速報解説!厚労省「企業の歯周病検査支援」で動き出す!【歯科治療・オーラルケア関連銘柄】マニー(7730)・Ciメディカル(3540)など厳選20銘柄

目次

はじめに:なぜ今、「歯科・オーラルケア」なのか?国策としての「国民皆歯科健診」

投資家の皆様、おはようございます。「翌日の買うべき株_ver2.00」です。

本日のテーマは、今まさに厚生労働省が本腰を入れ始めた**「企業の歯周病検査支援」および、その先にある「国民皆歯科健診(こくみんかいしかけんしん)」**という巨大な国策テーマです。

これまで、日本の健康診断といえば「メタボ健診」などが主流でしたが、ここに来て**「口の中の健康」**が経済財政運営と改革の基本方針(いわゆる「骨太の方針」)に明記されるほど重要視されています。なぜでしょうか?

1. 「口は災いの元」が医学的に証明された

近年の研究で、歯周病が単なる口の病気ではなく、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、認知症といった全身の重篤な疾患と深く関わっていることが明らかになりました。つまり、**「口の中をケアすることで、将来の医療費を劇的に削減できる可能性がある」**という結論に政府が達したのです。

2. 「治療」から「予防」へのパラダイムシフト

これまでの歯科業界は「痛くなってから削る(治療)」が収益の柱でしたが、これからは「悪くなる前に管理する(予防)」へとビジネスモデルが大きく転換します。 厚労省は、企業が従業員に対して行う歯科健診への補助を強化する方針を打ち出しました。これにより、企業の福利厚生として「歯科検診」が義務化・標準化される流れが加速します。

3. 市場規模の拡大と恩恵を受けるセクター

この国策によって恩恵を受けるのは、単に歯ブラシを売っている会社だけではありません。

  • 精密歯科機器: 世界的に評価の高い日本のドリルや針

  • 歯科材料: 詰め物や接着剤などの化学素材

  • 流通・プラットフォーム: 歯科医院への販売網を持つ商社

  • DX・IT: 予約管理、レセプト、遠隔診療支援

  • 再生医療: 歯周組織を再生させるバイオ医薬

今回は、誰もが知る大型株だけでなく、ニッチな分野で世界シェアを持つ「グローバル・ニッチトップ」企業や、歯科業界の流通変革を担う新興企業まで、深くリサーチを行い20銘柄を厳選しました。


【免責事項】 本記事は、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資はあくまで自己責任において行ってください。株価の変動、企業の業績変化、市場環境の急変などにより、損失が生じる可能性があります。掲載されている情報は記事作成時点(2025年11月)のものであり、その正確性や完全性を保証するものではありません。投資判断を行う際は、必ずご自身で最新の情報を確認し、リスクを十分に理解した上で行ってください。

注目銘柄20選


【歯科通販の圧倒的ガリバー】株式会社Ciメディカル (3540)

◎ 事業内容: 全国の歯科医院の約9割以上を顧客に持つ、歯科向け通信販売の最大手。歯科材料、備品、システム販売から、医院の開業支援、CAD/CAM歯科技工までをワンストップで提供。近年上場したばかりの注目株。

 ・ 会社HP:https://www.ci-medical.co.jp/

◎ 注目理由:  歯科業界の「Amazon」とも呼べる存在です。圧倒的な顧客基盤(全国の歯科医院の90%以上)を持ち、カタログ通販とECで消耗品を供給しています。国策により歯科健診が増加すれば、手袋、マスク、エプロン、基本セットなどの消耗品需要がダイレクトに増加します。また、スケールメリットを活かした価格競争力は他社の追随を許さず、自動倉庫への投資による物流効率化も進んでいます。

◎ 企業沿革・最近の動向:  2000年の創業以来、歯科通販市場を開拓。2023年に東証スタンダードへ上場しました。最近では歯科だけでなく、動物病院や介護施設向けの事業も拡大中。また、無人化・省人化を進めるための大規模な物流センター投資を継続しており、人手不足が叫ばれる物流2024年問題への対応力も強みです。

◎ リスク要因: 円安による輸入コストの増加や、原材料高騰が利益率を圧迫する可能性があります。また、競合他社(フィードなど)との価格競争激化もリスク要因です。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/3540

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/3540.T


【手術用針で世界一の品質】マニー株式会社 (7730)

◎ 事業内容: 手術用縫合針、眼科用ナイフ、そして歯科用治療器(リーマ、ファイル、バーなど)を製造・販売。特に歯科用の「根管治療機器」において世界的なブランド力を持つ。

 ・ 会社HP:https://www.mani.co.jp/

◎ 注目理由:  「世界で一番の品質」を社是とし、特に神経を抜く治療などで使われる「ファイル・リーマ」や、歯を削る「ダイヤモンドバー」で高い世界シェアを誇ります。これらは使い捨て(ディスポーザブル)が進んでおり、検査・治療件数の増加がそのまま収益増に直結します。営業利益率が極めて高く、財務体質も盤石な「高収益体質」の代表格です。

◎ 企業沿革・最近の動向:  ベトナム、ラオス、ミャンマーなどに生産拠点を持ち、低コスト生産と高品質を両立。最近は欧米だけでなく、アジア新興国での歯科治療需要の取り込みに成功しており、海外売上比率が非常に高いのが特徴です。円安メリット銘柄でもあります。

◎ リスク要因: 新興国におけるカントリーリスクや、為替変動(急激な円高)による業績への影響。また、安価な中国製競合品の台頭がリスクです。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/7730

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/7730.T


【歯科用ドリルの世界的リーダー】株式会社ナカニシ (7716)

◎ 事業内容: 歯科用ハンドピース(ドリル)の世界トップメーカー。超高速回転技術に強みを持ち、世界135カ国以上で製品を販売。グローバル市場でのシェアはトップクラス。

 ・ 会社HP:https://www.nakanishi-inc.jp/

◎ 注目理由:  「NSK」ブランドのハンドピースは、世界中の歯科医から信頼されています。企業の歯科健診が進めば、初期虫歯の発見→治療の流れができ、治療器具の稼働率が上がります。また、同社は「治療」だけでなく「予防歯科」向けの機器(歯面清掃機など)にも注力しており、国策の「予防重視」のトレンドに完全に合致します。

◎ 企業沿革・最近の動向:  北米市場でのシェア拡大が続いており、買収戦略も積極的です。最近では、米国の同業他社を買収し、製品ラインナップと販路を強化しました。新工場「A1+」の稼働により生産能力も増強されており、世界的な需要増に対応する体制が整っています。

◎ リスク要因: 海外売上比率が80%近くあるため、世界経済の減速や為替の円高進行がネガティブに働きます。欧州の環境規制強化への対応コストも懸念材料です。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/7716

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/7716.T


【人工歯・研削材の老舗】株式会社松風 (7979)

◎ 事業内容: 京都に本社を置く、歯科材料・機器の総合メーカー。特に「人工歯」と、歯を削ったり磨いたりする「研削材」で高いシェアを持つ。海外展開も積極的。

 ・ 会社HP:https://www.shofu.co.jp/

◎ 注目理由:  高齢化社会において、入れ歯やインプラント、差し歯の需要は減ることがありません。松風は人工歯の分野で圧倒的な実績を持ちます。また、新しい審美歯科材料(CAD/CAM用ディスクなど)の売上が伸びており、保険適用範囲の拡大も追い風です。「デジタルデンティストリー(歯科治療のデジタル化)」に対応した製品群が成長ドライバーです。

◎ 企業沿革・最近の動向:  創立100年を超える老舗。最近は北米・欧州・中国での売上が好調。特にデジタルカメラ技術を応用した歯科用カメラや、新しい化学素材を用いた修復材料が評価されています。為替感応度も高く、海外収益の拡大が続いています。

◎ リスク要因: 原材料価格の高騰、特に貴金属や樹脂の価格変動が原価率に影響します。また、海外での薬事承認の遅れなどが事業計画のズレにつながる可能性があります。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/7979

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/7979.T


【歯科DXのパイオニア】株式会社メディカルネット (3645)

◎ 事業内容: 歯科医院向けのポータルサイト運営、Webマーケティング支援、経営支援を行う。自由診療(インプラント、矯正)の集患支援に強み。

 ・ 会社HP:https://www.medical-net.com/

◎ 注目理由:  企業健診で異常が見つかった会社員は、次に「どこの歯医者に行くか」を検索します。同社が運営するポータルサイトは、こうした患者と歯科医院をマッチングする重要なインフラです。また、歯科医院のDX(デジタルトランスフォーメーション)支援も行っており、予約管理の効率化など、人手不足に悩む医院へのソリューション需要が高まっています。

◎ 企業沿革・最近の動向:  歯科分野に特化したメディア運営からスタートし、現在はBtoB(医院向け)サービスを拡充。最近では、海外(タイなど)での歯科クリニック運営や、医療機器の流通事業にも進出しており、事業ポートフォリオを多様化させています。

◎ リスク要因: Googleの検索アルゴリズム変更によるサイト流入減のリスクや、広告宣伝費の高騰。また、競合他社(EPARKなど)との競争激化が懸念されます。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/3645

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/3645.T


【歯周組織再生剤で攻める】科研製薬株式会社 (4521)

◎ 事業内容: 整形外科、皮膚科、外科領域に強い中堅製薬メーカー。特筆すべきは、世界初の歯周組織再生剤「リグロス」を開発・販売している点。

 ・ 会社HP:https://www.kaken.co.jp/

◎ 注目理由:  今回のテーマ「歯周病」において、最も直接的な治療薬を持っているのが同社です。「リグロス」は、歯周病で破壊された歯槽骨などの組織を再生させる画期的な薬剤であり、保険適用もされています。企業の歯周病検査で潜在的な患者が掘り起こされれば、重症化予防・治療の切り札として「リグロス」の需要拡大が期待されます。

◎ 企業沿革・最近の動向:  「クレナフィン(爪白癬治療薬)」が主力ですが、次の柱として「リグロス」の海外展開を推進中。中国などのアジア市場や欧米での承認取得・販売を目指しており、グローバルな大型製品へ育つポテンシャルがあります。

◎ リスク要因: 主力の爪白癬薬の特許切れやジェネリック参入による売上減。新薬開発の遅延や、リグロスの海外展開が計画通り進まない場合のリスク。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/4521

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/4521.T


【オーラルケアの王道】ライオン株式会社 (4912)

◎ 事業内容: ハミガキ、ハブラシなどのオーラルケア製品で国内トップシェア。日用品、一般用医薬品、工業用薬品などを展開。

 ・ 会社HP:https://www.lion.co.jp/

◎ 注目理由:  誰もが知る企業ですが、今回の「予防歯科」国策のど真ん中にいます。企業健診で指導を受けた従業員が最初に行うアクションは「高機能な歯磨き粉や歯ブラシへの買い替え」です。ライオンは予防歯科啓発活動を長年続けており、高付加価値商品(単価の高いハミガキなど)へのシフトを進めています。安定感と配当狙いでも注目です。

◎ 企業沿革・最近の動向:  国内市場は人口減で成熟していますが、高機能製品による単価アップで収益を維持。海外(特に中国・東南アジア)でのオーラルケア事業拡大に注力しています。新本社への移転やDX推進による業務効率化も進行中。

◎ リスク要因: 原材料高・物流費高騰の影響を受けやすい点。また、ドラッグストアなどの販売チャネルにおける価格競争圧力が利益率を抑制する可能性があります。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/4912

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/4912.T


【洗口液市場を牽引】アース製薬株式会社 (4985)

◎ 事業内容: 殺虫剤(アースジェット等)で有名だが、実はオーラルケア分野でも「モンダミン」ブランドで巨大なシェアを持つ。入浴剤(バスロマン)なども展開。

 ・ 会社HP:https://www.earth.jp/

◎ 注目理由:  歯周病予防において「洗口液(マウスウォッシュ)」の重要性が高まっています。歯磨きだけでは落とせない菌をケアする意識が広まっており、同社の「モンダミン」は、さまざまな年齢層・症状に合わせた豊富なラインナップを持っています。企業オフィスに洗口液を設置する動きなども追い風になります。

◎ 企業沿革・最近の動向:  殺虫剤事業は天候に左右されやすいですが、日用品事業が安定収益を支えています。海外展開、特に東南アジアでの殺虫剤・日用品販売が成長ドライバー。M&Aにより事業領域を拡大し続けています。

◎ リスク要因: 天候不順(冷夏など)による殺虫剤売上の減少。原材料価格の高騰。オーラルケア市場での競合(ジョンソン・エンド・ジョンソンなど)との激しいシェア争い。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/4985

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/4985.T


【歯科材料の化学大手】株式会社クラレ (3405)

◎ 事業内容: 機能性樹脂、繊維などを扱う化学メーカー。「クラレノリタケデンタル」を傘下に持ち、歯科用接着材やレジン(詰め物)で世界トップクラスの技術を持つ。

 ・ 会社HP:https://www.kuraray.co.jp/

◎ 注目理由:  虫歯治療に使われる「接着材(ボンディング材)」や、白く美しい詰め物「コンポジットレジン」において、圧倒的な技術力とブランド力(クリアフィルなど)を持っています。金属を使わない「メタルフリー治療」が世界的なトレンドであり、同社のセラミック・レジン関連材料の需要は今後も拡大が確実視されています。

◎ 企業沿革・最近の動向:  液晶向けフィルムなどが主力ですが、歯科材料を含むメディカル分野は高収益で安定成長しています。海外売上比率が高く、欧米の審美歯科需要を取り込んでいます。環境配慮型製品へのシフトも加速中。

◎ リスク要因: 世界経済減速による一般産業向け素材の需要減退。原油・ナフサ価格の変動によるコスト増。訴訟リスク(過去の米国での事例など)への警戒。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/3405

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/3405.T


【隠れた歯科材料の巨人】三井化学株式会社 (4183)

◎ 事業内容: 自動車部品、包装材料、ヘルスケア材料などを手がける総合化学メーカー。ドイツの「クルツァー社」を買収し、歯科材料事業で世界的なプレイヤーとなっている。

 ・ 会社HP:https://jp.mitsuichemicals.com/

◎ 注目理由:  グループ会社にサンメディカルやクルツァーを持ち、歯科材料分野で世界トップグループの一角を占めます。特に入れ歯の材料や、デジタルデンティストリー用の3Dプリンタインクなどで高い技術力を有します。総合化学メーカーの中でもヘルスケア(視力・歯科)を成長の柱と明確に位置づけています。

◎ 企業沿革・最近の動向:  ベーシックな石油化学品から、高付加価値な機能性材料(メガネレンズ材料、歯科材料)へのポートフォリオ転換を進めています。ICT関連やモビリティ関連と並び、ライフ&ヘルスケア事業が利益成長を牽引しています。

◎ リスク要因: 石油化学市況の悪化による全体業績への影響。グローバルな化学品規制の強化。大型M&Aに伴うのれん減損リスク。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/4183

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/4183.T


【審美歯科材料に強み】株式会社トクヤマ (4043)

◎ 事業内容: 半導体用シリコン、化学品、セメントなどを製造。歯科材料分野では、歯科用充填材(コンポジットレジン)や矯正材料などで独自技術を持つ。

 ・ 会社HP:https://www.tokuyama.co.jp/

◎ 注目理由:  同社の歯科材料「エステライト」シリーズは、カメレオン効果(周囲の歯の色に馴染む)を持つ充填材として世界的に高く評価されています。審美性が求められる現代の歯科治療において、同社の技術は欠かせません。半導体材料に注目が集まりがちですが、ヘルスケア部門は隠れた高収益部門です。

◎ 企業沿革・最近の動向:  半導体シリコンの増産投資を進める一方で、ヘルスケアなどのスペシャリティ事業を強化中。歯科部門は海外展開を加速しており、製品ラインナップの拡充を進めています。

◎ リスク要因: 原燃料(石炭など)価格の高騰が自家発電コストを押し上げるリスク。半導体市況の変動による業績ボラティリティの高さ。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/4043

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/4043.T


【医療人材不足を解決】株式会社メドレー (4480)

◎ 事業内容: 医療ヘルスケア領域の人材採用システム「ジョブメドレー」と、オンライン診療システム「CLINICS」を展開。

 ・ 会社HP:https://www.medley.jp/

◎ 注目理由:  歯科業界の最大のボトルネックは「歯科衛生士不足」です。国民皆歯科健診が進めば、現場の人手不足はさらに深刻化します。成果報酬型で使いやすい同社の求人サイトは、多くの歯科医院で利用されています。また、オンライン診療や予約システムの導入支援も行っており、医療DXの代表銘柄として注目です。

◎ 企業沿革・最近の動向:  売上高は右肩上がりで成長中。M&Aにより、医療事務システムや電子カルテなどの周辺領域を取り込み、医療プラットフォームとしての地位を固めています。米国での事業展開も模索中。

◎ リスク要因: 競合他社(SMS、リクルートなど)とのシェア争い激化による広告宣伝費の増加。医療制度改革による診療報酬改定の影響。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/4480

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/4480.T


【口腔内フローラに着目】森永乳業株式会社 (2264)

◎ 事業内容: 乳製品メーカー大手。ヨーグルト、牛乳、アイスクリームなど。機能性素材の研究開発に強みを持つ。

 ・ 会社HP:https://www.morinagamilk.co.jp/

◎ 注目理由:  同社は「ラクトフェリン」や「シールド乳酸菌」など独自の機能性素材を持っていますが、特に注目は「オーラバリア」などの口腔ケア向け乳酸菌です。舐めるだけで口の中の菌バランスを整えるタブレットなど、食品メーカーのアプローチで「食べるオーラルケア」市場を開拓しています。予防意識の高まりで機能性食品の需要増が見込めます。

◎ 企業沿革・最近の動向:  海外市場(特にベトナムや北米)での売上拡大と、高付加価値商品への集中により利益率が改善傾向。BtoB(原料販売)ビジネスも成長しており、ヘルスケア企業としての側面を強めています。

◎ リスク要因: 原材料(生乳、カカオ、コーヒー豆など)の価格高騰。国内人口減による乳製品市場の縮小。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/2264

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/2264.T


【検査受託の大手】H.U.グループホールディングス (4544)

◎ 事業内容: 臨床検査受託の大手(旧みらかホールディングス)。富士レビオなどを傘下に持ち、検査薬や検査サービスを医療機関に提供。

 ・ 会社HP:https://www.hugp.com/

◎ 注目理由:  歯科健診が企業で一般的になれば、唾液によるリスク検査や、歯周病菌のPCR検査などのニーズが高まる可能性があります。同社は臨床検査のノウハウとネットワークを持っており、新たな検査項目の受託拡大が期待できます。ヘルスケア×検査のど真ん中企業です。

◎ 企業沿革・最近の動向:  コロナ禍でのPCR検査特需が剥落した後、構造改革を進めています。新研究所「H.U. Bioness Complex」への集約効果や、アルツハイマー病検査薬などの新規事業に注力しています。

◎ リスク要因: 診療報酬改定による検査料の引き下げ圧力。コロナ特需反動による一時的な業績の見た目の悪化(織り込み済みではあるが)。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/4544

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/4544.T


【デジタルX線の技術】富士フイルムホールディングス (4901)

◎ 事業内容: 写真フィルムから転換し、現在はヘルスケア(医療機器、バイオCDMO)、マテリアル、イメージングなどを展開する複合企業。

 ・ 会社HP:https://www.fujifilm.com/jp/ja

◎ 注目理由:  歯科医療においても、X線撮影のデジタル化や、AIによる画像診断支援が進んでいます。富士フイルムは医療用画像ネットワークシステム(PACS)で圧倒的なシェアを持ち、歯科領域の画像診断システムも提供しています。歯科医院のIT化・高機能化において、同社の画像処理技術は不可欠な存在です。

◎ 企業沿革・最近の動向:  ヘルスケア部門が最大の収益柱に成長。特にバイオ医薬品の開発製造受託(CDMO)で巨額投資を行い、世界的な拠点網を構築中。半導体材料も好調です。

◎ リスク要因: バイオCDMO事業への先行投資負担が重い時期があること。為替変動リスク。中国市場の景気減速の影響。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/4901

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/4901.T


【健診データの活用】JMDC (4483)

◎ 事業内容: 医療ビッグデータ事業を展開。健康保険組合などからレセプトデータや健診データを匿名化して収集・分析し、製薬会社や保険者に提供。

 ・ 会社HP:https://www.jmdc.co.jp/

◎ 注目理由:  「国民皆歯科健診」が実現すると、膨大な「歯科健診データ」が生まれます。JMDCはこれらと医科(体の病気)のデータを突合し、「歯周病と糖尿病の相関」などを分析、保険組合に対して「歯科受診勧奨」などのソリューションを提供するキープレイヤーになります。オムロンの子会社となり、デバイスとの連携も期待されます。

◎ 企業沿革・最近の動向:  保有データ量は国内最大級。製薬会社向けのデータ販売が堅調なほか、個人の健康管理アプリ「Pep Up」のユーザー数も増加中。オムロンとのシナジー効果を具体化するフェーズに入っています。

◎ リスク要因: 個人情報保護規制の強化によるデータ利用の制限。データ取得コストの増加。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/4483

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/4483.T


【医療・介護のキャリア支援】エス・エム・エス (2175)

◎ 事業内容: ケアマネジャー、看護師、栄養士などの医療・介護従事者向けの人材紹介「カイゴジョブ」「ナース人材バンク」などを運営。

 ・ 会社HP:https://www.bm-sms.co.jp/

◎ 注目理由:  歯科衛生士の人材紹介にも強みを持ちます。また、高齢化社会において「訪問歯科」のニーズが急増していますが、同社は介護領域に圧倒的な強みを持つため、介護施設と歯科医療の連携(訪問歯科のコーディネートなど)においてもビジネスチャンスを持っています。19期連続増収増益(※過去実績)を誇る優良企業。

◎ 企業沿革・最近の動向:  キャリア分野(人材紹介)が堅調に推移しつつ、カイポケ(介護事業者向け経営支援ソフト)などのストックビジネスが成長。海外(アジア・オセアニア)でのMIMS事業も拡大しています。

◎ リスク要因: 人件費の高騰による採用コスト増。人材紹介市場の競争激化。海外事業のPMI(統合プロセス)のリスク。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/2175

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/2175.T


【メディカル事業を拡大】キヤノン (7751)

◎ 事業内容: カメラ、プリンタ事務機の大手。東芝メディカルシステムズを買収し、「キヤノンメディカルシステムズ」として医療機器事業を第3の柱に育成中。

 ・ 会社HP:https://global.canon/ja/

◎ 注目理由:  歯科用CTやパノラマX線撮影装置などのラインナップを強化しています。キヤノンメディカルは国内の画像診断機器でトップシェアを持っており、総合病院の歯科口腔外科などへの導入実績が豊富です。精密な画像診断が必要なインプラント治療などの普及に伴い、同社のハイエンド機器の需要が見込まれます。

◎ 企業沿革・最近の動向:  オフィス複合機の需要減退を、医療機器や監視カメラ、半導体露光装置(ナノインプリント)などの新規事業でカバーする構造転換が進んでいます。高配当銘柄としても人気。

◎ リスク要因: 為替の急激な円高進行。世界的な景気減速による企業の設備投資意欲の減退。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/7751

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/7751.T


【医薬品卸と顧客支援】アルフレッサ ホールディングス (2784)

◎ 事業内容: 医薬品卸の大手4社の一角。医薬品、医療機器、診断薬などを病院や調剤薬局へ配送する。

 ・ 会社HP:https://www.alfresa.com/

◎ 注目理由:  歯科ルートへの医薬品・機器供給も手がけています。また、グループ全体で地域包括ケアシステムへの対応を強化しており、医科・歯科連携の要となる物流・情報インフラを担っています。再生医療製品の輸送など、高度な物流機能も有しており、新薬(リグロス等)の流通でも重要な役割を果たします。

◎ 企業沿革・最近の動向:  配送の効率化や、デジタルツールを用いた顧客支援システムの提供に注力。スペシャリティ医薬品の流通体制構築を急いでいます。

◎ リスク要因: 毎年の薬価改定による在庫評価損やマージン縮小。物流コスト(ガソリン代、人件費)の上昇。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/2784

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/2784.T


【薬局・クリニック向けシステム】EMシステムズ (4820)

◎ 事業内容: 調剤薬局向けのレセプトコンピュータ、電子薬歴システムで高いシェアを持つ。クリニック向け電子カルテ、介護システムも展開。

 ・ 会社HP:https://emsystems.co.jp/

◎ 注目理由:  政府は「医療DX」を強力に推進しており、マイナンバーカード保険証への対応や電子処方箋の普及が進んでいます。これは歯科クリニックも例外ではありません。同社は薬局・医科・介護の連携システムに強みがあり、歯科領域も含めた地域医療連携システムにおいて存在感を発揮する可能性があります。ストック型ビジネスで財務内容も良好です。

◎ 企業沿革・最近の動向:  電子処方箋やオンライン資格確認の導入特需を取り込みつつ、クラウド型システムへの移行を推進。MAPsシリーズという共通プラットフォームを展開中。

◎ リスク要因: システムのクラウド移行に伴う一時的なコスト増。医療機関のIT投資抑制。競合他社との価格競争。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/4820

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/4820.T

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