本当に強い日本のSaaS銘柄12選|低チャーンレートで安定成長を狙う

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なぜ解約率(チャーンレート)がSaaS銘柄選びの最重要指標なのか?──本記事で12社を一気に整理します。

あらゆるサービスが月額課金制となる「サブスクリプションモデル」のブームが一段落し、市場では企業の「真の強さ」が問われる時代に入りました。その強さを測る最も重要な指標の一つが、顧客の「解約率(チャーンレート)」です。チャーンレートが低い企業は、顧客にとって「なくてはならない」サービスを提供しており、高いスイッチングコストを背景に、安定した収益成長を実現する力を持っています。

本記事では、低いチャーンレートを武器に、持続的な成長が期待できる「本当に強い日本のSaaS銘柄」12社を、3つのカテゴリに分けて徹底解説します。各銘柄は、コードからリンクで個別ページへ遷移可能です。

12銘柄サマリー一覧(カテゴリ別)

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まずは全12銘柄を一覧表で俯瞰しましょう。
✅ 要点3つ
12銘柄の見取り図
  • 基幹業務SaaS:会計・人事・経費精算など企業のバックボーン”,
  • バーティカルSaaS:建設・自動車・HRなど業界特化型
  • コラボSaaS:名刺・グループウェア・認証などネットワーク効果型
銘柄(コード) 分類 低チャーン度 成長期待
オービックビジネスコンサルタント(4733) 基幹業務 ★★★★★ ★★★☆☆
ラクス(3923) 基幹業務 ★★★★☆ ★★★★☆
freee(4478) 基幹業務 ★★★★☆ ★★★★★
マネーフォワード(3994) 基幹業務 ★★★★☆ ★★★★★
Arent(5254) バーティカル ★★★★★ ★★★★★
ブロードリーフ(3673) バーティカル ★★★★★ ★★★☆☆
サイエンスアーツ(4412) バーティカル ★★★★☆ ★★★★☆
プラスアルファ・コンサルティング(4071) バーティカル ★★★★☆ ★★★★★
Sansan(4443) コラボ ★★★★★ ★★★★☆
サイボウズ(4776) コラボ ★★★★★ ★★★★☆
HENNGE(4475) コラボ ★★★★★ ★★★★☆
ユーザーローカル(3927) コラボ ★★★★☆ ★★★★☆

優良SaaSのKPI基準──チャーンレート・NRR・LTV/CAC

👤
銘柄を選ぶ前に、まず見るべきKPIの基準を覚えておきましょう。
✅ 要点3つ
KPIで強いSaaSを見抜くポイント
  • 月次チャーンレートは1%以下が理想
  • NRR(売上継続率)が110%以上なら既存顧客から自然に売上が伸びる
  • LTV/CACが3倍以上なら投資効率良好
指標 優良SaaSの目安 意味
月次チャーンレート1%以下毎月どれくらいの顧客が解約するか
NRR(売上継続率)110%以上既存顧客からの売上が伸びているか
LTV/CAC3倍以上顧客生涯価値が獲得コストに見合うか
ARR成長率20%以上年間経常収益が拡大しているか

これらの指標を決算説明資料で確認することで、数字の裏付けを持って銘柄を選定できます。

SaaS投資のミニ用語集

用語 意味
SaaSクラウド上で提供されるソフトウェアサービス。月額・年額のサブスクリプションが基本
チャーンレート一定期間に解約した顧客の割合。低いほど顧客定着が良好
スイッチングコスト他サービスに乗り換える際にかかる金銭・時間・教育コスト
ARRAnnual Recurring Revenue=年間経常収益
NRRNet Revenue Retention=既存顧客の売上継続率
バーティカルSaaS特定の業種・業務に特化したSaaS

【1】基幹業務システム – 「なくてはならない」企業のOS(4選)

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最初は基幹業務SaaS。一度入ると抜けられない領域です。
✅ 要点3つ
1基幹業務システム – 「なくてはならない」企業のOS(4選)
  • インボイス制度・電子帳簿保存法が更新需要を生む
  • 会計・人事データを抱えるため乗り換えコストが莫大
  • クロスセルで顧客単価が伸びやすい

会計、経理、人事といった企業の根幹業務に深く浸透し、一度導入すると他社への乗り換えが極めて困難なSaaSを提供する企業群です。解約率の低さは、企業のOS化に成功した証と言えます。

【中小企業の経理を支配する奉行シリーズ】株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)(4733

◎ 事業内容:中小企業向けERP(統合基幹業務システム)ソフト「勘定奉行」シリーズを開発・提供。会計、給与計算、販売管理など、企業のバックオフィス業務を網羅しています。

◎ 低チャーンレートと注目理由:「勘定奉行」は、長年にわたり中小企業の経理業務の「標準」として使われており、その操作に慣れた経理担当者も多いです。企業の会計データそのものを預かるため、他社製品への乗り換えはデータ移行や再教育のコストが莫大となり、極めて高いスイッチングコストを誇ります。この圧倒的な顧客ロックインが、安定した収益の源泉です。

◎ カタリスト:インボイス制度や電子帳簿保存法への対応で、システムの更新・クラウド化需要が継続。

◎ リスク要因:クラウド会計ソフト分野での、新興SaaS企業との競争激化。

項目 内容
銘柄オービックビジネスコンサルタント(4733)
分類基幹業務
低チャーン度★★★★★
成長期待★★★☆☆

【バックオフィス業務を「楽」にする】株式会社ラクス(3923

◎ 事業内容:経費精算システム「楽楽精算」や、電子請求書発行システム「楽楽明細」など、企業のバックオフィス業務を効率化するクラウドサービスを多数展開。

◎ 低チャーンレートと注目理由:同社の「楽楽」シリーズは、それぞれが連携し、企業のバックオフィス全体のDX化を促進します。複数のサービスを導入した企業にとっては、もはや業務インフラの一部となっており、解約が困難な状況を生み出しています。CMによる高い知名度も強みです。

◎ カタリスト:中小企業の人手不足を背景とした、バックオフィス業務の自動化・効率化ニーズの拡大。

◎ リスク要因:類似サービスとの価格競争。

項目 内容
銘柄ラクス(3923)
分類基幹業務
低チャーン度★★★★☆
成長期待★★★★☆

【個人・スモールビジネスのDXパートナー】フリー株式会社(4478

◎ 事業内容:個人事業主や中小企業向けのクラウド会計ソフト「freee会計」や、人事労務ソフト「freee人事労務」を提供。

◎ 低チャーンレートと注目理由:銀行口座やクレジットカードと連携し、日々の取引を自動で仕訳する機能は、簿記の知識が少ないユーザーでも利用しやすく、一度慣れると手放せません。インボイス制度への対応なども含め、スモールビジネスのインフラとしての地位を確立しています。

◎ カタリスト:スタートアップや個人事業主の増加。インボイス制度の定着。

◎ リスク要因:マネーフォワードとの熾烈なシェア争い。黒字化の達成時期。

項目 内容
銘柄freee(4478)
分類基幹業務
低チャーン度★★★★☆
成長期待★★★★★

【個人・法人の資産管理を革新】株式会社マネーフォワード(3994

◎ 事業内容:個人向け資産管理アプリ「マネーフォワード ME」、及び法人・個人事業主向けクラウド会計ソフト「マネーフォワード クラウド」を提供。

◎ 低チャーンレートと注目理由:個人向けアプリで獲得した膨大なユーザー基盤と、法人向けクラウド会計での高いシェアが強み。個人から法人まで、お金に関するデータを一元管理できるプラットフォームは、高い顧客定着率を生み出します。

◎ カタリスト:金融機関との連携強化による、新たなフィンテックサービスの展開。法人向けサービスのクロスセル成功。

◎ リスク要因:freeeとの競争激化。成長投資先行による、利益率の変動。

項目 内容
銘柄マネーフォワード(3994)
分類基幹業務
低チャーン度★★★★☆
成長期待★★★★★

【2】業種特化型(バーティカルSaaS)– 専門知識が参入障壁(4選)

👤
続いてバーティカルSaaS。汎用ツールでは代替できない強みがあります。
✅ 要点3つ
2業種特化型(バーティカルSaaS)– 専門知識が参入障壁(4選)
  • 業界特化で汎用ツールに置き換えられない
  • 業界の人手不足DXが構造的な追い風
  • 蓄積データが解約障壁になる

特定業界の複雑な業務プロセスに深く入り込み、その業界の「標準ソフト」となることで高い参入障壁を築く企業群です。業界知識そのものが競争優位性になります。

【建設・プラントDXの旗手】株式会社Arent(5254

◎ 事業内容:建設・プラント業界向けに、3DデータとAIを活用したDX支援、及び自社開発SaaS「PLANTSTREAM」などを提供。

◎ 低チャーンレートと注目理由:建設・プラント業界の設計業務は極めて専門性が高く、その課題を解決する同社のSaaSは、一度導入されると業務プロセスに不可欠な存在となります。汎用ツールでは代替できない「業界特化型」の強みが、高いスイッチングコストを生み出します。

◎ カタリスト:国内外の超大手ゼネコンやエンジニアリング企業への「PLANTSTREAM」標準採用の発表。

◎ リスク要因:成長期待が高く、バリュエーション(株価評価)が高い点。建設業界の景気変動。

項目 内容
銘柄Arent(5254)
分類バーティカル
低チャーン度★★★★★
成長期待★★★★★

【自動車アフターマーケットのDX】株式会社ブロードリーフ(3673

◎ 事業内容:自動車整備工場など、自動車アフターマーケット向けに業務系ソフトウェア(部品データベース、整備システムなど)を開発・販売。

◎ 低チャーンレートと注目理由:全国の自動車整備工場の業務インフラとして、長年にわたり利用されています。膨大な部品データや整備履歴データを蓄積しており、他社への乗り換えは現実的ではありません。

◎ カタリスト:自動車の平均車齢長期化による整備需要の増加。EV化に対応した新たなソフトウェアの開発。

◎ リスク要因:整備業界の人材不足と後継者問題。

項目 内容
銘柄ブロードリーフ(3673)
分類バーティカル
低チャーン度★★★★★
成長期待★★★☆☆

【現場をつなぐ「声」のDX】株式会社サイエンスアーツ(4412

◎ 事業内容:建設、運輸、小売といった「デスクレスワーカー」向けのコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」を提供。

◎ 低チャーンレートと注目理由:トランシーバーのように使えるスマートフォンアプリで、現場チームのリアルタイムな情報共有を実現。一度、全社的なコミュニケーションインフラとして導入されれば、解約は非常に困難です。

◎ カタリスト:航空、鉄道、小売大手などへの導入実績の拡大。

◎ リスク要因:汎用チャットツール(LINEなど)との競争。

項目 内容
銘柄サイエンスアーツ(4412)
分類バーティカル
低チャーン度★★★★☆
成長期待★★★★☆

【才能を可視化するHRテック】株式会社プラスアルファ・コンサルティング(4071

◎ 事業内容:人材情報の可視化・分析を行う「タレントパレット」、テキストマイニングツール「見える化エンジン」などを提供。

◎ 低チャーンレートと注目理由:企業の重要な人材データを分析し、最適な人材配置や育成に繋げるプラットフォーム。企業の「人的資本経営」に不可欠なツールであり、蓄積されたデータが乗り換えの障壁となります。

◎ カタリスト:「人的資本の情報開示」の義務化拡大。

◎ リスク要因:HRテック市場における競争激化。

項目 内容
銘柄プラスアルファ・コンサルティング(4071)
分類バーティカル
低チャーン度★★★★☆
成長期待★★★★★

【3】コミュニケーション・コラボレーション – ネットワーク効果が強み(4選)

👤
最後にコラボ系SaaS。ネットワーク効果と認証が鍵です。
✅ 要点3つ
3コミュニケーション・コラボレーション – ネットワーク効果が強み(4選)
  • 利用者数の増加が価値を雪だるま式に拡大
  • 業務インフラ化で乗り換え不能化
  • クロスサービス(請求書・認証)に拡張余地

導入企業が増えるほどそのプラットフォームの価値が高まり、顧客が離れられなくなる「ネットワーク効果」を持つ企業群です。参加者が増えるほど解約コストも増していくのが特徴です。

【名刺管理から始まるビジネスネットワーク】Sansan株式会社(4443

◎ 事業内容:法人向け名刺管理サービス「Sansan」、及びインボイス管理サービス「Bill One」を提供。

◎ 低チャーンレートと注目理由:企業内に蓄積された名刺データは、その企業にとって唯一無二の「人脈データベース」となります。このデータ資産が、他社サービスへの乗り換えを極めて困難にしています。インボイス管理サービス「Bill One」も、企業の取引先全体を巻き込むため、高い定着率が期待できます。

◎ カタリスト:インボイス制度を追い風とした、「Bill One」の契約件数の急増。

◎ リスク要因:名刺管理市場の成熟化。景気後退による企業のコスト削減圧力。

項目 内容
銘柄Sansan(4443)
分類コラボ
低チャーン度★★★★★
成長期待★★★★☆

【国産グループウェアの雄】サイボウズ株式会社(4776

◎ 事業内容:中小企業向けグループウェア「サイボウズ Office」や、業務改善プラットフォーム「kintone」を提供。

◎ 低チャーンレートと注目理由:社内の情報共有や業務プロセスが同社の製品上で構築されると、それが「会社の文化」となり、他社製品への移行は極めて困難になります。「kintone」上で作られた独自の業務アプリの数が増えるほど、顧客はロックインされます。

◎ カタリスト:地方自治体や、大企業での「kintone」導入事例の増加。

◎ リスク要因:Microsoft 365など、グローバルなプラットフォーマーとの競争。

項目 内容
銘柄サイボウズ(4776)
分類コラボ
低チャーン度★★★★★
成長期待★★★★☆

【ID管理・認証SaaS】HENNGE株式会社(4475

◎ 事業内容:クラウドサービスへのセキュアなアクセスを実現するIDaaS(Identity as a Service)「HENNGE One」を提供。

◎ 低チャーンレートと注目理由:Microsoft 365やGoogle Workspaceなど、企業が利用する複数のクラウドサービスの「認証」という、セキュリティの根幹を担います。一度導入すれば、企業のITインフラのハブとなるため、解約は現実的ではありません。

◎ カタリスト:企業のクラウド利用と、ゼロトラストセキュリティへの移行が加速すること。

◎ リスク要因:特定のクラウドサービス(Microsoft 365など)への依存度。

項目 内容
銘柄HENNGE(4475)
分類コラボ
低チャーン度★★★★★
成長期待★★★★☆

【AIチャットボットの専門家】株式会社ユーザーローカル(3927

◎ 事業内容:AIを活用したビッグデータ分析・マーケティングツールを提供。特にAIチャットボットで高いシェア。

◎ 低チャーンレートと注目理由:Webサイトの顧客対応を自動化するチャットボットは、一度導入して学習させると、その対話データが企業の資産となります。この学習済みAIを捨てて他社に乗り換えるコストは高いです。

◎ カタリスト:企業の人手不足を背景とした、顧客サポート業務の自動化ニーズの拡大。

◎ リスク要因:生成AIの進化による、チャットボット技術の陳腐化リスク。

項目 内容
銘柄ユーザーローカル(3927)
分類コラボ
低チャーン度★★★★☆
成長期待★★★★☆

テーマ別・成長ドライバーマップ

👤
各銘柄がどの社会変化の追い風を受けるかを整理しました。
成長ドライバー 恩恵を受ける銘柄
インボイス制度/電子帳簿保存法OBC、ラクス、freee、MF、Sansan
人的資本の情報開示義務化+α(タレントパレット)
ゼロトラスト・SaaS認証強化HENNGE
建設・インフラのDXArent
デスクレスワーカーDXサイエンスアーツ
自治体・大企業向けノーコードサイボウズ(kintone)

リスクマトリクス──SaaS投資で気をつける5つの落とし穴

👤
良い銘柄でもリスクの所在を理解しておくことが重要です。
✅ 要点3つ
SaaS投資の主要リスク
  • バリュエーション調整:成長率が市場期待に届かないと急落
  • 競争激化:海外プラットフォーマーや同業SaaSの参入
  • 技術陳腐化:生成AIなどによる代替リスク
リスクカテゴリ 具体的内容 該当しやすい銘柄
バリュエーションPSR・PERが高水準で推移、決算下振れで急落リスクArent、freee、+α
競争激化同業SaaSや海外プラットフォーマーの参入freee/MF、サイボウズ
技術陳腐化生成AI普及で既存技術が代替されるリスクユーザーローカル
マクロ景気企業の設備投資・IT予算削減Sansan、Arent
プラットフォーム依存特定クラウド(Microsoft 365等)への依存HENNGE

投資判断にあたっての注意点

上記でご紹介した銘柄は、現時点の情報に基づき解約率が低く安定した成長が見込めるSaaS企業です。ただし、これらが必ずしも本日ザラ場で上昇することを保証するものではありません。

SaaS企業は高い成長性が株価に織り込まれている場合が多く、成長率が市場の期待に届かないと、株価が大きく下落するリスクがある点に注意が必要です。市場全体の地合い、ニュースフロー、個別銘柄の需給バランスなど、多くの要因が株価に影響を与えます。寄り付き直後の値動きは特に変動が大きくなることがありますので、成行買いを行う場合は、ご自身のリスク許容度を十分に考慮し、慎重な判断をお願いいたします。

よくある質問(FAQ)

Q1. チャーンレートはどこで確認できますか?

多くのSaaS企業は、決算説明資料(IRページ掲載)でチャーンレートやNRRを開示しています。freee(4478)マネーフォワード(3994)など、SaaS主要銘柄は四半期決算でKPIをまとめており、投資家が確認しやすいです。

Q2. SaaS銘柄の適正株価をどう判断すれば良いですか?

SaaS銘柄は赤字や薄利でも将来のARR成長を織り込むため、PERよりPSR(株価売上高倍率)やEV/ARR倍率での評価が一般的です。NRRが高くチャーンが低い銘柄ほど、高めのPSRが正当化されやすい傾向があります。

Q3. 基幹系SaaSとバーティカルSaaSはどちらが投資対象として有望ですか?

安定性なら基幹系(OBC(4733)ラクス(3923)など)、成長余地ならバーティカル(Arent(5254)など)に強みがあります。両方を組み合わせることで、ポートフォリオのリスク・リターンを調整しやすくなります。

Q4. 生成AIの普及はSaaS企業にとって脅威ですか?

既存の機能が代替されるリスクがある一方、自社サービスにAIを組み込むことで顧客単価を引き上げる機会にもなります。ユーザーローカル(3927)のようなAI活用企業は、技術陳腐化と機会拡大の両面を見極める必要があります。

Q5. SaaS銘柄を保有する際、どのタイミングで売却を検討すべきですか?

NRRが100%を割る、チャーンレートが上昇傾向に転じる、ARR成長率が大きく鈍化するといったKPIの変調は重要なシグナルです。決算ごとにこれらのトレンドを点検し、ストーリーが崩れたタイミングで一部利確・撤退を検討するのが基本です。

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👤
本記事で取り上げた12銘柄の個別ページはこちらから。

免責事項

本情報は、投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。株式投資はリスクを伴い、元本割れする可能性もあります。投資の最終決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。本情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

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この記事を書いた人

「日本個別株デューデリジェンスセンター」運営者。日本の個別株に特化した投資リサーチを専門とし、銘柄分析・企業デューデリジェンス・業界動向・IPO分析を中心に2,800本超の分析レポートを執筆。ファンダメンタルズ分析とデータドリブンなアプローチで、個人投資家の意思決定をサポートしています。毎日更新の分析レポートを通じて、プロ水準のリサーチを個人投資家に届けることをミッションとしています。

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