ペロブスカイト太陽電池、ついに量産?!日本の技術が世界のエネルギーを変える関連銘柄20選

2025年6月19日(木曜日)の東京証券市場で注目される可能性のある銘柄をご紹介します。 AIの次に訪れる技術革新として、エネルギー分野では次世代太陽電池の本命「ペロブスカイト太陽電池」への期待が急速に高まっています。「軽量、柔軟、低照度でも発電可能」という特徴を持ち、建物の壁や曲面、さらにはウェアラブルデバイスなど、これまで設置が難しかった場所への応用が可能です。 今、この分野で世界をリードする日本の技術が、いよいよ「量産化」のフェーズを迎えようとしています。本日は、このエネルギー革命を担う、ペロブスカイト太陽電池関連の注目企業を20社、分野別に厳選してご紹介いたします。

免責事項: 本情報は、現時点(2025年6月19日 午前5時00分現在)における市場の想定や企業情報に基づいた推奨であり、将来の株価上昇を保証するものではありません。株式投資はリスクを伴い、投資の最終決定はご自身の判断と責任において行ってください。**ペロブスカイト太陽電池は、耐久性や大面積での製造効率など、まだ解決すべき技術的課題も多く、本格的な普及と収益貢献には時間がかかる、あるいは計画通りに進まないリスクも伴います。**ここに記載する株価およびバリュエーション指標は、主に2024年後半から2025年初頭の決算発表や、2025年6月18日現在の株価に基づく参考値であり、実際の取引時には大きく変動している可能性があります。必ず最新の情報をご確認ください。


目次

【1】開発・製造 – ペロブスカイト技術をリードする企業 (4選)

ペロブスカイト太陽電池そのものの開発と量産化で、世界をリードするフロントランナー。

積水化学工業株式会社 (4204)

事業内容: 住宅、環境・ライフライン、高機能プラスチックスなどを手掛ける大手化学メーカー。 ペロブスカイト関連としての注目理由: フィルム型ペロブスカイト太陽電池の開発で世界をリード。グリーンエネルギーへの貢献を目指し、2025年度中の事業開始、2027年度の100MW級生産ライン稼働を目指しており、量産化に最も近い企業の一つです。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 2,500円前後 最低投資額 (100株): 約25.0万円 PER: 約12.8倍 PBR: 約1.3倍 ROE: 約10.5% ROA: 約5.0% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): ペロブスカイト事業の将来性に期待 配当利回り: 約2.8%

パナソニック ホールディングス株式会社 (6752)

事業内容: 家電、空調、車載機器、産業機器など多岐にわたるエレクトロニクス製品をグローバルに展開。 ペロブスカイト関連としての注目理由: ガラス建材一体型のペロブスカイト太陽電池開発で先行。「発電するガラス」として、ビルの壁面などで活用するBIPV(建材一体型太陽光発電)市場の創造が期待されます。2026年の事業化を目指しています。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 1,500円前後 最低投資額 (100株): 約15.0万円 PER: 約12.0倍 PBR: 約0.8倍 ROE: 約7.9% ROA: 約2.7% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 事業再編効果、成長分野に期待 配当利回り: 約2.6%

株式会社ホシデン (6804)

事業内容: コネクタ、スイッチなどの電子部品メーカー。音響部品やタッチパネルも手掛ける。 ペロブスカイト関連としての注目理由: 早期からペロブスカイト太陽電池事業への参入を表明。IoT機器や携帯機器向けの小型電源としての応用を目指しており、独自のポジションを築く可能性があります。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 1,600円前後 最低投資額 (100株): 約16.0万円 PER: 約11.5倍 PBR: 約0.6倍 ROE: 約5.5% ROA: 約4.0% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 電子部品需要回復に期待 配当利回り: 約3.6%

株式会社カネカ (4118)

事業内容: 化成品、機能性樹脂、ヘルスケア、エレクトロニクス材料などを手掛ける大手化学メーカー。 ペロブスカイト関連としての注目理由: 従来型の太陽電池で高い技術力を持つ同社は、フィルム型ペロブスカイト太陽電池においても、世界最高レベルの変換効率達成を目指して研究開発を推進しています。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 4,000円前後 最低投資額 (100株): 約40.0万円 PER: 約7.5倍 PBR: 約0.5倍 ROE: 約7.0% ROA: 約2.5% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 多角化事業が安定 配当利回り: 約3.5%


【2】素材・化学 – 核心を担う特殊材料メーカー (6選)

ペロブスカイト層の形成や、耐久性向上に不可欠な特殊化学品・素材を供給する企業群。

富士フイルムホールディングス株式会社 (4901)

事業内容: イメージング、ヘルスケア、マテリアルズの3事業を展開。 ペロブスカイト関連としての注目理由: 写真フィルムで培った高度な薄膜塗布技術や、ディスプレイ材料で培ったバリアフィルム技術は、ペロブスカイト太陽電池の製造工程や耐久性向上に不可欠です。 バリュエーション・株価(参考): 株価:3,200円, PER:約14.5倍, PBR:約1.2倍, 配当利回り:約2.1%

株式会社ADEKA (4401)

事業内容: 化学品(樹脂添加剤、情報・電子化学品など)と食品が両輪。 ペロブスカイト関連としての注目理由: 半導体材料などで培った高純度な化学材料の合成技術を、ペロブスカイト層を形成するための材料開発に応用。量産化に向けたキーマテリアルを提供する可能性があります。 バリュエーション・株価(参考): 株価:2,300円, PER:約10.8倍, PBR:約0.8倍, 配当利回り:約3.0%

日産化学株式会社 (4021)

事業内容: 農薬などのライフサイエンス分野と、半導体材料などの機能性材料が柱。 ペロブスカイト関連としての注目理由: 半導体やディスプレイの機能性材料で培った有機・無機合成技術は、発電効率や耐久性を向上させるための電子輸送層や正孔輸送層といった重要な構成部材の開発に応用されます。 バリュエーション・株価(参考): 株価:5,600円, PER:約20.5倍, PBR:約2.6倍, 配当利回り:約2.1%

伊勢化学工業株式会社 (4107)

事業内容: ヨウ素及びその化合物の製造・販売で世界的な大手。 ペロブスカイト関連としての注目理由: ペロブスカイト結晶の主原料の一つが「ヨウ素」です。ペロブスカイト太陽電池の量産が本格化すれば、高純度ヨウ素の需要が飛躍的に高まる可能性があります。 バリュエーション・株価(参考): 株価:28,000円, PER:約26.0倍, PBR:約4.0倍, 配当利回り:約1.3%

株式会社MORESCO (5018)

事業内容: 特殊潤滑油、合成潤滑油、ホットメルト接着剤などを手掛ける化学メーカー。 ペロブスカイト関連としての注目理由: ペロブスカイト太陽電池は水分に弱いという課題があり、その劣化を防ぐための「封止材」が極めて重要です。同社は有機EL向けで培った高い技術力で、この分野での活躍が期待されます。 バリュエーション・株価(参考): 株価:1,000円, PER:約12.0倍, PBR:約0.5倍, 配当利回り:約3.5%

株式会社フジプレアム (4237)

事業内容: 精密コーティング技術を核に、光学フィルムや太陽電池用部材などを製造。 ペロブスカイト関連としての注目理由: 太陽電池のバックシートなどで実績。フィルム型ペロブスカイト太陽電池においても、同社の精密な貼り合わせ(ラミネート)技術や、保護フィルム技術が重要となります。 バリュエーション・株価(参考): 株価:350円, PER:約45.0倍, PBR:約1.0倍, 配当利回り:約1.6%


【3】製造・検査装置 – 量産化を支える装置メーカー (5選)

ペロブスカイト太陽電池を効率的に、かつ高品質に量産するための製造装置や検査装置を供給する企業群。

株式会社エヌ・ピー・シー (6255)

事業内容: 太陽電池製造装置の大手。特にラミネート装置や検査装置に強み。 ペロブスカイト関連としての注目理由: 従来のシリコン系太陽電池製造装置で培ったノウハウを、フィルム型ペロブスカイト太陽電池の製造装置に応用。量産化に向けたキープレイヤーの一社です。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 750円前後 最低投資額 (100株): 約7.5万円 PER: 約13.5倍 PBR: 約1.6倍 ROE: 約12.0% ROA: 約8.0% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 再生可能エネルギー投資拡大で増収増益 配当利回り: 約1.2%

ヒラノテクシード株式会社 (6245)

事業内容: 塗工・化工機械、及び各種産業機械の製造。 ペロブスカイト関連としての注目理由: フィルム型ペロブスカイト太陽電池の製造には、機能性材料をフィルムに精密に塗布(コーティング)する技術が不可欠です。同社はこの塗工機械(コーター)で高い技術力を誇ります。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 1,500円前後 最低投資額 (100株): 約15.0万円 PER: 約20.5倍 PBR: 約0.6倍 ROE: 約3.0% ROA: 約2.0% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 受注回復期待 配当利回り: 約5.5%

株式会社アルバック (6728)

事業内容: 真空技術を応用した装置・材料の総合メーカー。 ペロブスカイト関連としての注目理由: ペロブスカイト層や電極層などを形成する際に、同社の真空蒸着装置やスパッタリング装置といった成膜技術が活用されます。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 8,100円前後 最低投資額 (100株): 約81.0万円 PER: 約20.5倍 PBR: 約2.1倍 ROE: 約10.5% ROA: 約5.5% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 半導体・電子部品向け回復で増収増益 配当利回り: 約1.7%

サムコ株式会社 (6387)

事業内容: 化合物半導体や電子部品向けの薄膜形成・加工装置メーカー。 ペロブスカイト関連としての注目理由: 同社のCVD(化学気相成長)装置などの薄膜技術は、ペロブスカイト太陽電池の各層を精密に形成する上で応用が期待されます。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 2,750円前後 最低投資額 (100株): 約27.5万円 PER: 約14.5倍 PBR: 約1.7倍 ROE: 約12.0% ROA: 約8.5% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 半導体・電子部品向け堅調 配当利回り: 約2.1%

レーザーテック株式会社 (6920)

事業内容: 半導体マスク検査装置で世界市場を独占。 ペロブスカイト関連としての注目理由: 同社の持つ高度な光学技術や検査技術は、ペロブスカイト太陽電池の製造工程における欠陥検査や、品質管理に応用される可能性があります。量産化には、歩留まり向上のための検査技術が不可欠です。 バリュエーション・株価(参考): 株価:38,000円, PER:約55.0倍, PBR:約20.5倍, 配当利回り:約0.1%


【4】ガラス・基板・応用製品 – 技術を社会に実装する企業 (5選)

ペロブスカイト太陽電池の基盤となるガラスやフィルム、あるいはそれを自社製品に応用しようとする企業群。

AGC株式会社 (5201)

事業内容: 世界トップクラスのガラスメーカー。電子部材、化学品も手掛ける。 ペロブスカイト関連としての注目理由: ガラス一体型のペロブスカイト太陽電池において、基盤となる高機能ガラスを供給。耐久性や発電効率を高める特殊なガラスの開発も期待されます。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 4,300円前後 最低投資額 (100株): 約43.0万円 PER: 約11.5倍 PBR: 約0.7倍 ROE: 約6.0% ROA: 約2.5% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 建築・自動車ガラス回復期待 配当利回り: 約4.8%

日本電気硝子株式会社 (5214)

事業内容: 特殊ガラス大手。FPD(薄型パネルディスプレイ)用ガラス、ガラスファイバなど。 ペロブスカイト関連としての注目理由: FPDで培った薄型・軽量な特殊ガラスの製造技術は、ペロブスカイト太陽電池の基板に応用可能です。特に軽量性が求められる用途で強みを発揮します。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 2,550円前後 最低投資額 (100株): 約25.5万円 PER: 約15.0倍(業績回復前提) PBR: 約0.5倍 ROE: 約4.3%(改善期待) ROA: 約1.8% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 増収、営業利益は大幅な黒字転換・増益見込み 配当利回り: 約2.7%

株式会社倉元製作所 (5216)

事業内容: 薄型テレビ(液晶・有機EL)用ガラス基板の加工。 ペロブスカイト関連としての注目理由: ディスプレイ用ガラスで培った薄膜加工技術やコーティング技術が、ガラス基板型ペロブスカイト太陽電池の製造に応用される可能性があります。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 220円前後 最低投資額 (100株): 約2.2万円 PER: 約210倍(利益僅少) PBR: 約2.8倍 ROE: 約1.5% ROA: 約0.5% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): ディスプレイ市場の動向次第 配当利回り: –

株式会社アイシン (7259)

事業内容: トヨタグループの総合自動車部品メーカー。 ペロブスカイト関連としての注目理由: EVの航続距離を伸ばすため、車体に太陽電池を搭載する取り組みが進んでいます。同社は、自動車のサンルーフなどに搭載可能なペロブスカイト太陽電池の開発を進めており、実用化が期待されます。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 5,200円前後 最低投資額 (100株): 約52.0万円 PER: 約11.5倍 PBR: 約0.7倍 ROE: 約6.8% ROA: 約2.6% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 増収増益基調 配当利回り: 約2.8%

キヤノン株式会社 (7751)

事業内容: 複合機、プリンター、カメラなどのイメージング製品に加え、産業機器、メディカルシステムも手掛ける。 ペロブスカイト関連としての注目理由: 長年培ってきたインクジェット技術やコーティング技術を応用し、ペロブスカイト太陽電池の耐久性や量産安定性を向上させる高機能材料の開発を進めており、2025年の量産開始を目指しています。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 4,200円前後 最低投資額 (100株): 約42.0万円 PER: 約12.5倍 PBR: 約1.0倍 ROE: 約8.8% ROA: 約4.1% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 各事業堅調、新規事業の貢献期待 配当利回り: 約3.4%

投資判断にあたっての注意点

上記にご紹介した銘柄は、現時点での情報に基づき、「ペロブスカイト太陽電池」という大きなテーマで注目できる企業です。しかし、これらが必ずしも本日ザラ場で上昇することを保証するものではありません。このテーマは、まだ研究開発段階の企業も多く、技術の優劣や量産化の成否によって、企業の明暗が大きく分かれる可能性があります。

市場全体の地合い、ニュースフロー、個別銘柄の需給バランスなど、多くの要因が株価に影響を与えます。寄り付き直後の値動きは特に変動が大きくなることがありますので、成行買いを行う場合は、ご自身のリスク許容度を十分に考慮し、慎重な判断をお願いいたします。

免責事項

本情報は、投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。株式投資はリスクを伴い、元本割れする可能性もあります。投資の最終決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。本情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次