FRBの利下げ打ち止め観測。金利の先行き不透明な今、金(ゴールド)関連銘柄に妙味20選

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2025年6月18日(水曜日)の東京証券市場で注目される可能性のある金(ゴールド)関連銘柄をまとめました。米国の中央銀行にあたるFRBが利下げサイクルの打ち止めを示唆したという仮定のもと、世界の金融市場は金利の先行きが不透明な時代に突入しています。こうした不確実性が高まる局面では、伝統的に「安全資産」とされる金(ゴールド)に投資家の注目が集まる傾向があります。本稿では、金価格の上昇や市場の関心の高まりから恩恵を受ける可能性のある、日本の「金(ゴールド)関連銘柄」20社を、分野別に厳選してご紹介します。

免責事項:本情報は、現時点(2025年6月18日時点)における市場の想定や企業情報に基づいた参考情報であり、将来の株価上昇を保証するものではありません。株式投資はリスクを伴い、投資の最終決定はご自身の判断と責任において行ってください。金関連銘柄の株価は、金価格、為替レート、世界経済の動向などに大きく影響され、高いボラティリティを伴う可能性があります。

この記事のポイント(要点5つ)
目次

金(ゴールド)関連銘柄が注目される5つの理由

👤
金が動く理由は実質金利ドル、そして地政学。まずはこの3点を押さえるだけで、ニュースの読み方が変わってきますよ。

なぜ今、金(ゴールド)関連銘柄にスポットが当たるのか。マクロ環境の変化を5つの軸で整理しておきます。

📈 金価格を動かす5つのマクロドライバー
ドライバー具体的な動き金価格への影響
金融政策FRBの利下げ打ち止め観測実質金利低下→金価格にプラス
地政学リスク中東情勢・米中対立リスクオフ時の資金逃避先として金が選好
ドル動向ドル円・ドルインデックスドル安局面では金価格が上昇しやすい
中央銀行需要新興国中銀による金購入継続構造的な金需要の底上げ
インフレ懸念資源高・賃金上昇インフレヘッジ資産としての金の役割

とくに重要なのは実質金利(名目金利−期待インフレ率)の動きです。利下げが止まっても、インフレ期待が高止まりすれば実質金利は低下しやすく、これは金にとってポジティブな環境になります。

金(ゴールド)関連セクター別のリスクマトリクス

🧭 セクター別リスク感応度マトリクス
分類金価格感応度為替感応度個別業績リスクボラティリティコメント
三菱商事(8058)など商社配当利回りでクッション
住友金属鉱山(5713)など鉱山株金価格連動が最も強い
松田産業(7456)などリサイクル半導体市況の影響大
SPDRゴールド(1326)などETF最もシンプルに金を持てる

【1】総合商社・資源開発 – 権益価値とトレーディングの恩恵(7選)

👤
まずは日本を代表する総合商社と資源開発企業から。金鉱権益やトレーディング収益を通じて、金価格の上昇がダイレクトに効いてくる銘柄群ですね。
商社セクターのポイント
  • ✅ 鉄鉱石・石炭だけでなく金の鉱山権益もしっかり保有
  • ✅ 資源価格上昇でEPS・配当の両方に追い風
  • ✅ 非資源ビジネスの厚みで業績のブレを吸収

世界中の金鉱山などに権益を保有し、金価格の上昇が直接的に資産価値向上に繋がる企業群です。

📋 【1】総合商社・資源開発 – 権益価値とトレーディングの恩恵(7選) 主要指標一覧
銘柄想定株価PERPBR配当利回り
三菱商事(8058)2,650円前後約9.5倍約1.2倍約3.2%
三井物産(8031)6,200円前後約8.8倍約1.2倍約3.0%
住友商事(8053)3,100円前後約9.8倍約1.1倍約3.7%
INPEX(1605)2,300円前後約7.9倍約0.7倍約3.0%
丸紅(8002)2,550円前後約8.8倍約1.2倍約3.4%
伊藤忠商事(8001)6,400円前後約11.0倍約1.7倍約2.6%
石油資源開発(JAPEX)(1662)5,100円前後約6.2倍約0.5倍約2.8%

三菱商事(8058)

事業内容:エネルギー、金属、機械、化学品、生活産業など多岐にわたる事業を展開する日本最大級の総合商社。

金(ゴールド)関連としての注目理由:銅や原料炭と並び、金の鉱山権益も保有。金価格の上昇は、保有権益の価値向上とトレーディング収益の増加に直結し、資源セグメントの利益を押し上げます。

📊 三菱商事(8058)の主要指標
指標三菱商事(8058)
想定株価2,650円前後
最低投資額約26.5万円
PER約9.5倍
PBR約1.2倍
ROE約12.5%
ROA約3.1%
配当利回り約3.2%
業績トレンド資源価格上昇で増収期待
主なリスク資源価格下落時の業績悪化

三井物産(8031)

事業内容:金属資源、エネルギー分野に特に強みを持つ大手総合商社。鉄鉱石や原油、LNG権益で高い収益力。

金(ゴールド)関連としての注目理由:鉄鉱石や石炭だけでなく、金を含む非鉄金属の権益も豊富に保有。金価格高騰は、同社の資源セグメントの収益を大きく押し上げる要因になります。

📊 三井物産(8031)の主要指標
指標三井物産(8031)
想定株価6,200円前後
最低投資額約62万円
PER約8.8倍
PBR約1.2倍
ROE約14.2%
ROA約4.1%
配当利回り約3.0%
業績トレンド資源価格上昇と非資源分野の成長
主なリスク中国需要減速時の資源価格下落

住友商事(8053)

事業内容:金属、輸送機・建機、インフラ、メディアなど幅広い事業を展開する大手総合商社。

金(ゴールド)関連としての注目理由:ボリビアのサンクリストバル鉱山など、金・銀を含む大規模な鉱山権益に長年関与。金価格の上昇は、同社の資産価値と収益に直接的なインパクトを与えます。

📊 住友商事(8053)の主要指標
指標住友商事(8053)
想定株価3,100円前後
最低投資額約31万円
PER約9.8倍
PBR約1.1倍
ROE約11.5%
ROA約2.8%
配当利回り約3.7%
業績トレンド資源・非資源ともに堅調
主なリスク海外大型プロジェクトの減損リスク

INPEX(1605)

事業内容:石油・天然ガスの探鉱・開発・生産・販売を行う国内最大手のエネルギー開発企業。

金(ゴールド)関連としての注目理由:直接的な金生産はないものの、金価格はインフレヘッジとして原油価格と連動しやすい傾向があります。エネルギー安全保障と資源価格上昇のテーマで金関連銘柄と同時に物色される可能性があります。

📊 INPEX(1605)の主要指標
指標INPEX(1605)
想定株価2,300円前後
最低投資額約23.0万円
PER約7.9倍
PBR約0.7倍
ROE約9.8%
ROA約4.4%
配当利回り約3.0%
業績トレンド原油価格上昇で大幅増収増益期待
主なリスク原油価格急落・為替円高

丸紅(8002)

事業内容:食料、電力、プラントに強みを持つ大手総合商社。非資源分野の比率が相対的に高い。

金(ゴールド)関連としての注目理由:銅などの非鉄金属権益を保有しており、金価格の上昇と連動しやすいコモディティ市況の恩恵を受けます。電力・穀物の収益とあわせて安定感があります。

📊 丸紅(8002)の主要指標
指標丸紅(8002)
想定株価2,550円前後
最低投資額約25.5万円
PER約8.8倍
PBR約1.2倍
ROE約13.0%
ROA約3.5%
配当利回り約3.4%
業績トレンド非資源分野が業績を下支え
主なリスク穀物・電力価格変動

伊藤忠商事(8001)

事業内容:繊維、食料など非資源分野に強みを持つ大手総合商社。ファミリーマートの親会社としても知られる。

金(ゴールド)関連としての注目理由:非資源のイメージが強いですが、石炭や鉄鉱石などの権益も保有。総合商社としてコモディティ価格上昇の恩恵を受け、金関連テーマでも連想買いの対象になります。

📊 伊藤忠商事(8001)の主要指標
指標伊藤忠商事(8001)
想定株価6,400円前後
最低投資額約64万円
PER約11.0倍
PBR約1.7倍
ROE約15.0%
ROA約4.5%
配当利回り約2.6%
業績トレンド非資源中心の安定収益+資源の追い風
主なリスク小売・食料部門の競争激化

石油資源開発(JAPEX)(1662)

事業内容:国内外での石油・天然ガスの探鉱・開発・生産。国内ガスパイプライン事業も展開。

金(ゴールド)関連としての注目理由:INPEX同様、原油価格と金価格の連動性から、資源価格上昇テーマで注目される銘柄です。PBRが極めて低く、資源高局面で見直しが入りやすい水準です。

📊 石油資源開発(JAPEX)(1662)の主要指標
指標石油資源開発(JAPEX)(1662)
想定株価5,100円前後
最低投資額約51万円
PER約6.2倍
PBR約0.5倍
ROE約8.0%
ROA約3.5%
配当利回り約2.8%
業績トレンド原油高局面での収益改善
主なリスク原油価格反落時の減損

【2】非鉄金属・製錬 – 金のスペシャリスト(4選)

👤
続いて、金そのものを扱うスペシャリスト達です。とくに住友金属鉱山(5713)の菱刈鉱山は国内唯一の本格金鉱山。金価格=EPSと言ってもいいほど直結します。
非鉄・製錬セクターのポイント
  • 住友金属鉱山(5713)は国内唯一の本格金鉱山株
  • ✅ 銅・亜鉛製錬の副産物として金収益が上乗せ
  • ✅ 電子材料・車載素材など成長ドライバーも並存

金の製錬や、自社で金鉱山を運営するなど、金価格に業績が直接的に連動する企業群です。

📋 【2】非鉄金属・製錬 – 金のスペシャリスト(4選) 主要指標一覧
銘柄想定株価PERPBR配当利回り
住友金属鉱山(5713)5,000円前後約16.0倍約1.0倍約2.4%
三菱マテリアル(5711)2,400円前後約12.5倍約0.5倍約3.4%
DOWAホールディングス(5714)5,000円前後約10.0倍約0.9倍約3.0%
三井金属鉱業(5706)4,500円前後約11.0倍約0.8倍約2.8%

住友金属鉱山(5713)

事業内容:非鉄金属大手。国内唯一の大規模金鉱山である「菱刈鉱山」を運営する日本最大の金鉱株。

金(ゴールド)関連としての注目理由:日本で最も代表的な金鉱株。菱刈鉱山から産出される金の価値は金価格の上昇で直接的に増加します。銅やニッケルの価格動向も重要ですが、金価格高騰時には真っ先に注目される銘柄です。

📊 住友金属鉱山(5713)の主要指標
指標住友金属鉱山(5713)
想定株価5,000円前後
最低投資額約50万円
PER約16.0倍
PBR約1.0倍
ROE約7.2%
ROA約3.1%
配当利回り約2.4%
業績トレンド金属価格上昇で増収増益期待
主なリスクニッケル事業の採算悪化

三菱マテリアル(5711)

事業内容:非鉄金属大手。銅、セメント、超硬製品、電子材料などを手掛ける総合素材企業。

金(ゴールド)関連としての注目理由:銅製錬の副産物として金を生産しており、金価格の上昇は利益の上乗せ要因となります。また、貴金属リサイクル事業も手掛けており、都市鉱山テーマでも注目されます。

📊 三菱マテリアル(5711)の主要指標
指標三菱マテリアル(5711)
想定株価2,400円前後
最低投資額約24万円
PER約12.5倍
PBR約0.5倍
ROE約4.5%
ROA約1.5%
配当利回り約3.4%
業績トレンド銅価格上昇と構造改革で利益改善期待
主なリスクセメント部門の需要減退

DOWAホールディングス(5714)

事業内容:非鉄金属の製錬、電子材料、環境・リサイクル事業を展開する複合企業。

金(ゴールド)関連としての注目理由:環境・リサイクル事業に強みを持ち、廃基板などから金や銀、銅といった貴金属を回収する「都市鉱山」ビジネスのリーディングカンパニー。金価格の上昇はリサイクル事業の採算性を向上させます。

📊 DOWAホールディングス(5714)の主要指標
指標DOWAホールディングス(5714)
想定株価5,000円前後
最低投資額約50万円
PER約10.0倍
PBR約0.9倍
ROE約9.0%
ROA約4.0%
配当利回り約3.0%
業績トレンド金属価格上昇とリサイクル事業拡大で増収増益
主なリスク廃棄物処理料金の変動

三井金属鉱業(5706)

事業内容:亜鉛、銅、貴金属などの製錬、及び機能性材料、自動車部品などを手掛ける。

金(ゴールド)関連としての注目理由:亜鉛や銅の製錬プロセスで副産物として金を生産。金価格の上昇が業績にプラスに働きます。電子材料(キャリア箔等)など成長分野の強化も進んでいます。

📊 三井金属鉱業(5706)の主要指標
指標三井金属鉱業(5706)
想定株価4,500円前後
最低投資額約45万円
PER約11.0倍
PBR約0.8倍
ROE約7.5%
ROA約3.0%
配当利回り約2.8%
業績トレンド金属価格上昇で増収増益
主なリスク自動車部品の需要変動

【3】都市鉱山・リサイクル – 隠れた金の供給源(4選)

👤
ここからは「都市鉱山」をテーマにしたリサイクル関連。廃基板や廃自動車から金を取り出す技術は、ESG観点でも評価されやすい領域です。
都市鉱山セクターのポイント
  • ✅ 廃基板・廃車スクラップから金・銀を回収する技術
  • ✅ ESG・サーキュラーエコノミーのテーマとも親和
  • ✅ 中小型株が多く、金価格高騰時は値動きが出やすい

使用済みの電子機器などから金などの貴金属を回収・精製する、「都市鉱山」関連企業群です。

📋 【3】都市鉱山・リサイクル – 隠れた金の供給源(4選) 主要指標一覧
銘柄想定株価PERPBR配当利回り
松田産業(7456)3,000円前後約10.0倍約1.2倍約2.5%
アサカ理研(5724)1,500円前後約15.0倍約1.0倍約2.0%
エンビプロ・ホールディングス(5698)800円前後約12.0倍約1.0倍約2.2%
環境管理センター(4657)600円前後約18.0倍約0.8倍約1.8%

松田産業(7456)

事業内容:金、銀、プラチナなどの貴金属リサイクル事業、及び食品(水産品など)の卸売を展開。

金(ゴールド)関連としての注目理由:貴金属リサイクル事業が収益の柱。半導体の廃基板や自動車触媒などから効率的に貴金属を回収する高い技術力を持ちます。金価格の上昇は、回収した金の価値を高め、直接的に業績に貢献します。

📊 松田産業(7456)の主要指標
指標松田産業(7456)
想定株価3,000円前後
最低投資額約30万円
PER約10.0倍
PBR約1.2倍
ROE約12.0%
ROA約5.0%
配当利回り約2.5%
業績トレンド貴金属価格上昇とリサイクル量増加で増収増益
主なリスク半導体市況の冷え込み

アサカ理研(5724)

事業内容:貴金属リサイクル、特に独自技術による薬品での貴金属回収に強みを持つ専業企業。

金(ゴールド)関連としての注目理由:電子部品スクラップなどから、環境負荷の少ない方法で金を回収するユニークな技術を持ちます。小規模ながらも、金価格高騰局面ではテーマ株として個人投資家の買いが集まりやすい銘柄です。

📊 アサカ理研(5724)の主要指標
指標アサカ理研(5724)
想定株価1,500円前後
最低投資額約15万円
PER約15.0倍
PBR約1.0倍
ROE約7.0%
ROA約4.0%
配当利回り約2.0%
業績トレンド貴金属リサイクル需要増で堅調
主なリスク原材料(廃基板)仕入コスト上昇

エンビプロ・ホールディングス(5698)

事業内容:鉄・非鉄金属スクラップ、自動車リサイクル、産業廃棄物処理などを手掛ける総合リサイクル企業。

金(ゴールド)関連としての注目理由:廃家電や廃自動車など、様々なスクラップから金属を回収するプロセスの中で、金などの貴金属も回収しています。資源価格全般の上昇とEV普及が追い風となります。

📊 エンビプロ・ホールディングス(5698)の主要指標
指標エンビプロ・ホールディングス(5698)
想定株価800円前後
最低投資額約8.0万円
PER約12.0倍
PBR約1.0倍
ROE約8.5%
ROA約3.5%
配当利回り約2.2%
業績トレンド資源価格上昇とリサイクル需要増
主なリスク鉄スクラップ価格の急落

環境管理センター(4657)

事業内容:環境測定・分析、環境コンサルティング、PCB廃棄物処理などを手掛ける環境専業企業。

金(ゴールド)関連としての注目理由:直接的な関連は薄いものの、環境・リサイクルという大きなテーマの中で、都市鉱山への関心が高まる際に、連想的に物色される可能性がある小型銘柄です。

📊 環境管理センター(4657)の主要指標
指標環境管理センター(4657)
想定株価600円前後
最低投資額約6.0万円
PER約18.0倍
PBR約0.8倍
ROE約4.5%
ROA約3.0%
配当利回り約1.8%
業績トレンド環境規制強化を背景に安定成長
主なリスク小型株ゆえの流動性の低さ

【4】その他(金融商品・周辺サービス) – 金投資の多様な選択肢(5選)

👤
最後に、個別株以外の選択肢も含む周辺銘柄。ETFで金そのものを持つか、コマツ(6301)のように設備投資需要を取りに行くか、戦略の幅が広がります。
周辺・代替手段のポイント

直接金そのものに投資するETFや、金価格高騰が間接的に恩恵をもたらす企業群です。

📋 【4】その他(金融商品・周辺サービス) – 金投資の多様な選択肢(5選) 主要指標一覧
銘柄想定株価PERPBR配当利回り
SPDRゴールド・シェア(1326)25,000円前後
純金上場信託(現物国内保管型)(1540)9,000円前後
コメ兵ホールディングス(2780)4,000円前後約10.0倍約1.5倍約2.0%
小松製作所(コマツ)(6301)4,500円前後約11.0倍約1.2倍約3.0%
楽天グループ(4755)800円前後―(赤字)約1.8倍約0.6%

SPDRゴールド・シェア(1326)

事業内容:金地金の価格に連動することを目指す、東京証券取引所上場のETF(上場投資信託)。世界最大級の金ETF。

金(ゴールド)関連としての注目理由:個別株のリスクを取らずに、金そのものに投資したい場合に最も代表的な選択肢です。金価格の上昇が直接的にETFの基準価額を押し上げます。

📊 SPDRゴールド・シェア(1326)の主要指標
指標SPDRゴールド・シェア(1326)
想定株価25,000円前後
最低投資額約2.5万円(1口)
PER
PBR
ROE
ROA
配当利回り
業績トレンド金価格に連動
主なリスク為替(ドル円)変動の影響

純金上場信託(現物国内保管型)(1540)

事業内容:金地金の価格に連動することを目指す東証上場のETF。「金の果実」の愛称で知られる。

金(ゴールド)関連としての注目理由:金価格に直接連動する金融商品。金地金が国内で保管されているという特徴があり、一定量以上保有すると現物交換が可能な点でも有名です。

📊 純金上場信託(現物国内保管型)(1540)の主要指標
指標純金上場信託(現物国内保管型)(1540)
想定株価9,000円前後
最低投資額約0.9万円(1口)
PER
PBR
ROE
ROA
配当利回り
業績トレンド金価格に連動
主なリスク信託報酬の蓄積

コメ兵ホールディングス(2780)

事業内容:中古ブランド品、宝石、貴金属などの買取・販売を手掛けるリユース業界の大手。

金(ゴールド)関連としての注目理由:金価格が高騰すると、個人の「金地金売却」ニーズが高まり、買取事業が活発化します。また、販売する宝飾品の仕入れ・販売価格にも影響を与えます。

📊 コメ兵ホールディングス(2780)の主要指標
指標コメ兵ホールディングス(2780)
想定株価4,000円前後
最低投資額約40.0万円
PER約10.0倍
PBR約1.5倍
ROE約15.0%
ROA約7.0%
配当利回り約2.0%
業績トレンドリユース市場拡大とインバウンド需要で増収増益
主なリスクブランド品相場の変動

小松製作所(コマツ)(6301)

事業内容:建設機械・鉱山機械で世界大手のメーカー。キャタピラーと並ぶグローバルトッププレーヤー。

金(ゴールド)関連としての注目理由:金価格が高騰すると、世界中の金鉱山での新規開発や増産への投資が活発化します。これにより、同社の鉱山機械(大型ダンプトラック、油圧ショベルなど)への需要が増加します。

📊 小松製作所(コマツ)(6301)の主要指標
指標小松製作所(コマツ)(6301)
想定株価4,500円前後
最低投資額約45.0万円
PER約11.0倍
PBR約1.2倍
ROE約11.0%
ROA約4.5%
配当利回り約3.0%
業績トレンド鉱山機械需要と価格改定で堅調
主なリスク為替円高時の輸出採算悪化

楽天グループ(4755)

事業内容:Eコマース、金融、モバイルなど多岐にわたる事業を展開する国内大手プラットフォーマー。

金(ゴールド)関連としての注目理由:グループ会社の楽天証券では、金・プラチナの積立サービスなどを提供。金への投資熱が高まると、これらのサービスの利用者が増え、金融事業の収益に貢献する可能性があります。

📊 楽天グループ(4755)の主要指標
指標楽天グループ(4755)
想定株価800円前後
最低投資額約8.0万円
PER―(赤字)
PBR約1.8倍
ROE
ROA
配当利回り約0.6%
業績トレンド金融・EC堅調、モバイル事業の収益改善が鍵
主なリスクモバイル事業の赤字継続

投資判断にあたっての注意点

👤
ここまでご紹介した20銘柄は、あくまで金(ゴールド)高騰の恩恵を受けやすい候補群です。必ずしも翌営業日に上がるとは限らない、という点は強調しておきたいところです。

上記の銘柄は、現時点での情報に基づき金(ゴールド)高騰の恩恵を受けると期待される企業です。しかし、これらが必ずしもザラ場で上昇することを保証するものではありません。金価格は、米国の金融政策、ドル相場、地政学リスク、世界的な需要など、様々な要因によって大きく変動します。

市場全体の地合い、ニュースフロー、個別銘柄の需給バランスなど、多くの要因が株価に影響を与えます。寄り付き直後の値動きは特に変動が大きくなりやすいため、成行買いを行う場合は、ご自身のリスク許容度を十分に考慮し、慎重な判断をお願いいたします。

金関連銘柄を買う前のセルフチェックリスト

✅ 金関連銘柄を買う前のセルフチェック
#チェック項目判定
金価格が上がる前提(利下げ or ドル安 or 地政学)を明確に言語化できるかYes / No
金鉱株とETFの違い(レバレッジ・手数料)を理解しているかYes / No
損切りラインを買う前に決めているか必須
1銘柄あたりのポジションサイズをルール化しているかYes / No
金価格が下落した場合のシナリオも想定しているか必須

免責事項

本情報は、投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。株式投資はリスクを伴い、元本割れする可能性もあります。投資の最終決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。本情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

よくある質問(FAQ)

👤
金関連銘柄まわりで、読者の方からよくいただく質問をまとめておきます。

Q. 金(ゴールド)関連銘柄で最も代表的な日本株はどれですか?

A. 国内で最も代表的な金鉱株は住友金属鉱山(5713)です。国内唯一の大規模金鉱山「菱刈鉱山」を運営しており、金価格の上昇がそのまま業績にリンクします。商社系では三菱商事(8058)三井物産(8031)、リサイクル系では松田産業(7456)が知られています。

Q. 個別株ではなく金そのものに投資するにはどうすればいいですか?

A. 最もシンプルな方法は東証上場のETFを買うことです。代表的なのはSPDRゴールド・シェア(1326)純金上場信託(金の果実)(1540)で、どちらも金地金の価格に連動することを目指しています。信託報酬やスプレッド、現物交換の可否などに違いがあるため、目的に合ったほうを選ぶと良いでしょう。

Q. FRBが利下げをやめると、なぜ金価格にプラスなのですか?

A. 一般に金は無利息の資産なので、金利が高い局面ではドルや債券に資金が流れ、金は売られやすくなります。一方、利下げが止まった後にインフレが高止まりすると「実質金利(名目金利−期待インフレ率)」が低下しやすく、これは金にとって追い風になります。また、利下げの有無とは別に、地政学リスクや中央銀行の金購入といった構造要因も金価格を支えています。

Q. 金関連銘柄に投資するときのリスクは何ですか?

A. 主なリスクは3つです。第一に、金価格そのものの下落リスク。第二に、ドル円の為替変動リスク(円高になると外貨建ての金価値が目減りします)。第三に、個別銘柄の事業リスク(鉱山株ならニッケル事業の損失、リサイクル株なら半導体市況の悪化など)。商社・鉱山・リサイクル・ETFを組み合わせて、分散をかけるのが現実的です。

Q. 初心者はどこから始めればよいでしょうか?

A. 投資経験が浅い方は、まず純金上場信託(1540)(1540)のようなETFで小さく金に触れてみるのがおすすめです。1口1万円弱から買えるため、コアとなる「金」のポジションを持ちつつ、慣れてきたら住友金属鉱山(5713)など個別株に広げていく、というステップアップが無理のない進め方です。

関連銘柄・関連記事

🔗 本記事で取り上げた主な関連銘柄
銘柄証券コード配当利回り
三菱商事(8058)8058約3.2%
三井物産(8031)8031約3.0%
住友商事(8053)8053約3.7%
INPEX(1605)1605約3.0%
丸紅(8002)8002約3.4%
伊藤忠商事(8001)8001約2.6%
石油資源開発(JAPEX)(1662)1662約2.8%
住友金属鉱山(5713)5713約2.4%
三菱マテリアル(5711)5711約3.4%
DOWAホールディングス(5714)5714約3.0%

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この記事を書いた人

「日本個別株デューデリジェンスセンター」運営者。日本の個別株に特化した投資リサーチを専門とし、銘柄分析・企業デューデリジェンス・業界動向・IPO分析を中心に2,800本超の分析レポートを執筆。ファンダメンタルズ分析とデータドリブンなアプローチで、個人投資家の意思決定をサポートしています。毎日更新の分析レポートを通じて、プロ水準のリサーチを個人投資家に届けることをミッションとしています。

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