- 再エネ専業の筆頭格 レノバ (9519)
- 太陽光発電のトータルソリューション ウエストホールディングス (1407)
- ペロブスカイト太陽電池の世界的リーダー 積水化学工業 (4204)
- 海洋土木のエースが挑む洋上風力 五洋建設 (1893)
重要な論点1を押さえておきましょう。
2025年2月、第7次エネルギー基本計画が閣議決定されました。この計画の中で、日本政府は2040年度の電源構成において再生可能エネルギーを40〜50%に引き上げ、初めて最大の電源として位置づけるという極めて野心的な方針を打ち出しています。太陽光は23〜29%、風力は4〜8%、水力は8〜10%、バイオマスは5〜6%。いずれも現行比で大幅な拡大が求められます。
この計画が策定された背景には、深刻なエネルギー安全保障上の危機があります。日本は原油の9割以上を中東地域からの輸入に依存しており、2022年のロシアによるウクライナ侵攻、そして2023年以降の中東情勢の緊迫化は、日本のエネルギー供給基盤がいかに脆弱であるかを改めて突きつけました。ホルムズ海峡というチョークポイントが封鎖されれば、日本経済は即座に深刻なダメージを受けます。
こうした地政学リスクに加えて、データセンターの急増やGX(グリーン・トランスフォーメーション)の進展に伴い、国内の電力需要は今後さらに拡大する見通しです。2026年度からは排出量取引制度(GX-ETS)の本格稼働も予定されており、企業のCO2削減圧力は一段と高まります。
再生可能エネルギーは、もはや「環境のために」推進するテーマではありません。日本のエネルギー安全保障を根幹から支える「国策」そのものです。ペロブスカイト太陽電池の商用化開始、洋上風力発電の大規模導入計画、系統用蓄電池への巨額投資──。いまこの瞬間も、再エネ関連企業の事業環境は急速に変化しています。
本記事では、太陽光・風力・バイオマス・地熱・蓄電池といった多様な分野にまたがる再生可能エネルギー関連銘柄を20銘柄厳選し、それぞれの事業内容・注目理由・リスク要因を詳しく解説します。「脱・中東依存」という国家的テーマの恩恵を受ける企業はどこか──投資判断の一助として、ぜひ最後までお読みください。
本記事に掲載する情報は、2026年4月時点で入手可能な公開情報に基づいて作成しています。投資に関する最終的な判断は、読者ご自身の責任において行ってください。本記事は特定の銘柄の売買を推奨するものではなく、あくまで情報提供を目的としたものです。株式投資にはリスクが伴い、元本が保証されるものではありません。掲載情報の正確性には万全を期しておりますが、内容を保証するものではございません。最新の業績・株価・IR情報については、各企業の公式サイトや証券会社のツールでご確認ください。
再エネ専業の筆頭格 レノバ (9519)
◎ 事業内容: レノバは太陽光、バイオマス、風力、地熱など多種多様な再生可能エネルギー発電所の開発・運営を手がける再エネ専業企業です。自社で発電所を保有し売電収入を得る「ストック型」のビジネスモデルを基盤としつつ、開発段階から運営まで一貫して手がけることで高い参入障壁を築いています。 ・ 会社HP:https://www.renovainc.com/
◎ 注目理由: レノバが注目される最大の理由は、日本において「再生可能エネルギーの専業企業」という希少なポジションを確立している点です。総合商社や電力会社のように他事業の影響を受けず、再エネ市場の成長がダイレクトに業績に反映されます。2026年3月期第3四半期の売上収益は640億円(前年同期比31.6%増)、営業利益は77.5億円(同206.8%増)と大幅増益を達成しました。バイオマス発電所の新規稼働が寄与し、業績は改善トレンドにあります。さらに2026年3月期通期では最終利益予想を28億円へ上方修正し、一転して増益見通しとなりました。秋田県由利本荘沖の洋上風力発電プロジェクトも進行中で、政府が掲げる洋上風力の大規模導入方針の恩恵を直接的に受ける立場にあります。第7次エネルギー基本計画で再エネ比率40〜50%という目標が掲げられた今、レノバのようなピュアプレイ銘柄の価値は一段と高まっています。
◎ 企業沿革・最近の動向: 2000年設立。当初はバイオマス関連のコンサルティングから出発し、2012年のFIT制度導入を契機に再エネ発電事業に本格参入しました。2017年に東証マザーズに上場、その後プライム市場に移行。2026年3月には通期利益の上方修正を発表し、バイオマス発電所の安定稼働と蓄電事業の伸長が確認されています。
◎ リスク要因: 自己資本比率が低く財務面にやや課題があります。洋上風力事業は長期プロジェクトのため、政策変更や許認可リスクが存在します。電力市場価格の変動も業績に影響します。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/9519
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/9519.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース): https://s.kabutan.jp/news/k202603270016/
太陽光発電のトータルソリューション ウエストホールディングス (1407)
◎ 事業内容: ウエストホールディングスは広島に本社を置き、産業用・公共用太陽光発電システムの設計・施工・販売・メンテナンスを主力とする再生可能エネルギー企業です。FITに依存しない自家消費型太陽光やコーポレートPPAにも注力しており、近年は系統用蓄電所の開発・販売にも参入しています。 ・ 会社HP:https://www.west-gr.co.jp/
◎ 注目理由: ウエストHDの最大の強みは、太陽光発電の「川上から川下まで」を一気通貫で手がける事業モデルです。設計・施工から保守運用、さらには電力販売まで幅広くカバーしています。特に注目すべきは系統用蓄電所事業への展開です。2026年8月期の予想売上高は544億円、さらに2028年8月期には845億円への成長を見込んでいます。東芝エネルギーシステムズとの業務提携、千葉エコ・エネルギーとの資本業務提携など、事業領域の拡大を着実に進めています。Googleのデータセンターへの環境価値提供を開始するなど、法人向けの再エネソリューション需要の高まりを確実に取り込んでいます。第7次エネルギー基本計画でのペロブスカイト太陽電池やオンサイトPPAの推進方針は、同社の事業にとって強い追い風です。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1984年設立。太陽光発電の普及期に事業を転換し、産業用太陽光の施工実績を積み上げてきました。2022年には電力小売事業からは撤退し、太陽光発電と蓄電池に経営資源を集中。2025年11月には東芝エネルギーシステムズとの業務提携を発表。2026年1月には営農型太陽光発電での提携も公表しています。
◎ リスク要因: 太陽光パネルの価格下落や補助金政策の変更が収益に影響する可能性があります。蓄電所事業の本格的な収益化はこれからであり、計画通りに進むかは未知数です。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/1407
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/1407.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース): https://www.west-gr.co.jp/
ペロブスカイト太陽電池の世界的リーダー 積水化学工業 (4204)
◎ 事業内容: 積水化学工業は住宅(セキスイハイム)、高機能プラスチックス、環境・ライフラインを3本柱とする総合化学メーカーです。液晶用封止材や自動車用中間膜で世界トップシェアを持つ一方、次世代太陽電池「ペロブスカイト太陽電池」の開発では世界最先端の技術力を誇ります。 ・ 会社HP:https://www.sekisui.co.jp/
◎ 注目理由: 積水化学が今、再エネ投資家から熱い視線を浴びている理由は明確です。2026年3月にフィルム型ペロブスカイト太陽電池「SOLAFIL」の事業を正式に開始しました。ペロブスカイト太陽電池はシリコン型の約1/10の軽さで曲げられるため、ビルの壁面や体育館の軽量屋根など、従来設置が困難だった場所にも設置可能です。積水化学は液晶ディスプレイ向けの封止技術を応用して10年相当の耐久性を実現し、ロール・ツー・ロール方式での量産技術も確立しています。2027年4月には年間10万kWの量産ラインを稼働させ、2030年には100万kW級(原発1基分相当)への拡大を計画しています。政府のペロブスカイト太陽電池導入目標は2040年度に2,000万kW。総経費約3,145億円のうち半額は政府補助金で賄う予定であり、まさに国策と一体となった事業展開です。水田での営農型ペロブスカイト太陽電池の実証実験も開始されるなど、日本の再エネ拡大の切り札として期待が集まっています。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1947年設立。2025年1月にはペロブスカイト太陽電池専門の子会社「積水ソーラーフィルム」を日本政策投資銀行との共同出資で設立。2026年3月には水田での営農型ペロブスカイト太陽電池の実証を国内初として開始。神戸空港やNTTデータのビル壁面での実証も進行中です。
◎ リスク要因: ペロブスカイト太陽電池はまだ商用化初期段階であり、量産時のコスト削減や長期耐久性の検証が課題です。中国勢との技術競争も激しさを増しています。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4204
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4204.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース): https://www.sekisui.co.jp/news/PSC/
海洋土木のエースが挑む洋上風力 五洋建設 (1893)
◎ 事業内容: 五洋建設は海洋土木工事で国内最大手のゼネコンです。港湾、海底トンネル、埋め立てなどの海洋インフラに圧倒的な実績を持ち、近年は洋上風力発電設備の基礎工事・設置工事に事業領域を拡大しています。国内外で幅広い建設プロジェクトを手がけています。 ・ 会社HP:https://www.penta-ocean.co.jp/
◎ 注目理由: 洋上風力発電の建設において、海上での施工技術は最も重要な競争要因の一つです。五洋建設はベルギーのDEME Offshore社との合弁会社を設立し、世界トップクラスの洋上風力建設ノウハウを獲得しています。国内の洋上風力市場は2030年度に9,200億円規模に成長するとの試算もあり、政府は2040年までに3,000万〜4,500万kW(原発30〜45基分)の導入を目指しています。国内で最も広い排他的経済水域を持つ日本にとって、洋上風力は再エネ拡大の柱であり、その施工を担う五洋建設は受注の中核に位置します。2026年3月期第1四半期の経常利益は前年同期比36.6%増と好調で、受注残高も潤沢です。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1896年創業の老舗ゼネコン。海洋・港湾工事で100年以上の歴史を持ちます。2021年にDEME Offshore社との合弁会社を設立し洋上風力市場に本格参入。SEP船(自己昇降式作業台船)の保有・運用体制も整備しています。
◎ リスク要因: 洋上風力プロジェクトは許認可取得に時間がかかり、政策変更リスクがあります。建設コストの上昇や人手不足も業績への圧力となり得ます。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/1893
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/1893.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース): https://www.penta-ocean.co.jp/
地熱発電タービン世界首位 富士電機 (6504)
◎ 事業内容: 富士電機はパワーエレクトロニクスを基盤とする総合電機メーカーです。パワー半導体、自動販売機、受変電設備に加え、地熱発電用タービンでは累計84台(国内9台)・3,469MWの受注実績を持ち、2000年以降で世界シェアトップを誇ります。 ・ 会社HP:https://www.fujielectric.co.jp/
◎ 注目理由: 日本は米国、インドネシアに次ぐ世界第3位の地熱資源ポテンシャル(約2,300万kW)を持ちながら、現在の利用量は約50万kWにとどまります。第7次エネルギー基本計画では地熱発電を2040年度に電源構成の1〜2%へ拡大する方針が示されています。自然公園法の規制緩和も進んでおり、国立公園内での地熱開発が加速する見込みです。富士電機はフラッシュ方式とバイナリー方式の両方に対応でき、設計から建設まで一貫して請け負うEPC能力を持つ数少ない企業です。地熱発電タービンの世界シェアは、富士電機・三菱重工・東芝の日本3社で67%を占めており、日本のモノづくり力が活きる分野です。海外でも中南米やアフリカなど火山地帯での受注が期待されます。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1923年に古河電気工業とシーメンスの合弁で設立。地熱発電分野では1960年代から半世紀以上の実績を持ちます。近年はインドネシアやケニアなど新興国での大型案件受注も相次いでいます。パワー半導体事業の好調もあり、業績は安定成長基調です。
◎ リスク要因: 地熱開発は掘削リスクや温泉事業者との調整が必要で、プロジェクトの長期化が常につきまといます。為替変動の影響も海外案件では無視できません。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/6504
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/6504.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース): https://www.fujielectric.co.jp/
省エネ×蓄電池の成長企業 グリムス (3150)
◎ 事業内容: グリムスは事業者向けの電子ブレーカーやLED照明など省エネ設備の販売から始まり、電力の取次、エネルギーマネジメントシステム(EMS)の提供へと事業を拡大。一般消費者向けには住宅用太陽光発電システムや蓄電池の販売も手がけるエネルギーソリューション企業です。 ・ 会社HP:https://www.glims.co.jp/
◎ 注目理由: グリムスは再エネ関連銘柄の中では比較的小型ながら、高い利益率と安定成長を両立している点が魅力です。2025年12月期第3四半期の経常利益は58.3億円(前年同期比13%増)、経常利益率は22.3%と極めて高い水準を維持しています。FIT制度の買取期間が終了する「卒FIT」世帯の増加に伴い、蓄電池の需要は構造的に拡大しており、同社の家庭用蓄電池販売は安定的な成長ドライバーとなっています。法人向けの省エネコンサルティングと組み合わせた提案力は、他の純粋な機器販売企業にはない強みです。PERは約14倍、配当利回りは約2.8%と割安感もあり、中長期投資に適した銘柄です。
◎ 企業沿革・最近の動向: 2005年設立。電子ブレーカーの販売からスタートし、LED照明、電力小売、太陽光・蓄電池販売へと事業領域を拡大。2021年に東証プライムに上場区分を変更。連続増配を続けており、株主還元にも積極的です。
◎ リスク要因: 電力自由化の競争激化や、蓄電池の価格下落による利益率の低下リスクがあります。顧客基盤が中小企業・個人中心のため、景気後退時には設備投資意欲が減退する可能性もあります。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/3150
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/3150.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース): https://www.glims.co.jp/
浮体式洋上風力のパイオニア 戸田建設 (1860)
◎ 事業内容: 戸田建設は総合建設会社(ゼネコン)として、建築・土木工事を幅広く手がけています。同社の特徴は、2016年に国内初となる浮体式洋上風力発電設備を長崎県五島市沖で実用化し、商業運転を継続している点にあります。日本の海域に適した浮体式技術の開発で先行しています。 ・ 会社HP:https://www.toda.co.jp/
◎ 注目理由: 日本の近海は遠浅の海域が少なく、着床式よりも浮体式の洋上風力発電が適している場所が多いとされています。戸田建設は2016年の国内初の商業運転以来、浮体式洋上風力発電の技術蓄積で他社をリードしています。大阪大学との共同研究で世界最大級の浮体式設備の実用化を目指しており、コストを2割削減する新工法の開発にも成功しています。政府は浮体式洋上風力の技術開発にグリーンイノベーション基金から資金を拠出しており、浮体式洋上風力技術研究組合にも参画。2030年までに1,000基規模の設置を目標に掲げています。日本の広大な排他的経済水域を活かした洋上風力は、エネルギー自給率向上の鍵を握っており、浮体式技術を持つ戸田建設の優位性は大きいと考えられます。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1881年創業。140年以上の歴史を持つ老舗ゼネコンです。2016年に長崎県五島市で日本初の浮体式洋上風力発電の商業運転を開始。その後も浮体式技術の研究開発を積極的に進め、コスト削減と大型化に取り組んでいます。
◎ リスク要因: 浮体式洋上風力はまだ商用化の初期段階であり、大規模展開には技術的・経済的な課題が残ります。本業の建設事業における建設コスト上昇や受注環境の変化も影響します。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/1860
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/1860.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース): https://www.toda.co.jp/
バイオマス発電の独立系 イーレックス (9517)
◎ 事業内容: イーレックスは独立系の新電力会社(PPS)として、バイオマス発電を軸にした電力の卸売・小売事業を展開しています。パームヤシ殻(PKS)を燃料としたバイオマス発電所を自社で保有・運営し、官公庁や民間企業向けに電力を供給しています。 ・ 会社HP:https://www.erex.co.jp/
◎ 注目理由: バイオマス発電は太陽光や風力と異なり、天候に左右されず安定的に発電できる「ベースロード電源」としての特性を持ちます。第7次エネルギー基本計画ではバイオマスを電源構成の5〜6%に位置づけており、安定した需要が見込まれます。イーレックスは独自の燃料調達ネットワークを構築し、東南アジアからのPKS調達で安定的な運営を実現しています。小売事業では販売電力量が増加基調にあり、配当計画の大幅な引き上げも発表。系統用蓄電池事業にも参入しており、宮崎県串間市での蓄電施設受注契約を締結するなど、事業の多角化も進んでいます。再エネのベースロード需要が拡大する局面では、バイオマス発電への評価が高まる可能性があります。
◎ 企業沿革・最近の動向: 2000年設立。独立系PPSとして電力小売事業からスタートし、その後バイオマス発電に参入。ベトナムでの発電所建設も推進。直近では配当方針の引き上げを発表し、株主還元を強化しています。
◎ リスク要因: 電力市場価格の低下は小売事業の利益を圧迫します。バイオマス燃料の調達コストや為替変動の影響も受けやすく、取引先の信用リスクも存在します。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/9517
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/9517.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース): https://jp.investing.com/equities/erex-co-ltd
非中国系パネル製造の野心企業 Abalance (3856)
◎ 事業内容: Abalanceは傘下のベトナム子会社VSUNを通じて太陽光パネルの製造・販売を行うほか、国内では太陽光発電所の開発・販売・運営(グリーンエネルギー事業)を展開しています。ベトナム・エチオピア・米国に生産拠点を持ち、グローバルなサプライチェーンを構築中です。 ・ 会社HP:https://www.abalance.jp/
◎ 注目理由: 世界の太陽光パネル市場は中国企業が圧倒的なシェアを持つ中、Abalanceはベトナム拠点のVSUNブランドで「非中国系」のパネル供給体制を構築しています。地政学リスクの高まりから、欧米では中国製パネルへの依存を減らす動きが加速しており、VSUNのような東南アジア・アフリカ拠点のメーカーへの需要は構造的に拡大しています。2026年3月期中間決算では売上高586億円、営業利益62.7億円と大幅な増収増益を達成。米国テキサス州に新工場を稼働させるなど、グローバル展開を加速しています。国内でも系統蓄電池事業に参入し、北海道での蓄電所運転開始を予定しています。ただし注意点として、2026年1月にガバナンス体制の不備により特別注意銘柄に指定されており、投資にあたってはこの点を十分に考慮する必要があります。
◎ 企業沿革・最近の動向: 2007年設立。当初はIT事業からスタートし、2020年にベトナムの太陽光パネルメーカーVSUNを子会社化して事業を大転換。2026年3月期中間決算は大幅増収増益。一方で検証委員会の調査報告書公表など、コーポレートガバナンス面での課題も浮上しています。
◎ リスク要因: 特別注意銘柄に指定されており、上場維持に関するリスクがあります。太陽光パネルの世界的な供給過剰と価格下落、米国の関税政策の変動なども業績に影響します。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/3856
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/3856.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース): https://www.abalance.jp/
石油元売りから再エネへの転換 コスモエネルギーホールディングス (5021)
◎ 事業内容: コスモエネルギーHDは石油精製・販売を主力とするエネルギー企業です。「コスモ石油」ブランドのガソリンスタンドで知られますが、グループ会社のコスモエコパワーを通じて国内最大級の風力発電事業も展開しています。 ・ 会社HP:https://ceh.cosmo-oil.co.jp/
◎ 注目理由: コスモエネルギーHDは「石油から再エネへ」の事業構造転換を進める石油元売り企業として、ユニークなポジションにあります。子会社のコスモエコパワーは国内風力発電の先駆者であり、陸上風力の運営実績は国内トップクラスです。石油事業で安定的なキャッシュフローを確保しながら、その資金を再エネ投資に振り向けるという「ブリッジ戦略」は、エネルギー転換期において合理的なアプローチです。中東地域の地政学リスクが高まれば、原油高で石油事業の利益が拡大し、同時に再エネへの投資原資も増えるという両面で恩恵を受ける構造になっています。配当利回りも相対的に高く、バリュー投資の観点からも注目されています。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1986年にコスモ石油として発足。2015年に持株会社体制に移行し、コスモエネルギーHDとなりました。風力発電事業は2001年から開始し、着実に発電容量を拡大。近年はアクティビストとの間での経営方針を巡る議論も注目を集めています。
◎ リスク要因: 石油事業が主力であるため、原油価格の急落時には業績全体が悪化するリスクがあります。再エネ事業への構造転換スピードが期待に届かない可能性もあります。
『「脱・中東依存」で国策買いが始まる再生可能エネルギー関連20』の20銘柄リストは、どれも押さえておきたい監視対象ばかりです。テーマの背景と選定基準を確認しましょう。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/5021
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/5021.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース): https://ceh.cosmo-oil.co.jp/
電力貯蔵の最前線 日本ガイシ (5333)
◎ 事業内容: 日本ガイシはセラミックス技術を基盤とする素材メーカーです。がいし(碍子)、排ガス浄化用セラミックス、電子部品など多彩な製品を持ちますが、再エネ分野では大容量蓄電システム「NAS電池」で世界唯一のメーカーとして知られています。 ・ 会社HP:https://www.ngk.co.jp/
◎ 注目理由: 再生可能エネルギーの最大の課題は「発電の不安定さ」です。太陽光は夜に発電できず、風力も風がなければ止まります。この問題を解決する鍵が大容量蓄電システムであり、日本ガイシのNAS電池はメガワット級の大容量蓄電を実現できる世界唯一の商用製品です。ナトリウムと硫黄を使うNAS電池は、リチウムイオン電池と比べて長時間の充放電に適しており、再エネの出力変動を吸収する用途に最適です。第7次エネルギー基本計画で系統整備や蓄電池の重要性が強調される中、NAS電池の需要は国内外で拡大が見込まれます。特に、離島や僻地での再エネ+蓄電池のマイクログリッド構築において、NAS電池の長時間放電特性は大きな優位性を発揮します。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1919年設立。碍子メーカーとして出発し、セラミックス技術を軸に事業を多角化。NAS電池は2002年に世界初の商用化を達成。国内外の電力会社や再エネ事業者に納入実績があります。近年は排ガス浄化用セラミックスの需要減への対応も課題となっています。
◎ リスク要因: NAS電池事業は単体では収益化に苦労しており、量産効果によるコスト低減が重要です。リチウムイオン電池との競争も激しく、技術の陳腐化リスクがあります。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/5333
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/5333.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース): https://www.ngk.co.jp/
バイオマス発電の黒子企業 エフオン (9514)
◎ 事業内容: エフオンは国産木質バイオマスを燃料とする発電事業を主力とする企業です。間伐材や林地残材など、国内の未利用木材を活用したバイオマス発電所を複数運営しており、省エネルギー支援サービスも手がけています。 ・ 会社HP:https://www.fon.co.jp/
◎ 注目理由: エフオンの最大の特徴は、海外からの燃料輸入に頼らず、国産木質バイオマスを主燃料としている点です。PKSやパーム油など海外由来の燃料を使うバイオマス発電は、燃料価格の変動や為替リスクにさらされますが、エフオンは国内の林業残材を活用することで、まさに「脱・中東依存」を体現しています。日本は国土の約7割が森林であり、未利用木材の活用は森林保全にもつながります。地産地消型のエネルギー供給モデルは、エネルギー安全保障の観点からも高く評価されるべきものです。時価総額は小さいですが、着実に発電所を増やしており、安定的な売電収入を積み上げています。
◎ 企業沿革・最近の動向: 2000年設立。省エネルギー支援事業からスタートし、2006年に木質バイオマス発電事業に参入。栃木県、大分県などに発電所を保有・運営しています。国産材の安定調達体制の構築に継続的に取り組んでいます。
◎ リスク要因: 木質バイオマスの調達コスト上昇や供給量の制約が業績に影響する可能性があります。小型株のため流動性が低く、株価変動が大きくなりやすい点にも注意が必要です。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/9514
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/9514.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース): https://www.fon.co.jp/
風車製造の中堅メーカー 駒井ハルテック (5765)
◎ 事業内容: 駒井ハルテックは鉄骨・橋梁の大手メーカーであり、風力発電事業にも参入しています。風車のタワー部分の製造を手がけており、国内の風力発電インフラ整備に貢献しています。環境エネルギー事業として風力発電所の開発・運営も行っています。 ・ 会社HP:https://www.komaihaltec.co.jp/
◎ 注目理由: 洋上風力発電の大規模導入が計画される中で、風車のタワーや基礎構造物の国産化は政府が掲げる「国内調達率60%」の実現に不可欠です。駒井ハルテックは鉄骨・橋梁の技術を活かし、風車タワーの製造を行っており、洋上風力のサプライチェーンの一翼を担います。時価総額が小さいため、テーマ株として物色が集中した場合の値動きのインパクトが大きい点も投資家の関心を集めています。自社でも風力発電所を保有しており、製造と発電の両面で再エネ事業に関わっている点はユニークです。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1907年創業。橋梁・鉄骨のメーカーとして長い歴史を持ちます。2000年代に風力発電事業に参入し、風車タワーの製造実績を積み上げてきました。環境エネルギー分野での事業拡大を経営方針として掲げています。
◎ リスク要因: 風力発電事業の売上構成比はまだ限定的であり、主力の鉄骨・橋梁事業の影響が大きいです。小型株ゆえの流動性リスクにも留意が必要です。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/5765
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/5765.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース): https://www.komaihaltec.co.jp/
蓄電池スタートアップの旗手 パワーエックス (485A)
◎ 事業内容: パワーエックスは2021年設立の蓄電池スタートアップで、系統用蓄電池(蓄電所)の開発・販売を主力事業としています。超急速EV充電器、船舶向け電池推進システムなども手がけ、2025年12月に東証グロース市場に上場しました。 ・ 会社HP:https://power-x.jp/
◎ 注目理由: パワーエックスは主力事業が蓄電池関連にほぼ特化しており、「蓄電池のピュアプレイ」として最も直接的にテーマの恩恵を受ける銘柄です。再エネの導入拡大に伴い、電力の需給調整や出力変動の平滑化に系統用蓄電池は不可欠であり、株探によれば「蓄電池」テーマは注目テーマランキングで上位にランクインしています。2026年12月期は売上高が前期比約2倍の380億円を見込み、黒字転換の見通しです。ホルムズ海峡封鎖リスクで原油・LNG高騰が警戒される局面では、電力の分散供給先として蓄電池関連への注目が一段と高まります。上場間もないグロース銘柄であり、ボラティリティは高いですが、再エネ×蓄電池のど真ん中を走る企業として注目に値します。
◎ 企業沿革・最近の動向: 2021年にITベンチャー出身の伊藤正裕氏が設立。2025年12月に東証グロース市場に上場。岡山県に蓄電池組立工場を持ち、系統用蓄電池の製造・販売を拡大中。超急速EV充電器事業も併行して展開しています。
◎ リスク要因: 上場から間もなく、業績の安定性は未検証です。蓄電池市場は中国メーカーとの競争が激しく、技術的な陳腐化リスクもあります。赤字からの黒字化が計画通りに進むかは不透明です。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/485A
20銘柄全部を買うのではなく、上位5〜7銘柄に絞って資金配分するのが現実的なアプローチになります。
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/485A.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース): https://power-x.jp/
ペロブスカイトの材料メーカー ケミプロ化成 (4960)
◎ 事業内容: ケミプロ化成は有機合成化学を専門とする化学メーカーで、紫外線吸収剤やゴム・プラスチック用安定剤などの機能性化学品を製造しています。近年はペロブスカイト太陽電池向けの新規キャリア輸送材料の開発にも取り組んでいます。 ・ 会社HP:https://www.chemipro.co.jp/
◎ 注目理由: ペロブスカイト太陽電池が量産化に向かう中で、性能を左右する材料を供給するサプライヤーの重要性が高まっています。ケミプロ化成は産総研の「被災地等再生可能エネルギー技術シーズ開発・事業化支援事業」にペロブスカイト太陽電池向け新規キャリア輸送材料の開発プロジェクトが採択されており、技術的な裏付けがあります。ペロブスカイト太陽電池の市場は2050年に約5兆円規模に成長する可能性があるとNEDOは試算しており、材料メーカーとして上流から恩恵を受ける位置にいます。時価総額が小さい小型株であるため、テーマ化した際の値動きの大きさが期待されます。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1960年設立。有機合成化学の技術力を基盤に、機能性化学品の製造を手がけてきました。近年はペロブスカイト太陽電池関連の研究開発に注力し、産総研との連携も進めています。
◎ リスク要因: ペロブスカイト太陽電池関連事業の売上寄与はまだ限定的であり、量産化までの道のりは不透明です。本業の化学品事業も市況の影響を受けやすく、小型株ゆえの流動性リスクもあります。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4960
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4960.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース): https://www.chemipro.co.jp/
洋上風力の調査・コンサル 応用地質 (9755)
◎ 事業内容: 応用地質は地質調査・地盤コンサルティングの最大手企業です。防災・インフラ・資源開発など幅広い分野で地盤に関する調査・解析・コンサルティングを提供しています。近年は洋上風力発電の環境アセスメントや海底地質調査にも注力しています。 ・ 会社HP:https://www.oyo.co.jp/
◎ 注目理由: 洋上風力発電の建設は、海底の地質調査から始まります。風車の基礎構造を設計するためには、海底地盤の状態を正確に把握することが不可欠であり、応用地質の調査・解析技術はプロジェクトの初期段階で必要とされます。政府が2040年までに3,000万〜4,500万kWの洋上風力導入を計画している中、環境アセスメントや地質調査の案件は着実に増加が見込まれます。発電設備そのものを製造する企業に比べて地味な存在ですが、洋上風力の「川上」に位置するインフラ的な役割を担っており、案件の増加がダイレクトに業績に反映される構造です。防災・インフラの本業も安定しており、収益基盤が堅固な点も安心材料です。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1957年設立。地質調査のパイオニアとして、日本の社会インフラ整備を支えてきました。洋上風力関連では、環境アセスメントから海底地質調査、気象観測まで一括した支援サービスを展開しています。
◎ リスク要因: 洋上風力プロジェクトの遅延や中止は直接的に受注に影響します。公共事業依存度が高く、政府の予算配分の変化も業績に影響する可能性があります。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/9755
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/9755.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース): https://www.oyo.co.jp/
風力発電の軸受で世界を支える 日本精工 (6471)
◎ 事業内容: 日本精工(NSK)はベアリング(軸受)で国内首位、世界第3位のメーカーです。自動車、産業機械、精密機器向けに幅広い製品を供給しています。大型風力発電の回転軸用軸受は、世界でも安定供給できるメーカーが6社程度しかない高参入障壁の分野です。 ・ 会社HP:https://www.nsk.com/jp/
◎ 注目理由: 洋上風力発電の風車は巨大であり、その回転軸を支える軸受(ベアリング)には極めて高い耐久性と精度が求められます。日本精工はこの大型風力発電用軸受を安定供給できる世界でわずか6社のうちの1社です。世界の洋上風力発電容量は急拡大しており、部品需要も比例して増加します。軸受は消耗品のため、一度採用されれば長期にわたって交換需要が発生するリカーリング型のビジネスモデルです。自動車関連の需要低迷リスクはあるものの、風力発電関連の成長が中長期的な業績の下支えとなることが期待されます。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1916年設立。日本初のベアリングメーカーとして、自動車・産業機械向けに事業を拡大してきました。風力発電用軸受は欧州の大手風車メーカーにも採用されており、グローバルでの実績を積み上げています。
◎ リスク要因: 自動車産業の構造変化(EV化)による需要変動リスクがあります。為替の影響も大きく、円高局面では海外売上の円換算額が目減りします。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/6471
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/6471.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース): https://www.nsk.com/jp/
ベアリングのもう一つの雄 NTN (6472)
◎ 事業内容: NTNはベアリング業界で日本精工に次ぐ国内2位のメーカーです。自動車用・産業機械用ベアリングのほか、風力発電用の大型軸受も手がけています。等速ジョイントでは世界トップシェアを持つなど、モビリティ関連にも強みがあります。 ・ 会社HP:https://www.ntn.co.jp/
◎ 注目理由: NTNも日本精工と同様に、大型風力発電用軸受を供給できる数少ないメーカーの一つです。日本精工と比較して時価総額が小さいため、風力発電テーマが物色される場面では、より大きな値動きが期待できます。また、NTNは風力発電関連の技術開発にも積極的で、風車の予防保全のための状態監視システムなども手がけています。洋上風力では過酷な環境下での長寿命化が求められるため、ベアリングの品質と耐久性は競争力の源泉となります。PBR1倍割れの銘柄であり、資本効率改善への期待もバリュー投資の観点から注目されます。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1918年設立。長い歴史を持つベアリングメーカーで、等速ジョイントでは世界トップの実績があります。近年は風力発電や電動化(EV)関連の成長分野に注力しています。
◎ リスク要因: 自動車産業への依存度が高く、EV化の進展や景気後退の影響を受けやすい構造です。利益率の改善が課題であり、構造改革の進捗にも注目が必要です。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/6472
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/6472.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース): https://www.ntn.co.jp/
洋上風力の塗料で高シェア 中国塗料 (4617)
◎ 事業内容: 中国塗料は船舶用塗料で国内首位のメーカーです。「中国」は地名ではなく社名であり、広島県に本社を置いています。船舶用防汚塗料の技術を活かし、洋上風力発電設備向けの防食・防汚塗料でも高い国内シェアを持っています。 ・ 会社HP:https://www.cmp.co.jp/
◎ 注目理由: 洋上風力発電設備は海水にさらされるため、錆びや生物付着(フジツボなど)から保護する塗料技術が極めて重要です。中国塗料は洋上風力発電用塗料で国内シェア80%以上を持つとされ、日本の洋上風力市場の拡大がそのまま同社の受注増に直結します。洋上風力の維持管理期間は20年以上に及ぶため、初期の塗装だけでなく、定期的なメンテナンス需要も長期にわたって発生します。ニッチながらも高いシェアを持つ「隠れた洋上風力関連銘柄」として、テーマ投資の切り口で注目される存在です。
◎ 企業沿革・最近の動向: 1917年設立。船舶用塗料で100年以上の歴史を持ち、世界的な海運・造船業界に製品を供給しています。近年は洋上風力関連の受注拡大に注力するとともに、環境対応型塗料の開発も進めています。
◎ リスク要因: 海運・造船市況の影響を受けやすく、新造船需要の変動に業績が左右されます。原材料(樹脂・溶剤)の価格上昇もコスト要因として影響します。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/4617
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/4617.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース): https://www.cmp.co.jp/
再エネ施工のスペシャリスト グリーンエナジー&カンパニー (1436)
◎ 事業内容: グリーンエナジー&カンパニーは、太陽光発電所の設計・施工・管理を主力とする再エネ施工会社です。メガソーラーから産業用まで幅広い太陽光発電所の建設実績を持ち、近年は系統用蓄電池施設の施工にも参入しています。 ・ 会社HP:https://www.green-e-company.co.jp/
◎ 注目理由: グリーンエナジー&カンパニーは再エネ施設の「つくる側」として、太陽光発電所や蓄電池施設の建設需要を直接的に取り込む企業です。直近ではイーレックスとの間で宮崎県串間市における系統用蓄電池施設の受注契約を締結しており、蓄電池テーマにも乗る形になっています。第7次エネルギー基本計画で太陽光と蓄電池の大量導入が方針として示された今、施工会社への需要は構造的に拡大する見通しです。時価総額は小さいですが、受注の積み上がりが業績に反映されやすい事業構造であり、再エネ投資の拡大期に恩恵を受けやすい銘柄です。
◎ 企業沿革・最近の動向: 太陽光発電の施工を軸に事業を拡大し、現在は東証スタンダード市場に上場しています。系統用蓄電池の施工受注を拡大しており、イーレックスなど大手新電力との取引も増加しています。
◎ リスク要因: 施工業のため、受注の波があり業績の安定性にはリスクがあります。人手不足や資材価格の高騰も利益率に影響します。小型株のため流動性が低い点にも注意が必要です。
◎ 参考URL(みんかぶ): https://minkabu.jp/stock/1436
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス): https://finance.yahoo.co.jp/quote/1436.T
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース): https://www.green-e-company.co.jp/
| 観点 | 本記事での扱い |
|---|---|
| テーマ | 「脱・中東依存」で国策買いが始まる再生可能エネルギー関連20 |
| 銘柄数 | 20銘柄(厳選) |
| スクリーニング基準 | テーマ親和性・業績・時価総額のバランス |
| 活用方法 | ウォッチリスト化→トリガー到来時に絞り込む |
| 想定リスク | テーマ剥落・需給変化による一時的な調整 |


















コメント