クラシコム(7110)高騰で再注目!「世界観」で稼ぐ、第2の『北欧、暮らしの道具店』を探せ【関連銘柄20選】

「ただモノを売る時代」の終焉が叫ばれて久しい昨今、一つの企業の躍進が市場の注目を一身に集めています。東証グロース市場に上場する**株式会社クラシコム(7110)**です。同社が運営するライフスタイルECサイト「北欧、暮らしの道具店」は、単なるECサイトの枠を超え、独自のコンテンツと世界観で熱狂的なファンコミュニティを形成。その結果、D2C(Direct to Consumer)モデルの成功例として、株価も力強い上昇トレンドを描いています。

なぜ、クラシコムはこれほどまでに投資家を惹きつけるのでしょうか。その答えは、同社が築き上げた「エンゲージメント・エコシステム」にあります。コラム記事や動画、ポッドキャストといった多様なコンテンツを通じて、顧客の「暮らし」に寄り添い、共感を醸成する。その過程で生まれる信頼関係が、結果として購買行動へと繋がり、高い収益性を実現しているのです。これは、価格競争や広告宣伝費の高騰に喘ぐ多くの小売・Eコマース企業とは一線を画す、極めて現代的なビジネスモデルと言えるでしょう。

このクラシコムの成功は、私たち投資家にある重要な示唆を与えてくれます。それは、**「独自の強い世界観を持ち、ファンとの深い関係性を築いている企業」**こそが、これからの時代を勝ち抜く成長ポテンシャルを秘めているのではないか、という仮説です。

そこで本記事では、「クラシコム」という成功モデルを羅針盤に、同様の輝きを放つ可能性を秘めた関連銘柄を20社、厳選してご紹介します。選定の軸は以下の通りです。

  1. D2C・EC関連: 独自の世界観を持つブランドを、自社ECサイトを主軸に展開する企業。

  2. ライフスタイル・世界観提供: 特定のライフスタイルや価値観を提案し、ファンを魅了する商品・サービスを提供する企業。

  3. コンテンツ・メディアコマース: 質の高いコンテンツで集客し、購買に繋げるビジネスモデルを持つ企業。

  4. ファンコミュニティ形成: 熱量の高いコミュニティを事業の核に据えている企業。

これらの視点から選ばれた銘柄群は、まさに「次のクラシコム」候補と言えるかもしれません。もちろん、それぞれの企業が抱えるリスクも存在します。本記事では、各銘柄の事業内容や注目理由といった「光」の部分だけでなく、潜在的なリスクという「影」の部分にも言及することで、多角的な投資判断の一助となることを目指します。

さあ、あなたもこの記事をきっかけに、未来の成長株を発掘する旅に出てみませんか?クラシコムが示した新たな時代の羅針盤を手に、まだ見ぬ宝の地図を広げましょう。


【投資に関する免責事項】 本記事は、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。紹介する銘柄は、あくまで情報提供および分析の一環として提示するものであり、投資の最終決定はご自身の判断と責任において行ってください。株式投資は、価格の変動等により損失が生じるおそれがあります。投資に関する決定を下す前に、ご自身で十分な調査・分析を行うか、専門家にご相談されることを推奨します。本記事の情報に基づいて被ったいかなる損害についても、筆者および情報提供元は一切の責任を負いません。


目次

D2C・Eコマース関連銘柄

【CtoCからD2C支援まで展開】株式会社メルカリ (4385)

◎ 事業内容: フリマアプリ「メルカリ」の企画・開発・運用を主軸に、スマホ決済サービス「メルペイ」、Eコマース事業者向けプラットフォーム「メルカリShops」などを展開。個人の”いらないもの”を”ほしい人”に繋ぐCtoCマーケットプレイスの最大手。

. 会社HP:https://about.mercari.com/

◎ 注目理由: クラシコムが個人のライフスタイルに深く根差したプラットフォームであるように、メルカリもまた個人の消費活動や価値観を反映する巨大なプラットフォームです。特に「メルカリShops」は、個人や小規模事業者が自身のブランドや商品を直接販売できるD2Cの側面を強化しており、第2のクラシコムが生まれる土壌となり得ます。圧倒的なユーザー基盤とデータ活用力、そして越境ECへの展開力は、今後の成長を期待させる大きな要素です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2013年にサービスを開始し、わずか数年で国内CtoC市場のデファクトスタンダードに。近年はフィンテック領域(メルペイ)やBtoC領域(メルカリShops)へ事業を多角化。また、米国市場での事業拡大や、英国からの撤退など、グローバルでの選択と集中を進めています。直近では、梱包・発送の手間を代行する新サービスなどを開始し、利便性向上に努めています。

◎ リスク要因: 国内CtoC市場の成熟化による成長率の鈍化懸念。海外事業、特に米国事業の収益化の遅れ。個人間取引に起因するトラブルや、法規制強化による影響を受ける可能性があります。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/4385

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/4385


【ECサイト構築のプラットフォーマー】BASE株式会社 (4477)

◎ 事業内容: 「Payment to the People, Power to the People.」をミッションに、誰でも簡単にネットショップを開設できるサービス「BASE」を提供。初期費用・月額費用が無料で始められる手軽さが支持され、多くの個人やスモールチームのD2Cブランドが誕生する基盤となっている。

. 会社HP:https://binc.jp/

◎ 注目理由: クラシコムが自社でD2Cを実践するプレイヤーだとすれば、BASEは無数のD2Cプレイヤーを生み出すプラットフォーマーです。「BASE」から生まれる個性的なショップ群は、まさに多様なライフスタイルの集合体。クラシコムのような成功事例が今後BASEから多数生まれる可能性を秘めています。ショップオーナーの成長を支援する様々な機能や金融サービスも展開しており、経済圏としての拡大に期待が持てます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2012年設立。個人のネットショップ開設ニーズを捉え急成長。コロナ禍におけるEC需要の高まりも追い風となりました。近年は、グロースプラン(有料プラン)の導入や、資金調達を支援する「YELL BANK」など、ショップの成長フェーズに合わせたサービスを拡充。決済事業の強化や、大手企業との連携も積極的に進めています。

◎ リスク要因: 競合サービス(Shopifyなど)との競争激化。景気後退による個人消費の冷え込みや、出店者の成長が鈍化した場合、GMV(流通総額)の伸び悩みに繋がる可能性があります。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/4477

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/4477


【応援購入で未来のD2Cを発掘】株式会社マクアケ (4479)

◎ 事業内容: 「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」をビジョンに、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」を運営。新製品や新サービスの先行販売・予約販売の場を提供し、作り手とサポーターを繋ぐ。

. 会社HP:https://www.makuake.co.jp/

◎ 注目理由: 「Makuake」は、まさに未来のクラシコムが生まれるインキュベーター(孵化器)のような存在です。作り手の想いやストーリーに共感した消費者が「応援購入」という形で支援するため、ファンコミュニティを核としたビジネスモデルと親和性が非常に高いと言えます。ここで成功したプロジェクトが、後に本格的なD2Cブランドへと成長していく事例も多く、新しいライフスタイルや価値観を社会に提示する起点として注目されます。

◎ 企業沿革・最近の動向: サイバーエージェントの子会社として2013年に設立。クラウドファンディング市場の拡大とともに成長を遂げ、2019年に東証マザーズ(現グロース)に上場。近年は、プロジェクト実行後のEC展開や販路拡大を支援するサービスを強化。また、全国の金融機関や自治体と連携し、地域発のプロジェクト創出にも注力しています。

◎ リスク要因: 景気変動による消費マインドの低下が、応援購入額に直接影響する可能性があります。類似サービスとの競争や、プロジェクトの実行遅延・失敗といったトラブルによるプラットフォームへの信頼性低下もリスクとして挙げられます。

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【ECの裏側を支える黒子役】株式会社いつも (7694)

◎ 事業内容: 楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなどのECモールや自社ECサイトでのブランド展開を総合的に支援する「ECマーケットプレイスサービス」が主力。ブランドの公式ECサイトの立ち上げから、運営代行、マーケティング、コンサルティングまでを一気通貫で提供する。

. 会社HP:https://itsumo365.co.jp/

◎ 注目理由: クラシコムが自社でEC運営とマーケティングを高いレベルで実践しているのに対し、「いつも」はそうしたノウハウを多くの企業に提供する黒子役です。同社が支援するD2Cブランドが増え、成功事例が積み重なるほど、その知見やデータはさらに価値を増していきます。多くの企業のEC化・D2C化が今後も進むことを見越せば、その成長を裏側から支える同社の役割はますます重要になると考えられます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2007年設立。ECコンサルティングから事業を始め、運営代行、マーケティング支援へとサービスを拡大。数多くのブランドのEC売上拡大を実現し、2020年に東証マザーズ(現グロース)に上場。近年はM&Aにも積極的で、EC領域の周辺サービスを取り込み、ワンストップでの支援体制を強化しています。

◎ リスク要因: 特定の大手ECプラットフォームへの依存度が高い側面があり、それらプラットフォーマーの方針転換(手数料改定など)による影響を受ける可能性があります。EC支援市場への新規参入者との競争激化も懸念されます。

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【家具ECの雄、LOWYAを展開】株式会社ベガコーポレーション (3542)

◎ 事業内容: デザイン性の高い家具・インテリアなどを、自社で企画・開発し、ECサイト「LOWYA(ロウヤ)」で販売するD2Cビジネスを展開。手頃な価格帯とトレンドを捉えた商品企画力で、特に若者層から強い支持を得ている。

. 会社HP:https://www.vega-c.com/

◎ 注目理由: 「LOWYA」は、クラシコムの「北欧、暮らしの道具店」と同様に、特定のライフスタイル(おしゃれで自分らしい部屋づくり)を提案し、それに共感するファンを獲得している点で非常に類似しています。SNSやインフルエンサーを活用したマーケティングも巧みで、商品の見せ方や世界観の作り方に強みがあります。家具という高単価な商材をECで販売するノウハウと、越境ECへの展開力は、今後の成長ポテンシャルを感じさせます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2004年に福岡で創業。当初は家具のECモール出店が中心だったが、徐々に自社企画のD2Cモデルへシフトし、「LOWYA」ブランドを確立。2016年に東証マザーズ(現グロース)に上場。近年は、AR(拡張現実)で家具の試し置きができるアプリを導入するなど、オンラインでの購入体験向上に注力しています。

◎ リスク要因: 為替変動による輸入コストの上昇や、海外の生産拠点における地政学リスク。国内の住宅着工件数の減少や、景気後退による高額商品への消費意欲の減退が業績に影響を与える可能性があります。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/3542

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【健康食品・化粧品のD2C企業】株式会社北の達人コーポレーション (2930)

◎ 事業内容: 「びっくりするほど良い商品ができた時にしか、商品化しない」という徹底した製品開発ポリシーのもと、健康食品や化粧品を企画・開発し、自社ECサイトで販売するD2Cのパイオニア的存在。「カイテキオリゴ」や「ヒアロディープパッチ」などのヒット商品を持つ。

. 会社HP:https://www.kitanotatsujin.com/

◎ 注目理由: クラシコムが「世界観」や「ライフスタイル提案」で顧客との関係を築いているのに対し、北の達人コーポレーションは「商品の圧倒的な品質」と「効果への実感」で顧客の信頼を勝ち取っています。アプローチは異なりますが、顧客とダイレクトに繋がり、高いリピート率を誇るビジネスモデルはD2Cの本質を捉えています。徹底したWebマーケティング力と、新商品を着実にヒットさせる開発力は、同社の強固な収益基盤となっています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2002年設立。当初は北海道の特産品販売を手掛けていたが、健康食品のD2Cにシフトして急成長。2012年に札証アンビシャス、その後東証二部、一部へと市場変更。近年は、M&Aにより事業領域の拡大を図るとともに、後継者不足に悩む優良なEC事業を承継する動きも見せています。

◎ リスク要因: 薬機法などの広告表現に関する規制強化が事業に影響を与える可能性があります。特定の大ヒット商品への依存度が高まると、類似品の出現や消費者トレンドの変化によって業績が不安定になるリスクがあります。

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ライフスタイル・世界観提供銘柄

【体験価値をデザインする家電メーカー】バルミューダ株式会社 (6612)

◎ 事業内容: 「素晴らしい体験を」を理念に、独自の技術と美しいデザインを両立させた家電製品を企画・開発・販売。「BALMUDA The Toaster」や「BALMUDA The GreenFan」など、数々のヒット商品を生み出している。

. 会社HP:https://www.balmuda.com/jp/

◎ 注目理由: バルミューダの製品は、単なる機能的な「道具」ではなく、それを使うことで得られる心地よさや楽しさといった「体験価値」を提供しています。これは、クラシコムが商品を通じて「フィットする暮らし」という価値観を提供する姿勢と通底します。製品に込められたストーリーや哲学がファンの心を掴んでおり、高いブランドロイヤリティを築いている点は、まさにD2Cの本質と言えるでしょう。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2003年設立。扇風機やトースターのヒットで高級家電メーカーとしての地位を確立し、2020年に東証マザーズ(現グロース)に上場。近年は、スマートフォン事業「BALMUDA Phone」への参入と撤退という大きな挑戦も経験。現在は主力の家電事業に再度注力し、ブランドの再構築を進めています。

◎ リスク要因: 高価格帯の製品が中心であるため、景気後退期の消費マインド低下の影響を受けやすい。開発した新製品がヒットするかどうかが業績を大きく左右する「一本足打法」のリスク。他社による模倣品や類似デザインの製品出現による競争激化。

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【“Made in Japan”を世界へ】株式会社TOKYO BASE (3415)

◎ 事業内容: 「日本発を世界へ」をコンセプトに、セレクトショップ「STUDIOUS」や、全て日本製のオリジナルブランド「UNITED TOKYO」「PUBLIC TOKYO」などを展開。高い品質とデザイン性を両立した商品を、ECと実店舗で販売する。

. 会社HP:https://www.tokyobase.co.jp/

◎ 注目理由: クラシコムが「北欧」というテーマで独自の世界観を築いているように、TOKYO BASEは「日本(東京)」というテーマで独自の世界観を構築しています。ターゲット顧客を明確に定め、SNSなどを活用して直接コミュニケーションを図ることで、熱量の高いファンを獲得しています。EC化率が非常に高く、顧客データを活用した効率的な店舗運営も強み。国内だけでなく、海外の感度の高い層からの支持も集めています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2008年設立。セレクトショップからスタートし、SPA(製造小売)型のオリジナルブランドを立ち上げ急成長。2015年に東証マザーズ(現グロース)に上場。コロナ禍では実店舗が打撃を受けたものの、ECの強さを発揮。近年は中国をはじめとするアジア市場への出店を加速させています。

◎ リスク要因: ファッション業界全体のトレンドの変化が激しく、企画した商品が顧客ニーズと合致しない場合、在庫リスクを抱えることになります。個人消費の動向や天候不順も業績に影響を与えやすいです。

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【多様なブランドでライフスタイルを提案】株式会社アダストリア (2685)

◎ 事業内容: 「グローバルワーク」「ニコアンド」「ローリーズファーム」など30以上のブランドを国内外で展開するカジュアルファッション専門店チェーン。衣料品だけでなく、雑貨や家具、飲食など、ライフスタイル全般に関わる事業を多角的に手掛ける。

. 会社HP:https://www.adastria.co.jp/

◎ 注目理由: 特に「niko and …(ニコアンド)」は、雑誌のような編集感覚でアパレルと雑貨を融合させ、独自のライフスタイルを提案する業態であり、クラシコムの世界観構築と通じる部分があります。巨大な会員基盤を持つ自社ECサイト「.st(ドットエスティ)」は、単なる販売チャネルではなく、スタッフのスタイリング投稿などを通じて顧客との繋がりを深めるコミュニティメディアとしても機能しています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1953年創業の紳士服店が前身。M&Aを繰り返しながら多ブランド化を進め、国内有数のアパレル企業へと成長。近年は「脱アパレル」を掲げ、食や住、エンターテインメントなど、ファッションを軸としたライフスタイル提案の幅を広げています。ECの強化とOMO(Online Merges with Offline)の推進にも注力。

◎ リスク要因: 国内アパレル市場の縮小と競争激化。ファストファッションやEC専業ブランドとの価格競争。天候不順による販売不振や、為替変動による原材料・仕入れコストの上昇が収益を圧迫する可能性があります。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/2685

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【独自の頒布会モデル】株式会社フェリシモ (3396)

◎ 事業内容: 自社で企画した衣料品、生活雑貨、食品などを、カタログやウェブサイトを通じて毎月1回、定期的に顧客に届ける「頒布会(コレクション)」という独自の販売方法を主力とする。手づくりキットの「クチュリエ」やユニークな雑貨ブランド「YOU+MORE!」などが有名。

. 会社HP:https://www.felissimo.co.jp/

◎ 注目理由: フェリシモのビジネスモデルは、毎月何が届くかというワクワク感を提供し、顧客との長期的で継続的な関係性を築くことに特化しています。これは、コンテンツを通じて顧客とのエンゲージメントを高めるクラシコムの戦略と根底で繋がっています。一つ一つの商品に込められたストーリーやコンセプトが、価格以外の価値を生み出し、熱心なファン層を形成している点が大きな強みです。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1965年創業。カタログ通販の草分け的存在として成長。近年はウェブへのシフトを進めるとともに、社会貢献活動や文化支援活動にも注力。神戸市との連携による地域活性化事業や、美術館事業なども手掛けています。

◎ リスク要因: 若年層のカタログ離れなど、顧客層の高齢化と新規顧客獲得が課題。物流コストの上昇が利益を圧迫する可能性があります。独自の販売方法であるため、一般的なECの即時性や選択性を求める消費者ニーズとのズレが生じる可能性もあります。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/3396

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【アウトドアを通じたライフスタイル提案】株式会社スノーピーク (7816)

◎ 事業内容: 新潟県三条市に本社を置くアウトドア用品の総合メーカー。「人生に、野遊びを。」をコーポレートメッセージに、高品質・高価格帯のキャンプ用品やアパレルを展開。製品販売だけでなく、キャンプ場の運営や地方創生事業など、アウトドアを通じた体験価値の提供に注力。

. 会社HP:https://www.snowpeak.co.jp/

◎ 注目理由: スノーピークは単にモノを売るのではなく、「キャンプをする豊かな時間」という体験を売っている企業です。熱狂的なファン(スノーピーカー)との交流イベント「Snow Peak Way」を定期的に開催するなど、顧客との強固なコミュニティを形成している点は、クラシコムのファンビジネスと非常に似ています。高いブランド力と、それを支えるユーザーとの絆が、持続的な成長の源泉となっています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1958年創業の金物問屋が起源。オートキャンプという新しい文化を日本に根付かせ、国内外で事業を拡大。近年は、アパレル事業やアーバンアウトドア事業、地方創生コンサルティングなど事業を多角化。コロナ禍のアウトドアブームで業績を大きく伸ばしましたが、その後、反動減に直面しています。

◎ リスク要因: アウトドアブームの沈静化による需要の一巡。高価格帯商品が中心のため、景気変動の影響を受けやすい。海外生産比率が高く、為替変動や地政学リスクの影響も受けます。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/7816

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コンテンツ・メディアコマース関連銘柄

【美容の巨大プラットフォーム】株式会社アイスタイル (3660)

◎ 事業内容: 日本最大のコスメ・美容の総合サイト「@cosme(アットコスメ)」を運営。ユーザーのクチコミを核としたデータベースを基に、メディア事業、EC事業(@cosme SHOPPING)、実店舗事業(@cosme STORE)を展開する。

. 会社HP:https://www.istyle.co.jp/

◎ 注目理由: 「@cosme」は、ユーザーが生成するコンテンツ(UGC)によって価値が高まるという、非常に強力なメディアプラットフォームです。クラシコムが自社制作コンテンツでファンを惹きつけるのに対し、アイスタイルはユーザーの集合知でコミュニティを形成しています。膨大なクチコミデータとユーザー基盤を活かして、ECや実店舗へとシームレスに繋げるメディアコマースの仕組みは、他の追随を許さない強みです。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1999年に「@cosme」を開設。オンラインのクチコミサイトから、EC、実店舗へと事業を拡大し、美容業界における独自のポジションを確立。近年、米Amazonや三井物産との資本業務提携を発表し、データ活用やグローバル展開、物流改革など、プラットフォームのさらなる進化を目指しています。

◎ リスク要因: 景気後退による化粧品市場全体の冷え込み。インフルエンサーマーケティングの台頭など、情報収集チャネルの多様化によるメディア価値の相対的な低下。EC事業者間の競争激化。

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【弁護士探しをDX】弁護士ドットコム株式会社 (6027)

◎ 事業内容: 日本最大級の法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」の運営が祖業。現在では、契約業務をオンラインで完結させるクラウドサインサービス「クラウドサイン」が成長を牽引している。

. 会社HP:https://www.bengo4.com/

◎ 注目理由: 一見するとクラシコムとの関連は薄いように見えますが、「専門家(弁護士)の知見」という質の高いコンテンツでユーザーを集め、そこから有料サービスや契約サービスへと繋げるビジネスモデルは、メディアコマースの一形態と捉えることができます。特に「クラウドサイン」は、社会のDX化という大きな潮流に乗り、デファクトスタンダードとしての地位を築きつつあり、高い成長性が期待されます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2005年設立。「専門家をもっと身近に」を理念に「弁護士ドットコム」を開始。2015年に電子契約サービス「クラウドサイン」を開始し、これが第二の柱として急成長。コロナ禍におけるリモートワークの普及が追い風となりました。近年は、自治体や金融機関への導入拡大に注力しています。

◎ リスク要因: 「クラウドサイン」事業における競合サービスの台頭による競争激化。弁護士法などの法規制の変更が事業に影響を与える可能性。情報セキュリティに関するリスク。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/6027

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/6027


【医療・介護情報のプラットフォーマー】株式会社エス・エム・エス (2175)

◎ 事業内容: 介護、医療、ヘルスケア、シニアライフといった「高齢社会」に求められる分野で、40以上の情報サービスを展開。「カイゴジョブ」などの人材紹介サービスや、「ナース専科」などのコミュニティサイト、介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」などを運営。

. 会社HP:https://www.bm-sms.co.jp/

◎ 注目理由: 高齢社会という巨大な社会課題をテーマに、様々なステークホルダー(従事者、事業者、高齢者本人)が必要とする情報やサービスを提供することで、強固なプラットフォームを築いています。クラシコムが「暮らし」をテーマにするように、エス・エム・エスは「高齢社会におけるQOL(生活の質)」をテーマに、質の高い情報(コンテンツ)を軸に多様なサービスへと繋げており、その事業モデルには共通点が見られます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2003年設立。介護分野の人材紹介からスタートし、医療、ヘルスケアへと領域を拡大。M&Aも積極的に活用し、事業ポートフォリオを拡充してきました。近年は、海外での事業展開や、介護事業者向けのSaaSである「カイポケ」の成長が著しいです。

◎ リスク要因: 主要な収益源である人材紹介事業は、景気変動や有効求人倍率の動向に左右されます。介護保険制度や診療報酬の改定といった、国の政策変更が事業に影響を与える可能性があります。

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【ニッチな領域のメディアを多角展開】株式会社じげん (3679)

◎ 事業内容: 「生活機会(より良く生きるための選択肢)の最大化」をミッションに、求人、住まい、自動車、旅行など、ライフイベントに関わる様々な領域で、特化型の情報メディア(アグリゲーションメディア)を多数企画・運営している。

. 会社HP:https://zigexn.co.jp/

◎ 注目理由: じげんは、クラシコムのように一つの大きな世界観を持つメディアを運営するのではなく、特定のニーズを持つユーザー層に深く刺さるニッチなメディアを多数展開し、それらを束ねることで収益を上げています。ユーザーの検索行動を起点に、最適な情報(コンテンツ)を提供し、提携企業のサービスへと送客するモデルは、極めて効率的なメディアコマースと言えます。M&Aによる事業拡大も得意としており、今後の成長にも期待が持てます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2006年にリクルートの社内事業としてスタートし、2010年にMBOにより独立。2013年に東証マザーズ(現グロース)に上場し、その後東証一部(現プライム)へ。これまで数多くのM&Aを成功させ、事業領域を拡大し続けています。

◎ リスク要因: 主要な集客チャネルである検索エンジン(Googleなど)のアルゴリズム変動により、サイトの表示順位が下落し、集客力が低下するリスクがあります。景気後退は、主力の求人や不動産といった領域の広告出稿意欲の減退に繋がります。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/3679

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ファンコミュニティ・グロース株銘柄

【スキルを売買するマーケットプレイス】株式会社ココナラ (4176)

◎ 事業内容: 「一人ひとりが『自分のストーリー』を生きていく世の中をつくる」をビジョンに、デザイン、ライティング、動画制作、占い、キャリア相談など、個人の知識・スキル・経験をサービスとして売買できるスキルマーケット「ココナラ」を運営。

. 会社HP:https://coconala.co.jp/

◎ 注目理由: ココナラは、出品者と購入者という二つの側面を持つユーザーが交流する巨大なコミュニティプラットフォームです。クラシコムが提供する世界観に共感するファンが集うように、ココナラには多種多様なスキルを持つ個人(出品者)とそのファン(購入者)が集います。個人の「得意」が価値となり、それがライフワークに繋がっていく様は、新しい時代の「暮らし方」「働き方」を提案していると言え、クラシコムの思想と共鳴する部分があります。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2012年にサービス開始。当初はワンコイン(500円)でサービスを売買できる手軽さが話題となりました。徐々に高価格帯のサービスも増え、ビジネス利用も拡大。2021年に東証マザーズ(現グロース)に上場。近年は、弁護士相談に特化したサービスや、対面でのサービス提供など、領域を広げています。

◎ リスク要因: 景気後退による企業の広告宣伝費削減や個人の消費意欲減退が、サービスの取引額に影響を与える可能性があります。フリーランス保護の新法など、法規制の動向にも注意が必要です。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/4176

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/4176


【VTuberの熱狂的ファンコミュニティ】ANYCOLOR株式会社 (5032)

◎ 事業内容: VTuber(バーチャルライバー)グループ「にじさんじ」を運営。所属する100名以上の多様なライバーが、YouTubeなどのプラットフォームでライブ配信を行い、スーパーチャット(投げ銭)、グッズ販売、イベント開催などで収益を上げる。

. 会社HP:https://www.anycolor.co.jp/

◎ 注目理由: ANYCOLORが作り上げているのは、まさに現代の究極のファンコミュニティビジネスです。ライバー(VTuber)というキャラクター(IP)と、それを応援するファンの間に生まれる熱狂的なエンゲージメントが、驚異的な収益性を生み出しています。クラシコムが世界観への共感でファンを繋ぐのに対し、ANYCOLORはキャラクターへの「推し」という感情でファンを繋ぎます。アプローチは違えど、コミュニティの熱量が事業の核である点は共通しています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2017年設立。いち早くVTuberの「グループ化」「事務所モデル」を確立し、業界のリーディングカンパニーへと成長。2022年の東証グロース市場への上場は大きな話題となりました。国内だけでなく、英語圏を中心とした海外展開も積極的に進めており、グローバルなファンベースを拡大しています。

◎ リスク要因: 特定の人気VTuberへの依存度が高く、そのライバーが卒業(引退)した場合、業績に大きな影響が出る可能性があります。ファンの嗜好の変化や、プラットフォーム(YouTube等)の規約変更リスクも抱えています。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/5032

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/5032


【同じくVTuber業界の雄】カバー株式会社 (5253)

◎ 事業内容: VTuber事務所「ホロライブプロダクション」を運営。ANYCOLOR社の「にじさんじ」と並ぶ、業界の二大巨頭の一角。「ホロライブ(女性グループ)」「ホロスターズ(男性グループ)」などを擁し、所属タレントの配信活動をサポートする。

. 会社HP:https://cover-corp.com/

◎ 注目理由: ANYCOLORと同様、強固なファンコミュニティを基盤としたIPビジネスを展開しています。特にカバー社は、海外(特に英語圏)での人気が非常に高く、海外売上高比率の高さが特徴です。メタバース領域への投資も積極的で、VTuberというIPを軸に、仮想空間でのライブやイベントなど、新たなエンターテインメント体験の創出を目指しており、事業の拡張性に期待が持てます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2016年設立。当初はVR/AR関連のソフトウェア開発を行っていたが、VTuber事業にピボットし急成長。2023年に東証グロース市場へ上場。ANYCOLORに続く大型VTuber関連IPOとして注目を集めました。近年は、海外拠点の設立や、メタバースプラットフォーム「ホロアース」の開発に注力しています。

◎ リスク要因: ANYCOLORと同様、人気タレントへの依存リスクや、ファンの嗜好の変化、プラットフォームリスクを抱えています。また、メタバースなど先行投資分野の収益化には時間がかかる可能性があります。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/5253

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/5253


【後払い決済のパイオニア】株式会社ネットプロテクションズホールディングス (7383)

◎ 事業内容: 購入者が商品を受け取った後にコンビニなどで代金を支払う「後払い決済」サービスのパイオニア。「NP後払い」を主力に、企業間取引向けの「NP掛け払い」などを展開。購入者と事業者の間のリスクを保証し、円滑な取引を実現する。

. 会社HP:https://corp.netprotections.com/

◎ 注目理由: クラシコムが提供する心地よい購買体験の裏側には、スムーズな決済の仕組みが不可欠です。ネットプロテクションズが提供する後払い決済は、クレジットカードを持たない層や、オンラインでのカード利用に不安を感じる層のニーズを捉え、EC市場の裾野を広げてきました。これは、ユーザーの「暮らし」に寄り添い、利便性を高めるという点で、クラシコムの思想と通じるものがあります。膨大な決済データも同社の強みです。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2000年設立。日本で初めて未回収リスク保証型の後払い決済サービスを事業化し、市場を創造。長年にわたり業界トップシェアを維持しています。2021年に東証一部(現プライム)に上場。近年は、BtoB領域の「NP掛け払い」の成長に注力しています。

◎ リスク要因: 貸し倒れ(未回収)リスクの増大。後払い決済市場への競合参入(Paidyなど)による競争激化。法改正による後払い決済への規制強化の可能性があります。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/7383

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/7383


【ギフティングでファンと繋がる】株式会社ギフティ (4449)

◎ 事業内容: 「eGift Platform」を運営し、SNSやメールで気軽に贈れるデジタルギフト「eギフト」の生成から流通までを担う。個人間のカジュアルな贈り物から、企業の販売促進キャンペーンまで、幅広いシーンで利用されている。

. 会社HP:https://giftee.co.jp/

◎ 注目理由: クラシコムが顧客との継続的な関係性を重視するように、ギフティは「感謝」や「応援」といったポジティブな感情のやり取りをデジタル化することで、人と人、企業と人との新しい関係性を創造しています。eギフトは、単なる商品の引換券ではなく、メッセージを添えて気持ちを伝えるコミュニケーションツールです。こうした情緒的な価値が、ファンエンゲージメントを高める手段として多くの企業に注目されています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2010年設立。eギフト市場のパイオニアとして成長を続け、2019年に東証マザーズ(現グロース)に上場。近年は、自治体向けの電子商品券事業や、東南アジアを中心とした海外展開にも力を入れています。

◎ リスク要因: 景気後退による法人需要(キャンペーン利用)や個人消費の減少。LINEギフトなど、大手プラットフォーマーが提供する類似サービスとの競争。システム障害や情報セキュリティリスク。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/4449

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/4449

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