2026年10月のXデーに備えよ|TOPIX新規採用が有力視されるスタンダード・グロース厳選20銘柄

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本記事の要点
  • 【スタンダード市場の王者】日本マクドナルドホールディングス (2702)
  • 【クラウド会計のパイオニア】フリー (4478)
  • 【リテールテックの旗手】トライアルホールディングス (141A)
  • 【精密減速機で世界シェア首位】ハーモニック・ドライブ・システムズ (6324)

2026年、日本の株式市場にとって最大級のイベントが迫っています

TOPIX(東証株価指数)の構成銘柄が、10月の定期入れ替えによって大きく変わるのです。これまでTOPIXはプライム市場の銘柄だけで構成されてきましたが、2026年10月からはスタンダード市場やグロース市場に上場する銘柄も、一定の基準を満たせば新たに組み入れられることになりました。

TOPIXに連動するETFや年金信託などの運用資産は約110兆円にのぼります。新規にTOPIXへ採用される銘柄には、この巨額マネーからの買い需要が一気に押し寄せます。しかも、新規採用銘柄は10月の段階で構成比率の75%を一気に組み入れる方式です。除外銘柄が2年かけて段階的に比率を下げていくのとは対照的に、買い圧力は短期間に集中します。

選定の判定基準は「浮動株時価総額の累積比率が上位96%以内」かつ「年間売買代金回転率が0.2以上」の2点。2026年8月末時点のデータで判定され、10月に公表・入れ替えが行われます。JPX総研の試算ではスタンダード・グロース市場からおよそ50銘柄が新規採用される見込みです。

本記事では、各種証券会社のレポートや浮動株時価総額の試算をもとに、TOPIX新規採用が有力視される20銘柄を厳選しました。「鉄板」とされる上位候補から、ボーダーライン付近で株価上昇次第では採用圏内に入り得る「次点候補」まで、幅広く取り上げています。

投資判断の一助として、ぜひ最後までお読みください。

本記事は筆者独自の分析に基づく情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。株式投資は価格変動リスクを伴い、元本が保証されるものではありません。TOPIX新規採用はあくまで予想であり、2026年8月末時点の浮動株時価総額や売買代金回転率によって判定されるため、本記事で取り上げた銘柄が必ず採用されるとは限りません。投資にあたっては、ご自身の判断と責任において行ってください。当記事の情報によって生じたいかなる損害についても、筆者は一切の責任を負いません。最新の企業情報・IR情報は各社の公式サイトや有価証券報告書等でご確認ください。

【スタンダード市場の王者】日本マクドナルドホールディングス (2702)

マーケットアナリスト
マーケットアナリスト
この記事のポイントを一言でまとめると――2026年10月のXデーに備えよ|TOPIX新規採用が有力視されるスタンダード・を巡る構造的変化に注目すべきです。2026年、 日本の株式市場にとって最大級のイベントが迫っています 。

◎ 事業内容: 言わずと知れた世界最大のハンバーガーチェーン「マクドナルド」の日本法人持株会社。全国に約3,000店舗を展開し、直営店とフランチャイズ店の運営を通じて外食産業のトップを走り続けている。

 ・ 会社HP: https://www.mcdonalds.co.jp/

◎ 注目理由: TOPIX新規採用候補の中で、浮動株時価総額が圧倒的に大きいのが日本マクドナルドHDです。スタンダード市場に上場していながら時価総額は1兆円を超える水準にあり、複数の証券会社のレポートでも「鉄板銘柄」として真っ先に名前が挙がっています。親会社の米マクドナルド社が約50%の株式を保有しているため浮動株比率はやや限定的ですが、それでも浮動株時価総額は新規採用ラインを大幅に上回る見通しです。業績面でも、デリバリーやモバイルオーダーの拡充、メニューの高付加価値化によって客単価の上昇が続いており、国内外食産業の中で傑出した収益力を誇ります。TOPIXに採用されれば、約110兆円のパッシブ運用マネーの対象となり、機関投資家の組み入れ需要が大きく発生します。既に市場では採用を織り込む形で株価が上昇基調にありますが、実際の組み入れ時にはインデックスファンドの機械的な買い需要が発生するため、さらなる上値余地が期待されます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1971年に銀座三越に1号店を出店して以来、日本のファストフード文化を牽引してきました。2000年代には品質問題で業績が低迷した時期もありましたが、サラ・カサノバ氏、日色保氏と続く経営改革により見事にV字回復。近年はデジタル戦略を加速させ、モバイルオーダーの利用率は大きく伸びています。

◎ リスク要因: 親会社による株式売却の可能性、原材料費や人件費の上昇による利益率の圧迫、為替変動によるロイヤリティ負担の増加。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/2702

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/2702.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連するニュース記事): https://www.mcdonalds.co.jp/company/ir/

【クラウド会計のパイオニア】フリー (4478)

図表:2026年10月のXデーに備えよ|TOPIX新規採用が有力視されるスタンダード・グロース厳選20銘柄の構成と注目度
章立て着眼点
1【スタンダード市場の王者】日本マクドナルドホールディングス (2702)
2【クラウド会計のパイオニア】フリー (4478)
3【リテールテックの旗手】トライアルホールディングス (141A)
4【精密減速機で世界シェア首位】ハーモニック・ドライブ・システムズ (6324)
5【歯科用精密機器のグローバルニッチ】ナカニシ (7716)

◎ 事業内容: 中小企業・個人事業主向けにクラウド会計ソフト「freee会計」やクラウド人事労務ソフト「freee人事労務」を提供するSaaS企業。バックオフィスの統合型プラットフォームとして、経理・人事・労務の業務効率化を支援する。

 ・ 会社HP: https://corp.freee.co.jp/

◎ 注目理由: グロース市場における有力なTOPIX採用候補の一角です。クラウドERPという成長市場のリーダーとして、売上高は前年同期比30%超の成長を続けており、時価総額もグロース市場上位に位置しています。日本の中小企業のクラウド化率はまだ低水準にとどまっており、同社の潜在市場(TAM)は約1.6兆円と推計されています。近年は「freeeカード Unlimited」や「freee資金調達」といったフィンテック領域にも進出し、単なる会計ソフト企業から総合的な経営プラットフォーム企業へと進化を遂げつつあります。ARR(年間経常収益)の拡大に伴い、黒字化も視野に入ってきました。TOPIX採用が実現すれば、グロース市場を代表するテック銘柄への機関投資家のアクセスが格段に向上し、流動性の改善と株価の安定化が期待されます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2012年設立、2019年にマザーズ(現グロース市場)上場。2026年6月期第2四半期は売上高が前年同期比30.8%増の199億円を達成し、通期予想を上方修正しました。ロジクラの完全子会社化など、M&Aによる事業領域拡大も積極的に推進しています。

◎ リスク要因: 赤字体質からの脱却途上にあること、SaaS企業特有の高いバリュエーション、競合他社(マネーフォワード等)との競争激化。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4478

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4478.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連するニュース記事): https://corp.freee.co.jp/news/

【リテールテックの旗手】トライアルホールディングス (141A)

投資リサーチャー
投資リサーチャー
【スタンダード市場の王者】日本マクドナルドホールディングス (2702) ◎ 事業内容: 言わずと知れた世界最大のハンバーガーチェーン「マクドナルド」の日本法人持株会社。 焦らず、銘柄選別とリスク管理の両輪で向き合いましょう。

◎ 事業内容: 九州を地盤とするディスカウントストアチェーン「トライアル」を運営。小売業でありながらAIカメラやスマートカートなど独自のリテールテクノロジーを開発・導入し、「リテールDX」を推進するユニークな企業。

 ・ 会社HP: https://www.trial-holdings.com/

◎ 注目理由: 2024年3月にグロース市場に上場して以来、急速に時価総額を拡大させ、グロース市場トップクラスの規模にまで成長しました。同社の最大の特徴は、自社開発のAIカメラやセルフレジ、需要予測システムなどのリテールテクノロジーを自社店舗で実証し、他社へも外販するという独自のビジネスモデルにあります。小売業としてのディフェンシブな収益基盤を持ちながら、テクノロジー企業としての成長性も兼ね備えている点が、機関投資家からも高い評価を受けています。全国への出店加速に伴い売上高は順調に拡大しており、浮動株時価総額も採用ラインを十分にクリアする見通しです。古橋恵司副社長は「TOPIXに採用されれば、多くのステークホルダーの期待に応えなければならない」とコメントしており、経営陣の意識も高い水準にあります。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1984年に福岡で創業。2024年3月のIPOはグロース市場で大きな注目を集めました。上場後も積極的な出店を続け、店舗数は300を超える規模に成長。AIを活用した店舗運営効率化が奏功し、既存店売上も堅調に推移しています。

◎ リスク要因: 急速な出店に伴う投資負担の増大、ディスカウント業態ゆえの利益率の低さ、大手小売との競合激化。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/141A

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/141A.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連するニュース記事): https://www.trial-holdings.com/ir/

【精密減速機で世界シェア首位】ハーモニック・ドライブ・システムズ (6324)

◎ 事業内容: 産業用ロボットの関節部分に不可欠な「波動歯車装置(ハーモニックドライブ)」を製造・販売する精密機器メーカー。世界シェアトップの独自技術を持つ、知る人ぞ知るニッチトップ企業。

 ・ 会社HP: https://www.hds.co.jp/

◎ 注目理由: 大和証券やニッセイ基礎研究所など複数の機関がTOPIX新規採用の有力候補として挙げている銘柄です。波動歯車装置という極めてニッチな分野で世界トップシェアを握り、産業用ロボットや半導体製造装置、宇宙・防衛分野など幅広い領域で使われています。ロボティクスの普及拡大に伴い、長期的な需要成長が見込まれます。スタンダード市場に上場していますが、時価総額は数千億円規模に達しており、浮動株時価総額も新規採用基準を満たすとみられています。ロボット関連銘柄として海外投資家からの関心も高く、TOPIX組み入れによりさらなる資金流入が期待できます。協働ロボットや人型ロボットの市場拡大も追い風です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1970年設立。長野県に本社を構え、独自の波動歯車装置技術で世界をリードしてきました。近年はEV向けや人型ロボット向けの需要開拓にも注力。2025年には中国市場の回復やAI関連投資の活発化を背景に受注が回復基調にあります。

◎ リスク要因: 中国経済減速による設備投資の減退リスク、為替変動の影響、競合メーカー(特に中国勢)の台頭。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/6324

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/6324.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連するニュース記事): https://www.hds.co.jp/ir/

【歯科用精密機器のグローバルニッチ】ナカニシ (7716)

◎ 事業内容: 歯科用ハンドピース(タービン・マイクロモーター)や工業用精密切削・研磨機器を製造・販売。栃木県を拠点に世界135カ国以上に展開するグローバルニッチトップ企業。

 ・ 会社HP: https://www.nsk-nakanishi.co.jp/

◎ 注目理由: スタンダード市場に上場しながら時価総額は3,000億円を超え、TOPIX新規採用の最有力候補の一つです。歯科用ハンドピースの分野では世界トップクラスのシェアを持ち、海外売上比率は約80%に達します。人口増加や新興国での歯科治療需要の拡大を背景に安定した成長が続いています。自社一貫生産体制により高い利益率を維持しており、ROE・営業利益率ともに製造業としては傑出した水準にあります。プライム市場への移行を選ばなかったにもかかわらず、事業内容と財務内容ではプライム市場上位の企業に引けを取らず、投資家からの信頼は厚い。TOPIX採用により、より幅広い機関投資家の投資対象となることが期待されます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1930年創業の歴史ある企業で、創業以来「回転」にこだわったものづくりを続けています。近年はAIを活用した歯科診断支援システムの開発にも着手。デジタルデンティストリー分野への参入で新たな成長領域を開拓しつつあります。

◎ リスク要因: 為替変動リスク(海外売上比率が高い)、歯科医療制度の変更リスク、新興国市場での模倣品問題。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/7716

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/7716.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連するニュース記事): https://www.nsk-nakanishi.co.jp/ir/

【ネット銀行の成長株】住信SBIネット銀行 (7163)

◎ 事業内容: 三井住友信託銀行とSBIホールディングスの合弁で設立されたインターネット専業銀行。住宅ローンや預金サービスを中心に、BaaS(Banking as a Service)事業も展開する。

 ・ 会社HP: https://www.netbk.co.jp/

◎ 注目理由: スタンダード市場に上場していますが、総資産は11兆円を超え、時価総額も数千億円規模に成長した大型銘柄です。住宅ローンの取扱残高では業界トップクラスの実績を持ち、BaaS事業を通じて他社のアプリ上で銀行機能を提供するという新しいビジネスモデルにも注力しています。預金残高と貸出金残高はいずれも順調に拡大しており、日銀の利上げ局面は純金利収入の増加を通じて同社の追い風となります。浮動株時価総額は新規採用ラインを十分に超える見通しであり、大和証券のレポートでもTOPIX採用の有力候補に挙げられています。デジタルバンクとしての成長性とメガバンクに匹敵する規模感を兼ね備えた、注目度の高い銘柄です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2007年開業、2022年3月に東証スタンダード市場に上場しました。2026年3月期第1四半期は経常収益が前年同期比26%増の413億円に達しています。BaaS事業ではJALや第一生命などとの提携を拡大し、収益の多角化が進んでいます。

◎ リスク要因: 金利動向への依存度の高さ、住宅ローン競争の激化、システム障害リスク、親会社(SBI・三井住友信託)の経営方針変更。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/7163

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/7163.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連するニュース記事): https://www.netbk.co.jp/contents/company/ir/

【半導体・真空装置のキーパーツ】フェローテックホールディングス (6890)

◎ 事業内容: 真空シール、サーモモジュール、石英製品、セラミックス製品など、半導体製造装置や電子部品に不可欠な部材を製造・販売するグローバル企業。中国での事業展開にも積極的。

 ・ 会社HP: https://www.ferrotec.co.jp/

◎ 注目理由: 半導体製造プロセスに不可欠なキーパーツを多数手掛けるフェローテックは、スタンダード市場に上場しながらも時価総額は2,000億円を超え、TOPIX新規採用の有力候補とされています。真空シールでは世界シェア約60%を誇り、半導体市場の拡大に伴い安定した需要成長が見込まれます。中国での生産拠点拡充により価格競争力も高く、グローバルな半導体サプライチェーンの中で確固たるポジションを確立しています。AI・データセンター投資の拡大は半導体製造装置への投資を押し上げ、同社の受注にも直結します。成長力と割安感を兼ね備えた銘柄として、海外投資家からの注目も集まっています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1980年設立。真空シール技術を起点に事業領域を拡大してきました。近年は中国での半導体国産化政策の恩恵を受けて中国事業が大きく伸長。一方でパワー半導体用SiC基板など次世代素材への投資も加速しています。

◎ リスク要因: 米中半導体摩擦の影響、中国事業への地政学リスク、半導体市況のサイクル変動。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/6890

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/6890.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連するニュース記事): https://www.ferrotec.co.jp/ir/

【100円ショップの実力派】セリア (2782)

◎ 事業内容: 100円ショップ「Seria」を全国に約2,000店舗展開する100円均一ショップ業界第2位の企業。おしゃれで高品質な品揃えで女性を中心に根強い人気を誇る。

 ・ 会社HP: https://www.seria-group.com/

◎ 注目理由: スタンダード市場上場で時価総額が2,000億円前後と大きく、浮動株時価総額もTOPIX採用ラインに達する見込みの銘柄です。100円ショップ業界ではダイソーに次ぐ第2位の規模ですが、店舗あたりの効率性やブランド力では独自の存在感を持っています。原価高騰局面では一部商品の価格帯見直し(100円以外の価格帯の導入)に踏み切る柔軟性も見せています。既存店売上は堅調に推移しており、出店余地も依然として大きい。デフレ局面のみならず、インフレ局面でも「節約消費」の受け皿として底堅い需要が見込める内需ディフェンシブ銘柄としての側面も持ち合わせています。TOPIX採用により、安定的な機関投資家マネーの流入が期待されます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1987年に岐阜県で創業。「カラー・ザ・デイズ」をコンセプトに掲げ、デザイン性の高い100円商品で差別化を図ってきました。2025年以降は150円・200円商品の展開も本格化し、新たな成長ステージに入りつつあります。

◎ リスク要因: 原材料費・物流費の上昇による採算悪化、円安による仕入コスト増、消費マインドの冷え込み。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/2782

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/2782.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連するニュース記事): https://www.seria-group.com/corporate/ir/

【中国発バイオベンチャーの雄】ジーエヌアイグループ (2160)

◎ 事業内容: 中国を中心に希少疾患・難病治療薬の開発・販売を手掛けるバイオ医薬品企業。特発性肺線維症治療薬「ピルフェニドン(アイスーリュイ)」が中国で高いシェアを獲得している。

 ・ 会社HP: https://www.gnipharma.com/

◎ 注目理由: グロース市場に上場しながら時価総額が大きく、浮動株時価総額もTOPIX採用候補として名前が挙がる水準です。最大の注目ポイントは、中国の巨大医薬品市場へのアクセスを持つ日本発のバイオベンチャーという稀有な立ち位置にあります。主力薬のピルフェニドンは中国の特発性肺線維症市場でトップシェアを握り、安定した収益基盤を構築しています。新薬パイプラインも豊富で、F351(肝線維症治療薬)など複数の候補薬が臨床試験段階にあります。業績や株価バリュエーションは採用基準に直接関係しないため、赤字ベンチャーでも浮動株時価総額の条件さえ満たせばTOPIX入りが可能です。バイオセクターからのTOPIX新規採用は市場のテーマ性も高く、資金が集まりやすい銘柄です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2001年設立。中国の製薬子会社を中核にグローバルなバイオ医薬品事業を展開。2025年7月には海外募集増資を実施し、成長資金を確保しました。肝疾患領域のパイプライン拡充に注力しており、次なる大型新薬の上市に市場の期待が高まっています。

◎ リスク要因: 新薬開発の不確実性、中国の医薬品規制・薬価政策の変更リスク、地政学リスク。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/2160

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/2160.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連するニュース記事): https://www.gnipharma.com/ir/

【スポーツ用品のグローバルブランド】ヨネックス (7906)

◎ 事業内容: バドミントン、テニス、ゴルフ用品の総合スポーツメーカー。特にバドミントンラケットでは世界トップシェアを誇り、トッププロ選手への用具提供を通じてブランド力を確立している。

 ・ 会社HP: https://www.yonex.co.jp/

◎ 注目理由: スタンダード市場に上場するスポーツ用品メーカーとして、時価総額はTOPIX新規採用の有力圏内にあります。バドミントン用品では世界シェアの大部分を握る圧倒的なブランド力が最大の強みです。アジアを中心にバドミントン人口は増加傾向にあり、パリ五輪に続く2028年ロサンゼルス五輪に向けてスポーツ関連消費は上向く見通しです。テニスのラケットやゴルフクラブでも技術力に定評があり、複数競技に跨るポートフォリオで安定した収益を上げています。海外売上比率の拡大に伴い成長余地も大きく、TOPIX採用によりグローバルな機関投資家の認知度が向上することが期待されます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1946年創業。新潟県を拠点に、世界中のアスリートに愛される製品を作り続けてきました。バドミントンではオリンピックメダリストの多くが同社製品を使用。近年はアジア新興国での販売拡大が著しく、中国・インドネシア・インドでの成長が目立ちます。

◎ リスク要因: 為替変動リスク、スポーツ人口の変動、模倣品・コピー商品問題、原材料(カーボン等)の価格変動。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/7906

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/7906.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連するニュース記事): https://www.yonex.co.jp/company/ir/

【ケンタッキーフライドチキンの日本法人】日本KFCホールディングス (9873)

◎ 事業内容: 「ケンタッキーフライドチキン」および「ピザハット」のフランチャイザーとして、全国に約1,200店舗を展開する外食チェーン持株会社。

 ・ 会社HP: https://japan.kfc.co.jp/corporate/

◎ 注目理由: スタンダード市場に上場する日本KFCHDは、大和証券のレポートでもTOPIX新規採用候補に名前が挙がっています。「チキン」という独自の食材に特化した外食チェーンとして他のファストフードチェーンとは一線を画す差別化が利いており、ブランド力は盤石です。クリスマス商戦での圧倒的な認知度に加え、近年はデリバリー需要の拡大やモーニングメニューの強化により、繁閑の波を平準化する取り組みが進んでいます。三菱商事が大株主であることから経営基盤も安定しており、配当利回りも投資妙味のある水準です。外食産業からのTOPIX採用候補として、日本マクドナルドに次ぐ存在感があります。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1970年に名古屋に1号店をオープンして以来、日本のフライドチキン文化を築いてきました。近年はデリバリー専門店の展開やデジタルマーケティングの強化に注力。「ピザハット」事業の立て直しも進んでいます。

◎ リスク要因: 鶏肉価格の変動、鳥インフルエンザの発生リスク、米ヤム・ブランズとのライセンス契約条件の変更。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/9873

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/9873.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連するニュース記事): https://japan.kfc.co.jp/corporate/ir/

【メッキ用薬品の世界的メーカー】上村工業 (4966)

◎ 事業内容: 半導体パッケージやプリント配線板に使われるメッキ用薬品(表面処理薬品)の開発・製造・販売を手掛ける化学メーカー。電子部品の高機能化に不可欠な技術を持つ。

 ・ 会社HP: https://www.uyemura.co.jp/

◎ 注目理由: 半導体の微細化・高密度実装に伴い、メッキ技術の重要性は年々高まっており、上村工業の存在感はこの分野で突出しています。スタンダード市場に上場していますが、時価総額は採用圏内に達する水準で、TOPIX新規採用候補としてブルームバーグの分析でも年初来で4割超の上昇を記録した注目銘柄として取り上げられました。半導体の先端パッケージング技術においてはメッキ工程が品質を左右するため、同社の技術力は代替が効きにくい高い参入障壁となっています。AIチップの需要拡大に伴う先端パッケージ需要の増加は、同社にとって中長期的な追い風となるでしょう。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1933年創業。大阪に本社を構え、90年以上にわたりメッキ技術の研究開発を続けてきました。近年は半導体先端パッケージ向けの薬品開発に注力しており、AI・5G関連需要の取り込みが進んでいます。

◎ リスク要因: 半導体市況への依存度が高いこと、化学物質の規制強化リスク、原材料(貴金属等)の価格変動。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4966

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4966.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連するニュース記事): https://www.uyemura.co.jp/ir/

【高コスパPCメーカー】MCJ (6670)

◎ 事業内容: 「mouse」ブランドのパソコンを中心に、BTOパソコンの製造・販売を手掛ける。傘下にiiyama(モニター)、ユニットコム(パソコン工房)などを持つPCメーカーグループ。

 ・ 会社HP: https://www.mcj.jp/

◎ 注目理由: スタンダード市場に上場するMCJは、TOPIX新規採用候補として注目を集めています。新ルール公表直後には株価が上場来高値を更新する場面もありました。AI需要の拡大に伴い、高性能GPU搭載ワークステーションやクリエイター向けPCの需要が急増しており、同社のBTO(受注生産)モデルは市場変化への素早い対応を可能にしています。国内生産にこだわる品質管理体制と、オンライン直販を軸とした高い利益率が強みです。法人向けPC需要の拡大やWindows更新需要など、複数の追い風が重なるタイミングでもあり、業績の安定成長が見込まれます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1998年設立。「マウスコンピューター」ブランドでBTOパソコン市場を開拓してきました。乃木坂46を起用したCMで一般消費者への認知度が大きく向上。近年はAIワークステーションや法人向けDXソリューションにも事業を拡大しています。

◎ リスク要因: PC市場全体の需要変動、為替変動による部品調達コストの増加、大手メーカーとの価格競争。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/6670

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/6670.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連するニュース記事): https://www.mcj.jp/ir/

【沖縄発の通信キャリア】沖縄セルラー電話 (9436)

◎ 事業内容: KDDIグループの一員として沖縄県でauブランドの携帯電話サービスを提供。沖縄県内では圧倒的なシェアを持ち、光回線やCATV事業も手掛ける地域密着型通信会社。

 ・ 会社HP: https://www.au.com/okinawa-cellular/

◎ 注目理由: スタンダード市場に上場し、TOPIX新規ルール公表時には上場来高値を更新する展開を見せた沖縄セルラーは、高配当・増配銘柄としても知られる優良株です。通信事業という高いキャッシュフロー創出力を背景に、20期以上の連続増配を実現しています。沖縄県内では携帯電話シェアで5割を超え、地域インフラとしての盤石な地位を築いています。ディフェンシブ銘柄としての安定性とTOPIX採用による需給改善という二重のメリットを持つ点が魅力です。沖縄の人口構成は全国と比べて若年層の比率が高く、通信需要の安定した成長が見込まれます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1991年設立。KDDIの連結子会社として沖縄県の通信インフラを支えてきました。5Gエリアの拡充やIoTサービスの展開など、次世代通信への対応を進めています。株主還元にも積極的で、配当性向の引き上げも実施しています。

◎ リスク要因: 政府による通信料金引き下げ圧力、KDDIの経営方針変更、沖縄県の人口減少の長期的な影響。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/9436

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/9436.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連するニュース記事): https://www.au.com/okinawa-cellular/ir/

【LNGプラントの名門】千代田化工建設 (6366)

◎ 事業内容: LNG(液化天然ガス)プラントの設計・建設で世界有数の実績を持つ総合エンジニアリング会社。水素サプライチェーンの構築にも取り組む。

 ・ 会社HP: https://www.chiyodacorp.com/

◎ 注目理由: スタンダード市場に上場する千代田化工建設は、大和証券のレポートでTOPIX新規採用候補に挙げられています。LNGプラント建設では世界屈指の技術力を持ち、カタールやオーストラリアなどの大型プロジェクトで豊富な実績があります。エネルギー安全保障の観点からLNG需要は世界的に拡大しており、受注環境は良好です。さらに同社は独自の水素キャリア技術「SPERA水素」を開発しており、水素社会の実現に向けた国策銘柄としても注目されています。2019年の経営危機から三菱商事の支援で経営再建を果たし、足元の業績は黒字転換・回復基調にあります。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1948年設立。高度経済成長期から日本のエネルギーインフラ建設を支えてきました。2019年に巨額損失で経営危機に陥りましたが、三菱商事の支援のもと再建を完了。直近は中東のLNGプロジェクトの大型受注が相次いでおり、業績は回復軌道に乗っています。

◎ リスク要因: 大型プロジェクトの工期遅延・コスト超過リスク、原油・ガス価格の変動、地政学的リスク。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/6366

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/6366.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連するニュース記事): https://www.chiyodacorp.com/ir/

【作業服からカジュアルへ進化】ワークマン (7564)

◎ 事業内容: 作業服・安全靴の専門チェーンから、「ワークマンプラス」「#ワークマン女子」などの一般向けカジュアルウェア業態に進出し急成長を遂げたフランチャイズチェーン。

 ・ 会社HP: https://www.workman.co.jp/

◎ 注目理由: スタンダード市場に上場しながら時価総額は5,000億円を超え、TOPIX採用候補の中でも上位に位置する「鉄板銘柄」の一つです。作業服の機能性をカジュアルウェアに応用した「高機能×低価格」というコンセプトが幅広い消費者に支持され、急速に店舗網を拡大しました。フランチャイズモデルにより低い投資負担で出店できる点が強みで、営業利益率は小売業としては極めて高い水準にあります。全国に約1,000店舗を展開しており、まだ出店余地も大きい。アウトドアやキャンプ需要の高まりも追い風となっています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1982年設立。群馬県に本社を構え、長年「職人のための店」として作業服市場をリードしてきました。2018年に「ワークマンプラス」1号店をオープンし、一般消費者向け市場へ本格参入。SNSマーケティングやアンバサダー制度を活用した話題性ある販促戦略も功を奏しています。

◎ リスク要因: 一般向けカジュアル業態の成長鈍化リスク、アパレル業界の激しい価格競争、気候変動による季節商品の需要変動。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/7564

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/7564.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連するニュース記事): https://www.workman.co.jp/ir/

【医療機器の総合メーカー】フクダ電子 (6960)

◎ 事業内容: 心電計、AED、生体情報モニターなどの医療用電子機器を製造・販売する医療機器メーカー。国内心電計市場でトップシェアを持つ。

 ・ 会社HP: https://www.fukuda.co.jp/

◎ 注目理由: スタンダード市場に上場するフクダ電子は、医療機器というディフェンシブ性の高い事業領域で安定した収益を上げている企業です。心電計では国内シェアトップ、AEDでも高いシェアを持ち、医療現場のインフラとして不可欠な存在となっています。高齢化の進展に伴い、医療機器需要は長期的に拡大が見込まれます。浮動株時価総額はTOPIX採用ラインに近い水準にあり、時価総額の規模感からも採用候補として有力です。在宅医療やリモートモニタリングの普及も同社の成長機会です。配当利回りも比較的高く、安定した株主還元を続けている点も投資家から評価されています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1948年設立。戦後間もない時期から心電計の開発に取り組み、日本の循環器医療を支えてきました。近年はICT技術を活用した遠隔医療ソリューションの開発にも注力しており、新たな収益源の育成が進んでいます。

◎ リスク要因: 医療費抑制政策による価格圧力、大手医療機器メーカー(フィリップス等)との競合、為替変動リスク。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/6960

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【半導体フォトレジスト用材料のニッチトップ】東洋合成工業 (4970)

◎ 事業内容: 半導体製造に不可欠なフォトレジスト用感光材を製造する化学メーカー。EUV(極端紫外線)リソグラフィ向けの先端材料でも存在感を持つ。

 ・ 会社HP: https://www.toyogosei.co.jp/

◎ 注目理由: スタンダード市場に上場する東洋合成工業は、半導体の微細化技術の進展に不可欠なフォトレジスト用感光材料でニッチトップの地位を築いています。特にEUVリソグラフィという最先端の露光技術向け材料で高い技術力を持ち、世界の先端半導体メーカーとの取引関係を構築しています。2nm世代以降の超微細プロセスではEUV技術の重要性がさらに高まるため、同社の成長余地は大きいとみられます。浮動株時価総額はTOPIX採用のボーダーライン付近に位置しており、8月までの株価動向次第では採用圏内に入る可能性があります。半導体材料という成長テーマとTOPIX採用というカタリストの二重の魅力を持つ注目銘柄です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1954年設立。千葉県市原市に本社を構え、長年にわたり感光材料の研究開発を続けてきました。AIチップの需要爆発を背景にEUV露光向けの高付加価値材料の受注が伸びています。生産能力の増強投資も進めています。

◎ リスク要因: 半導体市況の変動リスク、特定顧客への売上依存度、EUV技術の代替技術の出現リスク。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4970

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4970.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連するニュース記事): https://www.toyogosei.co.jp/ir/

【温度センサーのスペシャリスト】芝浦電子 (6957)

◎ 事業内容: サーミスタ(温度検知用半導体素子)を中心とする温度センサーの専業メーカー。自動車、家電、産業機器など幅広い分野に製品を提供する。

 ・ 会社HP: https://www.shibaurade.co.jp/

◎ 注目理由: スタンダード市場に上場する芝浦電子は、サーミスタという温度センサー分野で世界トップクラスのシェアを持つグローバルニッチトップ企業です。EV(電気自動車)の普及に伴い、バッテリーの温度管理用センサーの需要が急増しており、同社にとって大きな成長ドライバーとなっています。従来のエンジン車でも1台あたり数十個のサーミスタが使われていましたが、EVではバッテリー温度管理の重要性から搭載数がさらに増加すると見込まれています。浮動株時価総額はTOPIX採用ボーダーライン付近にあり、株価の推移次第で採用圏入りが期待されます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1953年設立。サーミスタの量産技術で業界をリードしてきました。EV関連の需要増を見込み、生産拠点の増設と新工場の建設を進めています。自動車メーカーとの直接取引も拡大中です。

◎ リスク要因: 自動車産業の景気変動リスク、EV普及ペースの鈍化可能性、価格競争の激化。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/6957

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/6957.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連するニュース記事): https://www.shibaurade.co.jp/ir/

【コンクリート二次製品の大手】ベルテクスコーポレーション (5290)

◎ 事業内容: コンクリートパイルやコンクリートポールなどの建設基礎資材を製造・販売するインフラ関連企業。防災・減災関連の需要にも対応する。

 ・ 会社HP: https://www.vertex-grp.co.jp/

◎ 注目理由: スタンダード市場に上場するベルテクスコーポレーションは、インフラ整備や国土強靭化政策の恩恵を受ける建設資材メーカーです。政府が掲げる防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策は、コンクリート製品の需要を下支えしています。浮動株時価総額はTOPIX採用のボーダーライン付近にあり、「次点候補」として注目されています。老朽化したインフラの更新需要は長期的なテーマであり、同社の事業は景気に左右されにくいディフェンシブな性格を持っています。高市政権が掲げる国土強靭化・安全保障関連の重点テーマにも合致しており、政策追い風銘柄としての側面もあります。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2020年に日本コンクリート工業とジオスターが統合して発足しました。統合後のシナジーにより製品ラインナップが拡充し、全国的な供給体制が強化されています。洋上風力発電向けの基礎構造物など新分野への展開も開始しています。

◎ リスク要因: 公共投資の縮小リスク、建設コストの上昇、セメント・骨材の価格変動。

◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/5290

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/5290.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連するニュース記事): https://www.vertex-grp.co.jp/ir/

本記事で取り上げた20銘柄は、TOPIX第2段階の見直しにおいて新規採用が有力視されるスタンダード市場・グロース市場の銘柄です。最終的な判定は2026年8月末時点のデータに基づいて行われ、10月に公表・入れ替えが実施されます。

ここで改めて重要なポイントを整理します。

TOPIX新規採用銘柄は、構成比率の75%が10月に一気に組み入れられます。約110兆円の連動運用資産からの機械的な買い需要が短期間に集中するため、株価へのインパクトは大きいと予想されます。

浮動株時価総額が「鉄板」とされる上位候補(日本マクドナルドHD、ワークマン、ハーモニック・ドライブなど)は既に採用期待が株価に織り込まれている可能性があります。一方で「次点候補」に位置する銘柄は、8月までの株価上昇次第で採用圏入りする可能性があり、サプライズ感が大きい分、株価上昇余地はより大きいかもしれません。

ただし、業績悪化や株式分割、大株主の異動など、8月までに浮動株時価総額が変動する要因は多々あります。あくまでも現時点の推定に基づく候補リストであることにご留意ください。


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この記事を書いた人

「日本個別株デューデリジェンスセンター」運営者。日本の個別株に特化した投資リサーチを専門とし、銘柄分析・企業デューデリジェンス・業界動向・IPO分析を中心に2,800本超の分析レポートを執筆。ファンダメンタルズ分析とデータドリブンなアプローチで、個人投資家の意思決定をサポートしています。毎日更新の分析レポートを通じて、プロ水準のリサーチを個人投資家に届けることをミッションとしています。

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