自民圧勝でも上がらなかった株こそ狙い目?見直し買いが入る銘柄20選

市場の熱狂から一歩引いたところに、真の勝機は潜んでいます。

「自民党圧勝」というヘッドラインが踊り、日経平均株価が沸き立った直後、多くの投資家は主力輸出関連株や半導体セクターに殺到しました。しかし、相場の格言に「人の行く裏に道あり花の山」とあるように、全員が同じ方向を向いている時こそ、冷静な視点が必要です。今回の選挙結果がもたらす最大の恩恵は「政治的安定」であり、これは長期的な設備投資や公共事業、そして国内経済の底上げを意味します。それにもかかわらず、多くの優良な内需関連株、インフラ関連株、そしてニッチトップ企業は、海外投資家の「大型株買い」の陰に隠れ、本来の価値よりも割安な水準に放置されたままとなっています。

ここにこそ、見直し買い(リバウンド)のチャンスがあります。

なぜ今、これらの「出遅れ株」なのか。理由は3つあります。 第一に、「セクターローテーション」の必然性です。急騰した半導体やハイテク株が利食い売りに押される局面では、資金の逃避先として、割安で配当利回りの高い内需株が選好されやすくなります。 第二に、「国策のタイムラグ」です。国土強靭化、防災、デジタル田園都市構想、そして物流2024年問題への対応。これらは選挙が終わってからが本番であり、関連銘柄の業績寄与はこれから本格化します。 第三に、「PBR1倍割れ是正」の圧力です。東証の要請に加え、政治的安定を背景に企業側も株主還元を強化しやすい環境が整っています。

本記事では、単なる有名企業ではなく、独自の強みを持ちながらも直近の祭りで取り残された銘柄、あるいは構造的な成長要因を持ちながら評価不足となっている銘柄を20社厳選しました。インフラの老朽化対策を担う建設、人手不足を解決するDX、そして世界シェアを持つニッチ化学など、多角的な視点で選出しています。

※投資に関する免責事項 本記事は情報の提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨、勧誘するものではありません。掲載されている情報は記事作成時点のものであり、将来の運用成果を保証するものではありません。株式投資には価格変動リスク、信用リスク、流動性リスクなどが伴い、元本割れが生じる可能性があります。投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願いいたします。


【関西地盤の好財務ゼネコン】高松コンストラクショングループ (1762)

◎ 事業内容: 大阪に本社を置く中堅ゼネコン。高松建設を中核に、海洋土木の「青木あすなろ建設」も傘下に持つ。民間建築に強みを持つほか、グループ全体で土木・建築のバランスが良い。

 ・ 会社HP:

◎ 注目理由: 大阪・関西万博後の再開発需要や、リニア新幹線関連など関西圏の建設需要は底堅い。特に同社は実質無借金経営を続けるなど財務体質が極めて健全であり、PBRも1倍を割れる水準で推移することが多い。災害激甚化に伴う国土強靭化銘柄としても、青木あすなろ建設の海洋土木技術が見直される局面にある。自民党政権継続による公共投資の安定化は明確な追い風。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1917年創業の老舗。土地活用提案型の営業に定評がある。近年は非住宅分野(物流倉庫や工場など)の受注強化を進めており、ポートフォリオの多角化に成功している。また、株主還元への意識も高まっており、安定配当を継続。M&Aによる事業領域の拡大も視野に入れており、内需株としての安定感と成長余地のバランスが良い。

◎ リスク要因: 資材価格の高騰や建設業界全体の人手不足による工期の遅れ、利益率の圧迫が懸念される。関西圏への依存度が比較的高いため、同エリアの景気動向に左右されやすい。

◎ 参考URL(みんかぶ):

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):


【半導体工場を支える空調の雄】三機工業 (1961)

◎ 事業内容: 三井グループの総合設備工事大手。ビル空調、産業空調、上下水処理施設、搬送システムなど幅広いインフラ設備を手掛ける。特に半導体工場などのクリーンルーム技術に強み。

 ・ 会社HP:

◎ 注目理由: ラピダスやTSMCなど国内での半導体工場建設ラッシュは継続しており、同社の得意とする産業用空調(HVAC)需要は極めて高い。政治的安定はこれら国策プロジェクトの遂行を後押しする。豊富な手元資金を活用した積極的な株主還元(配当性向の引き上げや自社株買い)を行っており、高配当利回り銘柄としても投資妙味がある。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1925年設立。三井物産の機械部から分離独立。近年は「脱炭素」をキーワードに、省エネ提案型の改修工事が増加中。大型プロジェクトの受注残高が積み上がっており、業績の視界は良好。また、搬送システム事業では物流センターの自動化需要も取り込んでいる。

◎ リスク要因: 大型工事の採算性悪化リスク。また、半導体市況の変動により、顧客企業の設備投資計画が延期・凍結された場合、受注高に影響が出る可能性がある。

◎ 参考URL(みんかぶ):

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):


【特殊土木のニッチトップ】ライト工業 (1926)

◎ 事業内容: 斜面・法面(のりめん)対策工事や地盤改良工事で業界トップクラスのシェアを誇る特殊土木会社。独自の工法を多数保有し、高い技術力でインフラ補修を支える。

 ・ 会社HP: https://www.raito.co.jp/

◎ 注目理由: 国土強靭化政策の「ど真ん中」銘柄。頻発する豪雨災害や地震対策として、老朽化したインフラの補修や法面対策の予算は、政治情勢に関わらず(あるいは安定政権下でより確実に)計上される。一般的なゼネコンと比較して利益率が高く、ニッチ市場での価格決定力を持っている点が強み。

◎ 企業沿革・最近の動向: 戦後の復興期から国土開発に従事。近年は米国を中心とした海外事業も拡大させており、国内公共事業一本足打法からの脱却を図っている。技術開発に熱心で、AIを活用した施工管理システムの導入など、建設DXにも積極的。

◎ リスク要因: 公共事業依存度が高いため、国の予算配分に業績が連動しやすい。また、海外事業における為替リスクや地政学リスクも考慮する必要がある。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/1926

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/1926.T


【道路舗装材料のトップシェア】ニチレキ (5011)

◎ 事業内容: 道路舗装材料(アスファルト乳剤など)の製造・販売と道路舗装工事を行う。アスファルト乳剤では国内トップシェアを誇る。

 ・ 会社HP: https://www.nichireki.co.jp/

◎ 注目理由: 道路インフラの老朽化は深刻であり、新設よりも「修繕・維持」の需要が圧倒的に伸びている。同社は補修材に強く、公共投資の恩恵をダイレクトに受ける。地味な業種ゆえに海外投資家の注目が集まりにくく、割安に放置されがちだが、財務は盤石でキャッシュフローも安定している典型的なバリュー株。

◎ 企業沿革・最近の動向: 長年にわたり道路舗装一筋。最近では、環境配慮型のアスファルトや、高耐久性の補修材など高付加価値製品の販売比率を高めている。AIを活用した路面性状調査システムを展開するなど、道路管理のDX化も推進中。

◎ リスク要因: 原油価格の変動が原材料コスト(アスファルト価格)に直結するため、価格転嫁が遅れると利益率が低下する恐れがある。公共事業の季節偏重性もリスク。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/5011

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/5011.T


【企業のIT課題をワンストップで解決】株式会社システナ (2317)

◎ 事業内容: 金融・車載・通信向けのシステム開発、IT機器の販売、クラウド導入支援などを行う独立系SIer。自動運転やAI関連の開発実績も豊富。

 ・ 会社HP: https://www.systena.co.jp/

◎ 注目理由: グロース株のような成長性を持ちながら、直近の株価調整でバリュエーション的な過熱感が解消されている。企業のDX投資意欲は衰えておらず、特に「2025年の崖」以降のレガシーシステム刷新需要を取り込む。高配当ではないが、株主還元に積極的な姿勢も見直しの契機となりうる。

◎ 企業沿革・最近の動向: 積極的なM&Aや拠点展開で成長。最近では生成AIを活用した社内業務効率化ソリューションの外販や、キャッシュレス決済関連の開発案件が増加。車載システム分野ではTier1サプライヤーとの連携を強化している。

◎ リスク要因: IT人材の不足による機会損失リスク。また、システム開発業界は多重下請け構造になりがちで、プロジェクト管理の失敗による不採算案件の発生リスクがある。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/2317

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/2317.T


【金融・通信に強い高収益SIer】DTS (9682)

◎ 事業内容: 金融、通信、公共分野に強みを持つ独立系システムインテグレーター。メガバンクや大手通信キャリアとの長年の取引実績がある。

 ・ 会社HP: https://www.dts.co.jp/

◎ 注目理由: 連続最高益を更新する実力派でありながら、知名度がやや低く株価指標面で割安感がある。金融業界のシステム更新やクラウド移行需要が旺盛。配当利回りも比較的高く、安定成長とインカムゲインの両取りが狙える銘柄。新NISAでの長期保有対象としても適している。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1972年設立。近年はコンサルティング領域への進出を強化しており、上流工程からの一気通貫サービスを提供。AWSやMicrosoft Azureなどのクラウド関連資格取得者を増やし、クラウドインテグレーション事業を拡大中。

◎ リスク要因: 特定の大手顧客(金融機関など)への売上依存度が一部高いため、顧客のIT投資抑制の影響を受けやすい。人材採用競争による人件費高騰。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/9682

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/9682.T


【安定収益のシステム運用・開発】NSD (9759)

◎ 事業内容: 独立系ソフト開発大手。金融機関向けシステム開発に強みを持つほか、システムの保守・運用サービスで安定的なストック収益を稼ぐモデル。

 ・ 会社HP: https://www.nsd.co.jp/

◎ 注目理由: 特筆すべきは「高配当」と「連続増配」の期待値。株主還元に非常に積極的で、長期保有株主向けの優待制度も充実している。システム開発会社の中でも収益性が高く、キャッシュリッチ。相場全体が不安定な時こそ、こうした「守りのIT株」の価値が高まる。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1969年創業。特定のハードウェアメーカー系列に属さない独立系の強みを活かし、自由な提案が可能。最近はAIチャットボットやRPAなどの業務効率化ツール、セキュリティソリューションの拡販に注力している。

◎ リスク要因: システム開発業界共通の人材不足問題。また、主力である金融業界の再編や統廃合が進むと、システム統合完了後の需要減退が起きる可能性がある。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/9759

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【地方自治体・会計事務所のDX】TKC (9746)

◎ 事業内容: 会計事務所(税理士・公認会計士)および地方自治体向けに特化した情報サービスを展開。法制度改正への対応が必須のサービスであり、顧客基盤が強固。

 ・ 会社HP: https://www.tkc.jp/

◎ 注目理由: インボイス制度、電子帳簿保存法、そして自治体システムの標準化(ガバメントクラウド)など、国策による制度変更が全て追い風になる稀有な企業。行政DXの遅れを取り戻すための政府予算は潤沢であり、不景気でも解約されにくいビジネスモデルは最強のディフェンシブ性を持つ。

◎ 企業沿革・最近の動向: 栃木県発祥。全国の会計事務所とネットワークを構築。最近は、中小企業のDX支援(FinTechサービスなど)により、会計事務所を通じて中小企業の生産性向上を支援するモデルを強化。自治体向けクラウドサービスもシェア拡大中。

◎ リスク要因: 法改正のスケジュール変更や延期。また、システムのクラウド化に伴うセキュリティ事故リスクは、信頼性が命の同社にとって最大のリスク要因。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/9746

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【上下水道コンサルのトップ】NJS (2325)

◎ 事業内容: 上下水道を中心とした水環境分野のコンサルティング業務を行う。調査、計画、設計から維持管理のソフト開発まで手掛ける水インフラのドクター。

 ・ 会社HP: https://www.njs.co.jp/

◎ 注目理由: 水道管の老朽化は日本全国の自治体で緊急の課題となっているが、自治体の技術職員不足によりアウトソーシング需要が急増している。同社はドローンやAIを活用した点検技術を有し、効率的なインフラ維持管理を提案できる。典型的な「見えないインフラ」関連株として、長期的な需要が約束されている。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1951年設立。海外展開も行っており、途上国の水インフラ整備にも貢献。最近は「ウォーターPPP(官民連携)」の推進に伴い、包括的民間委託の受託件数が増加傾向にある。

◎ リスク要因: 自治体予算に依存するため、財政難の自治体では発注が先送りされるリスク。また、人件費の上昇が利益を圧迫する可能性がある。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/2325

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【超純水・水処理エンジニアリング】オルガノ (6368)

◎ 事業内容: 水処理装置の総合エンジニアリング企業。半導体工場向けの「超純水」製造装置に強みを持つ。東ソーの子会社。

 ・ 会社HP: https://www.organo.co.jp/

◎ 注目理由: 「半導体製造に水は不可欠」であり、半導体関連銘柄の側面とインフラ株の側面を併せ持つ。熊本のTSMC進出など、国内半導体工場の新設・増設において水処理設備は必須。半導体株が調整局面にある時でも、工場の稼働・維持に必要なメンテナンス需要(ストックビジネス)があるため底堅い。

◎ 企業沿革・最近の動向: 戦後すぐに設立され、電子産業の発展と共に成長。最近は海外(台湾、中国、米国)での売上比率も高まっており、グローバルな半導体投資の恩恵を受ける。電子産業以外の一般産業(医薬・食品など)向けも堅調。

◎ リスク要因: 半導体サイクルの影響を受ける。顧客の設備投資計画の変更。また、海外売上比率上昇に伴う為替変動リスク。

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【ゴミ処理発電のパイオニア】タクマ (6013)

◎ 事業内容: ごみ焼却施設やバイオマス発電プラントの設計・建設・運営を行う環境プラントメーカー。

 ・ 会社HP: https://www.takuma.co.jp/

◎ 注目理由: 脱炭素社会の実現に向け、廃棄物発電(サーマルリサイクル)の重要性は増している。同社は施設の建設だけでなく、長期間の運営・保守(O&M)契約をセットで受注するケースが増えており、収益が安定化している。エネルギー価格高騰時においても、ゴミ発電は安定電源として再評価される。

◎ 企業沿革・最近の動向: ボイラー製造からスタートし、環境プラントへ特化。自治体のごみ処理施設の更新需要は今後ピークを迎えるため、受注環境は良好。バイオマス発電分野でも実績豊富。

◎ リスク要因: 原材料鋼材価格の高騰。公共工事入札における価格競争の激化。一部バイオマス燃料の調達難や価格高騰リスク。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/6013

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【短期人材サービスの最大手】フルキャストホールディングス (4848)

◎ 事業内容: 短期・単発のアルバイト紹介、人材派遣などを展開。「スポットワーク」市場のリーディングカンパニー。

 ・ 会社HP: https://www.fullcastholdings.co.jp/

◎ 注目理由: 労働力不足は日本の構造的な課題であり、正社員が見つからない企業はスポットワーカーに頼らざるを得ない。「年収の壁」対策や副業解禁の流れも追い風。物流・飲食・イベントなど、経済活動の正常化に伴い需要は拡大。高配当かつ株主還元に積極的な点も評価ポイント。

◎ 企業沿革・最近の動向: 規制強化の時代を乗り越え、コンプライアンス重視の体制を確立。近年はアプリを活用したマッチングシステム「キャストポータル」の利便性向上により、稼働率を高めている。公共関連(マイナンバー対応業務など)のBPOも手掛ける。

◎ リスク要因: 労働法制の改正リスク。最低賃金の上昇は売上増要因になる一方、企業側の採用手控えにつながる可能性もある。競合アプリ(タイミーなど)との競争激化。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4848

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【独自のBPOで社会課題解決】プレステージ・インターナショナル (4290)

◎ 事業内容: 自動車のロードサービス、損害保険の事故受付、住宅の駆けつけサービスなど、特定のニッチな業務を一括受託するBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)企業。

 ・ 会社HP: http://www.prestigein.com/

◎ 注目理由: 地方(秋田、山形、富山など)に大規模なコンタクトセンターを展開し、雇用の創出と低コスト運営を両立している地方創生銘柄。人手不足に悩むクライアント企業からのアウトソース需要は尽きない。円安メリット銘柄ではないが、内需の底堅さを体現する企業。

◎ 企業沿革・最近の動向: 海外での自動車保険関連サービスも展開。最近はIT機器の保証サービスや、駐車場トラブル対応など、サービス領域を横展開している。従業員の女性比率が高く、働き方改革先進企業としても知られる。

◎ リスク要因: 人件費の上昇。人材確保難によるセンター運営の制約。主要クライアント(損保大手など)の委託方針変更リスク。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4290

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4290.T


【コールセンター×AI】ベルシステム24ホールディングス (6183)

◎ 事業内容: 国内最大級のコールセンター運営会社。伊藤忠商事の持分法適用会社であり、凸版印刷とも提携。

 ・ 会社HP: https://www.bell24.co.jp/

◎ 注目理由: 生成AIの普及により「コールセンターはなくなる」との懸念から売られた局面もあったが、実際には「AIと人のハイブリッド」による高付加価値化が進んでいる。AI導入支援そのものが新たな商機となっており、過度な悲観論が後退した今が見直し時。安定配当も魅力。

◎ 企業沿革・最近の動向: 業界のパイオニア的存在。コロナ禍でのワクチン接種予約対応などで存在感を示した。現在は在宅オペレーターの活用や、音声認識技術を用いた業務効率化を推進している。

◎ リスク要因: 生成AIの進化スピードが想定を超え、有人対応の需要が急減するリスク。採用コストの増加。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/6183

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/6183.T


【センサー技術の世界ランナー】オプテックスグループ (6914)

◎ 事業内容: 屋外用防犯センサーで世界トップシェア。自動ドアセンサーでも世界有数のシェアを持つニッチトップメーカー。滋賀県発のグローバル企業。

 ・ 会社HP: https://www.optexgroup.co.jp/

◎ 注目理由: 世界的な治安情勢の悪化やセキュリティ意識の高まりにより、防犯センサーの需要は底堅い。また、自動ドアは衛生面や省エネ面から導入が進む。海外売上比率が高いが、国内製造業としての技術力評価は高く、円安恩恵も享受できる隠れた優良株。

◎ 企業沿革・最近の動向: 遠赤外線技術を核に用途を拡大。画像処理用LED照明などのFA(ファクトリーオートメーション)分野も成長中。M&Aにより欧米での販売網を強化している。

◎ リスク要因: 欧米・中国経済の減速懸念。半導体など電子部品の調達難や価格高騰によるコスト増。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/6914

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/6914.T


【産業用プリンタの長野発グローバル企業】ミマキエンジニアリング (6638)

◎ 事業内容: 産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタの開発・製造・販売。広告看板や繊維・アパレル向けに強み。

 ・ 会社HP: https://mimaki.com/

◎ 注目理由: 「版」を使わずに印刷できるデジタルオンデマンド印刷は、多品種少量生産や環境負荷低減(廃液が少ない)のトレンドに合致しており、世界的にアナログからの置き換えが進んでいる。円安メリット銘柄でもあり、独自の技術力で高い世界シェアを持つ。

◎ 企業沿革・最近の動向: 長野県東御市本社。アパレル向けのテキスタイルプリンタが好調。最近は産業用部品を製造できる小型3Dプリンタや、FA装置との連携による自動化ソリューションに注力。

◎ リスク要因: 世界景気(特に広告需要)の冷え込み。競合他社との価格競争。為替レートの急激な変動。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/6638

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【半導体材料のニッチトップ】トリケミカル研究所 (4369)

◎ 事業内容: 半導体製造に必要な超高純度化学薬品(CVD材料など)を開発・製造。特定の先端材料において独占的なシェアを持つ製品も存在する。

 ・ 会社HP: https://www.trichemical.com/

◎ 注目理由: 半導体の微細化が進むほど、同社の高難度材料への依存度は高まる。AI半導体向けの先端パッケージング技術においても同社の材料が不可欠。半導体セクター全体の調整局面で連れ安しているが、技術的優位性は揺らいでおらず、押し目買いの好機。

◎ 企業沿革・最近の動向: 山梨県本社。韓国・台湾の半導体メーカーとの結びつきが強い。最先端の3nmプロセスやHBM(広帯域メモリ)向けの材料開発に注力しており、次世代通信(5G/6G)分野でも需要増を見込む。

◎ リスク要因: 特定の主要顧客への売上依存度が高い。次世代技術の開発競争に敗れる(代替技術の出現)リスク。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4369

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4369.T


【全固体電池への期待とガラス技術】日本電気硝子 (5214)

◎ 事業内容: フラットパネルディスプレイ(FPD)用ガラス、自動車用ガラス繊維、医療用ガラスなどを手掛ける特殊ガラス大手。

 ・ 会社HP: https://www.neg.co.jp/

◎ 注目理由: 液晶パネル用ガラスの需要減退で評価が下がっていたが、「全固体電池」の正極材向けガラス粉末などで次世代エネルギー分野のキープレイヤーとして再評価されつつある。PBRが著しく低く(0.5倍前後など)、バリュー株としての側面も強い。風力発電ブレード用のガラス繊維も環境関連として注目。

◎ 企業沿革・最近の動向: 滋賀県地盤。薄型テレビの普及と共に成長したが、現在は事業構造転換の過渡期。半導体製造プロセス用部材や医療用ガラスなど、非ディスプレイ事業の比率を高めている。

◎ リスク要因: 中国メーカーとの価格競争激化によるディスプレイ用ガラスの収益悪化。全固体電池市場の立ち上がり時期の不確実性。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/5214

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【中食・コンビニ弁当の黒子】わらべや日洋ホールディングス (2918)

◎ 事業内容: セブン-イレブン向けの弁当、おにぎり、惣菜を製造する最大手ベンダー。食品製造設備エンジニアリングや食材調達も行う。

 ・ 会社HP: https://www.warabeya.co.jp/

◎ 注目理由: 物価高でも「コンビニの利便性」と「中食需要」は底堅い。特に共働き世帯の増加や高齢化は、調理済み食品への依存度を高める。国内事業の安定感に加え、米国セブン-イレブン向けの事業拡大が成長ドライバーとなっており、単なる内需株からグローバル成長株への脱皮を図っている。

◎ 企業沿革・最近の動向: セブン-イレブンと共に成長。国内工場の再編・自動化を進め、生産効率を向上させている。米国では現地企業の買収や新工場建設により、供給能力を大幅に拡大中。

◎ リスク要因: 原材料価格・エネルギーコストの高騰。コンビニ業界の再編や店舗数飽和による国内市場の頭打ち感。食品ロス問題への対応コスト。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/2918

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【物流の求車求貨マッチング】トランコム (9058)

◎ 事業内容: 物流センターの運営管理(3PL)と、「帰りのトラック」を探す運送事業者と荷主をマッチングする求車求貨サービスを展開。

 ・ 会社HP: https://www.trancom.co.jp/

◎ 注目理由: 「物流2024年問題(ドライバー不足)」の解決策として、トラックの積載効率を上げるマッチングサービスの需要は急増している。空車回送を減らすことはCO2削減にも直結するため、環境銘柄としての側面もある。独自の情報ネットワークが強固な参入障壁。

◎ 企業沿革・最近の動向: 名古屋発祥。中長距離輸送のマッチングに強み。DX投資を加速させ、マッチング精度の向上や配車業務の自動化を進めている。ASEAN地域での物流事業も展開。

◎ リスク要因: 景気後退による荷動きの鈍化。燃料価格高騰による運送パートナーの経営悪化。自社フリートを持たないことによる車両確保のリスク(繁忙期など)。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/9058

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/9058.T


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