三井ハイテック(6966)に続け。EV電動化で再加速する「モーターコア・駆動部品」関連 厳選20銘柄を徹底解説

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本記事の要点
  • 【EVモーターコアの本命格、精密金型と量産力で電動化を支える】三井ハイテック (6966)
  • 【EVモーターをつくる装置側の注目株、巻線技術で電動化を支援】NITTOKU (6145)
  • 本記事のポイントを解説
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世界のEV市場は、いったん成長率の鈍化が意識されながらも、中長期では電動化の方向性そのものが揺らいでいるわけではありません。IEAのGlobal EV Outlook 2026では、2025年の世界の電気自動車販売台数は前年比20%増の2,000万台超となり、新車販売に占める比率は25%超、2026年は2,300万台・28%程度まで拡大する見通しとされています。つまり、テーマは「EVなら何でも買う」段階から、「電動化で本当に必要になる中核部品を持つ企業を選ぶ」段階へ移っています。(IEA)

その中で改めて注目したいのが、三井ハイテックに代表されるモーターコア、e-Axle、減速機、ベアリング、インバータ、コンデンサ、磁石、ダイカスト筐体といった駆動系サプライチェーンです。EVはエンジン車より部品点数が減る一方、モーターの高回転化、インバータの高電圧化、車体の軽量化、熱対策、低損失化に対する要求はむしろ厳しくなります。とくにe-Axleは、モーター、インバータ、減速機を一体化することで小型・軽量・高効率を追求する領域であり、素材、精密加工、金型、巻線、軸受、電子部品の技術が複合的に問われます。


本記事では、単なる完成車メーカーではなく、電動化の裏側で必要不可欠な部品・装置・材料を提供する東証上場企業を中心に20社を選定しました。大型の安定銘柄だけでなく、中小型の技術銘柄や、従来の自動車部品からEV向けへ事業転換を進める企業も含めています。短期のEV販売台数だけでなく、ハイブリッド車、PHEV、二輪EV、産業用電動化まで視野を広げることで、「三井ハイテックに続く次の周辺銘柄」を探すための実戦的なリストとして活用できます。

免責事項

本記事は、日本株のテーマ分析を目的とした情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。掲載情報は作成時点で確認した内容に基づきますが、正確性や将来の株価・業績を保証するものではありません。最新情報は各社IR、決算短信、有価証券報告書、取引所情報などで必ず確認してください。

【EVモーターコアの本命格、精密金型と量産力で電動化を支える】三井ハイテック (6966)

◎ 事業内容:
三井ハイテックは、リードフレーム、モーターコア、工作機械、精密金型を展開する精密加工メーカーです。とくにEV・HV向けモーターコアでは、金型技術と積層加工技術を基盤に、電動車の駆動モーター向け中核部品を供給しています。
 ・ 会社HP:

株式会社三井ハイテック トップページ|リードフレーム、プレス用金型、モーターコア、プレス金型用部品、工作機械などを、全世界にお届けする、超精密加工 www.mitsui-high-tec.com

◎ 注目理由:
EV電動化テーマで三井ハイテックが最初に連想される理由は、モーターの性能を左右する「コア」を量産できる数少ない国内企業だからです。モーターコアは電磁鋼板を高精度に打ち抜き、積層してつくる部品で、鉄損の低減、薄板化、寸法精度、量産歩留まりが競争力を分けます。同社はリードフレームや精密金型で培った微細加工技術を、EV駆動モーター向けに横展開してきました。公式サイトでも、リードフレーム、モーターコア、工作機械を主要事業として掲げており、電動化サプライチェーンの上流から中核に位置します。(三井ハイテック)

足元ではEV市場の成長率鈍化が意識される局面もありますが、モーターコアはEVだけでなく、HEV、PHEV、産業モーター、発電機など応用範囲が広い点が強みです。完成車メーカーの販売動向に左右されやすい一方、電動化が進むほど、軽量・高効率モーターの需要は構造的に増えます。三井ハイテックは「EV関連の代表銘柄」として人気化しやすい反面、業績の山谷も株価に反映されやすいため、受注動向、設備投資、地域別需要を丁寧に確認したい銘柄です。

◎ 企業沿革・最近の動向:
1957年設立の精密金型メーカーを源流とし、半導体リードフレーム、モーターコア、工作機械へ事業を拡大してきました。近年はEV・HV向け駆動モーターコアが成長領域となり、グローバルで生産能力を増強してきました。直近の投資判断では、決算資料やIRで示されるモーターコアの受注残、地域別販売、設備投資回収の進捗が重要です。
◎ リスク要因:
EV需要の一時的な減速、顧客の在庫調整、設備投資負担、為替変動、競合メーカーの増産による価格競争には注意が必要です。

◎ 参考URL(みんかぶ):

三井ハイテック (6966) : 株価/予想・目標株価 [Mitsui High-tec] – みんかぶ 三井ハイテック (6966) 今日の株価、予想(AI株価診断など)、チャート推移、ニュース、その他にも今後の見通しや買い時 minkabu.jp

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):

(株)三井ハイテック【6966】:株価・株式情報(夜間PTS含む) – Yahoo!ファイナンス (株)三井ハイテック【6966】の株価、チャート、最新の関連ニュース、掲示板、みんなの評価などをご覧いただけます。前日終値 finance.yahoo.co.jp

◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):

株式会社三井ハイテック IR情報|リードフレーム、プレス用金型、モーターコア、プレス金型用部品、工作機械などを、全世界にお届けする、超精密加工技術 www.mitsui-high-tec.com


【EVモーターをつくる装置側の注目株、巻線技術で電動化を支援】NITTOKU (6145)

◎ 事業内容:
NITTOKUは、コイル巻線機、FA設備、自動化システムを手掛ける製造装置メーカーです。自動車、スマートフォン、家電、電子部品向けに、モーターやコイルを高精度に生産するための装置を提供しています。
 ・ 会社HP:

FA・コイル巻線機のトップメーカー NITTOKU 株式会社 nittoku.co.jp

◎ 注目理由:
EVの駆動モーターは、モーターコアだけでは完成しません。高効率化には、コイルの巻線精度、銅線の占積率、絶縁、熱処理、量産タクトが重要になります。NITTOKUは、コイル巻線機や自動化設備を得意とする企業であり、EVモーターの量産設備投資が進む局面で「部品を売る企業」ではなく「部品をつくる装置を売る企業」として注目できます。同社は公式サイトで、コイル巻線機やFA設備に強みを持ち、自動車や電子部品分野の生産現場を支える企業であることを示しています。(FA・コイル巻線機のトップメーカー NITTOKU 株式会社)

完成車メーカーやTier1がモーターを内製化する場合でも、巻線・組立・検査工程の自動化設備は必要になります。EV、HEV、電動パワーステアリング、ポンプ、コンプレッサーなど、車載モーターの数が増えるほど、同社の技術が活躍する余地は広がります。モーターコア銘柄が「部品量産」の代表なら、NITTOKUは「モーター量産ライン」の代表候補です。受注産業のため四半期業績に波は出やすいものの、電動化設備投資の回復局面では見直しが入りやすい銘柄です。

◎ 企業沿革・最近の動向:
1972年設立。コイル巻線機を起点に、FAライン、検査装置、精密自動化装置へ事業領域を広げてきました。近年は自動車の電動化、電子部品の高機能化、省人化ニーズを背景に、モーター関連設備や自動化ラインの需要が重要テーマになっています。最新決算では受注残、車載向け案件、海外設備投資の動向を確認したいところです。
◎ リスク要因:
設備投資関連銘柄のため、顧客の投資延期や検収時期のずれで業績が振れやすい点に注意が必要です。

◎ 参考URL(みんかぶ):

NITTOKU (6145) : 株価/予想・目標株価 [NITTOKU CO.,] – みんかぶ NITTOKU (6145) 今日の株価、予想(AI株価診断など)、チャート推移、ニュース、その他にも今後の見通しや買い時 minkabu.jp

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):

NITTOKU(株)【6145】:株価・株式情報(夜間PTS含む) – Yahoo!ファイナンス NITTOKU(株)【6145】の株価、チャート、最新の関連ニュース、掲示板、みんなの評価などをご覧いただけます。前日終値 finance.yahoo.co.jp

◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):

IR情報|FA・コイル巻線機のトップメーカー NITTOKU 株式会社 nittoku.co.jp
マーケットアナリスト

三井ハイテックについて、いま改めて整理しておきたいんですよ。市場の反応がこれだけ割れているのには理由があります。

投資リサーチャー

そうですね。6966という観点で見ると、表面的な数字より構造の方が重要に見えます。

銘柄コード本記事で言及
6966本文で詳述
6145本文で詳述

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この記事を書いた人

「日本個別株デューデリジェンスセンター」運営者。日本の個別株に特化した投資リサーチを専門とし、銘柄分析・企業デューデリジェンス・業界動向・IPO分析を中心に2,800本超の分析レポートを執筆。ファンダメンタルズ分析とデータドリブンなアプローチで、個人投資家の意思決定をサポートしています。毎日更新の分析レポートを通じて、プロ水準のリサーチを個人投資家に届けることをミッションとしています。

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