投資家の皆様にとって、本年が飛躍の年となることを心よりお祈り申し上げます。さて、新年早々ではありますが、市場の関心はすでに今年予定されている「ビッグイベント」に向けられています。2026年は、まさに「スポーツ・ゴールデンイヤー」と呼ぶにふさわしい、世界的なスポーツイベントが目白押しの1年となります。
2月にはイタリア・ミラノでの冬季オリンピック・パラリンピックが開催され、雪上の熱き戦いが世界中を魅了するでしょう。続いて3月には、前回日本中が熱狂の渦に包まれたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が開催予定です。侍ジャパンの連覇への期待は、国民的な関心事となることは間違いありません。そして6月から7月にかけては、世界最大級のスポーツイベントであるFIFAワールドカップが、アメリカ・カナダ・メキシコの北中米3カ国で共同開催されます。さらに秋にはアジア競技大会(愛知・名古屋)も控えており、一年を通じてスポーツの話題が尽きることはないでしょう。
株式市場において「国策に売りなし」という格言がありますが、これに加えて「国民的熱狂に逆張りなし」という言葉も私は提唱したいと思います。スポーツイベントは単なる娯楽の枠を超え、巨大な経済効果を生み出すエンジンです。これを「コト消費」の観点から分析すると、2026年の日本経済における消費マインドの変化が見えてきます。
まず、直接的な恩恵を受けるのは「スポーツ用品・アパレル」セクターです。大谷翔平選手をはじめとする日本人アスリートの活躍は、子供から大人までスポーツへの参加意欲を刺激し、用具やウェアの買い替え需要を喚起します。特に、機能性とファッション性を兼ね備えた日本ブランドは、円安を追い風にインバウンド需要や海外輸出でも好調を維持しています。
次に注目すべきは「放送・メディア・通信」および「パブリックビューイング」関連です。北中米W杯やミラノ五輪は、日本との時差があるため、リアルタイム視聴だけでなく、見逃し配信やハイライト映像を提供するOTT(オーバー・ザ・トップ)サービスの需要が爆発的に高まります。また、深夜や早朝の観戦に伴い、スポーツバーやカラオケボックスなどでの「応援消費」も活発化するでしょう。人が集まり、感動を共有する場を提供する企業には、大きなビジネスチャンスが到来します。
さらに、健康意識の高まりも見逃せません。トップアスリートの活躍に触発され、フィットネスクラブやジムに通い始める「にわかアスリート」層の増加は、ストック型のビジネスモデルを持つフィットネス関連銘柄にとって長期的な収益増につながります。加えて、eスポーツの分野も見逃せません。リアルスポーツの盛り上がりは、サッカーや野球のデジタルゲームへの関心も高め、バーチャルとリアルが融合した新たな市場を形成しつつあります。
しかし、投資には冷静な目も必要です。イベント関連株は「噂で買って事実で売る」という相場格言の通り、開催直前が株価のピークになる傾向があります。あるいは、日本代表の勝敗によって株価が短期的に乱高下するボラティリティの高さも特徴です。そのため、単なる「お祭り騒ぎ」に乗るだけでなく、その企業がイベントを一過性のブームで終わらせず、長期的なブランド価値向上や顧客基盤の拡大に繋げられるかどうかが、銘柄選定の肝となります。
本記事では、これら「2026年スポーツ・イヤー」の恩恵を最大限に享受し、かつ企業としての基礎体力がしっかりとした銘柄を20社厳選しました。誰もが知る超大型株は避け、実需と成長期待が交錯する中型・小型株を中心に、深くリサーチを行っています。各銘柄の事業内容から、なぜ今注目すべきなのかという詳細な理由、そして投資家として知っておくべきリスク要因までを網羅しました。
このリストが、2026年の荒波を乗り越え、皆様のポートフォリオに勝利のトロフィーをもたらす一助となれば幸いです。
※免責事項: 本記事は情報の提供を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。掲載されている情報は、作成時点(2026年1月6日)における独自のリサーチに基づくものであり、その正確性や完全性を保証するものではありません。特に株価や業績予想は将来の事象であり、不確実性が伴います。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断と責任において行われますようお願いいたします。本記事に基づいて被ったいかなる損害についても、筆者は一切の責任を負いかねます。
【WBC連覇への期待と野球用品の雄】ミズノ株式会社 (8022)
◎ 事業内容: 野球、ゴルフ、ランニングなど多岐にわたるスポーツ用品の製造・販売を行う国内最大手。特に野球用品では圧倒的なシェアとブランド力を誇り、グローバル展開も加速させている。
・ 会社HP:
◎ 注目理由: 2026年3月のWBCにおける侍ジャパンへの注目度は計り知れません。前回の優勝以降、野球競技人口の減少に歯止めがかかりつつあり、特に若年層への野球用品の売上が回復傾向にあります。ミズノはトップ選手への用具提供を通じてブランド露出を最大化しており、「大谷選手モデル」などの関連商品は即完売が見込まれます。また、円安メリットを享受できる海外売上比率の上昇も魅力であり、PERなどの指標面でも割安感が残っています。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1906年創業の老舗。近年は「競技スポーツ」だけでなく「ライフスタイル」分野への進出を強化。ファッショナブルなスニーカーやワークウェア(作業着)分野が急成長しており、収益の柱が多角化しています。欧米市場でのランニングシューズの評価も高く、業績は過去最高益水準で推移しています。
◎ リスク要因: 原材料価格の高騰や物流コストの上昇が利益率を圧迫する可能性があります。また、暖冬などの天候不順がウィンタースポーツ部門に悪影響を与えるリスクがあります。
◎ 参考URL(みんかぶ):
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
【高機能アウトドアと五輪の象徴】株式会社ゴールドウイン (8111)
◎ 事業内容: 「THE NORTH FACE」をはじめとする高機能アウトドアブランドの国内商標権を持ち、企画・製造・販売を行う。ウィンタースポーツウェアにも強みを持つ。
・ 会社HP:
◎ 注目理由: 2月開催のミラノ冬季五輪において、日本代表選手団への公式ウェア提供などが期待されます。同社の製品は機能性だけでなくファッション性も極めて高く、街着としての需要が底堅いです。五輪を契機としたスポーツミックスファッションの再燃により、高単価なダウンジャケットやスキーウェアの売上が伸長すると予想されます。韓国や中国での合弁事業も好調で、アジア圏でのブランド確立が進んでいます。
◎ 企業沿革・最近の動向: かつてはスキー用品専業に近い形態でしたが、ノースフェイスのライセンスビジネスで大成功を収めました。最近では、環境配慮型素材「ブリュード・プロテイン」を開発するSpiber社との提携など、サステナビリティ経営において業界をリードしています。
◎ リスク要因: 暖冬による重衣料の販売不振が最大のリスクです。また、人気ブランドへの依存度が高いため、ライセンス契約の動向には常に注意が必要です。
◎ 参考URL(みんかぶ):
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【テニス・バドミントン界の絶対王者】ヨネックス株式会社 (7906)
◎ 事業内容: バドミントン、テニス、ゴルフ用品の製造・販売。特にバドミントンでは世界的な圧倒的シェアを誇る。カーボン加工技術に定評がある。
・ 会社HP: https://www.yonex.co.jp/
◎ 注目理由: アジア競技大会(愛知・名古屋)において、バドミントンはアジア諸国で極めて人気の高い種目です。中国、インド、東南アジアでの同社ブランドの浸透力は凄まじく、大会に向けた特需が期待できます。また、円安によるインバウンド需要で、訪日観光客が「Made in Japan」のラケットを爆買いする現象も継続中。為替感応度が高く、円安局面での業績上振れ余地が大きい銘柄です。
◎ 企業沿革・最近の動向: 新潟県の木工品製造から始まり、世界的なスポーツメーカーへ成長。最近では中国上海に大規模な旗艦店をオープンするなど、中国市場の深耕に注力しています。テニスラケットでも世界トップランカーの使用が増えており、ブランド価値が向上しています。
◎ リスク要因: 中国市場への依存度が高まっているため、中国の景気減速や地政学的リスクの影響を受けやすい側面があります。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/7906
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/7906.T
【世界を走る日本の誇り】株式会社アシックス (7936)
◎ 事業内容: 競技用シューズ、スニーカー、スポーツウェアの製造販売。ランニングシューズにおいて世界トップクラスのシェアと評価を持つ。
・ 会社HP: https://corp.asics.com/jp/
◎ 注目理由: スポーツイベントの盛り上がりは、最も手軽に始められるスポーツである「ランニング」人口を増加させます。アシックスの「オニツカタイガー」ブランドは欧米でのファッションアイコンとしての地位を確立しており、W杯開催地の北米市場でも強力な販売網を持っています。業績のV字回復が鮮明で、海外売上比率が高いため、グローバルなスポーツ熱の高まりを最もダイレクトに収益化できる企業です。
◎ 企業沿革・最近の動向: 高機能厚底シューズの開発競争で一時期後れを取りましたが、近年は技術革新により巻き返しに成功。デジタル技術を活用したランニングエコシステムの構築や、大会運営サポートなど、モノ売り以外の収益源も育成しています。
◎ リスク要因: ナイキやアディダス、新興ブランド(OnやHOKAなど)との競争激化。欧米の景気後退による消費マインドの冷え込みが懸念されます。
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◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/7936.T
【スポーツ小売のガリバー】株式会社アルペン (3028)
◎ 事業内容: 「スポーツデポ」「アルペン」「ゴルフ5」などを展開するスポーツ用品小売大手。プライベートブランド商品の開発にも力を入れている。
・ 会社HP: https://store.alpen-group.jp/corporate/
◎ 注目理由: 各種スポーツイベントによる「これからスポーツを始めたい」というライト層の受け皿として機能します。特にキャンプブームが一段落した後、チームスポーツやフィットネスへの回帰が進んでおり、総合スポーツ店としての強みが発揮されます。WBCやW杯の開催期間中は、レプリカユニフォームや応援グッズの販売特需が発生し、既存店売上の押し上げ要因となります。
◎ 企業沿革・最近の動向: 都心型の旗艦店「Alpen TOKYO」「Alpen FUKUOKA」などを相次いで出店し、ブランドイメージの刷新を図っています。PB商品の比率を高めることで利益率の改善を進めており、EC事業との連携も強化中です。
◎ リスク要因: 少子化による国内競技人口の減少という構造的な課題。また、メーカー直販(D2C)の拡大による小売店の「中抜き」リスクがあります。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/3028
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/3028.T
【総合スポーツ専門店の雄】ゼビオホールディングス株式会社 (8281)
◎ 事業内容: 「スーパースポーツゼビオ」「ヴィクトリア」などを展開。ゴルフパートナーの子会社化により中古ゴルフ市場でも圧倒的。
・ 会社HP: https://www.xebio.co.jp/
◎ 注目理由: アルペンと同様にスポーツイベントの恩恵を受けますが、ゼビオは特に都市型店舗やゴルフ部門に強みを持ちます。2026年はスポーツイベントが連続するため、季節を問わず来店客数の増加が見込まれます。また、PBRが1倍を大きく割り込んでいるケースが多く(執筆時点)、資本効率改善へのプレッシャーから株主還元策の強化やMBOなどの思惑が働きやすい銘柄でもあります。
◎ 企業沿革・最近の動向: 3×3バスケットボールリーグの運営に関与するなど、スポーツ文化の育成にも積極的です。店舗の大型化と体験型店舗への転換を進めています。
◎ リスク要因: 地方郊外店の集客力低下や、ECサイトとの価格競争。在庫管理の失敗による評価損リスクなどがあります。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/8281
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/8281.T
【英国風パブで熱狂を共有】株式会社ハブ (3030)
◎ 事業内容: 英国風パブ「HUB」「82」を運営。スポーツイベント時のパブリックビューイングの聖地として知られる。
・ 会社HP: https://www.pub-hub.co.jp/
◎ 注目理由: 「W杯銘柄」の筆頭格です。2026年W杯は北中米開催のため、日本時間では早朝や午前の試合が多くなる可能性がありますが、それでも日本戦や強豪国の試合では店内で観戦するニーズが爆発します。WBCや五輪も含め、一年を通じて「誰かと一緒に応援して飲みたい」という需要を取り込めます。コロナ禍からの完全復活を遂げ、インバウンド客の利用も非常に多いため、売上の爆発力が期待できます。
◎ 企業沿革・最近の動向: コロナ禍では大打撃を受けましたが、ミクシィとの資本提携などを経て財務体質を強化。スポーツ観戦に特化したマーケティングを強化しており、予約システムの整備などで回転率を高めています。
◎ リスク要因: 試合放映権の獲得状況や、日本代表の早期敗退による客足の減少。また、人件費や酒類の仕入れ価格高騰が利益を圧迫するリスクがあります。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/3030
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/3030.T
【ネット視聴の覇者】株式会社サイバーエージェント (4751)
◎ 事業内容: インターネット広告、ゲーム(ウマ娘など)、メディア「ABEMA」の運営。W杯の前回大会では全試合無料配信を行い社会現象化させた。
・ 会社HP: https://www.cyberagent.co.jp/
◎ 注目理由: 2026年W杯やその他の大型スポーツイベントにおいて、ABEMAが放映権を獲得するか、あるいは関連番組を充実させるかが焦点です。テレビ離れが進む若年層にとって、スポーツ観戦のメインストリームはスマホ視聴です。スポーツコンテンツをフックに有料会員(プレミアム)への誘導が進めば、メディア事業の黒字定着・拡大が期待できます。ゲーム事業のボラティリティを広告とメディアで支える構造が強固です。
◎ 企業沿革・最近の動向: AI技術を広告事業に積極導入し、収益性を高めています。ABEMAはスポーツだけでなく、将棋や麻雀などのニッチジャンルでも圧倒的な地位を確立しており、生活インフラ化しつつあります。
◎ リスク要因: 放映権料の高騰によるコスト負担増。主力ゲームタイトルの人気減衰サイクルが早まるリスクがあります。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4751
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4751.T
【eスポーツとリアルの融合】コナミグループ株式会社 (9766)
◎ 事業内容: ゲームソフト、アミューズメント機器、スポーツクラブ運営。「パワフルプロ野球」「eFootball(旧ウイイレ)」など強力なスポーツIPを持つ。
・ 会社HP: https://www.konami.com/
◎ 注目理由: WBC開催に合わせて「プロスピ」「パワプロ」などの野球ゲームアプリへの課金需要がピークに達します。また、W杯イヤーにはサッカーゲームのユーザーも急増します。同社はスポーツクラブ事業も展開しており、リアルな運動需要の回復も追い風となります。カジノ関連(ゲーミング&システム)事業も海外で好調であり、多角的な収益源を持っています。
◎ 企業沿革・最近の動向: eスポーツ大会の公式種目として同社タイトルが採用されるなど、競技シーンでの存在感が強いです。IPのマルチユース展開に長けており、高い利益率を維持しています。
◎ リスク要因: モバイルゲーム市場の競争激化。新作タイトルの開発遅延や不振。スポーツクラブ事業の光熱費高騰によるコスト増。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/9766
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/9766.T
【格闘ゲームとeスポーツの先駆者】株式会社カプコン (9697)
◎ 事業内容: 「ストリートファイター」「モンスターハンター」「バイオハザード」など世界的人気シリーズを持つゲームメーカー。
・ 会社HP: https://www.capcom.co.jp/
◎ 注目理由: アジア競技大会やオリンピック・eスポーツシリーズなどで、格闘ゲームが採用される動きがあり、eスポーツ銘柄としての注目度が年々高まっています。「ストリートファイター」シリーズはeスポーツの中核コンテンツであり、大会視聴者数の増加はそのままソフト販売やライセンス収入に直結します。デジタル販売比率が高く、利益率が極めて高い体質も投資妙味があります。
◎ 企業沿革・最近の動向: 過去の名作資産(IP)を活用したリメイク戦略や、PC向け販売の強化により、業績は長期的な右肩上がりを続けています。全世界でのブランド認知度は日本企業屈指です。
◎ リスク要因: 為替(円高)による海外収益の目減り。大型タイトルの発売時期による四半期ごとの業績変動。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/9697
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/9697.T
【チケット流通の要】ぴあ株式会社 (4337)
◎ 事業内容: チケット販売サイト「チケットぴあ」の運営、イベントの企画・制作、ホール運営など。エンタメ・スポーツ興行のインフラ企業。
・ 会社HP: https://www.pia.co.jp/
◎ 注目理由: スポーツイベントの観戦チケット取り扱いは同社の主力事業の一つです。国内開催の親善試合やアジア大会、あるいはパブリックビューイングイベントのチケット販売手数料収入が見込めます。「コト消費」の完全復活により、スポーツだけでなく音楽ライブや演劇の市場も活況を呈しており、取り扱い高の増加が業績を牽引します。
◎ 企業沿革・最近の動向: 自社運営のアリーナ「ぴあアリーナMM」が稼働しており、興行場所の提供側としても収益を上げています。電子チケット化の推進によりコスト削減も進んでいます。
◎ リスク要因: 大規模イベントの中止や延期リスク。チケット不正転売対策にかかるシステム投資負担。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4337
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4337.T
【健康寿命延伸のパートナー】株式会社ルネサンス (2378)
◎ 事業内容: スポーツクラブ「ルネサンス」の運営、企業や自治体の健康づくり支援、介護リハビリ事業など。
・ 会社HP: https://www.s-renaissance.co.jp/
◎ 注目理由: スポーツイベントを見た人々が「自分も体を動かしたい」と感じるトリガー効果により、新規入会者の増加が期待できます。特にシニア層向けの健康増進プログラムや、ジュニア向けの水泳・テニススクールは、オリンピックやWBCの後に需要が高まる傾向があります。介護・リハビリ分野への展開も手厚く、日本の高齢化社会における国策銘柄の側面も持ちます。
◎ 企業沿革・最近の動向: オンラインレッスンやアウトドアプログラムなど、施設内にとどまらないサービスを展開。不採算店舗の整理を進め、筋肉質な経営体質への転換を図っています。
◎ リスク要因: エネルギーコスト(電気・ガス代)の上昇が施設運営費を直撃します。また、チョコザップ等の低価格ジムとの競合もあります。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/2378
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/2378.T
【24時間ジムの先駆者】株式会社Fast Fitness Japan (7092)
◎ 事業内容: 米国発祥の24時間型フィットネスジム「エニタイムフィットネス」を日本国内でフランチャイズ展開。
・ 会社HP: https://fastfitnessjapan.jp/
◎ 注目理由: 若年層を中心に「筋トレブーム」は定着しており、スポーツイベントはそのモチベーションを維持・向上させる触媒となります。同社の強みは、24時間営業とマシン特化による低コスト運営、そして地方都市への出店余地の大きさです。WBCの大谷選手のような肉体美への憧れは、ジム通いの強力な動機付けとなります。ストック型ビジネスであり、会員数の積み上げが利益に直結します。
◎ 企業沿革・最近の動向: 店舗数は国内1000店舗を超え、なお拡大中。高校生無料利用などの施策を通じて、将来の顧客基盤を育成する戦略をとっています。
◎ リスク要因: 競合他社(チョコザップやFIT365など)との価格競争の激化。店舗飽和による既存店売上の鈍化懸念。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/7092
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/7092.T
【米国でも稼ぐ複合レジャー】株式会社ラウンドワン (4680)
◎ 事業内容: ボウリング、アミューズメント、カラオケ、スポッチャなどを展開する複合レジャー施設大手。米国展開に成功している稀有な日本企業。
・ 会社HP: https://www.round1.co.jp/
◎ 注目理由: 「スポッチャ」などの体験型スポーツ施設は、友人と集まって体を動かしたいという若者のニーズを捉えます。特に注目すべきは米国事業の好調さです。2026年W杯が開催される北米において、同社のエンターテインメント施設は「スポーツ観戦前後の遊び場」として機能します。円安メリットを享受できるドル箱事業を持っている点が最大の強みです。
◎ 企業沿革・最近の動向: クレーンゲーム台数を大幅に増やした「ギガクレーンゲームスタジアム」への改装が奏功。国内事業の収益性が改善し、米国事業が成長ドライバーとなる両輪走行状態です。
◎ リスク要因: 米国の個人消費減速リスク。国内の人手不足による採用コスト増と深夜営業への影響。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4680
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4680.T
【個室観戦の新たな主役】株式会社第一興商 (7458)
◎ 事業内容: 業務用通信カラオケ「DAM」と、カラオケボックス「ビッグエコー」の運営、飲食店経営。
・ 会社HP: https://www.dkkaraoke.co.jp/
◎ 注目理由: カラオケボックスは近年、「歌う場所」から「個室で映像を楽しむ場所」へと用途が変化しています。同社はプロジェクター付きルームなどを拡充しており、W杯やWBCなどのスポーツ観戦を仲間内だけで盛り上がりたいという「プライベートビューイング」需要を取り込みます。飲食メニューも充実しており、長時間滞在による客単価アップが見込めます。
◎ 企業沿革・最近の動向: 配膳ロボットの導入などで店舗オペレーションを効率化。高齢者向けの健康・福祉プログラム(エルダー事業)も安定した収益源となっています。
◎ リスク要因: 若者のアルコール離れやカラオケ参加率の低下。著作権使用料や楽曲コンテンツ調達コストの変動。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/7458
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/7458.T
【エンタメ×カラオケの進化系】株式会社コシダカホールディングス (2157)
◎ 事業内容: 「カラオケまねきねこ」を直営展開。持ち込みOK、24時間営業、低価格戦略で独自のポジションを築く。
・ 会社HP: https://www.koshidakaholdings.co.jp/
◎ 注目理由: 「まねきねこ」は早朝営業や24時間営業を行っている店舗が多く、時差のある海外スポーツイベントの観戦拠点として利用価値が高いです。また、「ライブ・ビューイング」機能を持ったルーム展開に積極的であり、スポーツファンをターゲットにした集客施策が期待できます。海外(東南アジア)への出店も再加速しています。
◎ 企業沿革・最近の動向: 居抜き出店による低コスト拡大戦略が特徴。コロナ禍後の回復が早く、過去最高益更新を視野に入れる成長力があります。
◎ リスク要因: 人件費の上昇圧力。出店ペース鈍化による成長期待の剥落リスク。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/2157
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/2157.T
【イベント設営のプロフェッショナル】株式会社セレスポ (9625)
◎ 事業内容: スポーツ大会やイベントの企画・設営・運営を行う。屋外イベントや式典に強い。
・ 会社HP: https://www.cerespo.co.jp/
◎ 注目理由: 愛知・名古屋で開催されるアジア競技大会をはじめ、地方自治体が主催するスポーツ大会やマラソン大会の設営需要が回復しています。大規模イベントにはテントや会場設営が不可欠であり、同社のノウハウが必要とされます。地味ながらもイベント開催時には必ず仕事が発生する「裏方銘柄」として、確実な需要が見込まれます。
◎ 企業沿革・最近の動向: 過去の談合問題からの信頼回復とガバナンス強化に努めています。現在はコンプライアンスを重視した受注活動を行っており、業績は持ち直し基調です。
◎ リスク要因: 公共事業への依存度が高いため、自治体予算の削減などの影響を受けます。また、人手不足による施工能力の限界が売上のキャップになる可能性があります。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/9625
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/9625.T
【PR戦略でブームを加速】株式会社ベクトル (6058)
◎ 事業内容: 戦略PR(パブリック・リレーションズ)事業で国内首位。SNSマーケティングや動画配信なども手掛ける。
・ 会社HP: https://vectorinc.co.jp/
◎ 注目理由: スポーツイベントに便乗したい企業のプロモーション活動が活発化します。単なる広告出稿ではなく、ニュースとして取り上げてもらう「PR」の手法は費用対効果が高く、多くのスポンサー企業が活用します。選手のマネジメントやD2C事業も手掛けており、スポーツ関連商品のヒット仕掛け人としての側面も持ちます。
◎ 企業沿革・最近の動向: M&Aを積極的に行い、HR(人材)領域や投資事業などコングロマリット化を進めています。海外(アジア)展開も進んでおり、成長ドライバが多様です。
◎ リスク要因: 景気後退による企業の広告宣伝費・PR予算の削減。M&A先ののれん減損リスク。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/6058
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/6058.T
【広告業界の安定勢力】株式会社博報堂DYホールディングス (2433)
◎ 事業内容: 国内広告代理店2位。メディア、クリエイティブ、マーケティングなどを総合的に提供。
・ 会社HP: https://www.hakuhodody-holdings.co.jp/
◎ 注目理由: 五輪やW杯などの国家的イベントにおいて、スポンサー企業のマーケティング活動を一手に引き受けます。業界最大手の電通と比較して、クリエイティブや生活者発想に強みを持ち、不祥事リスク等からの回復も相対的に安定しています。テレビCMからデジタル広告へのシフトを進めており、スポーツコンテンツのデジタル配信周りでの収益化が期待されます。
◎ 企業沿革・最近の動向: テクノロジー企業の買収や提携を進め、「AaaS(Advertising as a Service)」モデルを推進。データに基づいた広告効果の最大化を図っています。
◎ リスク要因: マスメディア広告市場の縮小。クライアント企業の広告予算縮小。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/2433
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/2433.T
【スイミングからの脱却と多角化】セントラルスポーツ株式会社 (4801)
◎ 事業内容: フィットネスクラブ大手。スイミングスクールに起源を持ち、ジュニア層の育成に強み。介護予防事業も展開。
・ 会社HP: https://www.central.co.jp/
◎ 注目理由: パリ五輪後の水泳人気、そして2026年のスポーツ熱を受けて、子供の習い事としてのスイミング需要は底堅いです。同社はオリンピアンを多数輩出してきた実績があり、ブランド力は健在。また、旅行事業や物販事業など、会員基盤を活かしたクロスセルを行っており、イベントに合わせたスポーツツアーなどの企画も期待できます。
◎ 企業沿革・最近の動向: 24時間営業対応店舗の拡大や、パーソナルトレーニングの強化など、高付加価値サービスの提供に注力しています。施設のリニューアルを進め、若年層の取り込みを図っています。
◎ リスク要因: 水道光熱費の高騰。少子化によるスクール生の減少リスク。老朽化店舗の修繕コスト。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4801
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4801.T


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