【緊急特集】利確売り終了!今こそ拾いたい「割安・化学セクター」厳選20銘柄

2026年2月現在、東京市場は長らく続いた「生成AI・半導体一辺倒」の相場から、より広範な業種への循環物色へと移行しつつあります。その中で、今最も投資妙味が増しているのが「化学セクター」です。これまで原燃料価格の高騰や中国経済の減速懸念により、実力以上に売り込まれてきた化学株ですが、足元で明確なトレンド転換のサインが点灯しています。

なぜ今、化学株なのか。理由は大きく3つあります。

第一に、「シリコンサイクルの本格回復と素材需要の爆発」です。2025年後半から始まった半導体市況の在庫調整一巡に伴い、2026年は再び本格的な稼働率上昇が見込まれています。AIサーバー向けだけでなく、エッジデバイス(PC、スマホ)の買い替えサイクルも重なり、フォトレジストや高純度薬液、封止材といった「日本企業が世界シェアを独占する高機能化学品」へのオーダーが急増しています。これらは利益率が高く、業績への寄与度が極めて高い分野です。

第二に、「PBR1倍割れ是正への圧力と株主還元」です。化学セクターは伝統的にPBR(株価純資産倍率)が1倍を割れる銘柄が多く放置されていました。しかし、東証の要請に加え、アクティビスト(物言う株主)の活動が活発化しており、増配や自社株買い、あるいはM&Aによる業界再編の思惑がかつてないほど高まっています。「持っているだけで資産バリューがある」銘柄が、カタリスト(きっかけ)一つで水準訂正される局面に入っています。

第三に、「テクニカル面での売られすぎからの自律反発」です。直近の市場調整(利確売り)により、優良な化学株までが十把一絡げに売られました。これにより、配当利回りが4%を超える水準まで低下した銘柄や、PER(株価収益率)が歴史的な底値圏にある銘柄が散見されます。悪材料は織り込み済みであり、ここからの下値リスクは限定的である一方、上値余地は極めて大きいと言えるでしょう。

本記事では、単なる「割安株」ではなく、世界的な競争力を持つ「グローバルニッチトップ」、半導体進化に不可欠な「ハイテク素材」、そして強固な財務基盤を持つ「高配当バリュー株」に焦点を当て、厳選した20銘柄を紹介します。


【投資に関する免責事項】 本記事は情報の提供のみを目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。掲載されている情報は、作成時点(2026年2月)における信頼できる情報源に基づいておりますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。株価や業績予想は市場環境により大きく変動する可能性があります。投資判断においては、最新の有価証券報告書や決算短信等を必ずご自身で確認し、ご自身のリスク許容度に合わせて自己責任で行ってください。本記事に含まれる情報を利用した結果生じたいかなる損害についても、当方は一切の責任を負いません。


【半導体・先端材料の覇者】株式会社大阪ソーダ (4046)

◎ 事業内容: 基礎化学品から機能化学品まで展開。特に医薬品精製材料(シリカゲル)や、エピクロルヒドリンゴムなどのニッチ分野で世界トップシェア製品を多数保有する高収益化学メーカー。

 ・ 会社HP:

◎ 注目理由: 全世界で需要が爆発している「肥満治療薬(GLP-1受容体作動薬)」の精製に不可欠なシリカゲルで圧倒的な世界シェアを誇る点が最大の強みです。医薬品市場の拡大がそのまま同社の利益直結する構造にあり、半導体材料とは異なる軸での成長ストーリーが描けます。また、PBRも依然として割安圏にあり、成長性とバリューの両面を併せ持つ稀有な銘柄です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1915年創業の老舗。ソーダ工業から出発し、現在はヘルスケア事業を主力エンジンへと転換中。特に糖尿病・肥満治療薬向けの精製材料は設備増強を続けており、海外大手製薬会社からの引き合いが強いです。円安も追い風となり、利益率の改善が続いています。

◎ リスク要因: 医薬品業界の規制変更や、特定の大型顧客への依存度が一部高い点がリスクですが、参入障壁が高いため競合リスクは比較的低いです。

◎ 参考URL(みんかぶ):

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):


【微細化技術の心臓部】トリケミカル研究所 (4369)

◎ 事業内容: 半導体製造に必要な高純度化学薬品(プリカーサーなど)の開発・製造・販売を行う、研究開発型企業。多品種少量生産に強みを持ち、最先端プロセスに不可欠な材料を供給。

 ・ 会社HP:

◎ 注目理由: 半導体の微細化が進むにつれ、同社が手掛ける「High-k(高誘電率)材料」や「金属配線材料」の重要度が増しています。台湾や韓国の主要ファウンドリとの強力なパイプを持ち、AI半導体向けの先端パッケージング材料でも存在感を発揮。調整局面を経て株価は反発トレンドに入りつつあり、成長株として再評価の機運が高まっています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 山梨県に拠点を置き、徹底したニッチ戦略で高利益率を維持。海外売上比率が高く、韓国の現地法人も好調。最先端のGAA(Gate-All-Around)構造トランジスタ向けの新規材料開発にも注力しており、技術的優位性は揺るぎません。

◎ リスク要因: 半導体市況の急激な悪化や、顧客である大手半導体メーカーの設備投資延期が業績に直結するボラティリティの高さがあります。

◎ 参考URL(みんかぶ):

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):


【先端素材と食品の融合】株式会社ADEKA (4401)

◎ 事業内容: 樹脂添加剤、化学品、食品(マーガリン等)の3本柱。特に半導体メモリ向けの誘電体材料や、5G/6G通信向けの高周波材料で世界屈指の技術力を持つ。

 ・ 会社HP: https://www.adeka.co.jp/

◎ 注目理由: 半導体材料(アデカオルセラシリーズ)がメモリ市況の回復と共に急回復しています。加えて、食品事業が安定したキャッシュカウとなっており、ディフェンシブ性と成長性を兼ね備えたポートフォリオが魅力。インフレ対応の値上げも浸透しており、利益体質が強化されています。配当性向も安定しており長期保有に適しています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 旧電化工業。グローバル展開を加速しており、韓国・台湾・中国に生産・開発拠点を展開。直近では次世代半導体向けの新規材料の採用が進んでおり、AIデータセンター需要の恩恵を直接受ける銘柄の一つです。

◎ リスク要因: 原材料(パーム油など)価格の変動や、地政学リスクによるサプライチェーンの寸断が懸念されます。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4401

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4401.T


【フォトレジストの世界王者】東京応化工業株式会社 (4186)

◎ 事業内容: 半導体製造プロセスに不可欠なフォトレジスト(感光性樹脂)の世界トップメーカー。高純度化学薬品や製造装置も手掛ける。

 ・ 会社HP: https://www.tok.co.jp/

◎ 注目理由: 世界シェア首位級のEUV(極端紫外線)用レジストは、最先端のAI半導体製造に不可欠であり、代替が効かない「独占的な強み」を持っています。半導体メーカーの設備投資再開に伴い、消耗品であるレジストの需要は積み上がります。株価は調整十分で、来期の業績飛躍を織り込みに行く段階です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 川崎市発祥。微細化の限界に挑戦し続け、インテル、TSMC、サムスンなど世界の主要メーカー全てと取引があります。北米や熊本への新工場投資も積極的で、供給能力の拡大を進めています。

◎ リスク要因: 半導体サイクルの波に業績が左右されやすい点。また、競合他社(JSR等)との技術開発競争が激化しています。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4186

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4186.T


【総合素材の巨人・復活】株式会社レゾナック・ホールディングス (4004)

◎ 事業内容: 旧昭和電工と旧日立化成が統合して誕生。半導体後工程材料で世界トップシェア。石油化学からエレクトロニクス材料まで幅広く展開。

 ・ 会社HP: https://www.resonac.com/

◎ 注目理由: 「半導体後工程の王者」としての地位を確立しています。特にAI半導体で重要視される「チップレット技術」や「2.5Dパッケージ」において、同社の封止材や研磨材料がデファクトスタンダードとなっています。構造改革による不採算事業の整理が進み、利益率が劇的に改善するフェーズに入っています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 巨額買収を経て財務体質の改善を急ピッチで進めています。パワー半導体(SiC)材料の増産も計画しており、EV向け需要の取り込みも期待。統合シナジーが数字として表れ始めています。

◎ リスク要因: 石油化学事業の市況変動リスクや、有利子負債の圧縮進捗が市場の評価を分けるポイントになります。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4004

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4004.T


【海外飛躍のアグロケミカル】クミアイ化学工業株式会社 (4996)

◎ 事業内容: 全農系だが独立色が強い農薬専業大手。畑作除草剤「アクシーブ」が北米・南米・豪州で大ヒットし、海外売上比率が高い。

 ・ 会社HP: https://www.kumiai-chem.co.jp/

◎ 注目理由: 独自の除草剤が世界的な需要増に支えられています。円安メリットを享受しやすい体質でありながら、PER・PBRともに割安水準で放置されています。食糧安全保障の観点からも農薬セクターは見直し買いが入りやすく、配当利回りも比較的高いため、下値不安が少ないのが魅力です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 静岡発祥。北米市場での販売網強化に成功。ジェネリック農薬との競争に打ち勝つため、新規剤の開発に積極投資を行っています。株主還元への意識も高まりつつあります。

◎ リスク要因: 天候不順による農業需要の減退や、ブラジルなど主要販売国の通貨安(レアル安など)による為替差損リスク。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4996

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4996.T


【高配当&ニッチトップ】日本曹達株式会社 (4041)

◎ 事業内容: 農業化学品、機能性化学品、環境化学品などを手掛ける。殺菌剤や殺虫剤、電子材料向けポリマーなどで高シェア製品を持つ。

 ・ 会社HP: https://www.nippon-soda.co.jp/

◎ 注目理由: 安定した収益基盤を持つ「隠れた優良株」です。特に医薬品添加剤や半導体フォトレジスト材料向けの特殊ポリマーなど、高付加価値品が成長中。配当性向方針が明確で、利回りが魅力的な水準にあるため、NISA枠での長期保有にも適した銘柄です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 100年以上の歴史を持つ名門。近年は「農業×ICT」や環境負荷低減製品に注力。自己株式取得も機動的に実施しており、株主重視の姿勢が鮮明です。

◎ リスク要因: 海外農薬登録の規制強化や、原燃料価格の高止まりがコストを圧迫する可能性があります。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4041

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4041.T


【冷凍空調油のグローバルリーダー】KHネオケム株式会社 (4189)

◎ 事業内容: 独自の「オキソ法」技術を核に、エアコン冷蔵庫向けの冷凍機油原料や、化粧品原料などを製造。エアコン用潤滑油原料で世界シェアトップクラス。

 ・ 会社HP: https://www.khneochem.co.jp/

◎ 注目理由: 環境規制の強化により、新冷媒対応の冷凍機油への切り替え需要が世界的に進んでいます。同社の製品はこの「環境対応型」に強みを持ち、新興国のエアコン普及と共に構造的な需要増が見込めます。高配当銘柄としても知られ、インカムゲイン狙いの投資家に根強い人気があります。

◎ 企業沿革・最近の動向: 旧協和発酵ケミカル。独立後、特定分野にリソースを集中させる戦略が奏功。気候変動対策関連銘柄としての側面も持ちます。

◎ リスク要因: 中国経済の減速によるエアコン需要の停滞や、ナフサ価格の変動によるスプレッド(利幅)縮小リスク。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4189

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4189.T


【多結晶シリコンの雄】株式会社トクヤマ (4043)

◎ 事業内容: ソーダ灰、苛性ソーダなどの基礎化学品に加え、半導体シリコンウエハの原料となる「多結晶シリコン」で世界屈指のシェア。

 ・ 会社HP: https://www.tokuyama.co.jp/

◎ 注目理由: 半導体グレードの多結晶シリコンにおいて世界トップクラスの品質とシェアを誇ります。半導体市況の回復局面では、同社の素材需要が先行して立ち上がる傾向があります。PBRが低位に放置されており、水準訂正の余地が大きいです。放熱材料(窒化アルミニウム)もEV向けに伸びています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 山口県徳山発祥。過去の巨額赤字から完全復活し、現在は財務健全化と成長投資のバランスを取る経営へ。水素エネルギー事業への参入も進めています。

◎ リスク要因: エネルギーコスト(石炭・電力)の影響を非常に受けやすい事業構造である点に注意が必要です。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4043

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4043.T


【電池材料とエラストマー】日本ゼオン株式会社 (4205)

◎ 事業内容: 合成ゴム(タイヤ用など)大手。リチウムイオン電池用バインダー(正極・負極用結着剤)で世界高シェア。光学フィルムも手掛ける。

 ・ 会社HP: https://www.zeon.co.jp/

◎ 注目理由: EV(電気自動車)市場の踊り場が叫ばれますが、ハイブリッド車を含めた電動化の流れは止まらず、電池用バインダーの需要は底堅いです。また、COP(シクロオレフィンポリマー)などの高機能樹脂は、医療用やスマホカメラレンズ向けに高収益を叩き出しています。自社株買いに積極的な点も評価ポイント。

◎ 企業沿革・最近の動向: 古河グループの中核。独創的な技術開発力に定評があり、カーボンナノチューブなどの次世代素材でも先行しています。

◎ リスク要因: 自動車生産台数の増減に業績が連動しやすい点と、合成ゴム原料(ブタジエン)の市況変動リスク。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4205

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4205.T


【リチウム塩のスペシャリスト】ステラケミファ株式会社 (4109)

◎ 事業内容: フッ素化合物の総合メーカー。リチウムイオン電池の電解質である「六フッ化リン酸リチウム」で高い世界シェアを持つ。

 ・ 会社HP: https://www.stella-chemifa.co.jp/

◎ 注目理由: 半導体洗浄用高純度薬品や、電池材料が主力。特に半導体微細化に伴うエッチングガスの需要増と、車載電池向けの高純度添加剤が成長ドライバーです。中国勢との競争激化懸念で売り込まれましたが、高品質領域での優位性は維持しており、売られすぎ水準からのリバウンドが期待できます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 大阪拠点のフッ素化学のパイオニア。海外売上比率が高く、グローバルなサプライチェーンの一角を担います。

◎ リスク要因: 中国メーカーの増産による市況悪化(コモディティ化)リスクが最大の懸念点です。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4109

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4109.T


【表面処理のデパート】上村工業株式会社 (4966)

◎ 事業内容: めっき用薬品、めっき装置、めっき加工の三位一体経営。HDDや半導体パッケージ基板の最終表面処理で圧倒的な強み。

 ・ 会社HP: https://www.uyemura.co.jp/

◎ 注目理由: 「めっき」と聞くと地味ですが、同社の技術は最先端の半導体パッケージやスマホの基板になくてはならないものです。無電解ニッケルめっき浴などで世界トップシェア。超高収益体質(高営業利益率)であり、財務内容も鉄壁。キャッシュリッチ企業として知られています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 創業170年超。スマートフォン需要の回復と共に業績が上向いています。配当性向も高く、株価の安定性が高い銘柄です。

◎ リスク要因: スマホやPCの出荷台数に依存するため、電子機器市場のサイクル影響を受けます。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4966

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4966.T


【タイヤと建材の二刀流】四国化成ホールディングス株式会社 (4099)

◎ 事業内容: タイヤの製造工程に使われる「不溶性硫黄」で世界シェアトップクラス。住宅用内装材・外装材でも高いブランド力を持つ。

 ・ 会社HP: https://www.shikoku.co.jp/

◎ 注目理由: ニッチトップの典型例です。ラジアルタイヤに不可欠な不溶性硫黄は参入障壁が高く、安定的な収益を生み出しています。また、半導体プロセス材料(有機はんだ耐熱性付与剤など)も手掛けており、隠れたハイテク関連銘柄でもあります。PBR1倍割れ是正に向けた株主還元強化も期待されます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 香川県丸亀市発祥。化学品と建材のバランスが良く、不況耐性が強いのが特徴。海外展開を加速中。

◎ リスク要因: 住宅着工件数の減少(建材事業)や、自動車生産の低迷リスク。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4099

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4099.T


【瞬間接着剤のトップ】東亞合成株式会社 (4045)

◎ 事業内容: 瞬間接着剤「アロンアルフア」で有名。アクリル酸などの基礎化学品や、高機能接着剤、高純度化学品を展開。

 ・ 会社HP: https://www.toagosei.co.jp/

◎ 注目理由: 知名度抜群のコンシューマー製品だけでなく、産業用接着剤や電池材料、電子材料が利益を支えています。財務体質が極めて健全で、高配当を維持し続ける「累進配当」的な性格を持っています。株価のボラティリティが比較的低く、守りの資産運用に適しています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 名古屋地盤。グループ会社も含め、自動車産業向けの機能性材料を強化。脱炭素対応製品の開発にも注力しています。

◎ リスク要因: 基礎化学品(汎用品)の市況悪化や、国内人口減少によるDIY需要の頭打ち懸念。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4045

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4045.T


【酸化チタンの老舗】石原産業株式会社 (4028)

◎ 事業内容: 酸化チタン(塗料やプラスチックの原料)と農薬の2本柱。酸化チタンではアジア最大級の生産能力を持つ。

 ・ 会社HP: https://www.isk.co.jp/

◎ 注目理由: 業績の波は荒いですが、ハマった時の爆発力は凄まじいものがあります。酸化チタン市況の底打ちに加え、独自の農薬が海外で伸長。財務体質の改善が進んでおり、指標面での割安感(超低PER)が際立っています。逆張り投資家好みの銘柄です。

◎ 企業沿革・最近の動向: かつての経営危機を乗り越え、現在は筋肉質な経営体質へ変貌。自己資本比率も回復基調にあります。

◎ リスク要因: 酸化チタンの国際市況(特に中国の需給)に業績が完全に連動するため、ハイリスク・ハイリターンです。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4028

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4028.T


【電子材料用パウダー】メック株式会社 (4971)

◎ 事業内容: 電子基板(PCB)製造用薬品の専業メーカー。銅表面処理剤で世界トップシェア。

 ・ 会社HP: https://www.mec-co.com/

◎ 注目理由: パッケージ基板の微細化に不可欠な「CZシリーズ」などの超高機能薬品で市場を独占しています。AIサーバーや高性能PC向けのマザーボード需要が増えれば、自動的に同社の薬品が使われる構造です。高い営業利益率を誇る「グローバルニッチトップ」の代表格です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 尼崎発祥。台湾や中国の基板メーカーと密接な関係。次世代のガラス基板向け薬品開発など、技術トレンドの最先端を走っています。

◎ リスク要因: 顧客である基板メーカーの設備投資動向や、特定の大型製品サイクルの終了。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4971

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4971.T


【バリウムとチタンの匠】堺化学工業株式会社 (4078)

◎ 事業内容: 酸化チタン、塩ビ安定剤、バリウム製品などを製造。電子部品(MLCC)材料の誘電体原料も手掛ける。

 ・ 会社HP: https://www.sakai-chem.co.jp/

◎ 注目理由: 積層セラミックコンデンサ(MLCC)向けのチタン酸バリウムなど、電子部品の性能を左右する材料を持っています。また、配当利回りが高く、安定配当を継続する姿勢が市場で評価されています。化粧品向け材料(紫外線散乱剤)もインバウンド需要で回復傾向。

◎ 企業沿革・最近の動向: 大阪・堺発祥。M&Aにより事業領域を拡大。医薬品原薬事業も育成中。

◎ リスク要因: 原材料価格の高騰転嫁の遅れや、電子部品市場の在庫調整局面での受注減。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4078

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4078.T


【金属表面処理のガリバー】日本パーカライジング株式会社 (4095)

◎ 事業内容: 金属の防錆・塗装下地処理などの表面処理剤トップメーカー。自動車業界向けが主力。

 ・ 会社HP: https://www.parker.co.jp/

◎ 注目理由: 自動車を作る上で避けて通れない「防錆処理」の国内圧倒的シェアを持っています。EV化で素材が変わっても表面処理のニーズはなくなりません。海外展開が進んでおり、アジア・北米での収益が厚い。財務が盤石でPBRも低く、バリュー株投資の王道的な銘柄です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 薬剤の販売だけでなく、加工受託も行うビジネスモデル。タイや中国、インドなどの自動車生産拡大の恩恵を受けています。

◎ リスク要因: 世界的な自動車生産台数の減少や、鉄から樹脂への素材転換が進むことによる処理対象の減少。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4095

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4095.T


【有機EL材料の先駆者】保土谷化学工業株式会社 (4112)

◎ 事業内容: 精密化学品メーカー。有機EL発光材料(正孔輸送材など)や、過酸化水素誘導体、画像記録材料などを展開。

 ・ 会社HP: https://www.hodogaya.co.jp/

◎ 注目理由: スマホやタブレット、車載ディスプレイの有機EL化が進む中、同社の高純度材料への引き合いが強まっています。韓国の大手ディスプレイメーカーとの関係が深く、先端材料の共同開発も行っています。PCR検査試薬などのバイオ関連も手掛けており、材料豊富な銘柄です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 染料メーカーからハイテク素材メーカーへ転換。有機EL材料は特許戦略で優位性を確保しています。

◎ リスク要因: ディスプレイ技術の急速な変化(マイクロLEDの台頭など)や、特定顧客への依存度。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4112

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4112.T


【技術力のテイカ】テイカ株式会社 (4027)

◎ 事業内容: 酸化チタン、界面活性剤の大手。特に微粒子酸化チタン(化粧品・日焼け止め用)や、圧電材料などの機能性化学品に強み。

 ・ 会社HP: https://www.tayca.co.jp/

◎ 注目理由: 日焼け止め用酸化チタンで世界トップクラスのシェアを持ち、世界的な猛暑・紫外線対策需要で構造的な追い風を受けています。また、スマートフォンのカメラアクチュエーター等に使われる圧電材料など、電子部材向けも高収益。株価指標的に割安感が強く、見直し買いの余地があります。

◎ 企業沿革・最近の動向: 大阪拠点。ヘルスケア分野(化粧品・医薬部外品)へのシフトを加速。海外販売網の拡充を進めています。

◎ リスク要因: 欧州などでの酸化チタンに対する規制強化の動きや、為替変動リスク。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4027

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4027.T


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