- 空調・電気・衛生を一体施工できる総合設備の本命 ダイダン (1980)
- NTT系案件とデータセンター構築に強い設備工事株 日比谷総合設備 (1982)
- 本記事のポイントを解説
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生成AIの主戦場は、GPUや半導体だけではありません。AIサーバーを24時間365日動かすには、電力、受変電設備、空調、冷却、通信配線、建設、保守まで巨大な“裏方インフラ”が必要です。市場ではエヌビディア関連や半導体製造装置に資金が集中しがちですが、実際のデータセンター投資では、電気工事会社、空調設備会社、配電盤メーカー、電線メーカー、ポンプ・冷却関連企業にも長期の受注機会が生まれます。
特に日本では、クラウド事業者や通信会社による大型データセンター投資、地方分散型DC、再エネ・蓄電池との組み合わせ、AI向け高密度ラックへの対応が同時進行しています。BCGは国内データセンター需要が2030年に現状の2倍、2040年に9倍へ高まる可能性を示し、GartnerもAI最適化サーバーの電力消費が2030年に大きく増えると予測しています。(BCG Japan | ボストン コンサルティング グループ 日本)

一方で、株式市場では「AI=半導体」という見方がまだ強く、設備工事・電源・冷却・配電といった周辺銘柄には、業績拡大が株価に十分織り込まれていない候補も残っています。今回は、東証上場中で、データセンター特需の裏側を支える20銘柄を選定しました。なお、NECネッツエスアイ(1973)は2025年3月21日に上場廃止済みのため除外しています。(東京証券取引所)
免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。株式投資には価格変動、業績悪化、金利上昇、需給悪化などのリスクがあります。掲載情報は正確性に配慮していますが、完全性や将来の成果を保証するものではありません。投資判断は必ずご自身の責任で行い、最新情報は各企業のIR、決算短信、有価証券報告書等で確認してください。

空調・電気・衛生を一体施工できる総合設備の本命 ダイダン (1980)
◎ 事業内容:
空調、給排水衛生、電気設備を設計・施工する総合設備工事会社です。オフィス、病院、工場、研究施設、データセンターなど大型施設に強く、建物の空気・水・電気を一体で支えます。
・ 会社HP:
◎ 注目理由:
データセンターでは、サーバーの発熱を抑える精密空調、非常用電源、受変電、配管、監視制御が一体で求められます。ダイダンは空調衛生工事を収益基盤としつつ、電気設備も手掛けるため、単なる空調会社ではなく「データセンターの建物インフラ」を丸ごと取れる立場にあります。2025年3月期は受注環境の好転や大型工事の進捗で連結売上高2,627億円、営業利益230億円、ROE17.4%を達成したとしています。さらに会社側は、データセンターと半導体関連工事を中心に受注を増やしたい姿勢を示しており、AI投資の裏側で業績拡大が続く可能性があります。(ダイダン株式会社)
◎ 企業沿革・最近の動向:
1903年創業の老舗設備会社です。長年、官公庁、病院、商業施設、工場など大型建築物の設備工事を担ってきました。近年は中期経営計画で工場・データセンター等の産業施設工事を重点領域に掲げています。
◎ リスク要因:
大型工事の採算悪化、人手不足、資材価格上昇、工期遅延が利益を圧迫する可能性があります。
◎ 参考URL(みんかぶ):
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
NTT系案件とデータセンター構築に強い設備工事株 日比谷総合設備 (1982)
◎ 事業内容:
空調、衛生、電気、情報通信設備の設計・施工を行う総合設備会社です。NTTグループ向けで培った通信施設・データセンター関連の施工実績が強みです。
・ 会社HP:
◎ 注目理由:
日比谷総合設備は、データセンター構築を技術・サービスとして明示している数少ない設備工事会社です。データセンターでは高効率空調、電源冗長化、ケーブル敷設、監視システム、災害対策が重要になります。同社は通信インフラに近い位置で事業を展開してきたため、一般ビル設備よりもデータセンターとの親和性が高い点が魅力です。2026年3月期第2四半期資料では、データセンター・情報分野で大型案件を獲得し、受注が順調に推移したと説明しています。(日比谷エンジニアリング)
◎ 企業沿革・最近の動向:
1966年設立。NTT関連施設を中心に実績を積み、現在は一般建築、情報通信、データセンター、省エネ設備へ領域を広げています。2024年にはNTTデータと次世代冷却技術の検証にも取り組んでいます。
◎ リスク要因:
NTTグループ向け比率、工事採算、受注時期の偏り、データセンター投資延期がリスクです。
◎ 参考URL(みんかぶ):
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
データだけ見ているとAIバブルの恩恵が”まだ株価に乗っていない”ーーデータセンター特需の隠れ関連は地味な銘柄に映ります。ただ、構造を読み解くと景色が変わりますよ。
銘柄コード1973は次のフェーズで再評価される可能性があると、私も考えています。


















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