円安・インバウンドだけじゃない!次の成長テーマ「マーケティング支援」で伸びる中小型株20選

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「売る力」こそが企業の生命線。インフレ時代の最強テーマ「マーケティング支援」株を狙え

2025年の東京株式市場は、これまでの「円安・大型株主導」の相場つきから、より選別色の強い展開へと移行しつつあります。米国経済のソフトランディング期待と、日本銀行による金融政策の正常化プロセスが交錯する中、投資家の視線は「為替メリット」から「本業の稼ぐ力」へと回帰しています。

これまで日本株を牽引してきたのは、トヨタ自動車をはじめとする輸出関連や、商社、銀行といったバリュー(割安)株でした。しかし、円安効果が一巡し、国内ではコストプッシュ型のインフレが定着しつつある今、企業に求められているのは「値上げしても選ばれる力」、すなわち「マーケティング力」です。

原材料費や人件費が高騰する中で、価格転嫁をスムーズに行い、なおかつ顧客満足度を維持・向上させるには、従来のマス広告に頼った画一的な手法では通用しません。データを駆使し、顧客一人ひとりのニーズを捉える「デジタルマーケティング」、SNSを活用した「ファンベースの構築」、そしてBtoB領域における「営業プロセスのDX(デジタルトランスフォーメーション)」が急務となっています。

ここで注目すべきなのが、大企業が喉から手が出るほど欲しているこれらのソリューションを提供する、中小型の「マーケティング支援」関連銘柄です。

なぜ今、中小型株なのか。その理由は「機動力」と「成長余地」にあります。電通や博報堂といったガリバー企業ももちろん存在感を放っていますが、時価総額が数千億円規模の企業は、すでに成熟期にある場合が多く、株価が短期間で2倍、3倍になるような爆発力には欠けます。一方で、時価総額100億円〜1000億円程度の中小型株には、特定のニッチ分野(例えば、SNS分析、SEO、運用型広告の自動化など)で圧倒的なシェアを持ち、AI(人工知能)などの新技術を即座にサービスに実装できるスピード感を持った企業が多数存在します。

特に2024年から2025年にかけては、生成AIの実装フェーズが進み、マーケティング業務の効率化と高度化が劇的に進みました。今回選出した20銘柄は、単なる広告代理店ではありません。テクノロジーを武器に、クライアント企業の売上を直接的に支援する「稼ぐためのパートナー」としての地位を確立している企業ばかりです。

本記事では、誰もが知る大型株はあえて外し、これからの成長期待が高い中小型株にフォーカスしました。テーマは「AI×マーケティング」「BtoBマーケティング」「EC・D2C支援」「顧客体験(CX)向上」の4つの軸で構成されています。これらは、日本の労働人口減少という構造的な課題を解決するソリューションでもあり、景気変動の影響を受けにくい「ストック型」のビジネスモデルを持つ企業も多く含まれています。

インバウンドや円安といった外部環境に依存せず、自らの技術とノウハウで市場を切り開く「最強の内需株」。それが今回ご紹介するマーケティング支援銘柄です。ポートフォリオの成長エンジンとして、ぜひ詳細をご確認ください。


【投資に関する免責事項】 本記事は、情報提供を目的として作成されたものであり、特定の金融商品の売買を推奨・勧誘するものではありません。掲載されている情報は、作成時点(2025年12月)における信頼できると考えられる情報源に基づいておりますが、その正確性、完全性、確実性を保証するものではありません。 紹介する銘柄の株価や業績は、今後の経済情勢、市場環境、企業の経営方針の変更などにより、予想と異なる結果となる可能性があります。特に中小型株は、大型株と比較して価格変動リスク(ボラティリティ)が高い傾向にあります。流動性リスクや、予期せぬ悪材料による急落の可能性も十分に考慮する必要があります。 投資判断にあたっては、必ずご自身の責任と判断において行ってください。本記事の情報を利用した結果生じたいかなる損害についても、当方は一切の責任を負いかねます。最新の開示情報や有価証券報告書をご確認の上、慎重な投資行動をお願いいたします。


【LTV重視のデータマーケティングで高成長】株式会社Macbee Planet (7095)

◎ 事業内容: LTV(ライフタイムバリュー=顧客生涯価値)を最大化するためのデータマーケティング支援を展開。単なる集客(CPA)だけでなく、その後の継続率や成約率までを見越した成果報酬型の広告運用に強みを持つ。独自の分析プラットフォーム「ハニカム」を提供。

 ・ 会社HP:https://macbee-planet.com/

◎ 注目理由: 従来の「焼畑農業的」な広告手法からの脱却を目指す企業が増える中、顧客の「質」にフォーカスした同社のモデルは需要が急拡大しています。特に金融、美容、SaaS業界など、継続課金が重要なセクターでの実績が圧倒的です。AIを活用した予測精度の向上により、利益率も改善傾向にあり、中計の達成確度も高いと判断されます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2015年設立、2020年にマザーズ(現グロース)上場。以降、積極的なM&Aを行わずともオーガニックな成長を維持してきましたが、近年は周辺領域のテック企業との提携も強化。2025年期に入り、Web接客ツールとの連携による「解約防止」ソリューションが新たな収益の柱として育ちつつあります。

◎ リスク要因: 主要クライアントがいる特定業界(美容・金融など)の法規制強化(景品表示法や薬機法など)の影響を受ける可能性があります。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/7095

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/7095.T


【アドテクノロジーとSaaSの融合】株式会社ジーニー (2075)

◎ 事業内容: 広告収益最大化プラットフォーム「Geniee SSP」を主力としつつ、近年はCRM/SFA(営業管理ツール)やマーケティングオートメーション(MA)などのSaaS事業「GENIEE SFA/CRM」を急速に拡大させているアドテク企業。

 ・ 会社HP:https://geniee.co.jp/

◎ 注目理由: 広告枠の販売(アドテク)と、顧客管理(SaaS)の両輪を持っているのが最大の強みです。「集客」から「成約」「顧客維持」までを一気通貫で支援できる体制は他社にない優位性。特にSaaS部門はストック収益として積み上がっており、業績の安定性が増しています。海外展開、特に東南アジアでの成長も期待材料です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2010年設立。M&A戦略が非常に巧みで、サーチライフやZeltoなど、シナジーの高い企業を次々とグループ化。最近では、AIを活用した広告クリエイティブの自動生成機能や、チャットボットの機能を強化し、プロダクトの単価アップに成功しています。

◎ リスク要因: Google等のプラットフォーマーによるCookie規制やアルゴリズム変更が、主力のアドテク事業の収益性に短期的な影響を与えるリスクがあります。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/2075

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/2075.T


【CXプラットフォーム「KARTE」で独走】株式会社プレイド (4165)

◎ 事業内容: ウェブサイトやアプリの訪問者の行動をリアルタイムに解析し、一人ひとりに合わせた「おもてなし」を実現するCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE(カルテ)」を提供。SaaS型ビジネスモデル。

 ・ 会社HP:https://plaid.co.jp/

◎ 注目理由: 「誰が」「いつ」「何を」見ているかを可視化し、ポップアップやチャットで即座にアプローチできるKARTEは、ECサイトや金融機関にとって必須ツールになりつつあります。赤字先行の開発投資フェーズを抜け、黒字化・収益拡大フェーズに入ったことで投資妙味が増しています。エンタープライズ(大企業)への導入比率が高く、解約率が低いのも特徴です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2011年設立。KARTEのリリース以降、圧倒的なUI/UXで市場を席巻。最近では「KARTE Blocks」など、サイト管理をノーコードで直感的に行える派生プロダクトが好調。Google Cloudとの連携強化など、グローバル基準の技術力を有しています。

◎ リスク要因: SaaS特有の指標(NRRやChurn Rate)が悪化した場合、株価のバリュエーション調整が厳しくなる可能性があります。

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【タレントマネジメント×マーケティング】株式会社プラスアルファ・コンサルティング (4071)

◎ 事業内容: マーケティングソリューション「CustomerRings」、タレントマネジメントシステム「Talent Palette(タレントパレット)」、テキストマイニング「見える化エンジン」の3本柱でSaaSを展開。

 ・ 会社HP:https://www.pa-consul.co.jp/

◎ 注目理由: マーケティング領域のデータ分析力もさることながら、現在の人手不足市場において「タレントパレット」が爆発的に伸びています。しかし、本質は「データを可視化し活用する」という共通のコア技術。マーケティング部門(見える化エンジン)で培った言語解析技術が、人事やCRMにも応用されており、全方位で高収益体質を維持しています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 野村総合研究所出身のチームにより設立。上場以来、高い営業利益率(30%超)をキープする優良企業。最近は人的資本経営の開示義務化を追い風に、大企業向けの導入が加速。マーケティング領域でもAIによる感情分析機能などを強化しています。

◎ リスク要因: 高PERで取引されることが多いため、決算で市場コンセンサスをわずかでも下回ると、失望売りが出やすい傾向があります。

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【アジア全域でEC・インフルエンサー支援】AnyMind Group株式会社 (5027)

◎ 事業内容: ブランド構築、生産管理、EC構築、マーケティング、物流までをワンストップで支援する「BPaaS(Business Process as a Service)」企業。インフルエンサーマーケティングやメディア支援に強み。

 ・ 会社HP:https://anymindgroup.com/ja/

◎ 注目理由: 日本国内だけでなく、東南アジア、インド、中華圏などグローバルに展開している点が最大の魅力です。単なる広告代理ではなく、D2Cブランドの立ち上げから物流までを担うため、クライアントへの入り込み方が深く、スイッチングコストが高い(他社に乗り換えられにくい)ビジネスモデルです。越境EC需要の取り込みも期待できます。

◎ 企業沿革・最近の動向: シンガポールで創業し、驚異的なスピードでアジア各国へ展開。上場後も成長速度は衰えず、韓国や中東への進出も視野に入れています。AIを活用したインフルエンサー選定プラットフォーム「AnyTag」のデータ蓄積量が競合を圧倒しています。

◎ リスク要因: 海外売上比率が高いため、為替変動リスクや、進出国の地政学的リスク(カントリーリスク)の影響を受ける可能性があります。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/5027

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【DX×リアル産業の変革者】株式会社Speee (4499)

◎ 事業内容: SEOコンサルティングやアドテクノロジーを提供する「マーケティングDX」と、不動産やリフォームなどのリアル産業のデジタル化を推進する「リアル産業DX」の2軸展開。

 ・ 会社HP:https://speee.jp/

◎ 注目理由: デジタルマーケティングの知見を、不動産売却(イエウール)やリフォーム(ヌリカエ)といった情報の非対称性が大きい業界に応用し、プラットフォーム化している点がユニークです。マーケティング支援事業で得たキャッシュを、より市場規模の大きいリアル産業DXへ投資するエコシステムが機能しており、中長期的な株価上昇が期待できます。

◎ 企業沿革・最近の動向: SEOの技術者集団としてスタートし、そのアルゴリズム解析能力は国内トップクラス。最近ではブロックチェーン技術を活用したデータ流通基盤の構築など、Web3領域へのR&Dも進めており、技術的なカタリストも豊富です。

◎ リスク要因: リアル産業DX事業は住宅市場の市況(金利上昇や住宅着工件数の減少)の影響を直接的に受ける可能性があります。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/4499

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【「AIアナリスト」でWeb改善を自動化】株式会社WACUL (4173)

◎ 事業内容: Webサイトのデータを自動分析し、改善提案を行う「AIアナリスト」を提供。デジタルマーケティングのPDCAをAIで自動化するSaaS企業。DXコンサルティングも手掛ける。

 ・ 会社HP:https://wacul.co.jp/

◎ 注目理由: 「データはあるが、どう改善すればいいかわからない」という企業の悩みを、安価なSaaSで解決しています。コンサルタントを雇う予算のない中堅・中小企業にとって強力なツールであり、導入社数は3万サイトを超えています。労働集約的なコンサル業務をAIに置き換えているため、利益率の向上が見込めます。

◎ 企業沿革・最近の動向: アカデミックな知見に基づいたデータ分析に定評があります。最近では、生成AIを組み込み、分析だけでなく「改善記事の作成」や「メール文面の作成」までを自動化する機能を実装。フリーランスのマッチング事業など、人材領域へも展開を広げています。

◎ リスク要因: Google Analytics(GA4)の仕様変更などに依存する部分があり、プラットフォーム側の環境変化への対応コストが発生するリスクがあります。

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【戦略PRでアジアNo.1】株式会社ベクトル (6058)

◎ 事業内容: PR(パブリック・リレーションズ)を基軸に、プレスリリース配信(PR TIMES)、ダイレクトマーケティング、HR、投資事業などを展開するコミュニケーション・グループ。

 ・ 会社HP:https://vectorinc.co.jp/

◎ 注目理由: 「広告からPRへ」という情報の信頼性の変化をいち早く捉え、成長してきました。単なる広報支援にとどまらず、ベンチャー企業への出資とPR支援をセットで行う「投資事業」が大化けするケースが多く(含み益が大きい)、隠れた投資会社としての側面もあります。PERが比較的割安に放置されがちなのも狙い目です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 長らく増収増益を続ける優良企業。子会社のPR TIMESは国内シェア独占状態。最近では、タクシーサイネージ広告や、インバウンド向けのマーケティング支援など、メディアの多様化に合わせた新サービスを次々と立ち上げています。

◎ リスク要因: 投資先企業のIPO市況が悪化すると、投資事業の評価益が剥落し、業績のボラティリティが高まる可能性があります。

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【デジタルマーケティングとITの融合】Orchestra Holdings (6533)

◎ 事業内容: 運用型広告を中心とした「デジタルマーケティング事業」と、システム開発・クラウド活用の「IT技術者派遣・開発事業」の2本柱。M&Aで事業領域を拡大。

 ・ 会社HP:https://orchestra-hd.co.jp/

◎ 注目理由: マーケティング会社でありながら、エンジニア部隊を内製で抱えているため、DX支援のニーズにワンストップで応えられます。広告運用で集客し、システム開発でCV(成約)率を高める両輪経営が安定感を生んでいます。配当性向の向上など株主還元への意識も高まってきています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 積極的なM&A戦略で知られ、特に地方の有力なIT企業やマーケティング会社をグループ化し、PMI(統合プロセス)を成功させてきました。最近はクラウドインテグレーション領域を強化しており、AWSやAzureなどの導入支援案件が増加しています。

◎ リスク要因: M&A依存の成長モデルであるため、買収先の業績不振や「のれん」の減損リスクが常に付きまといます。

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【Web運用のプロフェッショナル集団】株式会社メンバーズ (2130)

◎ 事業内容: 大企業向けに、Webサイトやアプリの運用、UXデザイン、デジタルマーケティングを専任チーム型で支援する「EMC(エンゲージメント・マーケティング・センター)」モデルを展開。

 ・ 会社HP:https://www.members.co.jp/

◎ 注目理由: スポット(単発)での受注ではなく、顧客企業の専属チームとして長期間入り込むストック型のビジネスモデルが強固です。顧客は大企業が中心で、DX推進のパートナーとして深く関与しています。地方拠点の活用により、高品質なクリエイティブを低コストで提供できる体制も強みです。

◎ 企業沿革・最近の動向: 「脱炭素DX」など、社会課題解決型のマーケティング支援を打ち出しています。AI活用スキルのあるクリエイター育成に注力しており、生産性向上が進めば利益率のさらなる改善が見込まれます。株価は調整局面が長かったため、反発余地があります。

◎ リスク要因: 人件費が主たるコストであるため、エンジニアやクリエイターの採用難や賃金高騰が、利益を圧迫するリスクがあります。

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【美容・ライフスタイル特化のSNSマーケ】トレンダーズ株式会社 (6069)

◎ 事業内容: 美容・コスメ・食品領域に特化したインフルエンサーマーケティング、メディア運営を展開。美容医療のクーポンアプリなども手掛ける。

 ・ 会社HP:https://www.trenders.co.jp/

◎ 注目理由: 「MimiTV」などの自社メディアが美容好きユーザーに対して圧倒的な影響力を持っています。化粧品メーカー等のマーケティング予算が、テレビCMからSNS・インフルエンサーへシフトする流れの最大の恩恵を受けている銘柄の一つ。無借金経営で財務も健全です。

◎ 企業沿革・最近の動向: インフルエンサーを活用したPRだけでなく、自社でのブランド開発や、美容クリニック向けのDX支援など、事業の多角化を進めています。特に美容医療分野は市場拡大が続いており、新たな収益源として期待されています。

◎ リスク要因: SNSのプラットフォーム(X, Instagram, TikTok)の規約変更やトレンドの移り変わりに、事業が左右されやすい側面があります。

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【SNSデータ分析のパイオニア】株式会社ホットリンク (3680)

◎ 事業内容: 世界中のSNSビッグデータを収集・解析し、企業のマーケティングに活用するソーシャル・ビッグデータ事業を展開。特にX(旧Twitter)のデータ活用に強み。

 ・ 会社HP:https://www.hottolink.co.jp/

◎ 注目理由: UGC(ユーザー生成コンテンツ)を活用した「クチコミマーケティング」の重要性が増す中、同社の分析ツールとコンサルティング需要は底堅いです。生成AIとの親和性が非常に高く、SNS上の膨大なテキストデータをAIに学習・分析させることで、精度の高いトレンド予測やリスク検知が可能になっています。

◎ 企業沿革・最近の動向: かつてはデータ販売が主でしたが、現在は「SNSマーケティング支援」のサービス会社へと変貌を遂げました。著名なマーケターを擁し、書籍のヒットなどでブランド力も向上。越境EC支援など海外売上比率の向上にも取り組んでいます。

◎ リスク要因: X社のデータアクセス権(API)に関するポリシー変更や価格改定が、原価率やサービス提供可否に直結するリスクがあります。

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【SEO×DXで高い収益性】ナイル株式会社 (5618)

◎ 事業内容: SEO相談やコンテンツ制作などの「デジタルマーケティング事業」、アプリ比較メディア、そして「自動車産業DX(おトクにマイカー 定額カルモくん)」などを展開。

 ・ 会社HP:https://nyle.co.jp/

◎ 注目理由: SEO(検索エンジン最適化)の老舗として深い知見を持ち、生成AI登場後も「AIに選ばれるコンテンツ(SGE対策)」などの新領域でリーダーシップを発揮しています。自動車リース事業はストック収益として積み上がっており、マーケティング会社の爆発力とリースの安定性を併せ持っています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2023年上場。マーケティング事業で得た資金を、マイカーリース事業の広告宣伝に投下し、シェアを拡大させるサイクルを確立。生成AIを活用した業務効率化を全社的に推進し、一人当たり粗利の向上を目指しています。

◎ リスク要因: 自動車リース事業は、中古車市場の価格変動や金利上昇による調達コスト増の影響を受ける可能性があります。

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【ビッグデータでニッチトップ】株式会社CINC (4378)

◎ 事業内容: マーケティング調査・分析ツール「Keywordmap」の開発・提供、およびDXコンサルティング。ビッグデータを活用した戦略立案に特化。

 ・ 会社HP:https://www.cinc-j.co.jp/

◎ 注目理由: 「Keywordmap」は、競合サイトの流入キーワードや広告出稿状況を丸裸にするツールとして、プロのマーケターから高い支持を得ています。SaaS型の高収益モデルであり、解約率も低水準。AIによる記事構成案の自動生成機能をいち早く実装するなど、開発スピードも速いです。

◎ 企業沿革・最近の動向: コンサルティング依存からSaaS比率の向上へシフト中。最近では、SNS分析機能の強化や、米国市場向けのツール展開など、タム(TAM/獲得可能な最大市場規模)の拡大に向けた動きが見られます。

◎ リスク要因: 検索エンジンのアルゴリズム変動により、クライアントのSEOニーズが一時的に冷え込む可能性があります。

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【BtoBマーケティングのプラットフォーマー】株式会社イノベーション (3970)

◎ 事業内容: 法人向けIT製品の比較・資料請求サイト「ITトレンド」を運営。BtoB企業のリード(見込み客)獲得支援に特化。

 ・ 会社HP:https://www.innovation.co.jp/

◎ 注目理由: 企業のDX投資意欲は依然として旺盛であり、「ITトレンド」経由での資料請求数は増加傾向にあります。展示会ビジネスのオンライン化や、動画プロモーション支援など、BtoBマーケティングの手法を多角化させています。時価総額が小さく、業績修正による株価の跳ね上がりが期待できる銘柄です。

◎ 企業沿革・最近の動向: M&Aにより、金融情報メディアやM&A仲介支援など、BtoB領域の周辺ビジネスを取り込んでいます。投資事業も行っており、BtoBスタートアップへの出資を通じたエコシステム構築を進めています。

◎ リスク要因: 競合他社(アイティメディア等)との競争激化による広告単価の下落や、CPA(獲得単価)の高騰が懸念されます。

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【AIレコメンドエンジンの老舗】シルバーエッグ・テクノロジー株式会社 (3961)

◎ 事業内容: AIを用いたリアルタイム・レコメンドサービス「アイジェント・レコメンダー」を提供。ECサイトなどで「この商品を買った人はこれも…」を表示させる技術に強み。

 ・ 会社HP:https://www.silveregg.co.jp/

◎ 注目理由: AI関連銘柄として知名度はありますが、実績に裏打ちされたSaaS企業でもあります。Cookie規制が進む中、ファーストパーティデータ(自社データ)を活用したレコメンドの価値は上昇しています。メール配信やWeb接客ツールとの連携も進み、リテンションマーケティングの中核を担います。

◎ 企業沿革・最近の動向: 長らくレコメンド専業でしたが、近年は人材業界向けのマッチングアルゴリズム提供など、EC以外の分野へ技術を応用しています。パートナー企業との連携による販路拡大に注力中。

◎ リスク要因: AI技術の進化が速いため、大手テック企業(Amazon等)が提供する安価なレコメンド機能に市場を奪われるリスクがあります。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/3961

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【UX改善でWebを「使いやすく」】株式会社Kaizen Platform (4170)

◎ 事業内容: WebサイトのUI/UX改善ソリューション「KAIZEN UX」、動画制作プラットフォーム「KAIZEN Ad」などを提供。グロースハッカーと呼ばれる外部クリエイターネットワークを活用。

 ・ 会社HP:https://kaizenplatform.com/

◎ 注目理由: サイトへの集客だけでなく「使いやすさ(UX)」がコンバージョンを左右するという認識が定着。既存のWebサイトにタグを一行入れるだけでUIを改善できる手軽さが売りです。動画広告の制作ニーズも高く、5G・動画時代の恩恵を受ける銘柄です。

◎ 企業沿革・最近の動向: リクルート出身の創業者が設立。DX推進に伴う大企業のWebリニューアル案件などを多数獲得。最近では、金融機関などのSales DX(営業DX)支援にも力を入れており、顧客単価が上昇傾向にあります。

◎ リスク要因: クリエイターネットワークの質と量の維持が重要であり、クリエイターへの報酬相場の上昇が原価増につながる可能性があります。

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【SEOとMEOの二刀流】GMO TECH株式会社 (6026)

◎ 事業内容: SEOコンサルティング、MEO(地図検索最適化)、アフィリエイト広告などを展開。GMOインターネットグループの一角。

 ・ 会社HP:https://gmotech.jp/

◎ 注目理由: 特に店舗ビジネス向けのMEO(Googleマップ対策)において圧倒的な強さを持ちます。インバウンド回復に伴い、実店舗の集客ニーズが爆発しており、その受け皿となっています。GMOグループの顧客基盤を活用できる営業力も強み。高配当または株主優待への期待も持てる銘柄です。

◎ 企業沿革・最近の動向: パフォーマンス連動型の広告商品が好調。検索エンジンのアルゴリズム変更にも迅速に対応し、安定した収益を上げています。不動産テック領域への展開も模索中。

◎ リスク要因: Googleのローカル検索仕様変更により、MEOサービスの有効性が低下したり、順位変動が激しくなるリスクがあります。

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【金融・ママ向けメディアに強み】株式会社インタースペース (2122)

◎ 事業内容: アフィリエイトサービス「アクセストレード」の運営と、主婦向けコミュニティメディア「ママスタ」等の運営。

 ・ 会社HP:https://www.interspace.ne.jp/

◎ 注目理由: 老舗のアフィリエイトASPですが、金融系(証券・FX・クレカ)に非常に強く、新NISA普及に伴う証券口座開設需要の恩恵を受けています。また、「ママスタ」は月間数億PVを誇る巨大メディアであり、ここからの広告収益も安定。地味ながら高収益で、配当利回りも比較的高めなバリュー株的側面もあります。

◎ 企業沿革・最近の動向: ベトナム、インドネシアなど東南アジアでのアフィリエイト事業が黒字化し、成長ドライバーになりつつあります。国内は堅実、海外は成長というバランスの取れたポートフォリオです。

◎ リスク要因: インターネット広告規制の強化により、アフィリエイト広告全体の出稿量が減少する可能性があります。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/2122

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【ラストワンマイルの最強営業代行】株式会社ラストワンマイル (9252)

◎ 事業内容: インサイドセールスセンターを活用した、新電力、ガス、通信回線などの契約取次・営業代行事業。企業と顧客をつなぐ「最後の接点」を担う。

 ・ 会社HP:https://lomgrp.co.jp/

◎ 注目理由: デジタルマーケティングとは少し毛色が異なりますが、「売る力」のリアル部隊として最強の一角。Webで集客した見込み客に対し、電話や対面で確実にクロージングする役割を担います。ストック型の収益モデル(契約継続中は手数料が入る等)を強化しており、業績の安定感が増しています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 複数商材をワンストップで提案する「まるっとシリーズ」を展開。引越しポータルサイトとの提携などで、新生活需要を確実に刈り取る導線を構築しています。

◎ リスク要因: 電力や通信などの規制産業に関わるため、総務省や経産省の制度変更により、手数料体系や販売手法に制限がかかるリスクがあります。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/9252

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/9252.T


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