2025年6月18日(水曜日)の東京証券市場で注目される可能性のある銘柄をご紹介します。 米国の中央銀行にあたるFRB(米連邦準備制度理事会)が、利下げサイクルの打ち止めを示唆した(※これは本稿のテーマ設定のための仮定です)ことで、世界の金融市場は金利の先行きが不透明な時代に突入しました。このような不確実性が高まる局面では、伝統的に「安全資産」とされる金(ゴールド)に投資家の注目が集まる傾向があります。 本日は、金価格の上昇や市場の関心の高まりから恩恵を受ける可能性のある、日本の**「金(ゴールド)関連銘柄」を20社**、分野別に厳選してご紹介いたします。
免責事項: 本情報は、現時点(2025年6月18日 午前5時00分現在)における市場の想定や企業情報に基づいた推奨であり、将来の株価上昇を保証するものではありません。株式投資はリスクを伴い、投資の最終決定はご自身の判断と責任において行ってください。**金関連銘柄の株価は、金価格、為替レート、世界経済の動向などに大きく影響され、高いボラティリティを伴う可能性があります。**ここに記載する株価およびバリュエーション指標は、主に2024年後半から2025年初頭の決算発表や、2025年6月17日現在の株価に基づく参考値であり、実際の取引時には大きく変動している可能性があります。必ず最新の情報をご確認ください。
【1】総合商社・資源開発 – 権益価値とトレーディングの恩恵 (7選)
世界中の金鉱山などに権益を保有し、価格上昇が直接的な資産価値向上に繋がる企業群。
三菱商事株式会社 (8058)
事業内容: エネルギー、金属、機械、化学品、生活産業など多岐にわたる事業を展開。 金(ゴールド)関連としての注目理由: 銅や原料炭と並び、金の鉱山権益も保有。金価格の上昇は、保有権益の価値向上とトレーディング収益の増加に直結します。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 2,650円前後 最低投資額 (100株): 約26.5万円 PER: 約9.5倍 PBR: 約1.2倍 ROE: 約12.5% ROA: 約3.1% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 資源価格上昇で増収期待 配当利回り: 約3.2%
三井物産株式会社 (8031)
事業内容: 金属資源、エネルギー分野に特に強みを持つ大手総合商社。 金(ゴールド)関連としての注目理由: 鉄鉱石や石炭だけでなく、金を含む非鉄金属の権益も豊富。金価格高騰は、同社の資源セグメントの収益を大きく押し上げます。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 6,200円前後 最低投資額 (100株): 約62万円 PER: 約8.8倍 PBR: 約1.2倍 ROE: 約14.2% ROA: 約4.1% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 資源価格上昇と非資源分野の成長 配当利回り: 約3.0%
住友商事株式会社 (8053)
事業内容: 金属、輸送機・建機、インフラ、メディアなど幅広い事業を展開。 金(ゴールド)関連としての注目理由: ボリビアのサンクリストバル鉱山など、金・銀を含む大規模な鉱山権益に長年関与。金価格の上昇は、同社の資産価値と収益に直接的なインパクトを与えます。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 3,100円前後 最低投資額 (100株): 約31万円 PER: 約9.8倍 PBR: 約1.1倍 ROE: 約11.5% ROA: 約2.8% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 資源・非資源ともに堅調 配当利回り: 約3.7%
株式会社INPEX (1605)
事業内容: 石油・天然ガスの探鉱・開発・生産・販売を行う国内最大手の企業。 金(ゴールド)関連としての注目理由: 直接的な金生産はありませんが、金価格はインフレヘッジとして原油価格と連動しやすい傾向があります。エネルギー安全保障と資源価格上昇のテーマで、金関連銘柄と同時に物色される可能性があります。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 2,300円前後 最低投資額 (100株): 約23.0万円 PER: 約7.9倍 PBR: 約0.7倍 ROE: 約9.8% ROA: 約4.4% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 原油価格上昇で大幅増収増益期待 配当利回り: 約3.0%
丸紅株式会社 (8002)
事業内容: 食料、電力、プラントに強みを持つ大手総合商社。 金(ゴールド)関連としての注目理由: 銅などの非鉄金属権益を保有しており、金価格の上昇と連動しやすいコモディティ市況の恩恵を受けます。 バリュエーション・株価(参考): 株価:2,550円, PER:約8.8倍, PBR:約1.2倍, 配当利回り:約3.4%
伊藤忠商事株式会社 (8001)
事業内容: 繊維、食料など非資源分野に強みを持つ大手総合商社。 金(ゴールド)関連としての注目理由: 非資源のイメージが強いですが、石炭や鉄鉱石などの権益も保有。総合商社としてコモディティ価格上昇の恩恵を受け、金関連テーマでも注目されます。 バリュエーション・株価(参考): 株価:6,400円, PER:約11.0倍, PBR:約1.7倍, 配当利回り:約2.6%
石油資源開発株式会社 (JAPEX) (1662)
事業内容: 国内外での石油・天然ガスの探鉱・開発・生産。 金(ゴールド)関連としての注目理由: INPEX同様、原油価格と金価格の連動性から、資源価格上昇テーマで注目される銘柄です。 バリュエーション・株価(参考): 株価:5,100円, PER:約6.2倍, PBR:約0.5倍, 配当利回り:約2.8%
【2】非鉄金属・製錬 – 金のスペシャリスト (4選)
金の製錬や、自社で金鉱山を運営するなど、金価格に業績が直接的に連動する企業群。
住友金属鉱山株式会社 (5713)
事業内容: 非鉄金属大手。国内唯一の大規模金鉱山である「菱刈鉱山」を運営。 金(ゴールド)関連としての注目理由: 日本で最も代表的な金鉱株。菱刈鉱山から産出される金の価値は、金価格の上昇で直接的に増加します。銅やニッケルの価格動向も重要ですが、金価格高騰時には真っ先に注目される銘柄です。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 5,000円前後 最低投資額 (100株): 約50万円 PER: 約16.0倍 PBR: 約1.0倍 ROE: 約7.2% ROA: 約3.1% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 金属価格上昇で増収増益期待 配当利回り: 約2.4%
三菱マテリアル株式会社 (5711)
事業内容: 非鉄金属大手。銅、セメント、超硬製品、電子材料などを手掛ける。 金(ゴールド)関連としての注目理由: 銅製錬の副産物として金を生産しており、金価格の上昇は利益の上乗せ要因となります。また、貴金属リサイクル事業も手掛けています。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 2,400円前後 最低投資額 (100株): 約24万円 PER: 約12.5倍 PBR: 約0.5倍 ROE: 約4.5% ROA: 約1.5% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 銅価格上昇と構造改革で利益改善期待 配当利回り: 約3.4%
DOWAホールディングス株式会社 (5714)
事業内容: 非鉄金属の製錬、電子材料、環境・リサイクル事業を展開。 金(ゴールド)関連としての注目理由: 環境・リサイクル事業に強みを持ち、廃基板などから金や銀、銅といった貴金属を回収する「都市鉱山」ビジネスのリーディングカンパニーです。金価格の上昇は、リサイクル事業の採算性を向上させます。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 5,000円前後 最低投資額 (100株): 約50万円 PER: 約10.0倍 PBR: 約0.9倍 ROE: 約9.0% ROA: 約4.0% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 金属価格上昇とリサイクル事業拡大で増収増益 配当利回り: 約3.0%
三井金属鉱業株式会社 (5706)
事業内容: 亜鉛、銅、貴金属などの製錬、及び機能性材料、自動車部品などを手掛ける。 金(ゴールド)関連としての注目理由: 亜鉛や銅の製錬プロセスで副産物として金を生産。金価格の上昇が業績にプラスに働きます。電子材料など成長分野も強化しています。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 4,500円前後 最低投資額 (100株): 約45万円 PER: 約11.0倍 PBR: 約0.8倍 ROE: 約7.5% ROA: 約3.0% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 金属価格上昇で増収増益 配当利回り: 約2.8%
【3】都市鉱山・リサイクル – 隠れた金の供給源 (4選)
使用済みの電子機器などから金などの貴金属を回収・精製する「都市鉱山」関連企業群。
松田産業株式会社 (7456)
事業内容: 金、銀、プラチナなどの貴金属リサイクル、及び食品(水産品など)の卸売。 金(ゴールド)関連としての注目理由: 貴金属リサイクル事業が収益の柱。半導体の廃基板や自動車触媒などから効率的に貴金属を回収する高い技術力を持ちます。金価格の上昇は、回収した金の価値を高め、直接的に業績に貢献します。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 3,000円前後 最低投資額 (100株): 約30万円 PER: 約10.0倍 PBR: 約1.2倍 ROE: 約12.0% ROA: 約5.0% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 貴金属価格上昇とリサイクル量増加で増収増益 配当利回り: 約2.5%
アサカ理研株式会社 (5724)
事業内容: 貴金属リサイクル、特に独自技術による薬品での貴金属回収に強み。 金(ゴールド)関連としての注目理由: 電子部品スクラップなどから、環境負荷の少ない方法で金を回収するユニークな技術を持ちます。小規模ながらも、その技術力は注目に値します。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 1,500円前後 最低投資額 (100株): 約15万円 PER: 約15.0倍 PBR: 約1.0倍 ROE: 約7.0% ROA: 約4.0% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 貴金属リサイクル需要増で堅調 配当利回り: 約2.0%
株式会社エンビプロ・ホールディングス (5698)
事業内容: 鉄・非鉄金属スクラップ、自動車リサイクル、産業廃棄物処理などを手掛ける総合リサイクル企業。 金(ゴールド)関連としての注目理由: 廃家電や廃自動車など、様々なスクラップから金属を回収するプロセスの中で、金などの貴金属も回収しています。資源価格全般の上昇が追い風となります。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 800円前後 最低投資額 (100株): 約8.0万円 PER: 約12.0倍 PBR: 約1.0倍 ROE: 約8.5% ROA: 約3.5% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 資源価格上昇とリサイクル需要増 配当利回り: 約2.2%
株式会社環境管理センター (4657)
事業内容: 環境測定・分析、環境コンサルティング、PCB廃棄物処理など。 金(ゴールド)関連としての注目理由: 直接的な関連は薄いですが、環境・リサイクルという大きなテーマの中で、都市鉱山への関心が高まる際に、連想的に物色される可能性があります。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 600円前後 最低投資額 (100株): 約6.0万円 PER: 約18.0倍 PBR: 約0.8倍 ROE: 約4.5% ROA: 約3.0% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 環境規制強化を背景に安定成長 配当利回り: 約1.8%
【4】その他(金融商品・周辺サービス) – 金投資の多様な選択肢 (5選)
直接金そのものに投資するETFや、金価格高騰が間接的に恩恵をもたらす企業群。
SPDRゴールド・シェア (1326)
事業内容: 金地金の価格に連動することを目指す、東京証券取引所上場のETF(上場投資信託)。 金(ゴールド)関連としての注目理由: 個別株のリスクを取らずに、金そのものに投資したい場合に最も代表的な選択肢です。金価格の上昇が直接的にETFの基準価額を押し上げます。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 25,000円前後 最低投資額 (1口): 約2.5万円 PER: – PBR: – ROE: – ROA: – 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 金価格に連動 配当利回り: –
純金上場信託(現物国内保管型) (1540)
事業内容: SPDRゴールド・シェアと同様、金地金の価格に連動することを目指す東証上場のETF。「金の果実」の愛称で知られる。 金(ゴールド)関連としての注目理由: こちらも金価格に直接連動する金融商品です。金地金が国内で保管されているという特徴があります。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 9,000円前後 最低投資額 (1口): 約0.9万円 PER: – PBR: – ROE: – ROA: – 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 金価格に連動 配当利回り: –
株式会社コメ兵ホールディングス (2780)
事業内容: 中古ブランド品、宝石、貴金属などの買取・販売。 金(ゴールド)関連としての注目理由: 金価格が高騰すると、個人の「金地金売却」ニーズが高まり、買取事業が活発化します。また、販売する宝飾品の仕入れ・販売価格にも影響を与えます。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 4,000円前後 最低投資額 (100株): 約40.0万円 PER: 約10.0倍 PBR: 約1.5倍 ROE: 約15.0% ROA: 約7.0% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): リユース市場拡大とインバウンド需要で増収増益 配当利回り: 約2.0%
株式会社小松製作所 (コマツ) (6301)
事業内容: 建設機械・鉱山機械で世界大手のメーカー。 金(ゴールド)関連としての注目理由: 金価格が高騰すると、世界中の金鉱山での新規開発や増産への投資が活発化します。これにより、同社の鉱山機械(大型ダンプトラック、油圧ショベルなど)への需要が増加します。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 4,500円前後 最低投資額 (100株): 約45.0万円 PER: 約11.0倍 PBR: 約1.2倍 ROE: 約11.0% ROA: 約4.5% 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 鉱山機械需要と価格改定で堅調 配当利回り: 約3.0%
楽天グループ株式会社 (4755)
事業内容: Eコマース、金融、モバイルなど多岐にわたる事業を展開。 金(ゴールド)関連としての注目理由: グループ会社の楽天証券では、金・プラチナの積立サービスなどを提供。金への投資熱が高まると、これらのサービスの利用者が増え、金融事業の収益に貢献する可能性があります。 バリュエーション・株価(参考) 株価 (想定): 800円前後 最低投資額 (100株): 約8.0万円 PER: – (赤字) PBR: 約1.8倍 ROE: – ROA: – 売上高上昇率 (前期比・会社予想): 金融・EC堅調、モバイル事業の収益改善が鍵 配当利回り: 約0.6%
投資判断にあたっての注意点
上記にご紹介した銘柄は、現時点での情報に基づき、「原油高騰」ではなく「金(ゴールド)高騰」の恩恵を受けると期待される企業です。しかし、これらが必ずしも本日ザラ場で上昇することを保証するものではありません。金価格は、米国の金融政策、ドル相場、地政学リスク、世界的な需要など、様々な要因によって大きく変動します。
市場全体の地合い、ニュースフロー、個別銘柄の需給バランスなど、多くの要因が株価に影響を与えます。寄り付き直後の値動きは特に変動が大きくなることがありますので、成行買いを行う場合は、ご自身のリスク許容度を十分に考慮し、慎重な判断をお願いいたします。
免責事項
本情報は、投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。株式投資はリスクを伴い、元本割れする可能性もあります。投資の最終決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。本情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。


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