- 【ツイキャスで国内ライブ配信を再定義】モイ (5031)
- 【「にじさんじ」運営、VTuber業界の双璧】ANYCOLOR (5032)
- 【「ホロライブ」運営、グローバル展開の旗手】カバー (5253)
- 【REALITYとVTuber事業が利益柱に】グリーホールディングス (3632)
国内ライブ配信プラットフォーム「ツイキャス」を運営するモイ株式会社(5031)が、足元で大きな転換点を迎えています。2026年1月期の業績は売上高66.8億円・営業利益3.3億円・経常利益3.8億円と、長らく続いた赤字フェーズから明確に黒字化を達成。ギフティング文化が定着し、Z世代を中心とした月間アクティブユーザーが国内最大級の規模で安定推移していることが、ようやく数字として表面化してきました。これは単に1社の好決算という話ではなく、日本のライブ配信ビジネス全体が「投資先行期」から「収益化フェーズ」に移行しつつあることを示すシグナルだと考えられます。
世界的に見ても、ライブ配信・クリエイターエコノミーは依然として高成長セクターです。米Goldman Sachsは2030年までにクリエイターエコノミー市場が4,800億ドル規模に達するとの試算を公表しており、国内でも経済産業省や三菱総合研究所のレポートが「コンテンツ+ライブ+ファンエコノミー」の三位一体型ビジネスを次世代の成長エンジンと位置付けています。VTuber事務所「にじさんじ」のANYCOLOR、「ホロライブ」のカバーといった先行銘柄は時価総額数百億円〜数千億円規模まで成長し、グリーホールディングス傘下のREALITYは2026年6月期に過去最高益を更新する勢いです。
一方で、ライブ配信関連株の多くは2022〜2023年のIPOバブル崩壊や、UUUMの上場廃止といったセンチメント悪化を受けて、株価が割安に放置されたまま再評価されていないケースが多く見られます。だからこそ、ツイキャスの黒字化を「業界全体の業績転換点」と読み替え、今のうちに関連銘柄を整理しておく意味は大きいといえます。本記事では、ライブ配信プラットフォーム運営、VTuber事務所、クリエイター支援ツール、ライブコマース、インフルエンサーマーケティング、コンテンツ配信まで、テーマと関連性の高い東証上場20銘柄を厳選し、事業内容・注目理由・リスクまで深掘りして解説します。
【免責事項】
本記事は情報提供を目的としており、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はあくまでご自身の責任において行ってください。記載内容は執筆時点で入手可能な公開情報に基づき作成しており、正確性・完全性を保証するものではありません。株価・業績・サービス内容等は今後変動する可能性があります。最新の情報は必ず各企業の公式IRページや有価証券報告書、適時開示情報等でご確認ください。また、本記事の情報を用いて被ったいかなる損害についても、執筆者および掲載媒体は一切の責任を負いません。
【ツイキャスで国内ライブ配信を再定義】モイ (5031)
◎ 事業内容:
モイ株式会社は、累計登録ユーザー3,360万人超を誇る国内最大級のライブ配信プラットフォーム「ツイキャス」を企画・開発・運営する企業です。
10代〜20代前半のZ世代を中心ユーザーに、ギフティング(投げ銭)収益、サービス利用料、広告収益の3本柱で事業を構築。低遅延配信と独自のコミュニティ文化が強みです。
・ 会社HP:
◎ 注目理由:
最大の注目点は、2026年1月期に売上高66.8億円・営業利益3.3億円・経常利益3.8億円・最終利益1.0億円を計上し、長らく続いた赤字体質から本格的に黒字化を達成したことです。これまで「ユーザーは多いがマネタイズに苦戦」と評価されていた同社が、ようやく収益性を伴った成長軌道に乗ったことを意味します。
国内主要ライブ配信アプリのMAU比較において229万MAUと国内最大級のポジションを維持しており、若年層エンゲージメントの高さは17LIVEなど競合と比較しても抜きん出ています。さらに、配信者の収益化機能の拡充、ゲーム実況機能、ブラウザ対応など機能面での優位性も継続。今後はライブコマースやショート動画など、SNS時代の新たな収益機会を取り込めるかが焦点となります。グロース市場銘柄の中でも、業績モメンタムと事業ストーリーが噛み合った数少ない再評価候補と位置付けられます。
◎ 企業沿革・最近の動向:
2010年にサイドフィードがTwitCastingをリリース、2012年にモイ株式会社として分社化。2022年4月に東証グロース市場へ上場(証券コード5031、公開価格470円)しました。直近では2026年1月期の通期黒字化を達成し、株価も寄付・売買代金ともに上位入りする日が増えています。
◎ リスク要因:
ギフティング収益への依存度が高く、ユーザートレンドや競合プラットフォーム(17LIVE、Pococha、IRIAM等)の動向に業績が左右されやすい点、配信内容トラブルによるブランド毀損リスクが挙げられます。
◎ 参考URL(みんかぶ):
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
【「にじさんじ」運営、VTuber業界の双璧】ANYCOLOR (5032)
◎ 事業内容:
ANYCOLORは、国内最大級のVTuberグループ「にじさんじ」を運営するエンタメ企業です。国内外で160名超のタレントがYouTube等で活動し、ライブ配信・グッズ販売・イベント・企業案件の4領域で収益を上げています。
・ 会社HP:
◎ 注目理由:
注目すべきは、その圧倒的な収益性です。同社の営業利益率は30%超で推移し、一般的なゲーム会社やエンタメ企業を大きく凌駕します。「タレント1人あたり収益」を高度に最大化するビジネスモデルが確立されており、ファンとの強固なエンゲージメントが背景にあります。
2022年6月の上場時には時価総額が一時3,000億円を超えフジ・メディア・ホールディングス、日本テレビホールディングス、TBSホールディングスを上回るインパクトを与え、「VTuberが民放キー局を時価総額で凌駕した」と話題になりました。直近もVTuber領域は過去最高業績を更新する勢いを維持しており、海外展開・メタバース(コーポレートミッション「新たなエンタメ経済圏を作る」)にも積極投資中。ツイキャスを起点としたライブ配信再評価の波が来た場合、業界の代表銘柄として最も恩恵を受ける1社と考えられます。
◎ 企業沿革・最近の動向:
2017年創業。2022年6月に東証グロースへ上場し、初日値付かずで時価総額1,600億円超。2023年4月期決算では純利益が前年比3倍増の27.9億円を記録。近年は海外(北米・東南アジア)のグループ立ち上げ、ライセンス・タイアップ事業の拡大に注力しています。
◎ リスク要因:
人気タレントの離脱や、SNS炎上などスキャンダルリスク、YouTubeアルゴリズム変更による収益変動、海外市場での競争激化が挙げられます。
◎ 参考URL(みんかぶ):
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
【「ホロライブ」運営、グローバル展開の旗手】カバー (5253)
◎ 事業内容:
カバー株式会社は、世界最大級のVTuberプロダクション「ホロライブプロダクション」を運営。配信・コンテンツ、ライブ・イベント、マーチャンダイジング(グッズ)、ライセンス・タイアップの4領域で事業を展開しています。
・ 会社HP:
https://cover-corp.com/
◎ 注目理由:
ANYCOLORが「総合エンタメ経済圏」を志向するのに対し、カバーは「バーチャルアイドル」というコンセプトを徹底的に突き詰めた事務所で、海外ファンの比率と熱量が突出して高いのが特徴です。北米・東南アジアでの登録者数・配信収益の伸びは、国内ビジネスのみでは説明できない成長ドライバーになっています。
2022年3月期の売上高は136.6億円、経常利益18.5億円、純利益12.4億円と高収益体質を確立した状態で2023年3月に東証グロースへ上場。想定発行価格ベースの時価総額は433億円でスタートし、その後も大規模ライブイベント「hololive SUPER EXPO」、メタバースプロジェクト「ホロアース」等で事業領域を拡張中です。ライブ配信エコシステムにおいて「グッズ・イベント・コラボ」が三位一体で収益化されるモデルは、ツイキャス覚醒の文脈で再評価されやすいテンプレートといえます。
◎ 企業沿革・最近の動向:
2016年6月設立。当初はVR卓球ゲーム「Ping Pong League」を展開していましたが、2017年9月に「ときのそら」のVTuber活動を開始しビジネスを転換。直近ではメタバース「ホロアース」開発や、海外ライブイベントの大型化に注力しています。
◎ リスク要因:
特定タレントへの依存度、YouTubeプラットフォームの規約・収益分配変更リスク、グッズ販売のSKU増加による在庫リスクなどが挙げられます。
◎ 参考URL(みんかぶ):
https://minkabu.jp/stock/5253
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
https://finance.yahoo.co.jp/quote/5253.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
https://cover-corp.com/news/category/ir
【REALITYとVTuber事業が利益柱に】グリーホールディングス (3632)
◎ 事業内容:
グリーホールディングスは、ソーシャルゲームの開発・運営に加え、メタバース/VTuberプラットフォーム「REALITY」、VTuberプロダクション事業「REALITY Studios」を擁する複合エンタメ持株会社です。子会社にはBLRD(次世代分散型インターネット)、REALITY XR cloud(法人向けメタバース)等も抱えます。
・ 会社HP:
https://corp.gree.net/jp/ja/
◎ 注目理由:
最大の注目点は、ゲーム事業に並ぶ第2の柱としてVTuber事業が完全に立ち上がってきたことです。2026年6月期第1四半期では、VTuber事業の営業利益が過去最高を記録し、全社の黒字転換を牽引。プラットフォーム事業「REALITY」のライブ配信収益は引き続き堅調で、コストコントロールの効果も顕在化しています。
加えて、REALITY Studiosでは「すぺしゃりて」「FIRST STAGE PRODUCTION(英語圏VTuberグループ)」など複数事務所が育ち、1タレントあたり収益拡大とポートフォリオ分散が同時進行中。2026年6月期通期ではVTuber事業の売上高116億円・営業利益18億円(前年比177%増)を計画し、プロダクション事業の単月黒字化も視野に入りました。ツイキャス覚醒に続く「ライブ配信×アバター」の本命銘柄として注目度が高まる局面と捉えられます。
◎ 企業沿革・最近の動向:
2004年創業のSNS「GREE」運営から、モバイルゲーム、メタバース事業へと事業領域を拡張。2018年に「REALITY」を提供開始し、現在は63の国と地域で展開、ユーザーの約8割が海外という稀有なポジションを確立。直近では持株会社体制への移行と、VTuber事業への経営資源集中が進んでいます。
◎ リスク要因:
ゲーム事業の収益逓減リスク、メタバース市場の成長ペース不透明、グローバル競合(米中VR/SNS各社)との競争激化が挙げられます。
◎ 参考URL(みんかぶ):
https://minkabu.jp/stock/3632
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
https://finance.yahoo.co.jp/quote/3632.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
https://corp.gree.net/jp/ja/ir/
【Pococha・IRIAM運営、配信事業400億円規模】ディー・エヌ・エー (2432)
◎ 事業内容:
ディー・エヌ・エー(DeNA)は、ゲーム、ライブストリーミング、スポーツ(横浜DeNAベイスターズ等)、ヘルスケアを4本柱とする複合エンタメ・テクノロジー企業です。ライブストリーミング領域では、ライブコミュニケーションアプリ「Pococha」と、キャラクターライブ配信「IRIAM」を運営しています。
・ 会社HP:
https://dena.com/jp/
◎ 注目理由:
注目すべきは、ライブストリーミング事業がすでに売上収益400億円超のセグメントに育っており、ツイキャス(モイ)の年商を一桁上回る規模を実現していることです。2024年3月期にはセグメント利益が黒字転換し、岡村信悟社長も「成長投資を行いながら、黒字を確保できるようになってきた」と明言しました。
特に、キャラクターを纏ってライブ配信できる「IRIAM」は2D VTuberプラットフォームとして急成長中で、グリーのREALITYとは異なる軸でアバター×ライブの市場を開拓。Pocochaはテレビ広告を活用した新規ユーザー獲得を継続し、国内ライブ配信市場の中核プレイヤーであり続けています。ベイスターズの観客動員過去最高や日本シリーズ優勝といったスポーツ事業の好調も合わせ、ツイキャス覚醒で「ライブ配信=マネタイズ可能」という認識が広まれば、DeNAの配信事業のバリュエーション再評価が進む可能性が高い銘柄です。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1999年設立、2005年東証上場。モバイルゲーム「Mobage」で成長後、近年は配信・スポーツ・ヘルスケアへポートフォリオを多角化。2024年2月に海外Pocochaを終了し、国内事業に経営資源を集中させる戦略へと舵を切りました。
◎ リスク要因:
国内Pocochaの成長鈍化、ゲーム事業の収益変動、ベイスターズ運営コストの増加、新規事業の投資負担などが挙げられます。
◎ 参考URL(みんかぶ):
https://minkabu.jp/stock/2432
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
https://finance.yahoo.co.jp/quote/2432.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
https://dena.com/jp/ir/
【ABEMAついに黒字化、配信×広告の本丸】サイバーエージェント (4751)
◎ 事業内容:
サイバーエージェントは、インターネット広告(運用型広告で国内首位)、ゲーム、メディア(新しい未来のテレビ「ABEMA」)の3本柱を持つ大手インターネット企業です。投資育成事業(CVC)も手掛けます。
・ 会社HP:
https://www.cyberagent.co.jp/
◎ 注目理由:
ライブ配信×広告のテーマで外せないのが、ABEMAの黒字化です。2026年9月期第1四半期にABEMAは初の黒字化を達成し、20年越しの悲願を実現。スポーツコンテンツやIPの拡充により広告とサブスク両輪で稼げる体制が整ってきました。
加えて、ライブ配信プラットフォーム「FRESH LIVE」(旧FRESH!)、競輪ライブベッティング「WINTICKET」、垂直立ち上げ中のライブコマース支援など、配信周辺事業を網羅。サブカル領域では「Cygames Pictures」を通じたアニメ制作、子会社CyberZのeスポーツ事業(RAGE)など、クリエイター・配信文脈での厚みも国内屈指です。広告セグメントへの依存はあるものの、ライブ配信エコシステムの「広告主側」「コンテンツ側」「プラットフォーム側」を同時に持つ稀有な構造で、ツイキャス覚醒の文脈ではメインストリームとして資金が向かいやすい銘柄です。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1998年創業、2000年に東証マザーズ上場、現在は東証プライム。2026年9月期第1四半期は売上高14%増、営業利益2.8倍と過去最高水準。ジェフリーズ証券が投資判断を「ホールド」から「バイ」に引き上げ、目標株価を1,000円→1,330円に増額するなど、市場の評価も改善しています。
◎ リスク要因:
インターネット広告市況の悪化、ABEMAの黒字定着可否、ゲーム事業の新作リリース成否、生成AI関連コストの増加が挙げられます。
◎ 参考URL(みんかぶ):
https://minkabu.jp/stock/4751
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
https://finance.yahoo.co.jp/quote/4751.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
https://www.cyberagent.co.jp/ir/
【ニコニコ動画とIPの強者】KADOKAWA (9468)
◎ 事業内容:
KADOKAWAは、出版・IP創出、アニメ・実写映像、ゲーム、Webサービス、教育・EdTech、MD、施設運営を行う総合エンタメ企業です。Webサービス事業の中核に、傘下ドワンゴが運営する「ニコニコ動画」「niconico」があります。
・ 会社HP:
https://group.kadokawa.co.jp/
◎ 注目理由:
ライブ配信文化を日本に根付かせた草分けが「ニコニコ生放送」であり、KADOKAWAはその源流を今も保持する数少ない総合企業です。2024年に発生したサイバー攻撃で大きなダメージを受けたものの、niconicoは順次サービスを復旧し、再びクリエイターと視聴者の双方向コミュニケーションの場としての存在感を取り戻しつつあります。
加えて、KADOKAWAはアニメ「ダンジョン飯」、ライトノベル原作のなろう系IPなど、ライブ配信や動画プラットフォームと相性の良いコンテンツを多数保有。米国上場の海外コミュニティ「MyAnimeList」を擁するメディアドゥとの連携や、出版子会社の電子化加速も寄与材料です。市場ではアクティビストファンドのオアシスマネジメントによる大量保有も話題となり、企業価値向上の圧力が高まる状況。出版×配信×IPの再集約による「再評価」が現実味を帯びてきました。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1945年創業の角川書店をルーツに、2014年にKADOKAWA・DWANGOとして経営統合。2027年3月期は売上高3,003億円・営業利益101億円を計画。IPへの戦略投資、海外拠点拡張、事業構造改革を継続中です。
◎ リスク要因:
国内書籍販売の構造的低迷、サイバー攻撃の再発リスク、大型ヒットIPの不在年度における業績変動、アクティビストとの対話による経営の不確実性が挙げられます。
◎ 参考URL(みんかぶ):
https://minkabu.jp/stock/9468
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
https://finance.yahoo.co.jp/quote/9468.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
https://group.kadokawa.co.jp/ir/
【日本のクリエイターエコノミーの旗艦】note (5243)
◎ 事業内容:
note株式会社は、クリエイター向けメディアプラットフォーム「note」を運営。クリエイターは文章・画像・音声・動画などを発信し、サブスク、有料記事、サポート(投げ銭)、メンバーシップ等で収益化できます。法人向けには情報発信SaaS「note pro」、法律相談、TIPS等のサービスも展開しています。
・ 会社HP:
https://note.jp/
◎ 注目理由:
クリエイターエコノミー銘柄として直球で投資対象になるのがnoteです。2026年11月期第1四半期は売上高12.18億円(前年同期比27.3%増)、営業利益2.35億円(同4,167.1%増)と劇的な業績改善を記録。流通総額(GMV)も62.03億円(同25.0%増)と高水準で成長しています。
特筆すべきは、2025年1月のGoogleとの資本業務提携です。Geminiを含む生成AI技術をnoteのサービスに組み込み、クリエイター向け編集・要約支援機能を強化する戦略を打ち出しました。また、横浜市教育委員会との包括提携(市内480小中学校でのnote開設)など、教育・自治体領域への横展開も加速しています。法人向けnote proのARRも7.8億円(同33.0%増)と継続課金型収益が拡大中。「ツイキャスのライブ配信」と「noteのストック型コンテンツ」は、クリエイター収益の両輪として相互補完関係にあり、ライブ配信再評価の波で同時に光が当たりやすい銘柄です。
◎ 企業沿革・最近の動向:
2011年設立、2014年にnoteをローンチ。2022年12月に東証グロース市場に上場。2024年11月期に初の通期営業黒字化(営業利益0.52億円)を達成し、現在は高成長を維持しながら利益体質も改善中です。
◎ リスク要因:
プラットフォーム健全性の維持コスト、競合(Substack、Patreon等)との競争、AI生成コンテンツへの対応、解約率上昇によるARR鈍化リスクが挙げられます。
◎ 参考URL(みんかぶ):
https://minkabu.jp/stock/5243
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
https://finance.yahoo.co.jp/quote/5243.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
https://ir.note.jp/
【スキルとデジタルコンテンツの巨大市場】ココナラ (4176)
◎ 事業内容:
ココナラは、個人の知識・スキル・経験を売買できる日本最大のスキルマーケット「ココナラスキルマーケット」を運営しています。デジタルコンテンツマーケット、求人「ココナラ募集」、スカウト、法律相談、ITフリーランス紹介、コンサル、トップクリエイター紹介、アシスタント等、クリエイターと依頼者を結ぶ多面的なサービスを展開。
・ 会社HP:
https://coconala.co.jp/
◎ 注目理由:
クリエイターエコノミーの本質である「個人がスキルで稼ぐ」を最も大規模に体現しているのがココナラです。2025年7月時点で会員登録数540万人、出品数95万件超、2025年10月には累計出品サービス数100万件を突破。2025年8月期の売上高は94.1億円(前年同期比42.8%増)と高成長を維持しています。
ライブ配信が「リアルタイムでファンと交流するチャネル」だとすれば、ココナラは「クリエイターのスキルを商品化し継続収益化するチャネル」であり、両者は相互に補完する関係。さらに「ココナラアシスト」「ココナラテック」「ココナラコンサル」など法人需要を取り込むサービス群が伸びており、テイクレート改善余地も大きいと評価されています。「ライブ配信→ファン獲得→スキル販売・依頼受注」というファンエコノミー型導線の中核を担うポジションとして、ツイキャス再評価局面で連れ高しやすい銘柄です。
◎ 企業沿革・最近の動向:
2012年創業、2021年3月に東証グロースへ上場。2025年8月期通期は売上高94.1億円(+42.8%)と急成長。一方、営業利益は前期比-15.8%と先行投資フェーズが続き、今後のテイクレート改善と利益率向上が市場の注目点です。
◎ リスク要因:
サービスの質の維持・トラブル対応、競合(Lancers、CrowdWorks等)との競争、人件費・マーケティング費の増加による利益率圧迫が挙げられます。
◎ 参考URL(みんかぶ):
https://minkabu.jp/stock/4176
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
https://finance.yahoo.co.jp/quote/4176.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
https://coconala.co.jp/ir
【CLIP STUDIO、世界のクリエイター必携アプリ】セルシス (3663)
◎ 事業内容:
セルシスは、イラスト・マンガ・Webtoon・アニメーション制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」(通称クリスタ)を中核とするクリエイター支援企業です。クリエイターサポート事業(CLIP STUDIO PAINT、創作支援サービス)、クリエイタープラットフォーム事業、コンテンツ流通ソリューションを展開しています。
・ 会社HP:
https://www.celsys.com/
◎ 注目理由:
CLIP STUDIO PAINTは全世界累計出荷本数が5,500万本を突破した、デジタルクリエイターの事実上の標準ツールです。2025年12月期の通期業績は売上高94.7億円(前期比32.6%増)、営業利益29.7億円と過去最高を更新。サブスクリプションモデルのARRも54億円(前年同月比25.4%増)まで拡大し、ストック型ビジネスへの転換が完了しつつあります。
VTuberの2Dモデル制作、Webtoon制作、TikTok向けショート漫画など、ライブ配信時代の「素材」を作る側のニーズが急増しており、その恩恵を最も享受できる位置にいます。2025年3月のメジャーバージョンアップ(Ver.4.0)も好調で、株主優待としてアクティベーションコードが配布されるなど個人投資家からの注目度も高い銘柄。ツイキャス覚醒に始まるクリエイター経済圏拡大の「ツルハシ銘柄(インフラ提供者)」と位置付けられる優良株です。
◎ 企業沿革・最近の動向:
旧アートスパークホールディングスからセルシスへ社名変更。東証プライム所属。2025年9月には累計出荷5,500万本達成を開示。2025年12月期は過去最高更新、海外比率の上昇とサブスク化が業績を牽引しています。
◎ リスク要因:
生成AIによるイラスト制作ツールの台頭、Adobe等大手競合とのシェア争い、為替変動(海外売上比率が高い)が挙げられます。
◎ 参考URL(みんかぶ):
https://minkabu.jp/stock/3663
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
https://finance.yahoo.co.jp/quote/3663.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
https://www.celsys.com/irinfo/
【IPディベロッパー、VTuber周辺も網羅】ブシロード (7803)
◎ 事業内容:
ブシロードは、トレーディングカードゲーム(カードファイト!! ヴァンガード、ヴァイスシュヴァルツ等)、モバイルオンラインゲーム、音楽コンテンツ・ライブ・イベント、マーチャンダイジング、雑誌・書籍・インターネットラジオを展開するIPディベロッパーです。スポーツ事業として新日本プロレスリングも傘下に持ちます。
・ 会社HP:
https://bushiroad.com/
◎ 注目理由:
注目すべきは、IPホルダーとして「ライブ配信×ファンエコノミー」の中核に位置している点です。バンドリ!、D4DJ、ラブライブ!(部分的に)など、ライブ配信・リアルライブ・VTuberコラボがハマる強力IPを多数保有。新日本プロレスはABEMAやAmazon Prime Videoで配信され、海外のプロレスファン獲得にも貢献しています。
注目すべきもう一つは、最大手のVTuber事務所であるカバー、ANYCOLORに次ぐ「ぶいすぽっ!」とのコラボ実績、自社所属VTuberグループの強化、グッズ・ライブ展開の積極性。トレカ市場が世界的に再評価される中、ライブイベントやデジタルコレクションを掛け合わせた「ハイブリッドIP戦略」を描ける数少ない上場企業です。ツイキャスやREALITYなどの配信プラットフォームとIP保有者の連携が今後加速する局面で、コンテンツ提供側として恩恵を受けやすい銘柄と評価できます。
◎ 企業沿革・最近の動向:
2007年創業、2019年に東証マザーズ上場。新日本プロレスを傘下に収めたほか、海外子会社経由でアニメ・カード事業を世界展開。直近では株式分割や子供向け公演による次世代ファン獲得施策にも注力しています。
◎ リスク要因:
カードゲーム市場の踊り場入り、新作IPのヒット予測の不確実性、新日本プロレス興行収入のシーズン変動が挙げられます。
◎ 参考URL(みんかぶ):
https://minkabu.jp/stock/7803
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
https://finance.yahoo.co.jp/quote/7803.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
https://bushiroad.com/ir/
【VTuber領域+ライブコマースで再成長】ピアラ (7044)
◎ 事業内容:
ピアラは、EC事業者向けの成果報酬型マーケティング(通販DX)が祖業。近年は美容・健康通販を超えて、VTuber領域、インフルエンサーマーケティング、ライブコマースなどクリエイター×コマースの分野に積極的に進出しています。
・ 会社HP:
https://piala.jp/
◎ 注目理由:
ピアラの興味深いポイントは、2025年12月期に「VTuber領域の成長」を業績ドライバーの一つとして明示し、5年ぶりの通期黒字化を達成したことです。売上高は16.6%増、営業利益4,000万円(前期は1.49億円の損失)と回復が鮮明で、2026年12月期は売上高22.2%増、営業利益611.7%増を計画と非常に強気な業績見通しを示しています。
ライブコマースは2025年6月の日本版TikTok Shopローンチを契機に市場が急拡大する見込みで、ピアラはこの追い風を直接捕まえられる位置にいます。VTuberタレントを起用したライブコマース、化粧品・健康食品ブランドとのコラボ配信など、「ツイキャス覚醒」に続く第2波のテーマである「ライブ配信×EC」の本命候補と捉えられます。時価総額が比較的小さいため、業績モメンタムが続けば株価インパクトが大きい点もポイント。
◎ 企業沿革・最近の動向:
2004年創業。EC事業者向けマーケティングで成長したのち、2025年12月期に通販DX事業の新サービス・異業種展開・VTuber領域の3本柱で黒字復活。2026年12月期はライブコマース市場の本格立ち上がりを取り込む計画です。
◎ リスク要因:
自己資本比率が低めで財務面の余裕は限定的、特定領域への依存リスク、ライブコマース市場の成長ペース変動が挙げられます。
◎ 参考URL(みんかぶ):
https://minkabu.jp/stock/7044
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
https://finance.yahoo.co.jp/quote/7044.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
https://piala.jp/ir/
【電子書籍取次国内最大手、コンテンツ流通の心臓】メディアドゥ (3678)
◎ 事業内容:
メディアドゥは、電子書籍取次の国内最大手で、取引出版社数2,200社超、取扱コンテンツ数210万点超。電子書籍流通システム、自社運営の電子書店サポート、戦略企画・運営コンサルテーションを行います。子会社経由で「flier」(書籍要約)、「MyAnimeList」(アニメコミュニティメディア)も運営しています。
・ 会社HP:
https://mediado.jp/
◎ 注目理由:
クリエイターエコノミーの中で「ストック型コンテンツの流通基盤」を担っているのがメディアドゥです。電子コミック・電子書籍市場は依然として2桁成長を続けており、ピッコマ(カカオピッコマ)とのシステム連携、Webtoon領域への進出が業績を底上げしています。
2026年2月期通期業績は売上高1,085億円(前期比6.5%増)、営業利益24.5億円、純利益18.2億円(同33.3%増)。さらに、海外コミュニティメディア「MyAnimeList」が国内アニメIPの海外展開・ライブ配信・グッズ販売の起点として再評価される可能性があります。「VTuber→マンガ化→電子書籍化→ライブイベント」というIPサイクルの中で、見えにくいけれど必ず必要なインフラを握る銘柄です。ツイキャス文脈ではやや地味ですが、クリエイター経済圏全体が拡大するほど確実に取扱高が伸びる構造が魅力。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1996年設立、東証プライム上場。米出版社の買収(2025/3)、トーハンとの提携深化、Webtoon制作支援、AIを活用した翻訳・配信支援など、コンテンツのグローバル展開を加速しています。
◎ リスク要因:
国内電子書籍市場の成長鈍化、Webtoon領域での海外勢との競争、出版社との取引条件変更リスク、戦略投資事業(FanTop等)の収益化遅延が挙げられます。
◎ 参考URL(みんかぶ):
https://minkabu.jp/stock/3678
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
https://finance.yahoo.co.jp/quote/3678.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
https://mediado.jp/ir/
【クリエイターが店を持つ時代の本命EC】BASE (4477)
◎ 事業内容:
BASEは、ネットショップ作成サービス「BASE」、購入者向けショッピングアプリ「Pay ID」、決済サービス「PAY.JP」を提供。個人クリエイターや小規模事業者が手軽にオンラインショップを開設・運営できるプラットフォームとして、国内シェア上位です。
・ 会社HP:
https://binc.jp/
◎ 注目理由:
クリエイターエコノミーの「物販レイヤー」を担うのがBASE。VTuberのファングッズ、ハンドメイド作家、フォトグラファー、ライバー(ライブ配信者)のオリジナルグッズなど、配信で築いたファンベースを物販で収益化する受け皿として機能しています。
2026年12月期第1四半期は売上高62.4億円(前年同期比36.6%増)、営業利益6.6億円(同70.5%増)と大幅な増収増益。BASE事業の流通総額拡大とテイクレート向上が業績を牽引しており、越境EC機能「かんたん海外配送」(want.jp)でグローバル展開も加速。新中期経営計画では、AI活用とライブコマース連携の強化が示されており、「ライブ配信→BASEで物販→ファンクラブ・サブスク化」の導線整備が着々と進んでいます。ツイキャス覚醒の延長線上で「クリエイターのマネタイズ多層化」が進む中、最も恩恵を受けやすいインフラ銘柄の1つです。
◎ 企業沿革・最近の動向:
2012年創業、2019年に東証マザーズ上場。2025年12月期通期は売上高207億円(前期比29.7%増)と大幅増収を達成。2026年も増収増益見通しで、日系大手証券レーティング中立、目標株価450円が示されています。
◎ リスク要因:
EC市場の競争激化(Shopify、STORES等)、決済手数料率の変動、ライブコマース立ち上げの巧拙、為替変動が挙げられます。
◎ 参考URL(みんかぶ):
https://minkabu.jp/stock/4477
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
https://finance.yahoo.co.jp/quote/4477.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
https://binc.jp/ir/
【ライブ配信プラットフォームの法人向け雄】ブイキューブ (3681)
◎ 事業内容:
ブイキューブは、Web会議「V-CUBE ミーティング」、ライブ配信構築ツール「V-CUBE Production」、オンラインイベント「V-CUBE セミナー」「EventIn」、汎用ライブ配信SDK「Video SDK」、個室ブース等を提供するビジュアルコミュニケーション会社です。バーチャル株主総会の支援にも強みがあります。
・ 会社HP:
https://jp.vcube.com/
◎ 注目理由:
注目すべきは、エンターテインメント向けではなく「法人・自治体・教育機関向けライブ配信インフラ」のポジションを長年築いてきたことです。一般消費者向けライブ配信が話題になる一方で、法人向けの大規模ライブ・ウェビナー・バーチャル株主総会の需要は依然として底堅く、AI連携の新規サービスを次々に投入しています。
事業ポートフォリオの選択と集中を進め、エンタープライズDX事業・イベントDX事業・空間DX事業の3軸に再編。AIを活用したライブキャプション(字幕生成)や、ロボティクスとの融合による新規事業創出を進めています。株価が大きく調整した局面にあり、東証プライム上場維持基準達成に向けた再成長が経営の最重要課題。法人向けライブ配信市場が「コロナ特需後の真価」を問われる中、ツイキャス覚醒で個人向け配信が再評価される波が法人領域にも波及する場合の妙味があります。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1998年設立、2013年東証マザーズ上場、現在は東証プライム。子会社TEN HoldingsはNASDAQ上場済み。直近は事業ポートフォリオ最適化と財務体質改善に注力中です。
◎ リスク要因:
東証プライム上場維持基準を満たすための業績改善ハードル、Zoom等海外大手との競争、コロナ特需後の需要正常化、子会社業績の連結への影響が挙げられます。
◎ 参考URL(みんかぶ):
https://minkabu.jp/stock/3681
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
https://finance.yahoo.co.jp/quote/3681.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
https://jp.vcube.com/ir
【写真・映像・出張撮影クリエイターの売場】ピクスタ (3416)
◎ 事業内容:
ピクスタは、デジタル素材マーケットプレイス「PIXTA」を運営。素材点数は約9,300万点と国内最大級で、出張撮影プラットフォーム「fotowa」、スマホ写真マーケット「Snapmart」も展開しています。
・ 会社HP:
https://pixta.co.jp/
◎ 注目理由:
クリエイターエコノミーの「ビジュアル素材」レイヤーで存在感を持つのがピクスタです。PIXTAは個人クリエイターが撮影した写真・イラスト・動画・音楽を販売できるC2Bプラットフォームで、登録クリエイターは数万人規模。ライブ配信、YouTube、Webtoon、企業の販促物などで需要が急増する素材市場のハブとなっています。
直近は生成AI登場による素材市場のディスラプションが懸念されますが、逆に「人の創造性が裏付けるリアル素材」の価値が見直される可能性もあります。出張撮影fotowaは、家族・子ども向け写真の需要が底堅く、独自経済圏を構築中。短期的には2026年12月期第1四半期で減収減益と苦戦中ですが、通期では増収増益を見込み、業績回復の蓋然性が問われる局面です。ライブ配信&クリエイターエコノミーのテーマで「絵作り」を担うクリエイターサイドの上場銘柄として、押し目買いを狙う投資家には興味深い銘柄です。
◎ 企業沿革・最近の動向:
2005年設立、2015年に東証マザーズ上場、現在は東証スタンダードへ市場区分変更。2024年12月期第3四半期では営業利益が前年同期比2.1倍と一時的に好調でしたが、2026年は再び調整期を迎えています。
◎ リスク要因:
生成AIによる素材市場の構造変化、海外大手(Shutterstock、Getty等)との競合、fotowa等の新規事業の収益化遅延が挙げられます。
◎ 参考URL(みんかぶ):
https://minkabu.jp/stock/3416
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
https://finance.yahoo.co.jp/quote/3416.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
https://pixta.co.jp/ir
【UUUMを抱える日本最大級のインフルエンサー基盤】フリークアウト・ホールディングス (6094)
◎ 事業内容:
フリークアウト・ホールディングスは、ネット広告枠を自動取引する広告配信サービス(DSP)が祖業。傘下に大手YouTuber事務所UUUM、東南アジア中心のグローバル広告事業、フィンテック事業を擁する複合企業です。
・ 会社HP:
https://www.fout.co.jp/
◎ 注目理由:
UUUMは2025年3月に株式市場から退場(フリークアウトHDによる完全子会社化)しましたが、ヒカキン、はじめしゃちょー等の超大型クリエイターを抱えるインフルエンサー基盤は健在です。フリークアウトHDは、UUUM ONE、GOAT、alpakaなど自社開発のインフルエンサー×データ系プロダクトの展開を加速。広告主とクリエイターをデータドリブンに繋ぐ独自プラットフォームを構築中です。
2026年9月期第1四半期は売上高150.9億円(前年同期比9.8%増)、営業利益6.15億円(同286.3%増)と大幅な増収増益となり、クリエイター事業の構造改革効果が業績に表れ始めています。連結事業はインフルエンサーマーケティングが39%を占め、もはやUUUMは「過去のYouTuber事務所」ではなく「インフルエンサーデータ×AI×広告」の総合企業の中核と捉えるべき存在に変化しつつあります。ツイキャス覚醒のテーマでは、ライブ配信者やショート動画クリエイターをいかに広告マネタイズに繋ぐかが鍵となるため、UUUM+フリークアウトの構造変化は再評価候補。
◎ 企業沿革・最近の動向:
2010年設立、2014年東証マザーズ上場。2017年にUUUMの株主となり、2025年3月にUUUM完全子会社化と上場廃止。グループ全体でAIを活用した内製効率化と、外部広告主向けプロダクト提供を進めています。
◎ リスク要因:
YouTubeアルゴリズム変更によるクリエイター収益変動、UUUMの構造改革の進捗、海外広告事業の為替・地政学リスクが挙げられます。
◎ 参考URL(みんかぶ):
https://minkabu.jp/stock/6094
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
https://finance.yahoo.co.jp/quote/6094.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
https://www.fout.co.jp/ir/
【ゲーム実況×eスポーツのクリエイター事務所機能】GameWith (6552)
◎ 事業内容:
GameWithは、スマホゲーム攻略記事サイト「GameWith」を運営。メディア事業に加え、eスポーツ・エンタメ事業(ゲーム実況配信者のクリエイターマネジメント、eスポーツチーム「DetonatioN」運営)、ISP(eスポーツ向け光回線)、NFT事業を展開しています。
・ 会社HP:
https://corp.gamewith.co.jp/
◎ 注目理由:
GameWithが他のメディア企業と一線を画すのは、ゲーム配信クリエイターを自社所属タレントとしてマネジメントし、配信収益・タイアップ案件・コラボイベント企画まで一気通貫で支援している点です。ゲーム配信者単独では難しい広告営業、編集サポート、PR活動を組織として代行することで、クリエイターと収益を分配するモデルを構築しています。
2026年5月期中間期は売上高19.6億円(前年同期比17.5%増)、営業利益5,400万円(前年同期は1.74億円の損失)と大きく改善。メディア事業の好調、eスポーツ・エンタメ事業の損失縮小、ISP事業の成長が貢献しています。プロeスポーツチームDetonatioNはLoL(リーグ・オブ・レジェンド)等の競技シーンで活躍し、グッズ販売・スポンサーシップの拡大余地大。ツイキャスを含むライブ配信ブームの中で「ゲーム実況」というカテゴリーの再評価が進む際に、上場企業として最もダイレクトな投資対象となり得る銘柄です。
◎ 企業沿革・最近の動向:
2013年創業、2017年東証マザーズ上場、現在は東証スタンダード。直近は黒字化軌道に乗り、新たなマネタイズ機会としてスマホアプリの外部課金緩和の動きも追い風となっています。
◎ リスク要因:
メディア事業のSEO・トラフィック変動、特定ゲームタイトルへの依存、eスポーツ事業の収益化、NFT事業の市場縮小が挙げられます。
◎ 参考URL(みんかぶ):
https://minkabu.jp/stock/6552
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
https://finance.yahoo.co.jp/quote/6552.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
https://corp.gamewith.co.jp/ir
【ライブエンタメ&音楽配信の総本山】エイベックス (7860)
◎ 事業内容:
エイベックスは、ダンス系音楽を中心とする音楽ソフト企画・制作・販売、ライブ・コンサート制作、アーティスト・マネジメント、音楽配信、アニメ・実写映像制作を行う総合エンタメ企業。子会社にバーチャル・エイベックスも擁します。
・ 会社HP:
https://avex.com/
◎ 注目理由:
ライブ配信が「個人の配信」だけでなく、「アーティストの大規模オンラインライブ」「フェスのストリーミング配信」「アニメ主題歌のリリースとMVのデジタル展開」など多層化する中で、エイベックスはコンテンツホルダーとしての位置付けが再評価されています。AAA、浜崎あゆみ、BLACKPINK、XGなど多様な所属/提携アーティストの音源・ライブを世界配信できる体制を有します。
加えて、子会社のバーチャル・エイベックスはアイドルグループ「iLiFE!」のバーチャル化を発表するなど、リアル×バーチャルの融合戦略を進めています。アニメ「ダンダダン」のOPテーマがBillboard Global 200にランクインするなど、海外配信プラットフォームでの存在感も上昇中。ライブネーション(米Live Nation)との連携、フェス・イベントのデジタル化、メタバースライブの収益化など、ツイキャス覚醒の文脈とは別の「音楽×ライブ配信」軸での再評価ストーリーが存在します。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1988年創業、2002年に東証一部上場、現在は東証プライム。アーティスト・マネジメント事業の強化、IP・フェス・海外パートナーシップ拡大に注力しています。
◎ リスク要因:
ヒットアーティスト・楽曲への依存、CDセル市場の縮小、海外展開コスト、所属アーティスト離脱リスクが挙げられます。
◎ 参考URL(みんかぶ):
https://minkabu.jp/stock/7860
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
https://finance.yahoo.co.jp/quote/7860.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
https://avex.com/jp/ja/ir/
【攻殻機動隊・進撃の巨人を抱える映像IPの宝庫】IGポート (3791)
◎ 事業内容:
IGポートは、アニメ制作の名門「プロダクション・アイジー」、出版社「マッグガーデン」等を傘下に持つ持株会社。劇場・テレビ・配信・ビデオ・ゲーム用アニメーション制作、コミック誌・コミックス・電子書籍出版、版権ビジネスを行っています。
・ 会社HP:
https://www.ig-port.co.jp/
◎ 注目理由:
ライブ配信の文脈で見落とされがちですが、Netflix、Amazon Prime Video、Disney+などのSVODプラットフォーム、そしてニコニコ動画・ABEMAなどの国内配信サービスにとって最重要な「コンテンツ供給者」がIGポートです。代表作には「攻殻機動隊」シリーズ、「進撃の巨人」シーズン1〜3、「ハイキュー!!」「黒子のバスケ」「Fate/Grand Order」「キン肉マン」「怪獣8号」など、配信プラットフォームのキラータイトルが並びます。
2026年5月期第2四半期は売上高62.1億円(前年同期比19.2%減)、経常利益2.96億円と一時的な調整局面ですが、映像制作受注のパイプラインは厚く、版権事業は中期的に大型タイトルの再リリース・続編で復活余地大。「ライブ配信が伸びる→アニメ視聴需要が増える→IGポート作品の版権収益も連動」という構造を持つため、テーマ全体の追い風で再評価されやすい銘柄。バリュエーション面でも、PBR1倍前後・PER10倍台と他のIP銘柄と比較して割安感があります。
◎ 企業沿革・最近の動向:
2007年に持株会社化。東証スタンダード上場。プロダクション・アイジーは1987年設立の老舗アニメスタジオで、攻殻機動隊シリーズはNetflixで世界展開中。第三者割当による自己株式処分で財務基盤を強化しました。
◎ リスク要因:
大型タイトル放映年度の業績変動、人件費高騰によるアニメ制作原価上昇、配信プラットフォームとの取引条件変更リスクが挙げられます。
◎ 参考URL(みんかぶ):
https://minkabu.jp/stock/3791
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
https://finance.yahoo.co.jp/quote/3791.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
https://www.ig-port.co.jp/ir/
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