【保存版】時価総額300億円以下から探す!外国人投資家がまだ気づいていない、財務ピカピカの「隠れテンバガー原石」20選

目次

はじめに:なぜ今、300億円以下の「財務ピカピカ株」なのか

2026年1月末現在、東京株式市場は二極化の様相を呈しています。日経平均株価を牽引する半導体関連や超大型株に資金が集中する一方で、時価総額が小さく、流動性が限定的な「スモールキャップ(小型株)」は、その実力に反して驚くほど割安な水準に放置されています。

ここに、個人投資家だけの「勝ち筋」があります。

機関投資家や外国人投資家は、運用規定(マンデート)により、時価総額が小さい銘柄や流動性の低い銘柄には手を出せません。彼らが買いたくても買えない、あるいは調査対象(カバレッジ)にすら入らない「空白地帯」こそが、時価総額300億円以下のゾーンなのです。

しかし、単に時価総額が小さいだけでは不十分です。金利のある世界が定着しつつある2026年において、最も重要なファクターは「財務の健全性」です。

今回選定した「財務ピカピカ」銘柄とは、以下の条件を高次元で満たす企業群です。

  1. 実質無借金(ネットキャッシュ)経営: 手元流動性が潤沢で、金利上昇局面でもダメージを受けず、むしろM&Aや株主還元に資金を回せる企業。

  2. ニッチトップ: 特定の産業用部材、特殊工事、専門サービスにおいて、他社が参入しにくい「経済の堀」を持っている企業。

  3. PBR(株価純資産倍率)1倍割れ近辺: 解散価値と同等かそれ以下で放置されており、東証のPBR是正要請による「株主還元強化」が期待できる企業。

これらは「隠れテンバガー(10倍株)原石」です。誰もが知っているトヨタやソニーを買っても、ここから株価が10倍になることは容易ではありません。しかし、時価総額100億円〜300億円の企業が、ひとつのヒット商品やM&A、あるいは市場評価の見直し(リレイティング)によって時価総額1000億円(株価数倍〜10倍)になるストーリーは、株式市場の歴史の中で何度も繰り返されてきました。

特に2025年から続く「MBO(経営陣による買収)」や「親子上場解消」のトレンドにおいて、キャッシュリッチな小型株は常にTOB(株式公開買付け)の対象となるポテンシャルを秘めています。

本記事では、徹底的なリサーチに基づき、外国人投資家のレーダーに映らない、しかし日本国内のインフラや産業を支える「縁の下の力持ち」たちを20銘柄厳選しました。派手さはありませんが、夜ぐっすり眠れるような堅実な財務と、爆発的な成長余地を秘めた銘柄たちです。


※投資に関する免責事項

本記事は、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。掲載されている情報は、2026年1月31日時点の公開情報および市場分析に基づいた「翌日の買うべき株_ver2.00」としての見解であり、情報の正確性や完全性を保証するものではありません。株式投資には価格変動リスク、信用リスク、流動性リスクなどが伴い、元本割れが生じる可能性があります。投資判断は、必ずご自身の責任と判断において行ってください。本記事の情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切の責任を負いません。


厳選おすすめ銘柄20選

【住宅長寿命化の国策ど真ん中】株式会社アサンテ (6073)

◎ 事業内容: JA(農協)と提携し、住宅用シロアリ防除で国内首位。湿気対策や地震対策リフォームも手掛ける。直販体制に強み。

 ・ 会社HP:

◎ 注目理由: 住宅の長寿命化は日本の国策であり、新築着工件数が減少する中、既存住宅のメンテナンス需要は底堅い。特に同社はJA(農協)との強固な提携ネットワークを持っており、地方部での営業基盤が盤石。無借金経営で自己資本比率も高く、配当利回りも比較的高水準で安定している。インフレによる薬剤コスト増を価格転嫁できており、利益率の改善傾向が見られる点も評価。外国人投資家が入りにくいドメスティックなニッチトップ企業。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1970年創業。シロアリ防除から始まり、木造住宅の総合メンテナンスへ事業を拡大。最近では、気候変動に伴う害虫被害の拡大や、空き家対策に関連したメンテナンス需要を取り込んでいる。DXによる営業効率化も推進中。

◎ リスク要因: 天候不順による施工延期や、訪問販売に対する規制強化の影響を受ける可能性。

◎ 参考URL(みんかぶ):

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):


【インバウンド復活の陰の勝者】株式会社手間いらず (2488)

◎ 事業内容: 複数の宿泊予約サイト(OTA)を一元管理するシステム「TEMAIRAZU」の開発・提供。利益率が極めて高いSaaSモデル。

 ・ 会社HP:

◎ 注目理由: 時価総額300億円以下でありながら、営業利益率が驚異的に高い「超高収益体質」企業。2026年現在、インバウンド需要は完全回復を超え拡大期にあり、宿泊施設のDXニーズ(人手不足解消)は待ったなしの状況。予約サイトコントローラー領域でのシェアは圧倒的であり、スイッチングコストが高いため解約率が低い。財務内容は鉄壁で、積み上がったキャッシュの活用(M&Aや還元)への期待感も強い。

◎ 企業沿革・最近の動向: 比較サイト運営からスタートし、宿泊予約管理システムへピボット。コロナ禍を耐え抜き、現在は過去最高益更新を視野に入れる。AIを活用したダイナミックプライシング連携など機能強化を進めている。

◎ リスク要因: Googleなどの巨大プラットフォーマーによる同領域への本格参入リスク。

◎ 参考URL(みんかぶ):

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):


【半導体・水素を支える極細線】日本精線株式会社 (5659)

◎ 事業内容: ステンレス鋼線のトップメーカー。半導体製造装置用フィルターや水素ステーション向け高強度鋼材など、先端分野に強み。

 ・ 会社HP: https://www.n-seisen.co.jp/

◎ 注目理由: 地味な社名だが、実は半導体製造プロセスに不可欠な「ナスロン(金属繊維)」の技術力が世界屈指。微細な不純物を取り除くフィルター需要は、半導体の微細化と共に増加の一途をたどる。また、水素社会の進展に伴い、水素脆化に強い特殊鋼の需要も拡大中。親会社は大同特殊鋼であり、経営基盤は安定。PBRは依然として割安圏にあり、見直し買いの余地が大きい。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1951年設立。ステンレス鋼線の加工技術を深掘りし、高付加価値製品へシフト。最近はタイやベトナムなどアジア拠点での生産能力増強を進めている。

◎ リスク要因: ニッケル・クロムなどの原材料価格変動リスク、および半導体市況のシリコンサイクル。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/5659

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/5659.T


【「未来」をつくる電設資材の王様】未来工業株式会社 (7909)

◎ 事業内容: スイッチボックスやケーブル保護管などの電気設備資材メーカー。「常に考える」をモットーにした製品開発力と、高いシェアが特徴。

 ・ 会社HP: https://www.mirai.co.jp/

◎ 注目理由: 「日本一社員が幸せな会社」としてメディア露出も多いが、投資対象としても「価格決定力」を持つ数少ない中小企業。建設資材のインフレが進む中、圧倒的な現場支持率(使いやすさ)を背景に値上げを浸透させ、利益率を維持・向上させている。データセンター建設ラッシュや再開発案件において、同社の省施工部材は必須アイテム。財務は極めて健全で、安定配当銘柄としても魅力。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1965年創業。他社と差別化したアイデア製品で市場を席巻。年間休暇が多いことでも有名だが、生産性は非常に高い。最近は省エネ・再エネ関連の部材ラインナップを拡充。

◎ リスク要因: 国内建設需要の長期的縮小、原材料である樹脂価格の高騰。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/7909

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/7909.T


【防災・減災の「青いシート」】萩原工業株式会社 (7856)

◎ 事業内容: 合成樹脂繊維のフラットヤーン技術を核に、ブルーシートで国内圧倒的シェア。土のう袋やコンクリート補強繊維も展開。

 ・ 会社HP: https://www.hagihara.co.jp/

◎ 注目理由: 日本は災害大国であり、防災・復興需要は恒久的。同社のブルーシートや土のうは、災害時の必需品として行政や自治体からの信頼が厚い。また、老朽化したコンクリートインフラの補修・補強に使う「バルチップ(コンクリート補強繊維)」が海外でも伸びており、グローバルニッチトップの側面も持つ。岡山県倉敷市に本社を置き、着実な成長を続ける優良企業。

◎ 企業沿革・最近の動向: 畳表の製造から始まり、産業資材へ展開。現在は環境配慮型の「リサイクル可能なブルーシート」の普及に注力。海外売上比率の向上が成長ドライバー。

◎ リスク要因: 原油価格高騰による原材料コスト増、海外展開における為替リスク。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/7856

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/7856.T


【プラント解体のスペシャリスト】ベステラ株式会社 (1433)

◎ 事業内容: 製鉄所や発電所などのプラント解体に特化した工事会社。「リンゴ皮むき工法」など特許技術による効率的な解体が強み。

 ・ 会社HP: https://www.besterra.co.jp/

◎ 注目理由: 高度経済成長期に作られた日本のインフラ・プラント群は、一斉に更新時期(解体・建て替え)を迎えている。「作ること」よりも「壊すこと」の難易度が高まる中、特許工法を持つ同社の競争優位性は高い。また、解体後のスクラップ売却益も収益源となるため、資源価格高騰も追い風になる構造。3Dスキャン技術を用いた設計データ化など、建設テックの側面も併せ持つ。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1974年創業。特殊解体技術を武器に元請け化を推進。最近は老朽化設備の3D計測サービスの引き合いが強く、ストック型ビジネスへの展開も模索。

◎ リスク要因: 工事進行基準による四半期業績のブレ、熟練技術者の確保難。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/1433

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/1433.T


【名古屋発の割安AI・SIer】株式会社システムリサーチ (3771)

◎ 事業内容: トヨタ系をはじめとする製造業向けシステム開発、EC構築、AIソリューションなどを手掛ける独立系SIer。

 ・ 会社HP: https://www.sr-net.co.jp/

◎ 注目理由: IT企業でありながらPER、PBRともに割安水準で放置されている「バリュー系IT株」。主な顧客基盤が中京圏の製造業であり、堅実な需要がある。特筆すべきは、単なる受託開発だけでなく、自社プロダクト(EC構築など)の比率を高めている点。無借金経営で財務体質は盤石。DX投資が地方の中堅企業にも波及する2026年、再評価されるべき銘柄。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1981年設立。汎用機開発からオープン系、Web系へ技術転換。最近はAIを用いた画像認識や予知保全システムに注力し、製造現場のDXを支援。

◎ リスク要因: エンジニアの人件費高騰、主要顧客の設備投資抑制リスク。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/3771

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/3771.T


【化学品物流のグローバルニッチ】株式会社日本コンセプト (9386)

◎ 事業内容: 液体化学品やフロンガスなどを運ぶ「タンクコンテナ」を用いた国際複合輸送サービス。自社で大量のコンテナを保有。

 ・ 会社HP: https://www.n-concept.co.jp/

◎ 注目理由: 化学品の物流は特殊なノウハウと設備が必要で参入障壁が高い。タンクコンテナを利用した輸送は、ドラム缶輸送に比べて環境負荷が低く、SDGsの観点から世界的に需要がシフトしている。海外ネットワークを拡充しており、円安メリットも享受しやすい。財務面では自己資本比率が高く、安定的な配当成長も魅力。地味だが着実にシェアを伸ばすグローバル企業。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1994年設立。早くから海外代理店網を構築。最近はフロンガスの回収・再生事業など、環境関連ビジネスを強化中。

◎ リスク要因: 世界景気減速による化学品荷動きの停滞、地政学リスクによる航路混乱。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/9386

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/9386.T


【開示情報の守護神】宝印刷(TAKARA & COMPANY) (7921)

◎ 事業内容: 上場企業のディスクロージャー(開示)関連書類の作成支援大手。プロネクサスと市場を二分する寡占企業。通訳・翻訳も展開。

 ・ 会社HP: https://www.takara-print.co.jp/

◎ 注目理由: 上場企業が存在する限り必ず発生する「法的需要」を取り込むビジネスモデルであり、極めて安定的。近年の人的資本開示や英文開示の義務化など、開示ルールの複雑化は同社にとって単価アップの好機。キャッシュ潤沢な財務体質で、安定配当を継続している。株主優待も人気だが、本質はその圧倒的な「不況耐性」とキャッシュ創出力にある。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1952年創業。印刷業から情報加工業へ転換。M&Aにより通訳・翻訳会社を子会社化し、グローバルIR支援能力を強化している。

◎ リスク要因: 上場企業数の減少(MBOや再編)、紙媒体の電子化加速による印刷売上の減少。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/7921

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/7921.T


【技術商社の隠れた実力派】極東貿易株式会社 (8093)

◎ 事業内容: 重電、産業機械、計測機器などを扱う独立系技術商社。エンジニアリング機能に強く、資源開発やインフラ関連に実績。

 ・ 会社HP: https://www.kbk.co.jp/

◎ 注目理由: 典型的な「資産バリュー株」。時価総額に対して保有する現預金や有価証券の割合が高く、PBRは長らく1倍を大きく割れている。しかし、近年は株主還元への意識が高まっており、配当利回りも魅力的な水準。事業面では、防衛・航空宇宙関連や、海底ケーブル敷設船などのニッチな大型案件に強みがあり、地政学リスクの高まりが逆にビジネスチャンスとなる側面も。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1947年設立。旧財閥系に属さない独立性を活かし、多角的に展開。最近は再エネ関連や、インフラモニタリングシステムなどのソフト面に注力。

◎ リスク要因: 大型案件の失注や期ずれ、為替変動の影響。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/8093

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/8093.T


【水道IoTのトップランナー】愛知時計電機株式会社 (7723)

◎ 事業内容: 水道メーター、ガスメーターの大手。IoT技術を活用したスマートメーターで自治体の検針業務合理化を支援。

 ・ 会社HP: https://www.aichitokei.co.jp/

◎ 注目理由: 全国の自治体で水道検針員の不足が深刻化しており、「スマート水道メーター」への置き換え需要が本格化している。同社はこの分野の先駆者であり、ハードウェアだけでなく検針システム全体を提供できる強みがある。官公庁需要がメインのため業績が景気に左右されにくく、財務も健全。PBR是正期待も高い、典型的な「堅実割安株」。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1898年創業の老舗。時計製造から精密機械へ。最近はLPガス向けの通信機能付きメーターや、海外市場への展開も模索中。

◎ リスク要因: 公共事業予算の縮小、半導体不足による納期遅延(現在は解消傾向)。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/7723

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/7723.T


【インフラ強靭化の黒子】コンドーテック株式会社 (7438)

◎ 事業内容: 建設・土木資材の製造販売。足場部材、アンカーボルト、環境資材など、工事現場に不可欠な消耗品を幅広く扱う。

 ・ 会社HP: https://www.kondotec.co.jp/

◎ 注目理由: 国土強靭化計画やリニア新幹線工事など、大型土木工事において同社の資材は必須。自社工場を持つメーカー機能と、仕入販売を行う商社機能を併せ持ち、顧客の細かいニーズに即応できる体制が強み。財務内容は極めて良く、増配傾向も続いている。派手なテーマ性は薄いが、長期で保有するにふさわしい「インフラの必需品」企業。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1953年設立。全国に営業拠点を展開し、地域密着のデリバリー体制を構築。M&Aにより電設資材分野なども強化している。

◎ リスク要因: 鉄鋼価格の変動、建設業界の人手不足による工事遅延。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/7438

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/7438.T


【キャッシュリッチなプラ成形大手】天馬株式会社 (7958)

◎ 事業内容: プラスチック成形メーカー大手。収納ケース「Fits」などの家庭用品と、OA機器・自動車部品などの工業用品が二本柱。

 ・ 会社HP: https://www.tenmacorp.co.jp/

◎ 注目理由: 東証の中でも屈指の「キャッシュリッチ企業」として知られる。時価総額に近いレベルの現預金・有価証券を保有しており、実質的な企業価値評価は非常に低い。アクティビスト(物言う株主)のターゲットになりやすく、経営陣も株主還元強化(増配や自社株買い)に舵を切らざるを得ない状況。東南アジアでの生産体制が整っており、海外成長も期待できる。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1949年創業。家庭用収納ケースでブランドを確立。ベトナムやインドネシアでの工場拡張を進め、サプライチェーンの多元化を図っている。

◎ リスク要因: 原材料(樹脂)価格の高騰、アクティビストとの対立による経営の混乱。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/7958

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/7958.T


【化粧品からEVまで】テイカ株式会社 (4027)

◎ 事業内容: 酸化チタン、界面活性剤などの化学メーカー。日焼け止め用微粒子酸化チタンで世界トップクラスのシェア。

 ・ 会社HP: https://www.tayca.co.jp/

◎ 注目理由: 化粧品(日焼け止め)向けの微粒子酸化チタンは高収益製品であり、世界的な美容意識の高まりで需要が堅調。さらに、EV(電気自動車)コンデンサ向けの導電性高分子薬剤や、圧電材料など、エレクトロニクス分野の隠れた実力企業でもある。自己資本比率が高く、研究開発型の企業として独自の地位を築いている。PBR1倍割れ水準で割安感がある。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1919年創業。硫酸製造から酸化チタンへ。最近は医療用材料や環境対応型製品の開発に注力し、ポートフォリオの多角化を進めている。

◎ リスク要因: 酸化チタン市況の変動、主要顧客である化粧品・電子部品メーカーの需要減。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4027

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4027.T


【特殊潤滑油のニッチトップ】株式会社MORESCO (5018)

◎ 事業内容: 自動車用、衛生材料用などの特殊潤滑油・接着剤メーカー。ダイカスト用油剤で国内高シェア。

 ・ 会社HP: https://www.moresco.co.jp/

◎ 注目理由: 自動車の軽量化に欠かせない「ダイカスト(鋳造)」に使われる離型剤や潤滑油で圧倒的な強みを持つ。EV化が進んでも、車体の軽量化ニーズ(アルミ部品化)はむしろ高まるため、需要は消滅しない。また、紙おむつ用のホットメルト接着剤など、衛生材料分野も安定収益源。海外売上比率が高く、グローバルニッチの見本のような企業。高配当傾向にある点も魅力。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1958年設立。神戸発の研究開発型企業。中国、アセアン、インドなどに拠点を展開。次世代EV向けの熱マネジメント流体などの開発も推進。

◎ リスク要因: 原油ナフサ価格の変動、中国市場の景気減速影響。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/5018

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/5018.T


【高配当のアフィリエイトASP】株式会社インタースペース (2122)

◎ 事業内容: アフィリエイトサービス「アクセストレード」の運営と、メディア運営(「ママスタ」など)が柱。

 ・ 会社HP: https://www.interspace.ne.jp/

◎ 注目理由: ネット広告業界の中でも、成果報酬型広告(アフィリエイト)は費用対効果を重視する広告主から底堅い需要がある。同社は金融・サービス系に強く、さらに自社メディア「ママスタ」が巨大なPVを持っており、収益性が高い。特筆すべきは株主還元姿勢で、配当性向が高く、高配当利回り銘柄として常連。時価総額が小さく、キャッシュリッチであるため、MBOや再編の思惑も働きやすい。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1999年設立。PC向け広告からスマホ、SNS広告へ適応。東南アジア(インドネシア、ベトナムなど)での事業展開も黒字化しつつある。

◎ リスク要因: 広告規制(ステマ規制など)の強化、Google検索アルゴリズム変更によるメディア集客減。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/2122

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/2122.T


【上場企業の「ディスクロージャー」の双璧】株式会社プロネクサス (7893)

◎ 事業内容: 上場企業の開示書類作成支援システム、IR支援サービスを提供。宝印刷と市場を寡占。

 ・ 会社HP: https://www.pronexus.co.jp/

◎ 注目理由: 宝印刷と同様、上場企業にとって「なくてはならない」インフラ企業。同社の強みは、開示実務支援システム「PRONEXUS WORKS」の高いシェアと、そこから派生するWebサイト構築や動画制作などの高付加価値サービス。顧客基盤が盤石で、サブスクリプション的な安定収益が見込める。財務は鉄壁の無借金。安定成長と配当を好む投資家向けの王道スモールキャップ。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1930年創業。株券印刷からスタートし、現在の情報加工へ。最近は非財務情報(ESG)の開示支援コンサルティングを強化中。

◎ リスク要因: 上場廃止企業の増加、AI翻訳普及による翻訳単価の下落。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/7893

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/7893.T


【「道」を守るアスファルトの老舗】東亜道路工業株式会社 (1882)

◎ 事業内容: 道路舗装大手。アスファルト合材の製造販売と道路工事が柱。独自の環境配慮型舗装技術に定評。

 ・ 会社HP: https://www.toadoro.co.jp/

◎ 注目理由: 道路舗装業界は、新規建設よりも「維持修繕」がメイン市場になっており、技術力のある企業が生き残るフェーズ。同社は「涼しい道路(遮熱性舗装)」や「水を通す道路」など、都市型水害やヒートアイランド対策に資する製品を持っている。PBRは低く、財務は健全。公共事業依存度は高いが、国の国土強靭化予算がついているため当面は安定。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1930年設立。独立系道路会社として技術開発を重視。CO2排出削減に寄与する中温化アスファルト合材の拡販を進めている。

◎ リスク要因: 原油価格高騰によるアスファルトコスト増、公共工事発注の季節偏重。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/1882

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/1882.T


【金融システムの堅牢な守り手】株式会社CIJ (4826)

◎ 事業内容: 独立系システム開発会社。日立製作所やNTTデータとの取引が太く、銀行・生損保向けのシステム開発に強み。

 ・ 会社HP: https://www.cij.co.jp/

◎ 注目理由: 金融機関のシステムは「絶対に止めてはならない」ミッションクリティカルな領域であり、長年の信頼実績がある同社への発注は途切れない。マイグレーション(旧システムからの移行)需要や、FinTech対応などの開発案件が豊富。無借金経営で自己資本比率は高く、手堅い経営が特徴。AIやロボット分野への研究開発も行っており、地味ながら次世代への布石も打っている。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1976年設立。横浜本社。プライム案件の獲得比率を高め、下請け脱却を図る。収益性の高い自社パッケージ製品(ペーパーレス関連)も伸長。

◎ リスク要因: 金融業界のIT投資サイクルの谷間、エンジニア確保競争の激化。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4826

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4826.T


【アパレル復活のディープバリュー】クロスプラス株式会社 (3320)

◎ 事業内容: 婦人服製造卸の大手。量販店・専門店向けに企画生産(ODM)を行う。EC販売も強化中。

 ・ 会社HP: https://www.crossplus.co.jp/

◎ 注目理由: アパレル業界はコロナ禍で淘汰が進んだが、生き残った企業の収益性は改善している。同社は時価総額が極めて小さい(50億円前後)にもかかわらず、売上規模は大きく、何より「ネットキャッシュが時価総額を上回る」こともあるほどのディープバリュー(超割安)株。PBR是正の圧力が強くかかりやすく、配当利回りも高い。推し活グッズなど若者向け新商品のヒットも散見される。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1954年創業。量販店向け衣料で成長。近年はアパレル不況を受け、EC直販やライフスタイル雑貨へ事業領域を広げている。

◎ リスク要因: 円安による輸入コスト増、暖冬などによる季節衣料の販売不振。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/3320

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/3320.T


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次