2025年6月23日(月曜日)の東京証券市場で注目されたアシックス(7936)。ブランド価値の再構築と海外での高評価を背景に、力強い上昇を続けるスポーツ用品大手の高騰は、「日本の伝統ブランドが世界で輝きを取り戻せる」ことを市場に証明しました。本記事では、アシックス高騰の連想テーマで注目される割安バリュー銘柄20社を、分野別に厳選してご紹介します。
免責事項:本情報は参考情報の提供を目的としており、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。株式投資はリスクを伴い、投資の最終決定はご自身の判断と責任において行ってください。
【1】スポーツ・アパレル – 「次のアシックス」を探せ(6選)
- ✅ アシックスの成功はブランド価値再評価の先駆け。同じ強みを持つ割安株に注目
- ✅ ミズノ・デサント・ゴールドウインなどPBR1倍台以下の銘柄に見直し余地
- ✅ 海外展開力・機能素材技術・ブランドロイヤリティが評価軸
アシックスと同様に独自のブランドや技術力を持ち、再評価のポテンシャルを秘めた企業群をご紹介します。PBR・ROE・配当利回りを比較しながら、真の割安銘柄を探っていきましょう。
| 銘柄(コード) | 株価(円) | PER(倍) | PBR(倍) | ROE(%) | 配当利回り(%) |
|---|---|---|---|---|---|
| ミズノ(8022) | 4,500 | 12.0 | 1.0 | 8.5 | 2.5 |
| デサント(8114) | 3,000 | 15.0 | 1.2 | 8.0 | 1.8 |
| ゴールドウイン(8111) | 9,000 | 18.0 | 2.5 | 14.0 | 1.2 |
| グンゼ(3002) | 5,200 | 10.5 | 0.7 | 6.5 | 2.4 |
| TSIホールディングス(3608) | 640 | 16.5 | 0.7 | 4.5 | 2.4 |
| ワコールHD(3591) | 2,800 | 20.0 | 0.8 | 4.0 | 2.5 |
ミズノ(8022) – スポーツ用品の雄、割安で放置されるライバル
事業内容:総合スポーツ用品メーカー。野球・ゴルフ・陸上など幅広い分野で展開。アシックスの最大のライバルとして高い技術力とブランド力を持ちながら、PBR1倍近辺と比較的割安。海外事業を中心に増収増益が期待されています。
デサント(8114) – スキーウェアとアリーナで世界に挑む
事業内容:スポーツウェア大手。「デサント」「アリーナ」「ルコックスポルティフ」などを展開。スキーウェアやスイムウェアなど特定分野で高い技術力とブランドを持ち、韓国事業の回復や新たなブランド戦略が評価されれば株価は見直される可能性があります。
ゴールドウイン(8111) – THE NORTH FACEで築いたブランド帝国
事業内容:「THE NORTH FACE」などのライセンスブランドや自社ブランドのスポーツウェアを展開。アウトドア・ライフスタイル分野で極めて高いブランド構築力を持ち、高価格帯でも売れる力はアシックスの成功と通じるものがあります。
グンゼ(3002) – 機能性素材の技術でスポーツを支える
事業内容:メンズインナー・レッグウェア・プラスチックフィルムなどを手掛ける。インナーウェアで培った機能性素材の開発力はスポーツウェア分野にも応用可能。PBR0.7倍台という割安さに加え、隠れた技術力が魅力です。
TSIホールディングス(3608) – パーリーゲイツで牽引するブランドポートフォリオ
事業内容:「パーリーゲイツ」など多数のアパレルブランドを保有・展開。ゴルフウェアで高いブランド力と収益性を誇り、構造改革を経て強力ブランドへの経営資源集中が評価される可能性があります。
ワコールホールディングス(3591) – 科学的アプローチで世界に展開する女性インナーの雄
事業内容:女性用下着で国内最大手。人間科学研究所が持つ技術力と圧倒的ブランド力が強み。構造改革による収益性改善が進めばブランド価値が再評価される可能性があります。
【2】生活・消費財 – 隠れたグローバルブランドと国内回帰(6選)
- ✅ 世界的シェアを持ちながら株価が割安に放置されている企業群
- ✅ シマノ・シチズン・セイコーなど日本発グローバルブランドの再評価局面
- ✅ インバウンド需要回復とブランド価値の見直しが株価のカタリスト
特定の分野で世界的なシェアやブランド力を持ちながら、株価が割安に放置されている企業群です。インバウンド需要の回復や円安メリットとあわせて、本来の価値が評価される局面が近づいています。
| 銘柄(コード) | 株価(円) | PER(倍) | PBR(倍) | ROE(%) | 配当利回り(%) |
|---|---|---|---|---|---|
| シマノ(7309) | 25,000 | 30.0 | 3.4 | 11.5 | 0.8 |
| シチズン時計(7762) | 900 | 10.0 | 0.8 | 8.0 | 3.5 |
| セイコーグループ(8050) | 2,500 | 15.0 | 0.6 | 4.0 | 2.8 |
| ピジョン(7956) | 1,800 | 20.0 | 1.5 | 7.5 | 2.2 |
| マンダム(4917) | 1,550 | 22.5 | 1.0 | 4.5 | 1.9 |
| ワークマン(7564) | 4,400 | 28.5 | 3.0 | 10.5 | 0.4 |
シマノ(7309) – 自転車部品で世界を支配するニッチトップ
事業内容:自転車部品・釣具で世界トップクラスのシェア。世界を支配する圧倒的なブランド力と技術力はアシックスと双璧をなす存在。在庫調整が一巡し、再び成長軌道に戻る局面で再評価期待。
シチズン時計(7762) – 光発電技術とグローバルブランドで時計業界に君臨
事業内容:腕時計大手で工作機械事業も手掛ける。PBR0.8倍台と割安水準にあるグローバルブランド「CITIZEN」。インバウンド需要の回復がブランド価値再評価のカタリストとなり得ます。
セイコーグループ(8050) – PBR0.6倍に潜む老舗時計ブランドの底力
事業内容:腕時計大手で電子部品・システムソリューションなども展開。シチズンと並ぶ日本の代表的な時計ブランドで、PBR0.6倍台という割安さはブランド価値が株価に反映されていない可能性を示唆します。
ピジョン(7956) – アジアで圧倒的な育児用品ブランド
事業内容:哺乳瓶など育児用品で国内・アジアで高いシェア。アジア市場で圧倒的なブランド力を築いており、国内少子化懸念で株価は低迷しますが、グローバルなブランド価値の見直し局面が期待されます。
マンダム(4917) – 「ギャツビー」でアジアを席巻する男性化粧品の王者
事業内容:「ギャツビー」ブランドなどを中心に男性用化粧品・整髪料で大手。アジアで高いブランド認知度を誇り、インバウンド回復と海外事業の再成長が確認されれば株価は見直される可能性があります。
ワークマン(7564) – 機能性×低価格で独自ブランドを確立した革命児
事業内容:高機能・低価格な作業服・アウトドアウェア専門店を展開。「機能性」と「価格」で独自のブランドを確立した成功事例。急成長後の株価調整を経て、ビジネスモデルの強さが再評価される局面です。
【3】小売・サービス – 消費マインド改善の恩恵(8選)
- ✅ 消費者行動の変容や特定ニーズを捉えることで成長する割安企業群
- ✅ ABC-マート・ワークマン連想でシューズ・レジャー関連も注目
- ✅ インバウンド・リユース・エンタメなど多様なテーマで選定
消費者の行動変容や特定のニーズを捉えることで成長する、割安感のある企業群です。スポーツシューズ市場の活況・リユース拡大・エンターテイメント需要回復など、多様なテーマで注目銘柄を選定しました。
| 銘柄(コード) | 株価(円) | PER(倍) | PBR(倍) | ROE(%) | 配当利回り(%) |
|---|---|---|---|---|---|
| ABC-マート(2670) | 3,100 | 18.5 | 2.1 | 11.5 | 1.7 |
| ユナイテッドアローズ(7606) | 2,000 | 15.0 | 1.2 | 8.0 | 2.5 |
| しまむら(8227) | 6,900 | 16.0 | 1.6 | 10.0 | 1.4 |
| コメ兵HD(2780) | 4,100 | 10.2 | 1.6 | 16.0 | 1.9 |
| ラウンドワン(4680) | 640 | 16.2 | 2.1 | 13.0 | 1.2 |
| イオンファンタジー(4343) | 2,600 | 20.5 | 1.6 | 7.8 | 0.9 |
| 東宝(9602) | 5,100 | 22.5 | 1.9 | 8.5 | 1.1 |
| 西松屋チェーン(7545) | 1,800 | 15.0 | 1.5 | 10.0 | 1.5 |
ABC-マート(2670) – シューズ小売のプラットフォーマーが市場活況の恩恵を享受
事業内容:靴の小売チェーン大手。アシックスをはじめとする人気ブランドのシューズを販売するプラットフォーム。スポーツシューズ市場の活況から直接恩恵を受けます。ROE11.5%と高収益体質も魅力です。
ユナイテッドアローズ(7606) – セレクトショップの編集力とブランド力で顧客を掴む
事業内容:セレクトショップ大手。アパレル業界の中でも独自の編集力とブランド力で高い顧客ロイヤリティを誇ります。PBR1.2倍と割安で、消費マインドの回復とともに業績・株価の回復が期待されます。
しまむら(8227) – インフレ時代の節約志向を追い風にする低価格衣料の王者
事業内容:低価格帯の総合衣料品チェーン。機能性衣料を低価格で提供する点でワークマンとも通じる強み。インフレ下の節約志向も追い風となり、効率的な経営が評価されています。
コメ兵ホールディングス(2780) – リユース市場拡大とインバウンド回復の直接受益者
事業内容:中古ブランド品・宝石・貴金属などの買取・販売。リユース市場の拡大とインバウンド需要の回復が追い風。ブランド品の価値を見極める「目利き力」がビジネスモデルの核心です。ROE16%と高水準。
ラウンドワン(4680) – スポーツ・エンタメ需要の高まりを捉える複合施設の雄
事業内容:複合エンターテイメント施設運営。スポーツやレジャーへの関心の高まりを捉える企業として、若者を中心に高い集客力を誇り、国内外で成長を続けています。
イオンファンタジー(4343) – SC内子供向けアミューズメントのニッチトップ
事業内容:イオングループの子供向けアミューズメント施設運営。子供向けエンターテイメントというニッチ市場で高いシェアを誇り、ショッピングセンター内という立地が強固な参入障壁を形成しています。
東宝(9602) – 「ゴジラ」「鬼滅」を抱えるIPホルダーとしての底力
事業内容:映画の製作・配給・興行で国内最大手。「ゴジラ」など自社で強力なIPを保有・展開。アニメ作品のヒットも続き、IPホルダーとしての価値が再評価されています。
西松屋チェーン(7545) – 少子化逆風でも強い低価格子供用品の専門店
事業内容:ベビー・子供用品の専門チェーン。低価格・高品質なPB商品と効率的な店舗運営で高い競争力。子育て世代からの絶大な支持が強みで、少子化逆風の中でも堅実な業績を維持しています。
投資リスク・チェックリスト
- ✅ 連想買いは短期的な需給要因で株価が大きく変動するリスクがある
- ✅ ブランド価値の再評価には時間がかかる場合もある
- ✅ 市場全体の地合い・ニュースフロー・個別銘柄の需給バランスが重要
| リスク項目 | 内容 | 影響度 | 対策 |
|---|---|---|---|
| 業界構造変化 | デジタル化・消費者嗜好の変化 | 中〜高 | 事業多角化・海外展開の確認 |
| 為替・金利リスク | 円高による海外売上減少 | 中 | ヘッジ方針・海外比率確認 |
| 連想買い剥落 | テーマ消滅時の急落リスク | 高 | ファンダメンタルズ確認 |
| 競合参入 | 新興ブランド・海外勢の台頭 | 中 | 差別化要因・特許確認 |
| 規制変更 | 環境規制・労働規制の強化 | 低〜中 | ESG対応状況確認 |
| 流動性リスク | 中小銘柄の出来高不足 | 中 | 売買代金・時価総額確認 |
| 成長ドライバー | 主な受益銘柄 | 期待度 |
|---|---|---|
| ブランド価値再評価 | ミズノ(8022)・デサント(8114)・ワコール(3591) | ★★★★☆ |
| インバウンド需要回復 | シチズン(7762)・セイコー(8050)・コメ兵(2780) | ★★★★★ |
| リユース市場拡大 | コメ兵HD(2780) | ★★★★☆ |
| 海外展開加速 | シマノ(7309)・ピジョン(7956)・マンダム(4917) | ★★★☆☆ |
| 機能性・低価格需要 | ワークマン(7564)・しまむら(8227)・西松屋(7545) | ★★★★☆ |
| エンタメ・スポーツ需要 | ラウンドワン(4680)・東宝(9602)・イオンファンタジー(4343) | ★★★★☆ |
まとめ – アシックス高騰で連想買い候補20社の共通点
今回ご紹介した20社に共通するのは、「市場にまだ評価されていない強さ」です。PBR1倍割れで放置されているシチズン(7762)・セイコー(8050)・グンゼ(3002)・TSI(3608)・ワコール(3591)は特に注目です。ブランド価値が株価に反映されていない状態は、長期的には是正される可能性が高いと考えられます。
ただし、連想買いは短期的な需給要因で株価が大きく変動します。ファンダメンタルズの確認を怠らず、分散投資を心がけることが重要です。市場全体の地合い・ニュースフロー・個別銘柄の需給バランスなど多くの要因が株価に影響を与えることをお忘れなく。
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よくある質問(FAQ)
アシックス高騰で連想買いが期待される銘柄はどれですか?
ミズノ(8022)・デサント(8114)・ゴールドウイン(8111)などスポーツ・アパレルセクターが中心ですが、シマノ(7309)・シチズン(7762)・ABC-マート(2670)など消費・小売関連も注目されます。
バリュー株として特に割安な銘柄はどれですか?
PBR1倍を下回る銘柄として、グンゼ(3002)のPBR0.7倍、TSIホールディングス(3608)のPBR0.7倍、セイコーグループ(8050)のPBR0.6倍、ワコールHD(3591)のPBR0.8倍などが特に割安水準にあります。
連想買いリスクはどう管理すればよいですか?
連想買いは短期的な需給要因で株価が大きく変動します。テーマ消滅時の急落リスクに備えて、ファンダメンタルズ(PER・PBR・ROE・配当)をしっかり確認し、分散投資を心がけることが重要です。
高配当銘柄はどれですか?
シチズン時計(7762)の約3.5%、グンゼ(3002)・TSIホールディングス(3608)・ワコールHD(3591)・ユナイテッドアローズ(7606)の約2.4〜2.5%が比較的高い配当利回りです。
免責事項
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