2025年6月30日(月曜日)の東京証券市場で注目される可能性のある銘柄をご紹介します。 先週来、現場で働く「デスクレスワーカー」向けのビジネスチャット「direct」などを提供する株式会社L is B(145A 東証グロース)の株価が、市場の大きな注目を集め高騰しています。この動きは、日本の深刻な人手不足を背景に、建設、運輸、小売、介護といった現場の生産性を劇的に向上させる「フィールドDX(現場のDX)」への投資が本格化していることの表れと考えられます。 本日は、この流れを受け、L is Bと同様に現場の課題解決に貢献しながらも、株価がまだ割安な水準にある関連のバリュー銘柄に連想買いが向かう可能性を考え、注目すべき20社を分野別に厳選してご紹介いたします。
免責事項: 本情報は、現時点(2025年6月28日 午前10時00分現在)における市場の想定や企業情報に基づいた推奨であり、将来の株価上昇を保証するものではありません。株式投資はリスクを伴い、投資の最終決定はご自身の判断と責任において行ってください。連想買いの動きやテーマ株は、短期的な需給要因で株価が大きく変動する可能性があります。また、割安に放置されている銘柄が、長期間評価されないままとなる「バリュートラップ」のリスクもあります。
【1】現場向けIT・DX支援 – 「デスクレスワーカー」の生産性を向上 (6選)

L is Bと同様、建設、物流、小売などの現場業務を、ITツールで効率化・高度化する企業群。
株式会社サイエンスアーツ (4412)
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事業内容: デスクレスワーカー向けコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」を提供。
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「L is B」高騰との関連性と注目理由: L is Bの「direct」と直接的な競合・比較対象となる「Buddycom」を展開。音声や映像を活用したリアルタイムな現場コミュニケーションツールとして、同様に高い成長が期待されます。
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ザラ場で注目される背景(直近ニュース影響): 大手航空会社や鉄道会社、小売チェーンなどへの大規模な導入事例の発表。
株式会社ブロードリーフ (3673)
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事業内容: 自動車アフターマーケット(整備工場など)向けに業務系ソフトウェアを開発・販売。
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「L is B」高騰との関連性と注目理由: 自動車整備という専門的な「現場」のDXを推進。整備士というデスクレスワーカーの業務効率化に貢献しており、PBRも割安な水準です。
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ザラ場で注目される背景(直近ニュース影響): 自動車の平均車齢長期化による整備需要の増加や、整備工場のDX化を支援する政府の施策。
株式会社システム・ロケーション (2480)
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事業内容: 車載機器や運行管理システムの開発・販売。
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「L is B」高騰との関連性と注目理由: トラックドライバーなど、運輸業界のデスクレスワーカーの業務効率化と安全管理を支援。物流の「2024年問題」への対応策としても注目されるバリュー株です。
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ザラ場で注目される背景(直近ニュース影響): 物流DXに対する補助金など、政府による支援策の強化。
株式会社sMedio (3913)
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事業内容: マルチメディア・IoT・AIソフトウェア開発。
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「L is B」高騰との関連性と注目理由: 監視カメラやスマート家電など、現場に設置されるエッジデバイス上で動作する、軽量なAI映像解析ソリューションを提供。現場の「目」をDX化します。
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ザラ場で注目される背景(直近ニュース影響): 工場のスマート化や、店舗の無人化に関する技術トレンドの進展。
株式会社アスタリスク (6522)
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事業内容: RFID・バーコードリーダー、画像認識技術などを活用した自動認識ソリューション。
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「L is B」高騰との関連性と注目理由: 小売店の在庫管理や、物流倉庫の検品作業といった、現場業務の効率化に直結するソリューションを提供。スマートフォンを活用した製品群は、L is Bとも親和性が高いです。
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ザラ場で注目される背景(直近ニュース影響): 大手物流会社や小売チェーンへの同社システムの本格導入、及びその効果に関する具体的な数値発表。
株式会社ヴィスコ・テクノロジーズ (6698)
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事業内容: AIを活用した画像処理検査装置の開発・製造・販売。
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「L is B」高騰との関連性と注目理由: 製造業の生産ラインという「現場」で、製品の外観検査などを自動化。熟練技術者の目に頼っていた作業をDX化し、品質向上と省人化に貢献します。
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ザラ場で注目される背景(直近ニュース影響): 国内製造業の設備投資回復や、スマートファクトリー化への投資加速。
【2】建設・インフラ関連 – 現場作業を支えるバリュー株 (6選)

L is Bの主要なターゲット市場である、建設・インフラメンテナンス分野で活躍する、割安な企業群。
株式会社カナモト (9678)
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事業内容: 建設機械レンタル大手。
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「L is B」高騰との関連性と注目理由: 全国の建設現場の活動が活発化すれば、同社の建機レンタル需要も増加します。PBR0.6倍台と割安な、インフラ関連の代表的なバリュー株です。
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ザラ場で注目される背景(直近ニュース影響): 政府による国土強靭化計画の新たな予算措置や、大規模な公共事業案件の発表。
日特建設株式会社 (1792)
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事業内容: 基礎・地盤改良工事、法面保護工事など、特殊土木に強み。
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「L is B」高騰との関連性と注目理由: PBR0.7倍台。防災・減災意識の高まりが、同社の特殊な補強・維持管理技術への需要を押し上げます。専門性の高い現場作業を担う企業です。
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ザラ場で注目される背景(直近ニュース影響): 大規模な自然災害の発生や、それに伴う復旧・復興需要の高まり。
ライト工業株式会社 (1926)
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事業内容: 斜面・法面対策、地盤改良などの特殊土木工事大手。
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「L is B」高騰との関連性と注目理由: 日特建設と同様、防災・減災分野のスペシャリスト。安定した公共事業需要を背景に、堅実な業績が期待される割安株です。
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ザラ場で注目される背景(直近ニュース影響): インフラ長寿命化計画に基づく、予防保全への投資拡大。
前田工繊株式会社 (7821)
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事業内容: 補強土壁、法面保護材など、土木資材の大手。
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「L is B」高騰との関連性と注目理由: インフラの長寿命化に貢献する高機能な土木資材で高いシェア。PBR1倍近辺で、安定した需要を持つバリュー株です。
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ザラ場で注目される背景(直近ニュース影響): 国土強靭化計画に基づく、道路・河川の補強工事の拡大。
株式会社コンドーテック (7438)
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事業内容: インフラ・建設関連の産業資材専門商社。
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「L is B」高騰との関連性と注目理由: PBR1倍割れ、PER1桁台。国土強靭化という息の長いテーマを背景に、建設現場で使われる多種多様な資材を供給する、地味ながら堅実なバリュー株です。
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ザラ場で注目される背景(直近ニュース影響): 建設業界の人手不足を背景とした、プレハブ工法や省力化資材への需要増。
株式会社ピーエス三菱 (1871)
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事業内容: PC(プレストレスト・コンクリート)技術を用いた橋梁建設・土木工事に強み。
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「L is B」高騰との関連性と注目理由: PBR0.6倍台。インフラ老朽化対策、特に橋梁の補修・補強工事で高い技術力を発揮します。
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ザラ場で注目される背景(直近ニュース影響): 老朽化した橋梁の点検結果や、大規模な補修・架け替え工事の計画発表。
【3】人材・その他サービス – 「現場の働き手」を支える (8選)

人手不足が深刻な現場に人材を供給したり、働きやすさを向上させたりする企業群。
株式会社ワークマン (7564)
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事業内容: 高機能・低価格な作業服、アウトドアウェア専門店を展開。
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「L is B」高騰との関連性と注目理由: デスクレスワーカーが日々身に着ける「作業服」で圧倒的なブランド力。現場の過酷な環境に対応する高機能ウェアは、まさに働く人を支える製品です。
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ザラ場で注目される背景(直近ニュース影響): 空調ファン付きウェアなど、猛暑対策製品の販売好調。
UTグループ株式会社 (2146)
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事業内容: 製造業向け技術者派遣・製造請負の大手。
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「L is B」高騰との関連性と注目理由: DX化が進む製造現場に必要な技術者を供給。企業の生産性向上を「人」の面から支える、安定したビジネスモデルです。
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ザラ場で注目される背景(直近ニュース影響): 国内製造業の人手不足の深刻化や、工場の国内回帰の動きが加速した場合。
株式会社コプロ・ホールディングス (7059)
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事業内容: 建設・プラント業界向け技術者派遣・紹介。
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「L is B」高騰との関連性と注目理由: 建設業界というレガシー産業のDX化を、専門技術者の派遣を通じて支援します。人手不足が深刻な業界での需要は底堅いです。
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ザラ場で注目される背景(直近ニュース影響): 政府による大規模なインフラ投資計画や、国土強靭化計画の具体化。
株式会社ウィルグループ (6089)
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事業内容: 販売員、コールセンター、介護士などの人材派遣・紹介。
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「L is B」高騰との関連性と注目理由: 小売や介護といった、デスクレスワーカーが多く働くサービス業の現場に人材を供給。企業の運営を根幹から支える割安な人材関連株です。
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ザラ場で注目される背景(直近ニュース影響): サービス業における人手不足の深刻化や、インバウンド回復による販売・接客スタッフ需要の増加。
株式会社エスプール (2471)
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事業内容: 障がい者雇用支援サービス、人材派遣など。
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「L is B」高騰との関連性と注目理由: 独自の「農園活用型」障がい者雇用支援サービスは、新たな働き方を創造。企業のダイバーシティ経営や人材確保を支援します。
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ザラ場で注目される背景(直近ニュース影響): 企業の障がい者雇用義務の強化や、ESG投資の高まり。
株式会社シーユーシー (9158)
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事業内容: 在宅医療支援や医療機関の経営支援(DX支援含む)を展開。
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「L is B」高騰との関連性と注目理由: 在宅医療の現場で働く医師や看護師も、重要なデスクレスワーカー。同社は、その業務効率化をDXで支援します。
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ザラ場で注目される背景(直近ニュース影響): 政府による在宅医療推進策や、医療分野のDX支援の強化。
株式会社ツクイホールディングス (2398)
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事業内容: デイサービス、訪問介護、有料老人ホームなどを展開する大手介護事業者。
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「L is B」高騰との関連性と注目理由: 介護現場のDX化は、スタッフの負担軽減とサービス品質向上のために不可欠。大手として、IT投資を積極的に進めることが期待されるバリュー株です。
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ザラ場で注目される背景(直近ニュース影響): 政府による介護DX推進策や、介護業界の人手不足対策。
株式会社ソラスト (6197)
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事業内容: 医療事務の受託・派遣、及び介護・保育事業。
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「L is B」高騰との関連性と注目理由: 医療機関の運営に不可欠な医療事務サービスで高いシェア。病院のバックオフィス業務の効率化を支援する安定した事業です。
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ザラ場で注目される背景(直近ニュース影響): 医療機関の経営効率化ニーズの高まり。
投資判断にあたっての注意点
上記にご紹介した銘柄は、現時点での情報に基づき、「L is B高騰」の背景となる「フィールドDX」や「デスクレスワーカー支援」のテーマで連想買いが期待されるバリュー株です。しかし、これらが必ずしも本日ザラ場で上昇することを保証するものではありません。連想買いは短期的な需給で株価が大きく動く一方、その熱が冷めると急速に株価が下落するリスクもあります。
市場全体の地合い、ニュースフロー、個別銘柄の需給バランスなど、多くの要因が株価に影響を与えます。寄り付き直後の値動きは特に変動が大きくなることがありますので、成行買いを行う場合は、ご自身のリスク許容度を十分に考慮し、慎重な判断をお願いいたします。
免責事項
本情報は、投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。株式投資はリスクを伴い、元本割れする可能性もあります。投資の最終決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。本情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。


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