2025年、市場の不確実性を「確実な収益力」で突破する
2025年も残すところあとわずかとなりました。日銀の金融政策正常化に伴う金利ある世界への移行、そして海外情勢の不透明感から、東京株式市場は「期待だけで買われる相場」から「実力(業績)がシビアに問われる相場」へと完全にシフトしています。
これまでのようなハイパーグロース株(赤字でも売上が伸びていれば買われる株)への資金流入は細り、代わりに注目されているのが**「好業績」かつ「割安(低PER)」**な銘柄です。これらは、すでに強固なビジネスモデルを確立しており、着実に利益を積み上げているにもかかわらず、市場の評価が追いついていない「歪み」の中に存在します。
今回は、単にPERが低いだけの「バリュートラップ(万年割安株)」を避け、来期以降も確実な成長ストーリーが描ける「真の割安成長株」を20銘柄厳選しました。スクリーニング基準は以下の通りです。
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PER(株価収益率)が市場平均または業界平均に対して割安であること
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営業増益率が堅調、もしくは来期に飛躍的な回復・成長が見込まれること
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ニッチトップ、または構造的な需要増(DX、人手不足、インフラ更新)の恩恵を受ける銘柄
誰もが知る大型株は除外し、中小型株を中心に「今仕込んでおくべき」銘柄を深掘りしています。投資の羅針盤としてご活用ください。
※免責事項 本記事は情報の提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。記載内容は作成時点(2025年12月6日)のデータおよび予測に基づいていますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。投資に関する最終決定は、必ずご自身の判断と責任において行ってください。株価は変動し、元本を割り込むリスクがあります。
【不動産テックの先駆者】ロードスターキャピタル (3482)
◎ 事業内容: 不動産特化型クラウドファンディング「OwnersBook」の運営および、都内オフィスビルへの自己投資・運用を行う。FinTechと不動産実業の両輪経営。
・ 会社HP:https://loadstarcapital.com/
◎ 注目理由: 驚異的な利益率と成長性を維持しながら、PERは常に一桁台(5〜7倍程度)で放置されがちな「ミスター割安成長株」。クラウドファンディングによる安定した手数料収入に加え、自己保有物件の売却益が業績を押し上げている。金利上昇局面でも、都心オフィスの需要は底堅く、独自のソーシング力で高利回り物件を確保できる強みがある。
◎ 企業沿革・最近の動向: 2012年創業。クラウドファンディング市場の拡大と共に急成長。直近では大型物件の売却が順調に進み、過去最高益を更新するペースで推移。プライム市場への区分変更も視野に入れたコーポレートアクションにも期待がかかる。株主還元(増配)への意識も高まっている。
◎ リスク要因:金利の急激な上昇による調達コスト増、および都心不動産市況の冷え込みによる売却益の減少リスク。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/3482
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/3482.T
【産業用プリンタのグローバルニッチ】ミマキエンジニアリング (6638)
◎ 事業内容: 産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタの開発・製造・販売。広告看板、テキスタイル(衣料)、工業製品向けに強みを持つ。
・ 会社HP:https://mimaki.com/
◎ 注目理由: 世界的な「多品種少量生産」「オンデマンド印刷」へのシフトが追い風。特に、水を使わないデジタル捺染(テキスタイル印刷)は環境規制が厳しくなる欧州・アジアで需要が急増している。為替感応度は高いが、海外売上比率が高く、円安メリットを享受しやすい体質。PER10倍前後と評価余地が大きい。
◎ 企業沿革・最近の動向: 長野県発のグローバル企業。コロナ禍からの回復以降、欧米でのサイングラフィックス市場が好調。最近では3Dプリンタ事業や、FA(自動化)装置との連携による自動化ラインの提案に注力しており、単なる機器売りからソリューション提案へ脱皮しつつある。
◎ リスク要因:世界経済減速による設備投資意欲の減退、為替の急激な円高進行による収益圧迫。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/6638
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【半導体商社の雄】マクニカホールディングス (3132)
◎ 事業内容: 半導体、ネットワーク関連機器、ソフトウェアの輸出入・販売。NVIDIA等の最先端商材を扱い、技術サポート力に定評がある技術商社。
・ 会社HP:https://www.macnica.co.jp/
◎ 注目理由: AI・データセンター向け半導体の需要爆発のど真ん中にいる銘柄。単なる「右から左」の商社ではなく、技術実装支援を行うことで高マージンを確保している。業績は右肩上がりだが、商社セクター特有のディスカウントによりPERは依然として割安水準。AI社会のインフラを支える黒衣として再評価が進む。
◎ 企業沿革・最近の動向: 富士エレクトロニクスとの経営統合を経て規模を拡大。最近では、サイバーセキュリティ分野や、自動運転・製造業DX向けのAIソリューション提供にも注力。2025年はAI実装フェーズへの移行に伴い、エッジAI分野での受注増が見込まれる。
◎ リスク要因:半導体シリコンサイクルの悪化、主要仕入先(海外メーカー)の代理店政策変更リスク。
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【オペレーティング・リースの巨人】ジャパンインベストメントアドバイザー (7172)
◎ 事業内容: 航空機やコンテナなどのオペレーティング・リース事業、再生可能エネルギー投資、M&Aアドバイザリーなどを展開する金融ソリューション企業。
・ 会社HP:https://www.jia-ltd.com/
◎ 注目理由: コロナ禍で打撃を受けた航空機リース需要が完全復活。節税ニーズを持つ中小企業オーナー層からの出資意欲は旺盛で、組成・販売ともに好回転している。株価は一時低迷していたが、業績のV字回復に伴い見直し買いが入っている。高収益体質への回帰が鮮明でありながら、まだ評価不足の感がある。
◎ 企業沿革・最近の動向: 証券会社出身者が設立。航空機リースを主軸に急成長したが、パンデミックを機に事業ポートフォリオを再構築。現在はプライベート・エクイティ投資や、円安メリットを活かしたインバウンド関連の投資案件も手掛ける。
◎ リスク要因:金利上昇による調達コスト増、地政学リスクによる航空需要の減退、税制改正リスク。
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【物流不動産×高回転】霞ヶ関キャピタル (3498)
◎ 事業内容: 物流施設、アパートメントホテル、再エネ電源などの開発・流動化を行う不動産コンサルティング会社。自社保有せずファンドへ売却するモデルが中心。
・ 会社HP:https://kasumigaseki.co.jp/
◎ 注目理由: 「冷凍冷蔵倉庫」というニッチかつ需要が逼迫している分野に早期から注力。EC拡大と2024年問題(物流効率化)を背景に、開発案件の引き合いが絶えない。成長スピードが非常に速く、ボラティリティは高いものの、PEGレシオ(成長率を加味したPER)で見れば割安と判断できる局面が多い。
◎ 企業沿革・最近の動向: 震災復興関連からスタートし、現在は「物流」と「観光」の二本柱。特に冷凍自動倉庫の開発で業界をリード。海外投資家の資金を呼び込むファンド組成能力が高く、2025年も大型案件の売却益計上が期待される。
◎ リスク要因:金利上昇によるキャップレート(期待利回り)の変化、急激な事業拡大に伴う人材不足や管理リスク。
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【国土強靭化の要】宮地エンジニアリンググループ (3431)
◎ 事業内容: 橋梁、鉄骨の設計・製作・架設を行う大手ファブリケーター。長大橋の建設や、高速道路の床版取替工事などの保全・更新事業に強み。
・ 会社HP:https://www.miyaji-eng.co.jp/
◎ 注目理由: 高度経済成長期に作られたインフラの老朽化対策は「国策」であり、今後数十年にわたって仕事が無くならないセクター。その中でも技術力と財務体質の良さで選好される。PBR1倍割れ是正に向けた株主還元強化(増配・自社株買い)にも積極的で、下値不安が少ない。
◎ 企業沿革・最近の動向: 明治期からの歴史を持つ名門。近年は新設工事だけでなく、難易度の高いリニューアル工事(首都高など)の受注が増加。手持ち工事高は潤沢で、資材高騰分も価格転嫁が進んでおり、利益率が改善傾向にある。
◎ リスク要因:鋼材価格の乱高下、公共事業予算の縮小、現場の人手不足による工期遅延。
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【推し活・エコ雑貨】トランザクション (7818)
◎ 事業内容: デザイン雑貨、エコプロダクツ(エコバッグ等)、ウェルネス製品の企画・製造・販売。企業やイベント向けの販促品(ノベルティ)に強い。
・ 会社HP:https://www.trans-action.co.jp/
◎ 注目理由: 「推し活」ブームを捉えたアニメ・IP関連グッズのOEM製造が絶好調。加えて、環境意識の高まりによるエコ製品の法人は需要も底堅い。ファブレス経営で身軽でありながら、自社倉庫による短納期対応という強みを持つ。連続最高益更新中でもPERは15倍以下に留まることが多く、評価不足。
◎ 企業沿革・最近の動向: 雑貨の企画販売からスタート。近年は「VAPE(電子タバコ)」関連も手掛ける。ライブ・イベント市場の完全復活に伴い、物販グッズの受注が急拡大。円安下でも価格転嫁と高付加価値化で利益率を維持している点は見事。
◎ リスク要因:消費者の嗜好変化の速さ、原材料高騰、円安による輸入コスト増(価格転嫁遅れの場合)。
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【建設・医療の人材不足解消】トライト (9164)
◎ 事業内容: 建設業界、および医療・福祉業界に特化した人材紹介・派遣サービス。2023年グロース市場上場。
・ 会社HP:https://tryt-group.co.jp/
◎ 注目理由: 日本が直面する最も深刻な課題「人手不足」が慢性化している2大セクター(建設・医療)に特化しているため、需要が景気に左右されにくい。積極的な広告宣伝投資によりトップライン(売上)の伸びが著しい。先行投資フェーズだが、利益回収期に入れば利益率が跳ね上がる構造。
◎ 企業沿革・最近の動向: 未上場時代から急成長を遂げ、満を持して上場。競合が多い人材業界の中で、専門性とデータベースの質で差別化。DXによるマッチング効率化を進めており、営業利益率の改善が今後の株価上昇の鍵を握る。
◎ リスク要因:広告宣伝費の高騰による利益圧迫、人材紹介に関する法規制の強化、競合激化。
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【足場レンタルのガリバー】タカミヤ (2445)
◎ 事業内容: 建設用仮設機材(足場など)の開発・製造・販売・レンタル。次世代足場「Iqシステム」が主力。
・ 会社HP:https://www.takamiya.co/
◎ 注目理由: 建設現場の安全性向上と人手不足対応(組立解体の迅速化)により、次世代足場への切り替え需要が続いている。大阪・関西万博関連やリニア、半導体工場建設など、大型プロジェクトには必ず「足場」が必要であり、黒子として恩恵を受ける。PERは伝統的に低く、割安感が強い。
◎ 企業沿革・最近の動向: 「仮設のタカミヤ」として業界内で圧倒的地位。海外(アセアン)展開も積極的。最近では農業用ハウスなどの新規事業も育成中。レンタル資産の稼働率が高止まりしており、キャッシュフロー創出能力が高い。
◎ リスク要因:建設需要の減退、鉄鋼価格上昇による機材調達コスト増、金利上昇によるレンタル資産の調達コスト増。
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【切削工具の目利き】Cominix (3173)
◎ 事業内容: 切削工具、耐摩耗工具などに特化した専門商社。海外メーカーの工具を日本へ、日本メーカーの工具を海外へ販売。
・ 会社HP:https://www.cominix.jp/
◎ 注目理由: モノづくりの現場で消耗品となる「切削工具」は、景気敏感ながらもリピート性が高い。同社は技術提案力を持ち、自動車・建機・航空機産業にくい込んでいる。PERが恒常的に低く(10倍割れ常連)、高配当傾向もあるため、バリュー投資家好みの銘柄。海外展開も厚い。
◎ 企業沿革・最近の動向: 大阪発祥。中国・東南アジアに加え、インドやメキシコなど生産拠点の分散化(フレンド・ショアリング)に合わせて拠点網を拡充。EV化でエンジン部品が減る懸念があるが、モーターやバッテリーケース加工など新たな需要を取り込んでいる。
◎ リスク要因:自動車生産台数の減少、中国経済の減速影響、為替リスク。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/3173
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【表面処理の技術集団】トカロ (3433)
◎ 事業内容: 溶射加工(金属やセラミックスを吹き付けて皮膜を作る技術)の最大手。半導体製造装置部品や産業機械向けが主力。
・ 会社HP:https://www.tocalo.co.jp/
◎ 注目理由: 半導体の微細化が進むにつれ、製造装置内部の耐久性やパーティクル(ゴミ)対策として、高度な表面処理技術が不可欠になっている。営業利益率が20%前後と非常に高く、技術的な参入障壁が高い「ワイドモート」企業。半導体市況の回復と共に再評価されるべき銘柄。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1951年創業。国内各所に工場を持ち、顧客の近くで短納期対応を行う。半導体分野だけでなく、ガスタービンや再エネ分野向けも堅調。自己資本比率が高く財務は盤石。
◎ リスク要因:半導体メーカーの設備投資延期、原材料価格の高騰。
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【事業承継の駆け込み寺】M&Aキャピタルパートナーズ (6080)
◎ 事業内容: 中堅・中小企業を対象としたM&A仲介サービス。着手金無料、成約時報酬のみという完全成功報酬型ビジネスモデルが特徴。
・ 会社HP:https://www.ma-cp.com/
◎ 注目理由: 「大廃業時代」を迎える日本において、事業承継M&Aは構造的な成長産業。同社は一人当たりの生産性が業界トップクラス。大型案件の成約有無で四半期業績がブレやすいため、株価が一時的に急落することがあるが、そこが狙い目。PERは成長性を考慮すると割安圏に放置されやすい。
◎ 企業沿革・最近の動向: 調剤薬局や建設業界のM&Aに強み。成約件数は増加傾向。最近はM&A後のPMI(統合プロセス)支援など、周辺領域へのサービス拡大よりも、純粋な仲介プレイヤーとしての強さを磨いている。
◎ リスク要因:成約の遅れによる業績変動、優秀なコンサルタントの流出、M&A仲介業界への規制強化。
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【エレキ商社の新星】レスター (3156)
◎ 事業内容: UKCホールディングスとバイテックHDが統合して誕生したエレクトロニクス商社。半導体、電子部品、再エネ、植物工場など多角展開。
・ 会社HP:https://www.restargp.com/
◎ 注目理由: 合併による規模のメリットとコストシナジーが顕在化してきている。ソニー製イメージセンサーの取り扱いなど商権が強力。配当利回りが比較的高く、PERも10倍前後で推移することが多い。PBR1倍割れ是正の圧力もあり、株主還元強化が期待できる。
◎ 企業沿革・最近の動向: 業界再編の台風の目として成長。システムLSIやIoT機器の受託開発(ODM)機能も強化しており、単なる商社からの脱却を図っている。植物工場システムなどのSDGs関連事業も黒字化を目指す。
◎ リスク要因:主要顧客(スマホ・自動車)の生産調整、半導体市況の悪化、在庫評価損のリスク。
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【短期人材のインフラ】フルキャストホールディングス (4848)
◎ 事業内容: 短期・単発アルバイト紹介の「スポットワーク」最大手。給与即時払いサービスや、マイナンバー管理代行なども展開。
・ 会社HP:https://www.fullcastholdings.co.jp/
◎ 注目理由: 人手不足により、企業は「必要な時に必要なだけ」人を雇うニーズを強めている。物流倉庫やイベント会場などでの短期バイト需要は底堅い。高利益率かつキャッシュリッチで、株主還元(配当+自社株買い)に積極的。利回り狙いと成長狙いの両取りができる銘柄。
◎ 企業沿革・最近の動向: 労働者派遣法の改正に翻弄された過去を乗り越え、現在はコンプライアンス重視の安定成長期。公共系(自治体)のBPO受託も増えており、収益源が多様化している。DXによるマッチング自動化で利益率向上中。
◎ リスク要因:労働法制の改正リスク、最低賃金上昇による企業の採用抑制(単価転嫁できない場合)。
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【Appleも認める技術】オプトラン (6235)
◎ 事業内容: 光学薄膜成膜装置の世界トップメーカー。スマホのカメラレンズ、LED、タッチパネルなどに特殊なコーティングを行う装置を製造。
・ 会社HP:https://www.optorun.co.jp/
◎ 注目理由: スマートフォン市場の成熟化で評価を落としていたが、車載カメラ、AR/VRグラス、医療用光学機器など、新たな用途(Photonics)が拡大中。高い技術力により営業利益率20%超を叩き出す実力企業。PERが10倍台前半まで調整した局面は、中長期的なエントリーチャンス。
◎ 企業沿革・最近の動向: 中国市場に強固な基盤を持つ。最近は、ALD(原子層堆積)技術を用いた次世代成膜装置の開発に注力し、半導体・パワーデバイス分野への参入を図っている。
◎ リスク要因:特定の大口顧客(米スマホ大手など)への依存度、中国のカントリーリスク、為替変動。
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【製造派遣×不動産】ワールドホールディングス (2429)
◎ 事業内容: 工場の製造ラインへの人材派遣・請負を行う「人材教育ビジネス」と、デベロップメント事業(不動産)のハイブリッド経営。
・ 会社HP:https://world-hd.co.jp/
◎ 注目理由: 人材事業で稼いだ安定キャッシュを、不動産事業へ投資し大きなリターンを得るビジネスモデルが機能している。半導体工場の国内回帰(九州・北海道)は、同社の製造派遣事業にとって最大の追い風。PERは常に割安圏(8〜10倍)にあり、下値が堅い。
◎ 企業沿革・最近の動向: 北九州発祥。全国の工場にネットワークを持つ。不動産部門では、リノベーションマンションやユニットハウス販売が好調。人材部門では、未経験者を育成して配属するシステムが確立されており、人手不足下でも採用力を維持。
◎ リスク要因:製造業の生産調整による派遣切りリスク、不動産市況の悪化、金利上昇。
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◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/2429.T
【物流不動産の管理】シーアールイー (6532)
◎ 事業内容: 物流施設の管理(マスターリース・サブリース)、開発、アセットマネジメントを行う。中小型倉庫の管理に強み。
・ 会社HP:https://www.cre-jpn.com/
◎ 注目理由: 大型物流施設は供給過剰懸念があるが、同社が得意とする中小型・都市型倉庫はECのラストワンマイル拠点として需要が高い。ストックビジネス(管理収入)の比率が高まりつつあり、経営が安定している。配当性向も意識しており、インカムゲイン銘柄としても優秀。
◎ 企業沿革・最近の動向: 倉庫管理からスタートし、開発・ファンド運用へ展開。アセアン地域での物流倉庫開発にも投資を行っている。DXによる倉庫内作業の効率化支援サービスも展開。
◎ リスク要因:物流施設の空室率上昇、金利上昇による不動産価格の下落、建築コスト高騰。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/6532
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【欧米で爆売れの建機】竹内製作所 (6432)
◎ 事業内容: ミニショベル、クローラーローダーなどの小型建設機械メーカー。海外売上比率が90%を超え、特に北米・欧州で圧倒的ブランド力を持つ。
・ 会社HP:https://www.takeuchi-mfg.co.jp/
◎ 注目理由: 「小型建機のベンツ」と称されるほどの高品質で、高価格でも売れるブランド力がある。米国の住宅着工やインフラ工事需要に業績が連動する。円安メリット銘柄の代表格だが、為替が落ち着いても現地の底堅い需要により高収益を維持できる体質。PER10倍以下の常連。
◎ 企業沿革・最近の動向: 長野県の優良企業。世界初のミニショベルを開発。生産能力増強のため国内工場の拡張に加え、米国での現地生産化も進めている。バッテリー駆動の電動建機も投入し、環境規制に対応。
◎ リスク要因:米国経済のリセッション入り、急激な円高、海上輸送コストの上昇。
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【リスクを保証する金融】イー・ギャランティ (8771)
◎ 事業内容: 企業の売掛債権の保証サービス。取引先が倒産した際に代金を肩代わりする、企業間取引の「保険」のようなサービスを提供。伊藤忠商事系。
・ 会社HP:https://www.eguarantee.co.jp/
◎ 注目理由: 景気が悪化し、倒産件数が増加する局面でこそ需要が高まる「逆張り」的な成長株。地方銀行との提携網が広く、全国の中小企業の信用リスクを引き受けている。ビッグデータを活用した審査能力が高く、保証履行リスクをコントロールしながら高収益を上げている。
◎ 企業沿革・最近の動向: 連続増益・増配を続ける優良企業。最近は少額債権向けのサービスも拡充。倒産増加のニュースが増える2025年、リスクヘッジ銘柄として注目度が高まる。
◎ リスク要因:想定を超える連鎖倒産の発生による保証履行額の急増、金融機関との競合。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/8771
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/8771.T
【企業のIT課題を解決】株式会社システナ (2317)
◎ 事業内容: スマートフォンなどのアプリ開発、金融機関向けシステム開発、ITインフラ構築・運用、そして企業のDX支援など、多岐にわたるITサービスを展開する独立系SIer。
・ 会社HP:https://www.systena.co.jp/
◎ 注目理由: 特定のハードウェアや親会社に縛られない独立系の強みを活かし、自動運転、キャッシュレス、クラウド移行など、その時々の「旬」のテーマに柔軟に対応できる。高配当かつ自社株買いにも積極的で、株主還元意識が高い。SIerセクターの中では比較的割安に放置されることがあり、見直し買いが期待できる。
◎ 企業沿革・最近の動向: モバイル端末の検証事業から拡大。現在は「ソリューションデザイン事業」が牽引。高収益なDX案件へのシフトを進めており、協力会社との連携強化で受注キャパシティを拡大中。
◎ リスク要因:ITエンジニアの採用難・人件費高騰、システム開発の不採算プロジェクト発生リスク。
◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/2317
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/2317.T
次にあなたが取るべき行動
今回紹介した銘柄を、まずはご自身の証券口座の「監視リスト(ウォッチリスト)」に登録してください。そして、一度に買うのではなく、決算発表後の一時的な下落局面などを狙って、3回以上に分けて資金を投入する分散投資を検討してください。2025年の相場は、焦らず、質の高い銘柄を安く拾った投資家が勝者となります。


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