完成機だけじゃない!モーター、電池、制御ソフト…ドローン市場拡大で恩恵を受ける「黒衣(くろご)」銘柄【20選】

2026年、ドローンは「空飛ぶロボット」から「空のインフラ」へ

2026年、日本の空は劇的な変化を遂げています。都市部における「レベル4飛行(有人地帯での目視外飛行)」が日常風景となり、物流、インフラ点検、そして警備・防衛の最前線でドローンが飛び交っています。しかし、投資家として真に見るべきは、空を飛んでいる機体そのものではありません。

かつてゴールドラッシュで最も儲けたのが「ツルハシとジーンズ」を売った商人であったように、ドローン市場の爆発的拡大で真に恩恵を受けるのは、完成機メーカーに不可欠な**「コア部品・素材・制御技術」**を供給するサプライヤー企業です。

ドローンは、極限まで軽量化されたボディに、精密なモーター、高エネルギー密度のバッテリー、姿勢制御用のセンサー、そしてAI処理を行う半導体を詰め込んだ、まさに**「空飛ぶ精密機器の塊」**です。特に、中国製ドローンの排除(サプライチェーンの脱中国化)が欧米および日本で徹底された結果、信頼性の高い「日本製部品」への回帰という巨大な特需が生まれています。

市場が求めているのは以下の3つの「技術的堀(モート)」を持つ企業です。

  1. 「パワーウェイトレシオ」の極限: 1グラムでも軽く、かつ高出力を絞り出すモーターと、振動に耐えうるコネクタ技術。

  2. 「全固体・次世代電池」の実装: 飛行時間を現在の20分から数時間へと伸ばす、革新的なエネルギー技術。

  3. 「自律制御」の頭脳: GPSが遮断された環境(屋内や妨害下)でも、カメラ映像だけで自己位置を推定し飛ぶ「SLAM技術」やセンサー群。

完成機メーカー(ACSLなど)は注目されやすいですが、競争が激しく、開発費負担も重いのが難点です。対して部品メーカーは、複数のドローン企業に供給できるため、市場全体のパイ拡大をリスク分散しながら享受できます。

本記事では、完成機メーカーはあえて除外し、ドローンの心臓部、神経、筋肉を担う「なくてはならない黒衣(くろご)」企業を20銘柄厳選しました。これらは、ドローンだけでなく、空飛ぶクルマ(eVTOL)や防衛産業にも通じる、日本の技術力の結晶です。


【投資に関する免責事項】 本記事は、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。記載されている情報は、2026年1月28日時点(およびそれ以前のデータ)に基づく市場分析や企業の公開情報、および一般的な予測であり、その正確性や完全性を保証するものではありません。株式投資には価格変動リスク、信用リスク、流動性リスクなどが伴い、元本割れが生じる可能性があります。投資判断は、必ずご自身の責任と判断において行われるようお願いいたします。本記事の情報を利用した結果生じた、いかなる損害についても、当方は一切の責任を負いません。


【ドローン用全固体電池の先駆者】マクセル (6810)

◎ 事業内容: 電池、機能性部材、光学部品などを手掛ける。特に「全固体電池」の開発において業界をリードしており、産業用ドローン向けの硫化物系全固体電池の製品化に成功している。

 ・ 会社HP:

◎ 注目理由: ドローンの最大の課題は「飛行時間の短さ」と「バッテリーの発火リスク」。同社の全固体電池は、広い温度範囲で作動し、発火リスクが極めて低く、高エネルギー密度を実現。産業用やインフラ点検用など、過酷な環境で使用されるハイエンドドローンにおいて、リチウムイオン電池からの置き換え需要を独占するポテンシャルを持つ。

◎ 企業沿革・最近の動向: 京都事業所などに量産ラインを構築。2025年以降、産業機械やドローン向けに本格出荷を開始しており、電池事業の利益率が劇的に改善するフェーズに入っている。

◎ リスク要因: 全固体電池の製造コスト低減が想定より遅れるリスク。また、既存のリチウムイオン電池事業の競争激化。

◎ 参考URL(みんかぶ):

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):


【モーター界の巨人が空へ】マブチモーター (6592)

◎ 事業内容: 小型直流モーターで世界シェアトップクラス。自動車電装用が主力だが、近年はドローンやAGV(無人搬送車)などの産業機器用モーターユニットに経営資源を集中させている。

 ・ 会社HP:

◎ 注目理由: 車載で培った「安くて壊れない」量産技術と品質管理能力は、産業用ドローン市場でも圧倒的な強みとなる。従来、趣味用ドローンは中国製モーターが席巻していたが、物流や監視用途では信頼性が最優先されるため、マブチ製の採用事例が急増。同社の「JCモーター」シリーズはドローン専用に最適化されており、新たな収益の柱になりつつある。

◎ 企業沿革・最近の動向: ACSLなどの国産ドローンメーカーとの協業を深める。標準化されたモーターユニットを供給することで、ドローン開発のハードルを下げるプラットフォーマー的な立ち位置を狙う。

◎ リスク要因: 中国経済の減速による車載モーターの需要減。原材料(銅・磁石)価格の高騰。

◎ 参考URL(みんかぶ):

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):


【産業用プロポと制御の老舗】双葉電子工業 (6986)

◎ 事業内容: 蛍光表示管などの電子部品と、ラジコン用送信機(プロポ)などの産業用機材を手掛ける。ホビー用ラジコンの技術をベースに、産業用ドローンの機体やコントローラーを開発。

 ・ 会社HP: https://www.futaba.co.jp/

◎ 注目理由: ドローンを操縦する「プロポ」の分野で世界的なブランド。産業用ドローンにおいては、混信を防ぐ高度な無線技術と、過酷な現場でも壊れない堅牢なコントローラーが必須であり、同社の独壇場。ドローンスクールへの機材提供や、点検業務の受託など、ハード販売に留まらない展開を見せる。財務体質が盤石で、PBR改善期待もある。

◎ 企業沿革・最近の動向: 国産ドローンの国家プロジェクトに参画。物流用や点検用の高機能ドローン向けに、長距離通信モジュールやフライトコントローラー周辺機器を供給。

◎ リスク要因: 主力だった蛍光表示管事業の縮小。有機ELディスプレイ事業の収益化の遅れ。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/6986

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/6986.T


【ドローンの眼(レンズ)を独占】タムロン (7740)

◎ 事業内容: 一眼レフカメラ用交換レンズ、監視カメラ用レンズなどの光学機器メーカー。ドローン搭載カメラ用レンズや車載レンズで高い成長率を誇る。

 ・ 会社HP: https://www.tamron.com/jp/

◎ 注目理由: ドローンは「空飛ぶカメラ」であり、映像の質はレンズで決まる。軽量かつ高解像度、そして激しい振動や温度変化に耐えるタムロンのレンズは、点検用や測量用ドローンでデファクトスタンダードになりつつある。セキュリティ用途での赤外線レンズ技術も持ち、夜間監視ドローンへの採用も進む。

◎ 企業沿革・最近の動向: コンパクトで高性能なドローン専用モジュールカメラを開発。中国系メーカー以外の欧米・日本製の高級機体への搭載シェアを伸ばしている。

◎ リスク要因: スマホカメラの高性能化によるデジカメ市場の縮小影響。世界的な景気後退による設備投資抑制。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/7740

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/7740.T


【振動に負けないコネクタ技術】I-PEX (6640)

◎ 事業内容: 精密金型技術を核としたコネクタメーカー。高周波・高速伝送コネクタに強み。「ZenShield」などのノイズ対策製品や、ロック機能付きコネクタが有名。

 ・ 会社HP: https://www.i-pex.com/

◎ 注目理由: ドローンは常に激しい振動に晒されるため、ケーブルが抜けることは墜落(=死)を意味する。同社の「MHF」シリーズなどの細線同軸コネクタは、強力なメカニカルロック機能を持ち、耐振動性が極めて高い。また、5G通信や4K映像伝送時のノイズシールド性能も高く、ハイエンドドローンの内部配線で必須部品となっている。

◎ 企業沿革・最近の動向: ノートPCやスマホ向けが主力だったが、車載・ドローン・産業機器向けポートフォリオを強化。海外売上比率が高く、グローバルなドローン需要を取り込んでいる。

◎ リスク要因: 民生機器(PC/スマホ)市場の飽和による受注調整。為替変動リスク。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/6640

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/6640.T


【人工知覚(眼)の頭脳】Kudan (4425)

◎ 事業内容: 人工知覚(Artificial Perception)技術の研究開発。カメラやLiDARのデータから、自己位置推定と環境地図作成を同時に行う「SLAM」技術のアルゴリズムを提供する。

 ・ 会社HP: https://www.kudan.io/

◎ 注目理由: GPSが届かないトンネル内、橋梁の下、屋内でのドローン飛行には「SLAM」が不可欠。Kudanの技術は、他社製に比べて計算負荷が軽く、安価なチップでも高速に動作するのが特徴。インテルやエヌビディアといった世界的企業ともパートナーシップを結んでおり、ドローンの「自律飛行ソフト」としての採用拡大が続く。

◎ 企業沿革・最近の動向: 製品版「KudanSLAM」のライセンス販売が伸長。ドローンだけでなく、自律走行ロボットや自動運転車向けにも技術供与を行っている。

◎ リスク要因: 依然として赤字フェーズの場合があり、黒字定着化が課題。技術の進化が早く、競合(大手テック企業のOSSなど)との競争激化。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4425

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4425.T


【姿勢制御の要・慣性センサ】日本航空電子工業 (6807)

◎ 事業内容: コネクタ、インターフェース・ソリューション、航機事業を展開。航空機やロケット向けの加速度計、ジャイロなどの慣性センサ技術で世界屈指。NECグループ。

 ・ 会社HP: https://www.jae.com/

◎ 注目理由: ドローンが風に煽られても水平を保てるのは、高性能な慣性計測装置(IMU)のおかげ。同社はミサイルや戦闘機で培った高精度なセンシング技術を産業用ドローンに応用している。特に防衛用途や物流用途など、絶対に墜落が許されないハイエンド領域でのシェアが高い。

◎ 企業沿革・最近の動向: 防衛予算増額の恩恵を受けると同時に、空飛ぶクルマ(eVTOL)向けの姿勢制御システム開発にも参入。コネクタ事業もEV向けで好調。

◎ リスク要因: スマホ向けコネクタの需要変動。防衛関連特有の調達スケジュールの変更リスク。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/6807

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/6807.T


【GNSS(位置情報)のスペシャリスト】コア (2359)

◎ 事業内容: 組み込みソフト開発大手。GNSS(全地球航法衛星システム)関連の受信機やソリューションに特化しており、高精度測位技術「Cohac∞(コハクインフィニティ)」を展開。

 ・ 会社HP: https://www.core.co.jp/

◎ 注目理由: ドローンの自律飛行において、センチメートル単位の精度を実現する「RTK-GNSS」技術は必須。コアはこの分野の老舗であり、みちびき(準天頂衛星)対応の受信機などを開発。農薬散布や測量など、正確なルート飛行が求められる分野で同社の組み込みソフトと受信機が採用されている。

◎ 企業沿革・最近の動向: 自動運転や建機自動化(ICT施工)分野でも同社の測位技術が活躍。業績は連続増配傾向にあり、安定成長株としての側面も持つ。

◎ リスク要因: IT人材の不足と人件費高騰。受託開発比率が高いため、顧客のプロジェクト進捗に業績が左右される。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/2359

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【冷却ファンとサーボの匠】山洋電気 (6516)

◎ 事業内容: 冷却ファン、無停電電源装置(UPS)、サーボシステムの大手。産業用ロボットやデータセンター向けで高シェア。

 ・ 会社HP: https://www.sanyodenki.co.jp/

◎ 注目理由: 高性能なドローンは、処理能力の高いCPUや高出力モーターを搭載するため、発熱対策が深刻な問題となる。同社の「San Ace」シリーズなどの冷却ファンは、耐振動・耐水・防塵性能に優れ、ドローン内部の熱暴走を防ぐ重要部品。また、カメラジンバル(手ブレ補正装置)などに使われる超小型サーボモーターでも技術力が高い。

◎ 企業沿革・最近の動向: 半導体製造装置向けや医療機器向けが好調。防水ファンのラインナップを拡充し、屋外使用のドローンやロボットへの採用を加速。

◎ リスク要因: 設備投資循環の波を受けやすい。原材料価格高騰の転嫁遅れ。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/6516

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【ドローン試作とサポートの黒衣】菊池製作所 (3444)

◎ 事業内容: 金型製作から試作・量産までを手掛ける「総合ものづくり支援企業」。大学発ベンチャーやドローンスタートアップのハードウェア開発を裏方として支える。

 ・ 会社HP: https://www.kikuchiseisakusho.co.jp/

◎ 注目理由: 多くのドローンベンチャーはソフトに強いが、ハード(筐体設計や加工)に弱い。菊池製作所はそうした企業の「工場」となり、共同研究や出資を通じて深く関与している。千葉大学発の自律制御システム研究所(現ACSL)の上場を支えたのも同社。様々なドローンプロジェクトの「プロトタイプ」段階から入り込むため、業界の最先端情報が集まる。

◎ 企業沿革・最近の動向: 介護ロボットや装着型ロボット(マッスルスーツ)の製造も受託。福島県に大型拠点を持ち、復興支援文脈でのロボットテストフィールド活用にも積極的。

◎ リスク要因: 投資先ベンチャーの成否に株価が連動しやすい。本業の金型・部品加工は景気敏感。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/3444

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【炭素繊維で機体を軽く強く】有沢製作所 (5208)

◎ 事業内容: 電子材料、産業用構造材料などを製造する化学メーカー。織物技術をベースに、炭素繊維(CFRP)などの高機能コンポジット材料を手掛ける。

 ・ 会社HP: https://www.arisawa.co.jp/

◎ 注目理由: ドローンの飛行時間を延ばすには、機体の軽量化が至上命題。同社のハニカムコア材や炭素繊維織物は、航空機内装で培った技術を応用し、産業用ドローンのボディやプロペラに使用されている。金属並みの強度を持ちながら圧倒的に軽い素材技術は、大型ドローンの実用化に不可欠。

◎ 企業沿革・最近の動向: FPC(フレキシブル基板)材料が主力だが、航空宇宙・産業用途の構造材料部門が成長中。配当利回りが比較的高く、株主還元意識が高い。

◎ リスク要因: 電子材料部門はスマホ市況に左右される。炭素繊維関連は競合(東レ系列など)が多い。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/5208

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/5208.T


【センサー技術の塊】オプテックスグループ (6914)

◎ 事業内容: 防犯用センサー、自動ドアセンサーの世界大手。工場用センサーや環境計測センサーなど、センシング技術を多角展開。

 ・ 会社HP: https://www.optexgroup.co.jp/

◎ 注目理由: ドローンの「衝突回避」や「高度維持」に使われるLiDAR(レーザー距離計)や測距センサーの技術を持つ。また、重要施設を守るための「アンチドローン(ドローン検知)」システム用のセンサーも手掛けており、ドローンを飛ばす側と防ぐ側の両面でビジネスチャンスを持つ。

◎ 企業沿革・最近の動向: 画像認識技術とセンシングを組み合わせた高度な防犯システムを欧米で展開。工場のFA(自動化)センサーも好調。

◎ リスク要因: 海外売上比率が高く、為替や欧州経済の影響を受ける。半導体部材の調達難リスク。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/6914

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/6914.T


【ドローン管制・運航管理】FIG (4392)

◎ 事業内容: モバイルクリエイトと石井工作研究所が統合。タクシー配車システムやバスロケ技術を応用し、ドローンやロボットの管制システムを開発。

 ・ 会社HP: https://www.figinc.jp/

◎ 注目理由: 多数のドローンが飛び交う空の安全を守る「UTM(運航管理システム)」のプレイヤー。大分県でのドローン配送実証実験などを主導し、複数の機体を遠隔監視・制御するプラットフォームを構築している。ハード(機体)ではなく、空の交通整理というインフラ側を押さえる戦略。

◎ 企業沿革・最近の動向: 半導体製造装置関連(石井工作)も手掛ける複合企業。自社開発のドローンポート(離発着基地)なども製品化している。

◎ リスク要因: ドローン物流の法整備や社会実装のスピードが想定より遅れるリスク。コングロマリットによる事業の分かりにくさ。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4392

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4392.T


【車載コネクタの技術を空へ】イリソ電子工業 (6908)

◎ 事業内容: コネクタ専業メーカー。特に自動車向けの可動BtoB(基板対基板)コネクタに強みを持ち、車載分野での信頼性が非常に高い。

 ・ 会社HP: https://www.iriso.co.jp/

◎ 注目理由: I-PEX同様、耐振動性が求められるドローン市場で、同社の「フローティングコネクタ(可動接続)」技術が光る。基板の実装ズレや振動を吸収する構造は、墜落衝撃や飛行振動の多いドローン内部の電子回路接続に最適。ロボット組立適合コネクタにも注力しており、生産自動化の恩恵も受ける。

◎ 企業沿革・最近の動向: EV化の進展で車載コネクタ需要が増加。ドローンやパワコンなどの産業機器向け売上も拡大基調。

◎ リスク要因: 自動車生産台数の変動に業績が連動する。中国市場への依存度が比較的高い。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/6908

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/6908.T


【超音波センサのトップ】日本セラミック (6929)

◎ 事業内容: 赤外線センサ、超音波センサの専業メーカー。赤外線センサでは世界シェアトップクラスを誇る。

 ・ 会社HP: https://www.nicera.co.jp/

◎ 注目理由: ドローンの障害物検知や着陸時の高度計測に使われる「超音波センサ」の大手。また、赤外線センサは、夜間の人命救助や鳥獣被害対策ドローンに搭載されるサーマルカメラの主要部品となる。非常に高収益な企業体質で、ニッチトップの強みを持つ。

◎ 企業沿革・最近の動向: 車載用センサ(ADAS向け)の需要拡大に加え、スマートホームや産業用ロボット向けが成長。無借金経営で財務は鉄壁。

◎ リスク要因: 特定の大口顧客への売上依存度が一部ある。センサ市場の価格競争リスク。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/6929

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/6929.T


【ドローンの心臓・電源】コーセル (6905)

◎ 事業内容: 産業機器向けスイッチング電源、ノイズフィルタの標準電源メーカー大手。信頼性の高い電源装置で圧倒的なシェア。

 ・ 会社HP: https://www.cosel.co.jp/

◎ 注目理由: ドローン基地局(ポート)や、有線給電ドローン、または機体内部の電圧変換(DC-DCコンバータ)において、コーセルの電源モジュールは「壊れてはいけない場所」で選ばれる。ノイズフィルタ技術も重要で、電子機器の誤作動を防ぐために不可欠なパーツ。

◎ 企業沿革・最近の動向: 半導体製造装置や医療機器向けの需要が堅調。海外販売網を強化し、グローバルニッチトップの地位を固める。

◎ リスク要因: 電子部品不足による生産制約。原材料価格の高騰影響。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/6905

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/6905.T


【振動試験で開発を支える】IMV (7760)

◎ 事業内容: 振動試験装置の製造販売、および振動試験の受託サービスを行う世界的なトップメーカー。

 ・ 会社HP: https://www.imv.co.jp/

◎ 注目理由: ドローン開発において「振動試験」は避けて通れない関門。同社の試験装置は、飛行中の振動や衝撃を地上で再現し、機体や搭載部品の耐久性をテストするために必須。EV開発や宇宙開発でも使用される同社の装置は、ドローンの高性能化に伴い、開発現場での稼働率が高まっている。非常にニッチだが代替が利かない企業。

◎ 企業沿革・最近の動向: EVバッテリーの安全性試験需要が急増中。海外(特に欧州・アジア)での試験受託サービス拠点を拡充。

◎ リスク要因: 自動車メーカー等の研究開発費(R&D予算)の増減に業績が左右される。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/7760

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/7760.T


【画像処理ソフトの老舗】モルフォ (3653)

◎ 事業内容: 画像処理・AI技術の研究開発型企業。手ブレ補正、ノイズ除去、物体認識などのソフトウェアライセンスを供与。

 ・ 会社HP: https://www.morphoinc.com/

◎ 注目理由: スマホ向けの手ブレ補正技術「MovieSolid」は、激しく揺れるドローンからの空撮映像を滑らかにするために最適。ハードウェア(ジンバル)だけでなく、ソフト側での補正需要は強く、エッジAI(機体側での処理)によるリアルタイム映像解析でも強みを発揮する。

◎ 企業沿革・最近の動向: スマホ市場依存からの脱却を図り、監視カメラ、車載、ドローン分野への展開を加速。デンソーなどとの提携実績あり。

◎ リスク要因: 大手プラットフォーマーによる類似機能の標準搭載。ライセンスビジネス特有の収益変動。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/3653

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/3653.T


【ドローン測量・Pix4D】イメージ ワン (2667)

◎ 事業内容: 医療画像システムと衛星画像解析が主力。ドローン事業では、世界的な3次元マッピングソフト「Pix4D」の正規代理店であり、測量用ドローンの販売・講習も行う。

 ・ 会社HP: https://www.imageone.co.jp/

◎ 注目理由: ドローンで撮影した画像から3Dモデルを作成する「Pix4D」は、建設・測量業界のデファクトスタンダード。同社はこのソフトの販売・サポートを通じて、ハードを売るだけでなく「ドローンで集めたデータの活用」という高付加価値なサービスを提供している。原発テロ対策などのセキュリティ商材も扱う。

◎ 企業沿革・最近の動向: トリチウム分離技術など環境分野へも多角化しているが、本業の画像解析技術がドローン測量需要で再評価されている。

◎ リスク要因: 事業の多角化を進めており、何が主力か見えにくい側面がある。小型株特有の株価変動の激しさ。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/2667

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/2667.T


【高性能ケーブルの商社】泉州電業 (9824)

◎ 事業内容: 電線・ケーブルの専門商社。建設用、電力用からFA(機器用)ケーブルまで幅広く扱う。オリジナル製品の開発力も高い。

 ・ 会社HP: https://www.senden.co.jp/

◎ 注目理由: ドローン内部の配線や、ドローンポートへの給電設備、有線ドローンのケーブルなど、特殊なケーブル需要が増加。特に「可動ケーブル(ロボットケーブル)」に強く、屈曲耐久性が求められる部位での採用が見込める。業績が極めて安定的で、連続増配を続ける優良株。

◎ 企業沿革・最近の動向: 半導体製造装置向けの需要が回復。ジャストインタイムの配送体制を武器に、顧客の在庫負担を減らすビジネスモデルで高収益を維持。

◎ リスク要因: 銅価格の変動による在庫評価損益への影響。建設需要の減速。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/9824

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/9824.T


次の一手:あなたが今すぐすべきこと

「『モーター』と『電池』の技術革新ニュースにアラートを設定する」 特にマブチモーターやマクセルのような企業が、ドローン専業メーカーと提携発表をした瞬間が買いの合図です。部品メーカーの強みは、ドローン市場が拡大すれば、どの完成機メーカーが勝っても恩恵を受ける点にあります。

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