【保存版】インバウンド復活の波に乗れ!化粧品・百貨店・ドラッグストア「注目の厳選20銘柄」リスト

日本経済の再浮上において、最も確実性が高く、かつ爆発的なエネルギーを秘めているテーマ。それが「インバウンド(訪日外国人客)消費」です。

2020年代前半のパンデミックによる国境封鎖という未曾有の冬の時代を経て、日本の観光産業は今、かつてないほどの熱狂の中にあります。円安という構造的な追い風は、外国人観光客にとって日本を「世界で最もリーズナブルに、最高品質のサービスと商品を享受できる国」へと変貌させました。これは一過性のブームではありません。日本の人口減少というネガティブなマクロトレンドを補って余りある、外貨獲得のための国家戦略の柱であり、今後10年単位で続く「メガトレンド」なのです。

今回、私が徹底的にリサーチを行い選定したのは、単に「外国人が来るから儲かる」という浅いレベルの銘柄ではありません。インバウンド需要の質的変化を的確に捉え、企業としての構造改革を成し遂げた「真の勝ち組」たちです。

かつてのインバウンドと言えば、家電製品などの「モノ消費」が中心でした。しかし、現在は「コト消費(体験)」へとシフトし、さらにそこから一周回って、「体験した日本の良さを持ち帰る」ための、より洗練された「モノ消費」へと回帰しています。そこで主役となるのが、今回特集する「化粧品」「百貨店」「ドラッグストア」の3セクターです。

まず「百貨店」セクター。かつて斜陽産業と揶揄された百貨店は、富裕層とインバウンドに特化することで劇的な復活を遂げました。特に銀座や新宿、大阪・梅田に旗艦店を持つ企業は、ラグジュアリーブランドの免税売上が天井知らずの状況にあります。円安の恩恵を最も直接的に受け、客単価の上昇が利益率を押し上げているのです。

次に「化粧品」セクター。「J-Beauty(日本コスメ)」のブランド力は依然として健在です。一時期の中国市場の減速懸念を乗り越え、現在は欧米やASEAN諸国への多角化に成功した企業や、成分へのこだわりを強みとする高機能スキンケアブランドが再評価されています。日本のドラッグストアや百貨店で「指名買い」されるこれらの商品は、帰国後の越境EC需要にもつながるリピート性の高さが魅力です。

そして「ドラッグストア」。ここはもはや単なる薬局ではありません。医薬品、化粧品、日用品、そして食品までを網羅した、訪日客にとっての「日本製品のテーマパーク」です。特にPB(プライベートブランド)の開発力に優れた企業や、都心部でのドミナント戦略を徹底している企業は、驚異的な坪効率を叩き出しています。

本記事では、これら3つのセクターから、財務の健全性、市場での優位性、そして何より「インバウンドの恩恵を利益に変える力」を持った20銘柄を厳選しました。誰もが知る大型株も含まれますが、その中でも特に構造改革が進んでいる企業や、ニッチながらも世界で戦える技術を持つ中堅企業もピックアップしています。

投資にはリスクが付き物です。為替の急激な変動や、地政学的なリスクによる渡航制限の可能性はゼロではありません。しかし、世界中の人々が日本を目指すという大きな潮流は、そう簡単に変わるものではありません。このリストが、あなたのポートフォリオに新たな活力をもたらす一助となることを確信しています。


※投資に関する免責事項 本記事は、情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。掲載されている情報は、作成時点における情報源に基づき作成されていますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。株価は市場の変動や企業の業績など様々な要因によって変動します。投資を行う際は、必ずご自身の判断と責任において行ってください。本記事の情報を利用した結果生じた、いかなる損害についても、著者は一切の責任を負いません。


【銀座のランドマーク・インバウンドの象徴】株式会社松屋 (8237)

◎ 事業内容: 銀座と浅草という、訪日外国人に最も人気のある2大観光地に店舗を構える老舗百貨店。特に「松屋銀座」はラグジュアリーブランドの集積地として圧倒的な地位を誇り、免税売上比率が百貨店業界の中でトップクラス。

 ・ 会社HP:

◎ 注目理由: 立地戦略の勝利と言える銘柄です。銀座店は店舗面積あたりの売上が極めて高く、富裕層インバウンドによるハイブランド消費の恩恵をダイレクトに受けています。円安進行時には海外との価格差メリットから高級時計や宝飾品が飛ぶように売れ、業績を強力に牽引します。改装による化粧品フロアの充実も、客単価向上に寄与しています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1869年創業の老舗。近年は百貨店事業に経営資源を集中させつつ、店舗の改装を積極的に実施。特に銀座店の外商顧客とインバウンド客への対応強化が奏功し、コロナ禍からのV字回復を達成しました。免税カウンターの拡充や多言語対応スタッフの配置など、受け入れ体制の強化も進んでいます。

◎ リスク要因: 銀座・浅草の2店舗に依存しているため、災害やパンデミックなどでこのエリアへの人流が途絶えると業績へのダメージが甚大です。

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【都市型ドラッグストアの覇者】株式会社マツキヨココカラ&カンパニー (3088)

◎ 事業内容: マツモトキヨシとココカラファインが統合して誕生したドラッグストア業界のガリバー。都市部駅前や繁華街の一等地に圧倒的な店舗網を持ち、化粧品と医薬品(OTC)の販売に強みを持つ。

 ・ 会社HP:

◎ 注目理由: インバウンド客が「日本に来たら必ず立ち寄る場所」としてのブランド認知が圧倒的です。特に化粧品のカウンセリング販売力が高く、高粗利なPB商品も好調。データ分析に基づいたマーケティング(デジタル戦略)も業界最先端で、統合による物流効率化やコスト削減効果も本格化しており、利益体質が強化されています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2021年の経営統合以降、店舗オペレーションの統一とPB商品の相互供給を推進。アジア圏(台湾、タイ、ベトナム等)への出店も加速しており、現地で認知を高めた顧客が訪日時に来店するという好循環を生み出しています。

◎ リスク要因: 訪日客の購買トレンドの変化や、競合他社との都心部での出店競争激化による家賃コストの上昇が懸念されます。

◎ 参考URL(みんかぶ):

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):


【百貨店業界の盟主・富裕層ビジネスの極み】株式会社三越伊勢丹ホールディングス (3099)

◎ 事業内容: 「三越」と「伊勢丹」という日本を代表する暖簾を擁する百貨店グループ。新宿伊勢丹は「ファッションの伊勢丹」として世界的に認知され、圧倒的な集客力と売上高を誇る。

 ・ 会社HP: https://www.imhds.co.jp/

◎ 注目理由: 構造改革により「マス」から「個(富裕層・優良顧客)」へとターゲットを絞り込んだ戦略が大成功しています。識別顧客(ID顧客)へのアプローチ強化により、インバウンドだけでなく国内富裕層の消費もがっちり掴んでいます。新宿本店の圧倒的な商品調達力は、他の追随を許しません。

◎ 企業沿革・最近の動向: 不採算店舗の整理を進める一方で、新宿本店や日本橋本店などの旗艦店に投資を集中。外商機能の強化や、不動産事業、金融事業とのシナジー追求など、百貨店の枠を超えた「プラットフォーマー」への転換を図っています。

◎ リスク要因: 景気後退による富裕層の消費マインド冷却や、主力である衣料品消費の低迷がリスクとして挙げられます。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/3099

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/3099.T


【ハイプレステージ・コスメの世界的ブランド】株式会社コーセー (4922)

◎ 事業内容: 「コスメデコルテ」「雪肌精」「アルビオン」など、高価格帯から中価格帯まで幅広いブランドを展開する化粧品大手。特にハイプレステージ領域でのブランド育成に定評がある。

 ・ 会社HP: https://www.kose.co.jp/

◎ 注目理由: 主力ブランド「コスメデコルテ」が国内外で絶好調です。リポソーム美容液などのヒット商品が牽引し、欧米や中国市場でもブランド価値を高めています。インバウンドにおいても、指名買いされる「憧れのブランド」としての地位を確立しており、空港免税店や百貨店カウンターでの売上が業績を支えています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 創業以来「最高品質」にこだわり、研究開発に多額の投資を行っています。最近では、大谷翔平選手を広告に起用するなど大胆なマーケティング戦略が話題となり、男性客や新規層の獲得にも成功しています。

◎ リスク要因: 中国市場の景気減速や、現地ブランド(C-Beauty)の台頭による競争激化が海外事業の重荷になる可能性があります。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4922

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【ドン・キホーテが生む熱狂的消費】株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス (7532)

◎ 事業内容: 総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を展開。食品からブランド品、化粧品、面白グッズまで何でも揃う「圧縮陳列」が特徴で、深夜営業も強み。

 ・ 会社HP: https://ppih.co.jp/

◎ 注目理由: インバウンド客にとって、ドン・キホーテは単なる店舗ではなく「観光名所」です。深夜まで営業している利便性と、宝探しのようなエンターテインメント性が、財布の紐を緩めます。免税売上の規模は国内小売業の中でも突出しており、円安メリットを最大限に享受できる体制が整っています。

◎ 企業沿革・最近の動向: M&A巧者であり、ユニー(アピタ・ピアゴ)の買収・再生も成功させました。海外展開(Don Don Donki)もアジアを中心に急拡大しており、日本の農畜産物の輸出拠点としての機能も果たしています。

◎ リスク要因: 急速な拡大に伴う人手不足や、海外店舗における物流コストの上昇、現地規制の変更などがリスクとなります。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/7532

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/7532.T


【関西の雄・不動産と百貨店の融合】J.フロント リテイリング株式会社 (3086)

◎ 事業内容: 大丸と松坂屋が統合して誕生。パルコも傘下に持ち、百貨店事業とショッピングセンター(SC)事業、デベロッパー事業を複合的に展開する。

 ・ 会社HP: https://www.j-front-retailing.com/

◎ 注目理由: 心斎橋大丸や渋谷パルコなど、インバウンド人気が高いエリアに強力な資産を持っています。特に心斎橋店は関西国際空港からのアクセスも良く、訪日客の聖地の一つ。不動産事業へのシフトを進めており、単なる物販に頼らない安定収益基盤の構築が進んでいる点も評価できます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 「脱・百貨店」を掲げ、店舗の賃貸区画化(SC化)を推進。これにより収益構造を安定させつつ、パルコとのシナジーで若年層の取り込みにも成功しています。

◎ リスク要因: 賃料収入への依存度が高まっているため、テナントの退去や賃料減額要請などが業績に影響を与える可能性があります。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/3086

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/3086.T


【メイド・イン・ジャパンの美容専業】株式会社資生堂 (4911)

◎ 事業内容: 日本が誇る世界の化粧品メーカー。「SHISEIDO」「クレ・ド・ポー ボーテ」「NARS」などのプレステージブランドをグローバルに展開。

 ・ 会社HP: https://corp.shiseido.com/jp/

◎ 注目理由: 構造改革の真っ只中にありますが、やはり「資生堂」のブランド力は世界共通言語です。特にハイエンドラインである「クレ・ド・ポー ボーテ」は中国や欧米で絶大な人気を誇ります。不採算ブランドの譲渡など痛みを伴う改革を経て、利益率の高いスキンケア領域へ集中している点が、今後の回復・成長シナリオとして魅力的です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 「世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニー」を目指し、欧米ブランドの買収やDXを推進。国内ではインバウンド需要の取り込みに加え、オムニチャネル化を加速させています。

◎ リスク要因: 中国市場への依存度が依然として高く、地政学リスクや現地の消費動向の影響を強く受けます。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4911

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4911.T


【中国市場で躍進する高級化粧品】株式会社アクシージア (4936)

◎ 事業内容: エステサロン発の化粧品メーカー。特に目元ケア商品に強みを持ち、売上の大部分を中国を中心とした海外市場で稼ぎ出す越境EC・インバウンド関連の成長株。

 ・ 会社HP: https://axxzia.co.jp/

◎ 注目理由: 圧倒的な中国での知名度が武器です。Eコマース(DouyinやTmall)での販売力が強く、現地でのファンが訪日時に「本場日本で買いたい」という動機で商品を購入します。大手化粧品メーカーとは異なるニッチかつ高単価な戦略で、高い利益率を維持しています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2011年設立の比較的若い企業ですが、スピード感のある商品開発とSNSマーケティングで急成長。日本国内でも直営店を出店し、ブランド認知の向上を図っています。

◎ リスク要因: 中国一国への依存度が極めて高いため、中国の規制変更や反日感情の高まりなどが致命的なリスクになり得ます。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4936

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4936.T


【高島屋ブランドの底力】株式会社髙島屋 (8233)

◎ 事業内容: 国内外に店舗を展開する大手百貨店。シンガポール、上海、ベトナム、タイなど東南アジア展開においても日系百貨店の中で先行している。

 ・ 会社HP: https://www.takashimaya.co.jp/

◎ 注目理由: 国内店舗のインバウンド好調に加え、海外店舗の収益貢献が大きいのが特徴です。特にベトナムやタイの店舗は現地の経済成長を取り込んでいます。国内では「まちづくり戦略」として、日本橋店周辺の開発などを手掛け、商業施設としての魅力を高めています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 連結子会社の東神開発によるショッピングセンター運営が安定収益源。コスト構造改革により、百貨店事業の損益分岐点を引き下げることに成功しました。

◎ リスク要因: 海外店舗のカントリーリスクや、為替の影響を受けやすい構造です。国内地方店の収益改善も課題です。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/8233

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/8233.T


【高効率運営のディスカウントドラッグ】株式会社サンドラッグ (9989)

◎ 事業内容: 「サンドラッグ」とディスカウントストア「ダイレックス」を展開。徹底したローコストオペレーションと、郊外・駅前のバランスの取れた出店戦略が強み。

 ・ 会社HP: https://www.sundrug.co.jp/

◎ 注目理由: 派手さはありませんが、極めて堅実で利益率が高い企業です。駅前型店舗はインバウンド需要をしっかりと取り込み、郊外型は生活防衛需要に応えています。インバウンド銘柄として見落とされがちですが、観光地の店舗では医薬品や化粧品のまとめ買い需要が旺盛です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 「1店舗2ライン制(運営と調剤の分業)」という独自の仕組みで効率化を徹底。ダイレックスの食品強化により、来店頻度を高める戦略が奏功しています。

◎ リスク要因: 薬剤師不足による出店ペースの鈍化や、人件費上昇による利益圧迫が懸念材料です。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/9989

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/9989.T


【関西ドミナントの強み】エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 (8242)

◎ 事業内容: 阪急阪神百貨店を中核とする関西の流通大手。阪急うめだ本店は「東の伊勢丹、西の阪急」と称されるほどの圧倒的な集客力とブランド力を持つ。

 ・ 会社HP: https://www.h2o-retailing.co.jp/

◎ 注目理由: 大阪・梅田エリアの圧倒的な支配力が魅力です。今後予定される大阪万博やIR(統合型リゾート)など、関西圏のイベントや開発の恩恵を最も受ける銘柄の一つ。阪急うめだ本店の高額品販売力は凄まじく、富裕層インバウンドの受け皿として機能しています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 食品スーパー(関西スーパー等)の統合を進め、地域密着型のドミナント戦略を強化。百貨店依存からの脱却と、足元の商圏シェア拡大を同時に進めています。

◎ リスク要因: 関西圏への集中度が高いため、南海トラフ地震などの災害リスクや、関西経済の地盤沈下が懸念されます。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/8242

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/8242.T


【シワ改善のパイオニア】株式会社ポーラ・オルビスホールディングス (4927)

◎ 事業内容: 「POLA」と「ORBIS」を二本柱とする化粧品メーカー。訪問販売からスタートし、現在は百貨店やECなど多チャネル展開。シワ改善などのアンチエイジング分野で高い研究開発力を持つ。

 ・ 会社HP: https://www.po-holdings.co.jp/

◎ 注目理由: ブランド「POLA」の最高級ライン「B.A」やシワ改善美容液「リンクルショット」は、アジア圏の富裕層女性から絶大な支持を得ています。対面カウンセリング販売に強みがあり、日本ならではの「おもてなし」体験とセットで高額商品を販売できる点がインバウンド向きです。

◎ 企業沿革・最近の動向: 国内市場の縮小を見据え、中国を中心とした海外展開を加速。また、マルチブランド戦略として「THREE」などのナチュラル系ブランドも育成しています。

◎ リスク要因: 委託販売員(ポーラレディ)の減少や、主力のリンクルショットの競合品増加による優位性の低下がリスクです。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4927

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4927.T


【美容家電と日用品の殿堂】株式会社ビックカメラ (3048)

◎ 事業内容: 家電量販店大手。都心ターミナル駅前に大型店を構える。家電だけでなく、医薬品、化粧品、日用品、酒類なども豊富に扱い、インバウンド比率が高い。

 ・ 会社HP: https://www.biccamera.co.jp/

◎ 注目理由: 「家電量販店」ですが、実態はインバウンド向けの総合免税店に近いです。ドライヤーや美顔器などの美容家電は依然として人気が高く、同時にドラッグストアコーナーでの化粧品・医薬品の「ついで買い」が客単価を押し上げます。子会社のコジマとの連携で物流も効率化。

◎ 企業沿革・最近の動向: EC事業(https://www.google.com/search?q=%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9.com)とのOMO(Online Merges with Offline)戦略を推進。店舗で見てネットで買う、あるいはその逆の動線を強化し、利便性を高めています。

◎ リスク要因: 家電需要の一巡や、インバウンド客の購買品目が家電から食品・体験へシフトしすぎると、売上の伸びが鈍化する恐れがあります。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/3048

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/3048.T


【ボタニカルとデジタルの融合】株式会社I-ne (4933)

◎ 事業内容: 「BOTANIST(ボタニスト)」や「SALONIA(サロニア)」などのヘアケア・美容家電ブランドを展開するファブレスメーカー。デジタルマーケティングに長ける。

 ・ 会社HP: https://i-ne.co.jp/

◎ 注目理由: ドラッグストアで必ず見かける「BOTANIST」は、アジア圏の観光客にも「日本の高品質シャンプー」として認知されています。美容家電「SALONIA」も安価で高性能なため、お土産需要が高い。SNSを駆使したトレンド創出力が高く、次々とヒット商品を生み出す再現性があります。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2020年上場以来、高成長を継続。ヘアケアだけでなくスキンケア領域にも進出。中国や台湾などへの越境ECも強化しており、グローバルブランドへの脱皮を図っています。

◎ リスク要因: トレンドの移り変わりが早い業界であるため、常に新しいヒット商品を生み出し続ける必要があり、開発力が鈍ると成長が止まるリスクがあります。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4933

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4933.T


【メンズコスメとアジア展開】株式会社マンダム (4917)

◎ 事業内容: 男性化粧品のパイオニア。「GATSBY(ギャツビー)」ブランドは日本のみならずアジア各国で圧倒的なシェアを持つ。女性向け化粧品も展開。

 ・ 会社HP: https://www.mandom.co.jp/

◎ 注目理由: アジア(特にインドネシアなどの東南アジア)でのブランド認知が非常に高く、現地の中間層が訪日した際に「本場のギャツビー」や関連商品を購入する需要があります。また、日本のメンズコスメ市場の拡大に伴い、国内需要も底堅い。株価指標的に割安感があるのも特徴。

◎ 企業沿革・最近の動向: コロナ禍で整髪料需要が落ち込み苦戦しましたが、アフターコロナで回復基調。女性向けスキンケアやメイクアップ製品の強化を図り、ポートフォリオの多角化を進めています。

◎ リスク要因: 原材料価格の高騰や、主力の整髪料市場の成熟化。若年層のブランド離れなどが懸念されます。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4917

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4917.T


【九州発・アジアへの玄関口】株式会社コスモス薬品 (3349)

◎ 事業内容: 九州を地盤に全国へ拡大中のドラッグストア。「ディスカウントドラッグコスモス」を展開。EDLP(毎日安売り)戦略と食品強化が特徴。

 ・ 会社HP: https://www.cosmospc.co.jp/

◎ 注目理由: 九州は地理的にアジアに近く、クルーズ船やLCCでのインバウンド客が多いエリアです。コスモス薬品は地域シェアが圧倒的であり、観光客の「生活必需品・消耗品」の購入先として機能しています。キャッシュレス決済を限定的にするなど、独自のコスト削減策で高収益を維持しています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 関東地方への出店を加速させ、全国チェーンとしての地位を固めつつあります。自社PB商品の比率を高め、競合他社との価格競争でも優位に立っています。

◎ リスク要因: 頑なに現金主義(一部除く)を貫いているため、キャッシュレス決済を好むインバウンド客の取りこぼしが発生する可能性があります。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/3349

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/3349.T


【サロン専売品のグローバル化】株式会社ミルボン (4919)

◎ 事業内容: 美容室向けのヘアケア製品・カラー剤などを製造販売する業務用最大手。サロン専売品というプレミアムな立ち位置でブランドを確立。

 ・ 会社HP: https://www.milbon.com/

◎ 注目理由: 日本の美容室技術は世界最高峰であり、そこで使われるミルボン製品は「プロ仕様の最高級品」としてインバウンド客(特にアジアの富裕層)に人気です。美容室で施術を受け、その商品を自宅用に購入して帰る需要が拡大しています。韓国や中国などの現地サロンへの展開も進んでいます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 「モノ売り」だけでなく、美容師への技術教育などの「コト売り」をセットにするビジネスモデルで、海外でもシェアを拡大。高機能なプレミアムブランド「オージュア」が好調。

◎ リスク要因: 原材料高騰の影響や、美容室業界の人手不足による市場自体の縮小リスクがあります。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4919

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【イオンのドラッグ戦略中核】ウエルシアホールディングス株式会社 (3141)

◎ 事業内容: イオングループのドラッグストア最大手級。調剤併設型店舗が多く、深夜営業や24時間営業にも積極的。

 ・ 会社HP: https://www.welcia.co.jp/

◎ 注目理由: イオングループのインフラを活用した商品調達力と、WAONポイント経済圏による集客力が強み。観光地や空港近くのイオンモール内店舗などはインバウンド需要を大きく取り込んでいます。調剤部門の利益率が高く、物販の価格競争力を補完しています。

◎ 企業沿革・最近の動向: ツルハホールディングスとの経営統合に向けた動き(※執筆時点の状況注視)など、業界再編の台風の目となっています。DX推進による業務効率化も進行中。

◎ リスク要因: 業界再編・統合に伴う一時的な混乱やコスト増、システム統合の遅れなどがリスク要因となり得ます。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/3141

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/3141.T


【植物の力で自然派インバウンド獲得】株式会社ノエビアホールディングス (4928)

◎ 事業内容: 植物由来成分にこだわった化粧品「ノエビア」や、低刺激化粧品「常盤薬品工業(なめらか本舗など)」を展開。「眠眠打破」などのドリンクも有名。

 ・ 会社HP: https://www.noevirholdings.co.jp/

◎ 注目理由: ドラッグストアで爆発的に売れている「なめらか本舗(豆乳イソフラボン含有)」シリーズは、安価で高品質な日本コスメとしてインバウンドの定番土産です。高価格帯のノエビアブランドと、マス向けのセルフ化粧品の両輪で収益を上げており、財務体質も盤石です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 代理店販売が中心でしたが、近年はドラッグストアやECチャネルでの販売が伸長。海外展開もアジアを中心に進めています。

◎ リスク要因: 国内の人口減少による対面販売チャネルの縮小や、ドラッグストア向け商品の価格競争激化。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4928

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4928.T


【シューズも立派なインバウンド消費】株式会社エービーシー・マート (2670)

◎ 事業内容: 靴の小売りチェーン最大手。「HAWKINS」「VANS」などの自社ブランドと、NIKEやADIDASなどのナショナルブランドを販売。

 ・ 会社HP: https://www.abc-mart.net/

◎ 注目理由: 「日本限定モデル」のスニーカーは、スニーカーヘッズ(愛好家)の訪日客にとって垂涎の的です。ABCマートは都心部の観光地に大型店を構えており、多言語対応も進んでいます。円安により、自国で買うより割安に有名ブランドの靴が買えるため、まとめ買い需要が発生しています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 国内のみならず、韓国や台湾、ベトナムなど海外展開も好調。SPA(製造小売)的な側面を持ち、利益率が高い商品構成を実現しています。

◎ リスク要因: 天候不順による季節商品の販売不振や、若者のファッショントレンドの変化。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/2670

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/2670.T


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