【保存版】デジタルヘルスが熱い!底値圏から復活を期す「医療テック関連」厳選20銘柄

目次

医療×テクノロジーが日本を救う:デジタルヘルス株、反撃の狼煙

2025年、日本の株式市場において、再び熱い視線が注がれているセクターがあります。それが「デジタルヘルス(医療テック)」関連銘柄です。

かつて、コロナ禍において爆発的な上昇を見せたこのセクターは、その後の金融引き締めや経済活動の正常化に伴い、多くの銘柄が調整局面を迎えました。しかし、株価が落ち着き、バリュエーション(企業価値評価)が適正水準、あるいは売られすぎの水準にある「底値圏」にある今こそ、これら企業の持つ本質的な成長力に目を向けるべき絶好のタイミングと言えます。なぜなら、日本が直面している構造的な課題は、テクノロジーの力なしには解決不可能だからです。

まず、背景にあるのは「2025年問題」です。団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、医療・介護の需要がピークに達する一方で、それを支える労働人口は減少の一途をたどっています。現場の医師や看護師の疲弊は限界に近く、2024年から本格化した「医師の働き方改革」により、労働時間の短縮が義務付けられました。限られた人的リソースで、増え続ける医療ニーズに対応するためには、DX(デジタルトランスフォーメーション)による業務効率化が「待ったなし」の状況なのです。

政府も「医療DX推進本部」を設置し、電子カルテの標準化、オンライン資格確認の導入、そして医療・介護・生活情報の連携基盤である「全国医療情報プラットフォーム」の構築を急ピッチで進めています。これは国策であり、この流れに乗る企業には長期的な追い風が吹き続けます。

さらに、AI(人工知能)の進化がこの流れを加速させています。画像診断支援、創薬プロセス、問診の自動化など、これまで熟練の医師の経験と勘に頼っていた領域にAIが入り込むことで、医療の質を落とさずに効率を劇的に向上させることが可能になりました。生成AIを活用した電子カルテの要約作成や、患者への説明補助などは、すでに現場での実装が始まっており、関連企業の収益に寄与し始めています。

投資の観点から見ると、現在多くの医療テック銘柄は、成長期待が剥落し、実力以上に売り込まれているケースが散見されます。しかし、彼らのビジネスモデルの多くは、ストック型(継続課金)であり、一度導入されれば解約されにくいという強固な収益基盤を持っています。赤字を掘ってでもシェア拡大を目指したフェーズから、利益回収フェーズへと移行しつつある企業も多く、財務体質の改善が見られる銘柄は、見直し買いの対象として非常に魅力的です。

今回選出した20銘柄は、単なる「期待先行」の銘柄ではなく、独自の技術や圧倒的なシェアを持ち、日本の医療システムを変革しうる実力派ばかりです。電子カルテ、遠隔医療、医療ビッグデータ、AI創薬、介護テックなど、多岐にわたる分野から、特に反発力が期待できる銘柄を厳選しました。誰もが知る超大型株ではなく、中小型株を中心に、成長余地の大きい銘柄にフォーカスしています。

短期的な値動きに惑わされることなく、社会課題を解決し、未来の医療インフラを担う企業への投資は、資産形成のみならず、社会貢献という意味でも大きな意義を持ちます。底値圏から復活を期す、これら「最強の医療テック銘柄」をポートフォリオに加えることを、ぜひ検討してみてください。


※投資に関する免責事項 本記事は、情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。紹介している銘柄の選定や分析は、作成時点での公開情報に基づく執筆者の個人的な見解であり、将来の成果を保証するものではありません。株式投資には価格変動リスク、信用リスク、流動性リスクなどが伴い、元本割れが生じる可能性があります。投資を行う際は、必ずご自身の判断と責任において行ってください。本記事の内容に基づいて生じた損害について、執筆者および提供元は一切の責任を負いません。


【医療従事者プラットフォームの巨人】エムスリー (2413)

◎ 事業内容: 国内30万人以上の医師が登録する医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬会社のマーケティング支援を中心に、治験支援、人材紹介、海外事業など多角的に展開する業界のガリバー。

 ・ 会社HP:https://corporate.m3.com/

◎ 注目理由: コロナ特需の剥落で株価は長期調整を強いられましたが、圧倒的な会員基盤と利益率は健在です。製薬マーケティング支援だけでなく、クリニックのDX支援や「ホワイトジャック」等のコンシューマー向け事業も育成中。底値圏での揉み合いが続いており、悪材料出尽くし感からの自律反発、およびAIを活用した新サービスによる再評価が期待されます。

◎ 企業沿革・最近の動向: ソニーグループ発の企業として2000年に設立。短期間で急成長を遂げ、日経225銘柄にも採用。最近では、省力化ニーズに応えるクラウド電子カルテ「エムスリーデジカル」のシェア拡大に注力しており、医療現場のDXをインフラ面から支える動きを加速させています。

◎ リスク要因: 製薬会社の販促予算削減の影響を受けやすく、成長率の鈍化が懸念される場合があります。また、海外事業の収益安定性も課題です。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/2413

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/2413


【医療ビッグデータのパイオニア】株式会社JMDC (4483)

◎ 事業内容: 健康保険組合から提供されるレセプト(診療報酬明細書)データや健診データを匿名加工し、製薬会社や生損保会社等に分析・提供する医療ビッグデータ事業を展開。

 ・ 会社HP:https://www.jmdc.co.jp/

◎ 注目理由: 日本最大級の医療データベースを保有しており、データの「量」と「質」において他社の追随を許しません。政府のデータヘルス改革は同社にとって強力な追い風。オムロンとの資本業務提携により、デバイスから得られるバイタルデータとの統合も進んでおり、予防医療領域でのデータ活用価値が飛躍的に高まっています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2002年設立。医療統計データの商用利用を切り拓いた先駆者。近年はFitbitなどのウェアラブルデバイスを活用したヘルスケアサービスや、PHR(パーソナルヘルスレコード)アプリ「Pep Up」の普及に尽力し、BtoBtoC領域でも存在感を増しています。

◎ リスク要因: 個人情報保護法などの法規制強化により、データの取り扱いや活用範囲に制限がかかるリスクがあります。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/4483

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/4483


【オンライン診療と人材の雄】株式会社メドレー (4480)

◎ 事業内容: 国内最大級のオンライン診療システム「CLINICS」、医療ヘルスケア分野に特化した成果報酬型人材紹介サイト「ジョブメドレー」が2本柱。

 ・ 会社HP:https://www.medley.jp/

◎ 注目理由: 医師の働き方改革において、人材流動化の促進(ジョブメドレー)と診療効率化(CLINICS)の両面でソリューションを提供できる強みがあります。オンライン診療は恒久化され、今後も導入医療機関の増加が見込まれます。NTTドコモとの提携効果も徐々に顕在化しており、プラットフォーマーとしての地位を固めつつあります。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2009年設立。代表取締役医師の豊田氏を中心に、現場視点とテック視点を融合させたサービス開発が特徴。最近では、調剤薬局の窓口業務を効率化する「Pharms」など、周辺領域へのM&Aや新規開発を積極的に行い、医療DXの垂直統合を進めています。

◎ リスク要因: 人材紹介事業は景気動向や採用ニーズの変動影響を受けます。競合他社の参入による広告宣伝費の高騰もリスクです。

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【病院データの利活用を推進】メディカル・データ・ビジョン株式会社 (3902)

◎ 事業内容: 病院向けの経営支援システムを提供し、その対価として二次利用許諾を得た診療データを蓄積。製薬会社等へデータ提供を行うデータ利活用事業を展開。

 ・ 会社HP:https://www.mdv.co.jp/

◎ 注目理由: 急性期病院における導入シェアが高く、より詳細な診療プロセスデータを持っている点が強みです。患者自身が診療記録を管理できる「カルテコ」の普及に注力しており、マイナ保険証との連携など、国策に沿ったPHRサービスとして成長余地が大きいです。株価は調整期間が長く、PBR等の指標面でも割安感が出ています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2001年設立。DPC(診断群分類包括評価)制度導入を機に成長。SBIホールディングスとの資本提携により、金融×医療のシナジーを模索中。保険会社向けのデータ提供など、新たな収益源の確保に動いています。

◎ リスク要因: 主力システム「EVE」の解約増加や、データ販売先の製薬会社の予算縮小が業績に直結するリスクがあります。

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【医療音声AIのトップランナー】株式会社アドバンスト・メディア (3773)

◎ 事業内容: 独自の音声認識技術「AmiVoice」を開発。医療向けでは、電子カルテへの音声入力支援システムが圧倒的なシェアを誇る。

 ・ 会社HP:https://www.advanced-media.co.jp/

◎ 注目理由: 医師の事務作業負担軽減の切り札として、音声入力のニーズは爆発的に高まっています。「AmiVoice」は医療用語に特化した辞書を持ち、認識精度が極めて高いのが特徴。AI技術の進化により、会話内容から自動で要約・カルテ作成を行う機能も強化されており、SaaS型ビジネスへの転換による収益安定化も評価ポイントです。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1997年設立。国内音声認識市場で長年トップシェアを維持。最近では、介護記録の音声入力や、コンタクトセンター向けのAI音声解析など、医療以外の領域でもDX需要を取り込み、ストック収益比率を高めています。

◎ リスク要因: GoogleやMicrosoftなど、巨大テック企業の汎用音声認識AIの精度向上により、専門特化の優位性が脅かされる可能性があります。

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【医師・薬剤師向け情報サイト】ケアネット (2150)

◎ 事業内容: 医師・医療従事者向け会員制サイト「CareNet.com」を運営。製薬企業の医薬品営業支援(eディテール)や、医学教育動画の配信を行う。

 ・ 会社HP:https://www.carenet.co.jp/

◎ 注目理由: 会員医師のアクティブ率が高く、教育コンテンツの質に定評があります。コロナ禍での特需反動で株価は大きく調整しましたが、高収益体質は維持。DXによる営業支援の需要は底堅く、また、がん専門医との連携による臨床開発支援など、付加価値の高いサービスへのシフトが進んでおり、見直し買いの好機と見ます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1996年設立。スカパー!での医療番組放送からスタートし、ネット専業へ転換。最近はAIを活用した画像診断支援システムの開発会社へ出資するなど、テクノロジー分野への投資を加速させています。

◎ リスク要因: 主要顧客である製薬業界の再編や、薬価改定によるマーケティング予算の縮小が直接的な打撃となります。

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【次世代レセプトチェックAI】株式会社Ubicomホールディングス (3937)

◎ 事業内容: 医療機関向けのレセプト(診療報酬明細書)点検ソフト「Mighty」シリーズが主力。フィリピンに開発拠点を持ち、グローバル事業も展開。

 ・ 会社HP:https://www.ubicom-hd.com/

◎ 注目理由: 医療機関にとって、レセプトの請求漏れを防ぎ、返戻(差し戻し)を減らすことは経営に直結する重要課題です。同社のソフトはAIを活用した高精度なチェック機能に強みがあり、病院の収益改善に貢献します。サブスクリプションモデルによる安定収益に加え、保険会社向けのDXソリューションも好調で、業績は右肩上がりです。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2005年設立。2016年上場。医療領域のニッチトップとして確固たる地位を築いています。最近では、電子カルテメーカーとの提携強化により、システムへの標準搭載を進め、販路を拡大しています。

◎ リスク要因: 診療報酬改定へのシステム対応遅れや、フィリピンにおける地政学リスク・為替リスクが懸念材料です。

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【医師の集合知で課題解決】株式会社メドピア (6095)

◎ 事業内容: 医師専用コミュニティサイト「MedPeer」を運営。医師同士の症例相談(集合知)を核に、製薬マーケティング、予防医療、法人向け産業保健支援などを展開。

 ・ 会社HP:https://medpeer.co.jp/

◎ 注目理由: 「集合知」という独自のアセットが強み。医師会員数は16万人を超え、強固なプラットフォームを形成しています。特に法人向けの産業医紹介やストレスチェックなどの「産業保健支援事業」が第2の柱として急成長しており、健康経営銘柄としての側面も持ち合わせています。株価は底値圏にあり、リバウンド期待が高まります。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2004年設立。代表の石見氏は現役医師。M&Aを積極的に活用し、薬局DXや介護領域へも事業を拡大。スギ薬局グループとの業務資本提携により、リアルとネットを融合した予防医療サービスを推進しています。

◎ リスク要因: 競合サイト(m3など)とのシェア争い激化や、新規事業への投資負担による一時的な利益圧迫のリスクがあります。

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【薬局・クリニックDXの老舗】EMシステムズ (4820)

◎ 事業内容: 調剤薬局向けの業務処理コンピュータシステム、およびクリニック向け電子カルテの開発・販売・保守。業界トップクラスのシェアを持つ。

 ・ 会社HP:https://www.emsystems.co.jp/

◎ 注目理由: 薬局・クリニックという地域医療の要を押さえている点が最大の強み。電子処方箋の普及に伴い、同社のシステム更新需要やネットワークサービスの利用拡大が見込まれます。ストック型ビジネスの比率が高く、財務内容は極めて健全。高配当株としても知られており、ディフェンシブかつ成長期待も持てる銘柄です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1980年創業。専用機販売からクラウドサービスへといち早くシフト。最近では、「Mapsシリーズ」として、薬局・医科・介護のシステムを共通基盤で連携させる構想を推進し、地域包括ケアシステムのハブを目指しています。

◎ リスク要因: 診療報酬改定による顧客(薬局・診療所)の投資意欲減退や、クラウド型格安カルテとの価格競争がリスクです。

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【介護クラウドのトップランナー】カナミックネットワーク (3939)

◎ 事業内容: 医療・介護・子育て分野におけるクラウドサービスを提供。自治体や医師会、介護事業者間で情報を共有する「地域包括ケアシステム」構築に強み。

 ・ 会社HP:https://www.kanamic.net/

◎ 注目理由: 介護業界のDXは医療以上に遅れており、伸び代が巨大です。カナミックのシステムは多職種連携を前提に作られており、複雑な介護保険請求業務を効率化します。また、介護現場のIoT化(見守りセンサー等)との連携も進めており、人手不足解消の切り札として需要が底堅いです。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2000年設立。柏モデル(地域包括ケアの先進事例)での実証実験を経て全国展開。近年はアーバンフィット(24時間ジム)を子会社化するなど、健康寿命延伸ビジネス(ヘルスケアプロモーション)にも注力し、事業ポートフォリオを広げています。

◎ リスク要因: 介護報酬改定による介護事業者の経営悪化は、システム導入の延期や解約に繋がる可能性があります。

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【糖尿病・PHRのニッチトップ】株式会社ウェルビー (4438)

◎ 事業内容: 糖尿病や高血圧などの生活習慣病患者向けのPHR(自己管理)アプリ「Welbyマイカルテ」を運営。製薬会社と連携し、特定疾患向けのアプリも開発。

 ・ 会社HP:https://welby.jp/

◎ 注目理由: 治療アプリ・PHRの分野では先駆的な存在。自己管理による重症化予防は、医療費削減の観点から国策に合致します。株価は安値圏で低迷していましたが、地方自治体との連携や、マイナポータル連携機能の強化など、普及に向けた土台作りは完了しており、黒字化定着と再成長のフェーズ入りが期待される小型株です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2011年設立。多くの大学病院と臨床研究を実施。最近では、オンコロジー(がん)領域や、精神疾患領域のPHRにも進出。公的PHR基盤への対応を進め、標準プラットフォームの座を狙います。

◎ リスク要因: アプリ利用者の継続率維持が難題であり、収益化までのリードタイムが長いこと。黒字化が安定しない場合の財務リスク。

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【医療画像システムの技術屋】テクノマトリックス (3762)

◎ 事業内容: ITインフラ構築とアプリケーション開発の二刀流。医療分野では、医用画像管理システム(PACS)で国内トップシェアを争う「NOBORI」を展開。

 ・ 会社HP:https://www.techmatrix.co.jp/

◎ 注目理由: 医療画像データは容量が巨大で、クラウド管理のニーズが急増しています。「NOBORI」はクラウドPACSの草分けであり、遠隔画像診断サービスの基盤としても機能しています。AI画像診断ベンダーとの連携プラットフォームとしても機能しており、AI医療の普及が同社の収益機会を拡大させる構造になっています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1984年設立。ニチメン(現双日)より独立。医療事業のクラウド化を強力に推進し、ストックビジネス比率を向上させています。PHRアプリとの連携により、患者が自分のMRI/CT画像を見られるサービスも展開。

◎ リスク要因: クラウドサーバーコストの増加や、システム障害発生時の賠償リスク、競合大手(富士フイルム等)との競争激化。

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【中小病院向け電子カルテ】CEホールディングス (4320)

◎ 事業内容: NEC系の電子カルテシステム「MegaOak」シリーズの開発・販売を行う。特に中小規模病院への導入実績が豊富。

 ・ 会社HP:https://www.ce-hd.co.jp/

◎ 注目理由: 政府が進める「医療DX」において、まだ電子カルテ未導入の多い中小病院への普及は最重要課題です。同社はこのボリュームゾーンに強みを持ちます。また、子会社で健康食品やマーケティング事業も行っており、業績の下支えとなっています。時価総額が小さく、テーマ物色された際の株価の跳ね上がりが期待できる銘柄です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1996年設立。北海道を地盤に全国へ展開。最近では、WEB型電子カルテの販売に注力し、タブレット端末での利用など、医療現場の機動性を高めるソリューションを提供しています。

◎ リスク要因: 親密先であるNECの医療ヘルスケア事業戦略の影響を強く受けます。また、地方病院の経営統合・廃院による顧客減少リスク。

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【非常勤医師紹介と遠隔医療】MRT (6034)

◎ 事業内容: 医師の非常勤(アルバイト)紹介サイト「Gaikin」を運営。アプリを活用した「ポケットドクター」など遠隔診療・健康相談サービスも展開。

 ・ 会社HP:https://medrt.co.jp/

◎ 注目理由: 医師の働き方改革により、常勤医の残業規制が厳しくなる中、スポットでの非常勤医師(外勤)の需要は高止まりしています。また、自治体と連携したオンライン健康相談事業など、公的なヘルスケア事業の受託実績が豊富で、地域医療のDXパートナーとしての地位を築きつつあります。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2000年、東大病院の医師互助組織からスタート。コロナ禍では自宅療養者向けの健康観察センター運営などで大きく貢献。現在は、移動検診車とオンライン診療を組み合わせた新たな医療モデルの実証を進めています。

◎ リスク要因: コロナ関連業務の縮小による反動減。医師紹介市場における競合多数による手数料率の低下圧力。

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【高齢社会の情報インフラ】エス・エム・エス (2175)

◎ 事業内容: 介護・医療・キャリア・ヘルスケア・シニアライフの各分野で情報インフラを提供。「カイポケ」(介護事業者向け経営支援)や「ナース人材バンク」が有名。

 ・ 会社HP:https://www.bm-sms.co.jp/

◎ 注目理由: 19期連続増収増益(※執筆時点の過去実績)という圧倒的な安定成長企業。介護経営支援ソフト「カイポケ」は、SaaSモデルの成功例として教科書的な存在です。人材不足が深刻な医療介護業界において、マッチングと業務効率化の両面で不可欠なインフラとなっており、長期的視点での保有に適した「王道」の銘柄です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2003年設立。海外展開も積極的で、アジア・オセアニア地域の医療情報サービス企業(MIMS)を買収しグローバル化を推進。国内では、企業の健康経営支援サービスなどの新規事業も堅調に推移しています。

◎ リスク要因: 人材紹介事業への依存度が依然として高く、採用市場の冷え込みがリスク。海外事業のPMI(統合プロセス)の遅れなど。

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【AI創薬・解析の先駆者】FRONTEO (2158)

◎ 事業内容: 自然言語処理AI「KIBIT」を用いた法的証拠開示(eディスカバリ)事業と、AIによる創薬支援・認知症診断支援を行うライフサイエンス事業を展開。

 ・ 会社HP:https://www.fronteo.com/

◎ 注目理由: 独自のAIエンジンにより、膨大な論文データから創薬ターゲットを発見するシステムを提供。特に注目は「認知症診断支援AI」で、会話から認知機能の低下を早期検知する技術は、超高齢社会において巨大な市場性を秘めています。承認・保険適用へのプロセスが進展すれば、株価の大化けが期待できるバイオテック寄りのテック株です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2003年設立。訴訟支援からスタートし、その解析技術を医療へ転用。最近では、創薬支援AIのライセンス契約獲得や、精神疾患領域でのAI活用研究など、医療分野へのリソースシフトを鮮明にしています。

◎ リスク要因: 医療機器承認の遅れや否認。AI創薬事業の研究開発費負担が重く、黒字化までの道のりが流動的である点。

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【世界的なヘルスケアコングロマリット】PHCホールディングス (6523)

◎ 事業内容: 糖尿病ケア(血糖値測定器)、診断・ライフサイエンス、ヘルスケアソリューション(電子カルテ等)をグローバルに展開。旧パナソニックヘルスケア。

 ・ 会社HP:https://www.phchd.com/jp

◎ 注目理由: 世界トップシェア級の糖尿病関連機器というキャッシュカウを持ちながら、病理診断事業や国内電子カルテ事業(Medicom)という安定基盤を持っています。IPO後の株価は低調でしたが、本来の企業実力に対し割安感が強く、配当利回りも比較的高水準。安定した大型バリュー株として、底値拾いの対象になります。

◎ 企業沿革・最近の動向: パナソニックからカーブアウトし、KKR傘下を経て2021年上場。LSIメディエンス(三菱系)などを買収し規模拡大。持続血糖測定器(CGM)などの新製品投入により、既存事業の活性化を図っています。

◎ リスク要因: 為替変動リスク(海外比率高い)。のれん(買収に伴う無形資産)の減損リスク。糖尿病薬の進化による測定器需要の変化。

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【健康管理のアウトソーシング】バリューHR (6078)

◎ 事業内容: 健康保険組合の設立・運営支援、および企業の健康診断予約・結果管理システム「バリューカフェテリア」の提供。

 ・ 会社HP:https://www.valuehr.com/

◎ 注目理由: 「健康経営」が企業の重要課題となる中、煩雑な健診手配やデータ管理を代行する同社サービスの需要は拡大一途です。健診結果のデータ化と経年管理は、データヘルス計画の基礎となります。独自のポイント制度による福利厚生サービスも魅力的で、株主優待人気も高く、下値の堅い銘柄として知られています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2001年設立。健保設立コンサルからスタートし、システム提供へ展開。最近は、健診データを活用した疾病リスク予測サービスの提供など、データの付加価値向上に取り組んでいます。

◎ リスク要因: システム開発投資の増加による利益圧迫。健康保険組合の解散・統合による顧客基盤の変動。

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【メンタルヘルス×IT】メンタルヘルステクノロジーズ (9218)

◎ 事業内容: 企業の産業医業務を受託・支援する「産業医クラウド」を展開。メンタルヘルスケアに特化したITソリューションを提供。

 ・ 会社HP:https://mh-tec.co.jp/

◎ 注目理由: 社員のメンタル不調は企業にとって大きな損失リスクであり、ケアの重要性が叫ばれています。同社は産業医の選任から面談調整までをクラウド上で完結させ、コストダウンと利便性向上を実現。上場から日が浅く、成長スピードが速い小型株であり、時価総額の拡大余地が大きいです。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2011年設立。2022年上場。M&Aにより、医療機関向けの事務代行サービスなども取り込み、ヘルスケア領域での多角化を進めています。

◎ リスク要因: 産業医の登録数確保が成長のボトルネックになる可能性。契約企業の解約率上昇リスク。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/9218

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【在宅医療のラストワンマイル】HYUGA PRIMARY CARE (7133)

◎ 事業内容: 在宅訪問薬局「きらり薬局」を運営。在宅患者への服薬指導・薬剤配送に加え、薬局の在宅移行を支援するプラットフォーム事業も展開。

 ・ 会社HP:https://www.hyuga-primary.care/

◎ 注目理由: 国策である「在宅医療へのシフト」を薬局サイドから支える企業。薬剤師が自宅を訪問することは、通院困難者にとって生命線です。直営店のノウハウを他社薬局に提供するボランタリーチェーン事業が伸びており、テックを活用した効率的な配送・訪問ルート作成などが強み。高齢化社会のど真ん中銘柄です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2007年設立。福岡地盤に全国展開中。ケアマネジャーとの連携アプリ開発など、地域連携のDXを推進。ICTを活用した退院サポートなど、病院から在宅への移行をスムーズにするサービスを強化しています。

◎ リスク要因: 調剤報酬改定による在宅業務の点数引き下げリスク。薬剤師の採用難・人件費高騰。

◎ 参考URL(みんかぶ):https://minkabu.jp/stock/7133

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):https://finance.yahoo.co.jp/quote/7133

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