・最近の動向: 2009年に(旧)USENから映像配信事業(U-NEXT)が独立し、後に経営統合。2017年に現体制となりました。店舗向けサービスは「ストック型」のビジネスモデルを強固に構築。コロナ禍においても、飲食店のテイクアウト需要に対応したシステムや、非接触決済端末の提供で成長を維持しました。近年は、AIを活用した来客予測や、配膳ロボットの取り扱いなど、DX支援の領域をさらに拡大しています。

リスク要因: 競合他社(リクルート、スマレジなど)との間で、POSレジや決済システムのシェア争いが激化しています。また、映像配信事業(U-NEXT)は巨額のコンテンツ調達費用が必要であり、市場全体の競争も激しいです。

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