有報、読んでますか?──上場企業の有価証券報告書を「AIが読んで、経年で見せる」カブヨミを公開しました

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本記事の要点
  • カブヨミとは(3行で)
  • なぜ作ったのか
  • 何ができる?──機能ツアー
  • ① AIが有報を「3行+深掘り」で要約

有価証券報告書(有報)は、会社が自分で書いた、いちばん信頼できる説明書です。
事業のリスク、経営の課題、配当の方針、業績の中身——投資をするうえで知りたいことの多くが、ここに書いてあります。

でも、読まれません。理由ははっきりしています。

  • 長い(100ページを超えるものもザラ)

  • 専門的(独特の言い回しと会計用語)

  • 去年と読み比べないと「変化」が見えな(毎年ほぼ同じ章立てが並ぶ)

この3つの壁を、AIと「時間軸」で壊すために作ったのが カブヨミ(kabuyomi.jp です。

上場企業の有報・決算を AIが読んで、3行にして、前年からの差分を抜き出し、経年(時間軸)で株価と業績を重ねて見せる——日本株のファンダメンタル分析サービスです。

そして、いちばん大事なことを先に書きます。

カブヨミは「買い/売り」を言いません。 出すのは、有報という一次情報の「事実」と、その「読み方」、そして「時間が経つとどう変わったか」だけです。判断するのは、いつもあなた自身です。

▲ カブヨミのトップ。検索窓と「資本政策スコア」ランキングが最初に目に入る、毎日の入口です。


カブヨミとは(3行で)

  • 上場企業の 有報・決算をAIが読み、要点・前年差分・経年を整理するファンダ分析サービス。

  • 「買い/売り/割安/おすすめ」は言いません。 提示するのは事実と、その読み方。

  • 有名8社は登録不要で全機能おためし。気に入ったら 月¥980 で全上場企業ぶんが見られます(初月無料)。

なぜ作ったのか

有報には「会社の本音」が眠っています。
どんなリスクを自分で認識しているか。今年は何を経営課題に挙げたか。去年あれだけ書いていた話を、今年はどうトーンダウンさせたか——。

ところが、個人投資家がそこに割ける時間は限られています。1社読むだけでも大変なのに、「去年と比べてどこが変わったか」を自力で読み比べるのは、ほとんど不可能に近い。

だからカブヨミは、AIに有報を読ませて、人が読める形にしました。
特にこだわったのが、「前年から何が変わったか」=差分です。新しく書かれたこと、消えたこと、強調の位置が動いたこと——変化こそが、いちばん情報量の多い場所だからです。

カブヨミの強みは、たった2つに集約されます。

  1. 経年(時間軸)で読む — 1冊では見えない「会社の論点の歴史」が見える

  2. 読み続ける編集 — 毎日、新しい有報が出る。それを読み続け、差分を積み上げる

この2つは、時間が経つほど厚くなります。使い始めが早いほど、得をするサービスです。

何ができる?──機能ツアー

ここからは、実際の画面で紹介します。例として トヨタ自動車(7203) を使います(サンプル銘柄なので、登録不要で全機能を試せます)。

① AIが有報を「3行+深掘り」で要約

銘柄ページを開くと、まず AIの要約と、主要KPIの前年比が目に入ります。
トヨタなら「純利益 3.8兆円(前期比 −19.2%)」「営業CF 5.5兆円(+48.0%)」「1株配当 95円(+5円)」「ROE 10.1%(−3.5pt)」といった具合に、増えたのか減ったのかが一目でわかります。

▲ 銘柄ページの最上部。「AI要約」「前年から大きな変化あり」のバッジと、主要KPIの前年比タイル。


さらに下にスクロールすると、「3行でわかる今期の有報」
有報まるごとを、AIが3行に圧縮します。

▲ 100ページ超の有報が、まず3行に。「もっと知りたい」と思ったら、その下に深掘りの要約が続きます。


※ これは有報に書かれた事実の要約であって、良し悪しの評価ではありません。

② 「前年から何が変わったか」だけを抜き出す(差分)

ここがカブヨミの主役です。
「事業等のリスク」「経営課題」「配当政策」などのセクションごとに、前年の有報と比べて——増えた記述/消えた記述/強調が変わった点を、カードに整理します。

▲ セクションごとに「大きな変化あり/小さな変化あり」を判定し、+(増えた記述)/−(消えた記述)の本数まで提示。

たとえばトヨタの今期は、経営課題の重点が 「認証問題・足場固め」中心から、「損益分岐台数の改善・商品/地域軸経営・SDV/Woven City」へシフトしたことが、差分として浮かび上がります。米国関税についても「現在も高い関税率が継続している」と、継続性をあえて書き足したことが見えてきます。

さらに、「会社の宿題トラッカー」
今年の有報で説明が薄くなった論点、次回も追うべき論点を、前年との比較から「宿題」として台帳化します。

▲ 「継続確認」「記述後退」「新規論点」「次回確認」などにタグ分けされた“会社の宿題”。次に原文で確かめるチェックリストになります。


③ 経年で読む(株価 × 業績の歴史)

カブヨミのもうひとつの柱が 「経年」 です。
同じ章を複数年さかのぼって読み、「どの論点が、いつ現れ、消え、また戻ってきたか」を時系列で整理します。

▲ 「経年で読む」ビュー。業績と株価を同じ時間軸で重ね、論点の歴史を追える。1冊だけでは絶対に見えない景色です。


トヨタなら、「カーボンニュートラル・電動化」「水素・FCEV」の記載が2021〜2024年に厚く、直近では前面から退き、代わって「損益分岐台数の改善」が2026年に新登場——といった論点の栄枯盛衰が、ひと目でわかります。

④ 数字の「読み方」を学べる(学ぶ/クイズ)

「指標の名前は知ってるけど、どう読めばいいか自信がない」——そんな人のために、各銘柄に 「学ぶ」タブ を用意しました。
その会社の実際の数字で、ROE・PER・配当の継続などの読み方を、チェックリスト+3問クイズで身につけられます。学習ストリークや正解数も記録される、ちょっとしたゲーム感覚です。

▲ 「学ぶ」タブ。教科書の例ではなく“その会社の実数”で読み方を練習。クイズに答えると解説が開きます。


※ これは事実の読み方を学ぶ教材です。売買の推奨・予想ではありません。

⑤ スコアと、業種の中での「位置」

「資本政策スコア」は、ROE・総還元性向・増配の継続・自社株買いの実施を各25点で合成した、**株主還元と資本効率に関する“事実の整理指標”**です。
さらに、業種の中央値との並置や、収録銘柄の中での位置も示します。ランキングやスクリーナーから、気になる会社を探すこともできます。

▲ 資本政策スコア(4項目×25点)と、業種中央値との並置。「全体の中での位置」がわかります。


※ スコアは事実の整理であって、優劣の評価や売買の合図ではありません。

だいじなこと:投資助言はしません

くり返します。カブヨミは 「買い/売り/目標株価/割安/おすすめ」を出しません。

出すのは、

  • 有報という 一次情報の「事実」

  • その 「読み方」

  • そして 「時間軸での変化」

だけです。各ページからは、いつでも原文(EDINET)や財務データのCSVに飛べます。最後はあなた自身が、原文にあたって判断してください。カブヨミは、その手前の「読む・比べる・追いかける」を、ひたすら速く・正確にする道具です。

料金──有名8社は無料おためし、全社は月¥980

まずは気軽に「読み心地」を試してほしいので、有名8社は登録不要で全機能を無料にしています。

トヨタ・ソニー・任天堂・三菱商事・リクルート・キーエンス・東京エレクトロン・ファーストリテイリング

それ以外のすべての上場企業を見るには、メンバーシップにご登録ください。

  • 月額 ¥980

  • 年額 ¥9,800(月あたり実質2か月ぶんお得)

  • 初月無料

▲ 料金ページ。まず無料サンプルで確かめてから、必要になったらメンバーシップへ。


まず、触ってみてください

ご意見・ご要望も大歓迎です。カブヨミは、まだまだ育てていくサービスです。
「こういう読み方ができたら」「この指標も見たい」——そんな声を、サイト内のフィードバックフォームからぜひ聞かせてください。

これから

毎日、新しい有報が出ます。
カブヨミはそれを読み続け、差分を積み、経年を伸ばしていきます。時間が経つほど価値が増す——そんなサービスを目指しています。

今日が、その積み上げの1日目です。よかったら、一緒に読み始めましょう。

👉 カブヨミを開く

カブヨミ | 有報と決算をAIが読む、日本株ファンダ分析 有価証券報告書をAIが読み込み、要点・リスク・配当・前年からの変化を整理。上場3,893社を毎日更新。 kabuyomi.jp
マーケットアナリスト

有報を“買い”と見るか“様子見”と見るか、判断の分かれ目はどこにあるんでしょうか。

投資リサーチャー

決算と需給だけでなく、読んでますか?──上場企業の有価証券報告書をの流れがどう変わるか。そこを見ないと判断を誤ります。

セクション本記事で扱うポイント
カブヨミとは(3行で)投資判断の前提条件を点検
なぜ作ったのか関連銘柄との比較で位置付け
何ができる?──機能ツアー次の決算で確認すべき指標
① AIが有報を「3行+深掘り」で要約構造と業績の関係を整理
② 「前年から何が変わったか」だけを抜き出す(差分)需給と中期見通しを確認
③ 経年で読む(株価 × 業績の歴史)リスクと割安性をチェック

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この記事を書いた人

「日本個別株デューデリジェンスセンター」運営者。日本の個別株に特化した投資リサーチを専門とし、銘柄分析・企業デューデリジェンス・業界動向・IPO分析を中心に2,800本超の分析レポートを執筆。ファンダメンタルズ分析とデータドリブンなアプローチで、個人投資家の意思決定をサポートしています。毎日更新の分析レポートを通じて、プロ水準のリサーチを個人投資家に届けることをミッションとしています。

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