“推し活経済”を制する者が次の10年を制す。エンタメ・コンテンツ関連 厳選20銘柄を徹底網羅

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本記事の要点
  • 【免責事項】
  • 【世界に冠たるVTuber帝国の覇者】カバー (5253)
  • 【にじさんじを擁する高収益IPカンパニー】ANYCOLOR (5032)
  • 【TCG・声優・プロレスを束ねるIPディベロッパー】ブシロード (7803)

「推し活」という言葉が初めてSNS上で広まりはじめたのは2010年代後半。それから約10年、いまや「推し活」は若年層のサブカルチャーを超えて、日本経済の構造を変える巨大な消費トレンドへと成長しました。矢野経済研究所の推計によれば、関連市場規模は数千億円規模、ぴあ総研が発表した2024年の国内ライブ・エンタテインメント市場は約7,605億円と過去最高を更新し、2030年には8,700億円に達する見通しです。市場拡大の背景には「トキ消費」「推し活」など新しい消費行動の定着、大型会場の新設、チケット単価の上昇などがあります。

特に近年は、コロナ禍以降のリベンジ消費に加え、Z世代を中心とした「自分の好きを応援する」行動が拡大。ライブ・コンサート、グッズ、トレーディングカード、VTuberへのスーパーチャット、ファンクラブ会費、聖地巡礼、コラボカフェなど、あらゆる消費が「推し」を起点に行われる時代となりました。サンリオが有価証券報告書で「推し活」をリスク要因として明記し、市場のキーワードとして公式に位置づけたことも象徴的な出来事です。

注目すべきは、推し活マネーが特定企業の業績を急変させる現象が頻発していることです。VTuber事務所カバーは2025年3月期に売上高434億円・営業利益80億円と過去最高を更新し、サンリオは時価総額2兆円を突破。ANYCOLORも営業利益162億円、営業利益率38%という驚異的な収益性を実現しました。コンテンツIPを保有し、ファンとの直接接点を持つ企業ほど、グッズ・ライブ・ライセンスの三本柱で利益を爆発的に伸ばしています。

本記事では、この巨大トレンド「推し活経済」の中核を担う上場企業20社を厳選しました。VTuber、アニメ制作、芸能事務所、音楽レーベル、玩具・キャラクターIP、チケット販売、電子書籍、カラオケ、クリエイター人材、テーマ施設まで――。誰もが知る大型株から、個人投資家が「掘り出した」と感じる中小型株まで、バランスよく20銘柄を厳選しています。

【免責事項】

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はあくまでご自身の責任で行ってください。記事内の業績数値・企業情報・株価指標は執筆時点のもので、最新情報は各社のIR資料等で必ずご確認ください。情報の正確性には万全を期しておりますが、その完全性・正確性を保証するものではありません。市場環境、企業業績、為替動向によって株価は大きく変動する可能性があります。本記事を参考に行った投資行動の結果について、筆者および当媒体は一切の責任を負いません。

マーケットアナリスト
個別銘柄の背景にある業界構造を理解すると、”推し活経済”を制する者が次の10年を制す。エンタメ・コンテンツ関連 厳選20銘 の捉え方が変わります。
区分本記事の論点要約ポイント
セクション1【免責事項】本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はあくまでご自身の責任で行ってください。記事内の業績数値・企業情報・…
セクション2【世界に冠たるVTuber帝国の覇者】カバー (5253)◎ 事業内容: VTuberグループ「ホロライブプロダクション」を運営する企業です。日本・英語圏・インドネシアで合計89名以上のVTuberが所属し、YouTu…
セクション3【にじさんじを擁する高収益IPカンパニー】ANYCOLOR (5032)◎ 事業内容: VTuberグループ「にじさんじ」「NIJISANJI EN」を運営する企業です。所属VTuberは170名超、ライブストリーミング、コマース(…
セクション4【TCG・声優・プロレスを束ねるIPディベロッパー】ブシロード (7803)◎ 事業内容: トレーディングカードゲーム(TCG)を主軸に、モバイル・コンソールゲーム、声優ライブ、グッズ販売を行うエンタメ事業と、新日本プロレス・スターダム…
セクション5【ハローキティ・クロミの世界征服を進める復活劇】サンリオ (8136)◎ 事業内容: 「ハローキティ」「マイメロディ」「クロミ」「シナモロール」「ポムポムプリン」など多数のキャラクターIPを保有し、ライセンス事業、物販事業、テーマ…
本記事「”推し活経済”を制する者が次の10年を制す。エンタメ・コンテンツ関連 厳選20銘」の構成マップ

【世界に冠たるVTuber帝国の覇者】カバー (5253)

◎ 事業内容: VTuberグループ「ホロライブプロダクション」を運営する企業です。日本・英語圏・インドネシアで合計89名以上のVTuberが所属し、YouTubeチャンネル登録総数は9,700万を突破。配信・コンテンツ、ライブ・イベント、マーチャンダイジング、ライセンス・タイアップの4分野で事業を展開しています。  ・ 会社HP:

カバー株式会社 | つくろう。世界が愛するカルチャーを。 カバー株式会社は、「ホロライブプロダクション」をはじめとした日本ならではのコンテンツを世界に向けて発信している、次世代のエ cover-corp.com

◎ 注目理由: カバーが象徴するのは「VTuberが芸能事務所より稼ぐ時代」の到来です。2025年3月期は売上高434億円(前期比43.9%増)、営業利益80億円(同44.5%増)と過去最高を更新。特に注目すべきはマーチャンダイジング分野で、2024年9月発売のトレーディングカードゲーム「hololive OFFICIAL CARD GAME」が想定を大きく上回る販売実績を記録し、同分野売上は205億円(同64.6%増)に達しました。売上高に占めるIPコマース展開比率は2021年3月期の39.8%から2025年3月期は60.6%へと急上昇しており、もはや単なる配信ビジネスではなく、キャラクターIPを核とする多面的コンテンツ企業へと変貌しています。

ライブ・イベント分野では、ホロライブEnglishの北米ラジオシティ・ミュージックホール公演や、ホロライブプロダクション初のワールドツアーを成功させ、海外売上比率を拡大中。2026年3月期は売上高525億円・営業利益82億円を計画し、2030年までの5年間で累計500億円規模の成長投資・M&Aを実施する方針です。海外比率35%というグローバルIPに育ったホロライブの市場価値は、まだ過小評価されている可能性があります。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2016年設立。創業者は谷郷元昭氏。当初はVR事業を手掛けていましたが、2017年に「ときのそら」プロジェクトでVTuber事業に参入。2023年3月に東証グロース市場へ上場しました。直近では新物流センターの稼働、北米拠点(COVER USA)の開設、メタバース「ホロアース」の正式版リリースを実施。ホロカが品薄状態となるほどのヒット商品となり、増産対応を進めています。

◎ リスク要因: 特定タレントへの依存度が高く、卒業や活動休止が業績に直結します。実際、ガウル・グラさんなど人気タレントの卒業発表時には株価が急落しました。海外関税やEC物流費の変動も業績に影響します。

◎ 参考URL(みんかぶ):

カバー (5253) : 株価/予想・目標株価 [COVER] – みんかぶ カバー (5253) 今日の株価、予想(AI株価診断など)、チャート推移、ニュース、その他にも今後の見通しや買い時・売り時 minkabu.jp

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):

カバー(株)【5253】:株価・株式情報 – Yahoo!ファイナンス カバー(株)【5253】の株価、チャート、最新の関連ニュース、掲示板、みんなの評価などをご覧いただけます。前日終値、高値、 finance.yahoo.co.jp

◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):

カバー、25年3月期決算は売上高43%増、営業益44%増 すべてのサービス分野で大幅な増収に 今期は上期に将来の成長を見据えた事業投資が先行 | gamebiz カバー<5253>は、5月13日、2025年3月期の決算(非連結)を発表、すべてのサービス分野で大幅な増収を達 gamebiz.jp


【にじさんじを擁する高収益IPカンパニー】ANYCOLOR (5032)

◎ 事業内容: VTuberグループ「にじさんじ」「NIJISANJI EN」を運営する企業です。所属VTuberは170名超、ライブストリーミング、コマース(物販)、イベント、プロモーションの4領域で事業展開。「にじさんじオフィシャルストア」会員ID(ANYCOLOR ID)は194万アカウントを突破しています。  ・ 会社HP:

ANYCOLOR株式会社(ANYCOLOR Inc.) ANYCOLOR株式会社は、2017年5月2日に設立されたエンターテイメント系スタートアップです。私達は「エンタメ経済圏」 www.anycolor.co.jp

◎ 注目理由: ANYCOLORの強みは、業界屈指の収益性です。2025年4月期通期決算は売上高428億円(前期比34.0%増)、営業利益162億円(同31.7%増)、営業利益率38.0%という驚異的な水準を実現。4期連続の増収増益という安定成長と、コマース売上比率65%という構造を築いています。年間SKU数は4,932点、月あたり約400点の新商品を投下する施策体制は、IPコマース企業として突出しています。

特筆すべきは、ライブ配信(投げ銭)依存からの脱却に成功している点です。同社のライブ売上は横ばい〜微減傾向にある一方、ボイス販売、ぬいぐるみ、周年記念グッズ、ユニットライブグッズで爆発的成長を遂げています。2025年Q4(2-4月)は売上139.7億円(前年同期比60.2%増)、営業利益53.1億円(同60.0%増)と歴代最高の四半期業績を記録。背景には「にじさんじ7周年」「にじさんじフェス2025」(幕張メッセ)の大型イベント成功と、台湾ポップアップストアの想定超えの反響があります。「ライブは収益機会ではなく、ファンとの接点作り」と割り切り、コマースで稼ぐビジネスモデルが完成しました。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2017年設立、創業者は田角陸氏。2022年6月に東証グロース市場上場、その後プライム市場に昇格しました。「にじさんじ WORLD TOUR 2025 Singin’ in the Rainbow!」では東京・大阪・福岡・札幌などで複数公演を実施。2026年4月期も上方修正を続け、好調な業績が継続しています。配当も75円への増配を予定しています。

◎ リスク要因: 人気VTuberの卒業や活動停止リスク、棚卸資産の評価損による利益率変動、不適切配信によるレピュテーションリスクなどがあります。

◎ 参考URL(みんかぶ):

ANYCOLOR (5032) : 株価/予想・目標株価 [ANYCOLOR] – みんかぶ ANYCOLOR (5032) 今日の株価、予想(AI株価診断など)、チャート推移、ニュース、その他にも今後の見通しや買い minkabu.jp

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):

ANYCOLOR(株)【5032】:株価・株式情報 – Yahoo!ファイナンス ANYCOLOR(株)【5032】の株価、チャート、最新の関連ニュース、掲示板、みんなの評価などをご覧いただけます。前日終 finance.yahoo.co.jp

◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):

ANYCOLOR(5032)、前年比二桁増収増益 主要コマース領域における大型施策が寄与し売上は見通しを上回る 2026年3月11日に発表された、ANYCOLOR株式会社2026年4月期第3四半期決算発表の内容を書き起こしでお伝えしま finance.logmi.jp

【TCG・声優・プロレスを束ねるIPディベロッパー】ブシロード (7803)

◎ 事業内容: トレーディングカードゲーム(TCG)を主軸に、モバイル・コンソールゲーム、声優ライブ、グッズ販売を行うエンタメ事業と、新日本プロレス・スターダムを擁するスポーツ事業を展開。「IPディベロッパー」戦略のもと、グローバル展開を推進しています。  ・ 会社HP:

https://bushiroad.com/

◎ 注目理由: ブシロードはまさに「推し活経済」を体現する複合エンタメ企業です。2025年6月期決算は売上高561.7億円(前期比21.4%増)、営業利益48.7億円(同451.6%増)と劇的な収益改善を達成。エンターテイメント事業の売上498億円(同25.6%増)、セグメント利益46.9億円(同969.8%増)が業績を牽引しました。

注目すべきは、女性ファン中心のIP「バンドリ!」プロジェクトです。2025年4月開催の「MyGO!!!!! × Ave Mujica 合同ライブ わかれ道の、その先へ」ではバンドリ史上最大動員を記録。ライブエンタメユニット売上は過去最高を更新しました。さらにTCGでは2025年2月に「ラブライブ!シリーズ オフィシャルカードゲーム」を発売、4月には「ヴァイスシュヴァルツロゼ」も投入。「ヴァイスシュヴァルツ」英語版では「NIKKE」とのコラボが奏功するなど、グローバル展開も加速しています。

2026年6月期Q1(7-9月)では連結経常利益が19.3億円の黒字に浮上し、通期計画46億円に対する進捗率42%と好スタート。台北で「Bushiroad EXPO 2025」を開催し、海外ディストリビューターとの関係強化も進めています。フィギュアブランド「PalVerse」も拡販に成功し、複数の事業がシナジーを発揮し始めました。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2007年設立、創業者は木谷高明氏。2020年7月に東証マザーズ(現グロース)上場。2012年に新日本プロレスを買収し、女子プロレス団体スターダムも傘下に。アニメ製作委員会への積極的な出資・参画により、TCG・グッズ・声優ライブの権利を獲得する垂直統合モデルを構築しています。

◎ リスク要因: 新TCGや新IPの当たり外れによる業績変動が大きく、スポーツ事業(プロレス)は観客動員に左右されます。中国向け輸出の景気感応度も注視が必要です。

◎ 参考URL(みんかぶ):

https://minkabu.jp/stock/7803

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):

https://finance.yahoo.co.jp/quote/7803.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):

https://kabutan.jp/news/?b=k202511140427

【ハローキティ・クロミの世界征服を進める復活劇】サンリオ (8136)

◎ 事業内容: 「ハローキティ」「マイメロディ」「クロミ」「シナモロール」「ポムポムプリン」など多数のキャラクターIPを保有し、ライセンス事業、物販事業、テーマパーク(サンリオピューロランド・ハーモニーランド)運営を展開。会員サービス「Sanrio+」会員数は約252万人を擁します。  ・ 会社HP:

https://www.sanrio.co.jp/

◎ 注目理由: サンリオは「推し活経済の本流」を体現する象徴的な存在です。2025年3月期決算では売上高1,444億円(前期比44.9%増)、営業利益518億円(同92.2%増)、最終利益417億円(同137.3%増)と圧巻の業績で過去最高を更新。なんと自社の有価証券報告書で「日本における”推し活”」を業績変動要因として明記する異例の踏み込みを見せています。

複数キャラクター戦略が奏功し、50周年「ハローキティ」のみならず、20周年を迎えた「クロミ」、50周年「マイメロディ」がZ世代に大ヒット。東京国立博物館表慶館の「Hello Kitty展」は35万人を動員。物販事業ではインバウンド需要に加え、自家需要で客単価が上昇しています。さらに2025年5月には2026年3月期通期予想を上方修正し、売上高1,906億円・営業利益751億円を見込み、2026年4月の1株5株分割も発表。時価総額は2兆円を突破し、上場来高値を更新しました。

戦略的にも進化を続けており、「グッズ中心」のIPから「映像・ゲーム接点でのストーリー型IP」「教育・リアル体験」「UGX(二次創作支援)」へと提供価値を多層化。グローバルEvergreen IP化を掲げ、欧米でのブランド再構築にも投資を加速しています。約20年低迷していたサンリオを変革したのは、創業者の孫である辻朋邦社長の経営改革です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1960年創業。1974年「ハローキティ」誕生。2020年7月に辻朋邦氏が3代目社長に就任、複数キャラクター戦略・ライセンス強化を断行。2026年4月株式分割実施予定、自己株式取得も決定済みです。北米ではチョコキャットが大人気となり、米州売上が急拡大しています。

◎ リスク要因: キャラクター人気の周期性が大きく、ブームが去ると業績が一気に下振れする歴史があります。為替変動とインバウンド減少も業績インパクトが大きいです。

◎ 参考URL(みんかぶ):

https://minkabu.jp/stock/8136

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):

https://finance.yahoo.co.jp/quote/8136.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):

https://gamebiz.jp/news/405604

【日本最大のチケットプラットフォーム】ぴあ (4337)

◎ 事業内容: 日本最大級のチケット販売プラットフォーム「チケットぴあ」を運営。会員数2,200万人、ぴあカード会員約35万人。コンサート・演劇・スポーツ・夏フェスの企画・主催、自社保有「ぴあアリーナMM」運営、ぴあ総研、書籍出版、ホスピタリティ事業も展開しています。  ・ 会社HP:

https://corporate.pia.jp/

◎ 注目理由: ライブエンタメ市場が空前の活況を呈する中、ぴあはその”水道管”を握る独占的な存在です。2026年3月期Q3累計の連結売上高は394.9億円(前年同期比123.7%)、営業利益39.4億円(同247.9%)、最終利益25.3億円(同263.1%)と圧倒的な急回復。取扱高ベースでの売上は2,200億円を超え過去最高、コロナ禍前の水準を大きく凌ぐ規模に達しています。

注目すべきは、量から質への転換が進んでいる点です。ぴあ総研の調査では2024年の国内ライブ・エンタテインメント市場規模は7,605億円と過去最高、2030年予測は8,700億円に上方修正されました。会場が増え、来日アーティスト公演が増加し、チケット単価が上昇する複合的な追い風を享受しています。さらに大阪・関西万博、東京2025世界陸上のチケッティング受託でも収益貢献し、ホスピタリティ事業(VIP向け高単価チケット)、デジタルメディア・データマーケティング事業など新規事業も収益化フェーズへ。

財務面では、コロナ禍で生じた累損▲49億円(2021年度末)を2024年度末▲9億円まで圧縮。2025年度中に累損一掃と復配実現が視野に入っています。会員2,200万人の購買データを活用したデータマーケティングは、単なる仲介業を超えた付加価値を生み出しており、興行主催者へのソリューション収益も拡大中です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1972年創業。情報誌「ぴあ」が原点で、現在はチケッティング事業が中核。2020年に音響特化型1万人規模の「ぴあアリーナMM」を横浜みなとみらいに開業。2026年3月期は売上高470億円・営業利益34億円を計画し、中期経営計画を達成見込み。電子チケット移行とダイナミックプライシング導入支援も進めています。

◎ リスク要因: イープラス、ローソンエンタテインメントとの競合、チケッティングシステムの脆弱性・障害リスク、景気後退による高額チケット需要の減少などが挙げられます。

◎ 参考URL(みんかぶ):

https://minkabu.jp/stock/4337

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):

https://finance.yahoo.co.jp/quote/4337.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):

https://corporate.pia.jp/news/detail_live_enta20250624.html

【SKE48・Novelbrightを擁するアイドル経済の中核】KeyHolder (4712)

◎ 事業内容: アイドルグループSKE48・bijoux、ロックバンドNovelbright、声優・俳優マネジメントを行う総合エンターテインメント事業を中核とし、映像制作事業、広告代理店事業、物流事業を展開。グループ会社14社、連結従業員1,010名規模に拡大しています。  ・ 会社HP:

https://www.keyholder.co.jp/

◎ 注目理由: KeyHolderは、推し活経済の中でも”推し続ける”中規模ファン層をビジネス化している銘柄です。2024年12月期は通期連結売上310.9億円(前期比13%増)、純利益25.0億円(同18.3%増)と過去最高益を達成。2025年12月期も売上収益356.3億円(同14.6%増)と二桁成長を継続しました。SKE48は新体制移行のコスト負荷で軟調ながら、Novelbrightのアリーナツアーグッズ売上が好調で総合エンタメ事業を支えています。

特筆すべきはM&Aによる事業多角化です。2025年1月にトポスエンタープライズ、5月にRed List(六本木Empire Steak House運営)、8月にアオイコーポレーション(タレント事務所)を相次いでグループイン。映像制作事業ではKeyHolder Pictures(配給部門)を新規立ち上げました。

株主優待も特徴的で、100株以上保有株主にはKeyHolderグループ関連アーティストライブのチケットが抽選で当たる優待企画があり、まさに「株主自身が推し活」できる仕組み。1年以上1,000株保有でオリーブスパのリラクゼーションサロンチケットも提供されます。10月の「SKE48 17周年ライブ」、SKE48 SUMMER Tourなど、ファン基盤の若返りと新規ファン獲得施策が続いており、アーティストIP事業のストック型収益への転換が進んでいます。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1949年創業の運送業をルーツに、2014年から総合エンタメ事業へ事業転換。2018年にSKE48の運営を引き継ぎ。乃木坂46の41stシングルや、SKE48 36thシングル「サンダルだぜ」(2026年3月)など、所属アーティストの楽曲リリースが継続。AI素材を活用した新ビジネス開発にも着手しています。

◎ リスク要因: アイドルグループ・アーティストの人気変動による業績の振れが大きく、卒業や事務所離脱がリスクです。M&A巧拙による収益貢献度のばらつきも懸念点です。

◎ 参考URL(みんかぶ):

https://minkabu.jp/stock/4712

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):

https://finance.yahoo.co.jp/quote/4712.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):

https://finance.logmi.jp/articles/382474

【浜崎あゆみからアニメまで日本音楽の老舗】エイベックス (7860)

◎ 事業内容: 音楽事業(アーティストマネジメント、ライブイベント、レコード制作)、アニメ・映像事業、海外事業を3本柱とする総合エンタメ企業。所属アーティストには浜崎あゆみ、TRF、AAA、Da-iCE、超ときめき♡宣伝部などが、近年はストリーマーや韓国系アーティストとも積極的に提携しています。  ・ 会社HP:

https://avex.com/

◎ 注目理由: エイベックスは長年低迷していた業績が劇的に改善している転換点銘柄です。2026年3月期Q3累計は売上高1,030.6億円(前年同期比11.3%増)、営業利益30.1億円(前年同期は12.6億円の損失)と大幅黒字転換。最終利益も30.7億円(同42.3%増)と回復を見せています。

復活ドライバーは3つ。第1に大型ライブの公演数増加。第2にアニメ作品の海外配信好調(エイベックス・ピクチャーズの版権が貢献)。第3に貸倒引当金繰入額の減少と販管費削減です。さらに2025年4月に米国マネジメント大手S10 Entertainment & Mediaを連結子会社化し、新事業体「Avex Music Group」を立ち上げ、Brandon Silverstein氏をCEOに起用するなど米国攻略を本格化しています。

近年の動きとして注目すべきはストリーマー・ファン太のメジャーデビュー(両国国技館2DAYS主催)など、新世代インフルエンサーとの取り組み、TREASUREやその他K-POP系アーティストの日本展開支援、アニメ・映像事業ではAPI(エイベックス・ピクチャーズ・インターナショナル)による海外配信契約の拡大などです。配当も年間50円を維持し、株主還元にも前向きです。エンタメコングロマリットとしての復活は、推し活経済全体を取り込む可能性を秘めています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1988年創業、創業者は松浦勝人氏。1990年代の浜崎あゆみブームで音楽業界トップに。2002年東証一部上場。直近では本社不動産売却益など特殊要因はあるものの、本業ベースでの収益改善が鮮明。2025年4月にエイベックス・ファンマーケティングのファンクラブ運営事業をエンタテインメント本体に統合し、ファン直接接点の強化を進めました。

◎ リスク要因: ヒットアーティスト依存が大きく、新人発掘の成否が業績を左右します。海外子会社の業績変動、アーティスト・タレントのスキャンダルリスクも残ります。

◎ 参考URL(みんかぶ):

https://minkabu.jp/stock/7860

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):

https://finance.yahoo.co.jp/quote/7860.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):

https://avex.com/jp/ja/

【サザンオールスターズ・福山雅治の本拠地】アミューズ (4301)

◎ 事業内容: サザンオールスターズ、福山雅治、Perfume、ONE OK ROCK、生見愛瑠などを擁する芸能事務所大手。イベント関連事業、音楽・映像事業、出演・CM事業の3セグメントで展開し、大型コンサートツアー企画運営、グッズ制作・販売、アニメ製作、CM出演マネジメントを行います。  ・ 会社HP:

https://www.amuse.co.jp/

◎ 注目理由: アミューズは、推し活経済の文脈で「中堅~大型アーティスト経済圏」を握る存在です。2026年3月期Q1は営業収入226.6億円(前年同期比28.4%増)、営業利益35.5億円(同303.9%増)と大幅な増収増益を達成し、通期予想も上方修正されました。背景には、所属アーティストの大型コンサートツアー復活と、グッズ販売の好調があります。

アミューズの強みは、長期にわたるアーティストとの強固な関係と、ファンクラブ・グッズ・ライブを統合的に運営するノウハウです。サザンオールスターズの全国ツアー、福山雅治の30周年関連企画、ONE OK ROCKのワールドツアーなどが控え、複数の大型イベントが業績を押し上げています。アニメ製作委員会への参画も多数で、IPソリューション事業の拡大も継続しています。

財務面ではPER9.2倍、PBR0.88倍と割安水準で、ROE9.6%、ROA5.7%、自己資本比率も高水準。配当利回り1.96%とインカムゲインも確保できます。2025年3月にA-Sketch全保有株式を譲渡(MASH A&Rも持分法から外す)など事業ポートフォリオの再編を進めており、コアアーティストへの集中を強めています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1977年創業、創業者は大里洋吉氏。サザンオールスターズの一手に育てた老舗芸能事務所です。2024年10月に希船工房から商号変更したグッズ制作事業会社が連結に。BTSのレーベルとも提携してきた歴史があり、海外アーティストとのコラボも継続的に展開しています。

◎ リスク要因: 所属アーティストの活動休止・引退・スキャンダルリスクが大きく、特に主力アーティストへの依存度が業績に直結します。コンサートツアーのスケジュールに業績が大きく左右されるため、四半期ごとの変動も大きいです。

◎ 参考URL(みんかぶ):

https://minkabu.jp/stock/4301

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):

https://finance.yahoo.co.jp/quote/4301.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):

https://www.amuse.co.jp/ir/

【ガシャポンとカードゲームでホビー流通を支配】ハピネット (7552)

◎ 事業内容: バンダイナムコグループの玩具・ゲーム卸最大手。玩具事業(ポケモンカード、ONE PIECEカードゲーム、ガンダムプラモなど)、映像音楽事業、ビデオゲーム事業、アミューズメント事業(カプセル玩具)の4セグメントで展開し、カプセルトイ専門店「ガシャココ」「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ」を運営しています。  ・ 会社HP:

https://www.happinet.co.jp/

◎ 注目理由: ハピネットは、推し活グッズの”流通動脈”を握る注目銘柄です。2026年3月期Q3決算は売上高3,395億円(前年同期比19.9%増)、営業利益133.7億円(同36.7%増)と大幅な増収増益。通期予想も上方修正、増配も予定しています。

成長エンジンは2つです。第1がトレーディングカード需要。「ポケモンカードゲーム」「ONE PIECEカードゲーム」「ヴァイスシュヴァルツ」などTCGの大人需要を取り込み、玩具事業売上1,694億円(同13%増)、セグメント利益91億円(同32.9%増)を実現しました。第2がカプセルトイ事業。当社運営の「ガシャココ」は2025年3月末で137店舗を出店、バンダイナムコアミューズメントとの共同運営「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ」「ガシャポンのデパート」も拡大中。アミューズメント事業売上523億円(同25.7%増)と大幅な伸びを見せています。

さらに注目すべきは、2023年に「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズなど女性向けアニメコンテンツを擁する「ブロッコリー」をTOBで完全子会社化し、IPホルダーとしての位置づけを強化していること。米A24社との独占パートナーシップも開始しており、商社からIPホルダーへの転換が進行中です。Snow Manアルバム「THE BEST 2020-2025」の流通も担当しました。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1969年創業、東証プライム上場。2023年にブロッコリーをTOBで完全子会社化し、女性向けキャラクターIPを拡充。2024年にCIVIL WARなどA24映画作品の国内配給開始。市川ロジスティクスセンターを稼働させ、物流体制も強化中です。

◎ リスク要因: ポケモンカードなどヒット商品の供給不足や転売市場の沈静化、任天堂Switch後継機の発売タイミングがビデオゲーム事業に大きく影響します。バンダイナムコ商品の値上げに伴う消費者反応もリスク要因です。

◎ 参考URL(みんかぶ):

https://minkabu.jp/stock/7552

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):

https://finance.yahoo.co.jp/quote/7552.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):

https://www.happinet.co.jp/ir/

投資リサーチャー
“推し活経済”を制する者が次の10年を制す。エンタメ・コンテンツ関連 厳選20銘 を読み解く際は、ニュースの一次情報まで掘ることが大切です。

【角川グループのアニメ・ライトノベルの巨人】KADOKAWA (9468)

◎ 事業内容: 出版、映像・アニメ、ゲーム、Webサービス(ニコニコ動画)を中核とする総合メディア企業。「異世界転生」など人気ライトノベルの版元、アニメ製作委員会への幅広い出資、ドワンゴを通じた動画配信プラットフォーム運営、各種MD展開を行います。  ・ 会社HP:

https://group.kadokawa.co.jp/

◎ 注目理由: KADOKAWAは「異世界転生×アニメ」というラインを世界に広めた立役者です。アルファポリスやMF文庫、電撃文庫、富士見書房など多数のレーベルを傘下に持ち、ライトノベル原作のアニメ化は同社の独壇場と言える状況です。「Re:ゼロから始める異世界生活」「魔法科高校の劣等生」「オーバーロード」「転生したらスライムだった件」など、推し活市場で根強い人気を誇るIPの版権を多数保有しています。

ニコニコ動画のサイバー攻撃被害(2024年6月)からの完全復旧、ソニーグループとの資本業務提携(2024年12月、株式取得約500億円)による株主構成の安定化、海外ストリーミングサービスとの個別契約強化などを経て、コンテンツ供給力を活かした成長を続けています。「ニコニコ超会議」「ニコニコ町会議」など、ファン参加型イベントも特徴的で、推し活経済との親和性が極めて高い企業です。

KADOKAWAの強みは、出版→アニメ→グッズ→ライブイベントへの多面展開ノウハウと、ドワンゴ統合によって得たデジタル配信基盤です。「文豪ストレイドッグス」「賭ケグルイ」など女性ファン中心のIPもグローバルに浸透しており、英語版ライトノベル販売も拡大中です。中国向け版権収入や東南アジア向け配信も成長領域です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1945年創業の角川書店が源流。2014年にドワンゴと経営統合し、現在の形に。2024年6月にニコニコ動画大規模サイバー攻撃を受け、復旧と再発防止策を強化。2024年12月にソニーグループが約10%出資し、海外配信での連携を強化。所沢の「ところざわサクラタウン」「角川武蔵野ミュージアム」など、ファン体験型施設も運営しています。

◎ リスク要因: 2024年のサイバー攻撃のような情報セキュリティリスクが顕在化済みで、再発防止コストが継続発生します。アニメ放映タイトルのヒット不発、紙出版市場の構造的縮小も注意点です。

◎ 参考URL(みんかぶ):

https://minkabu.jp/stock/9468

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):

https://finance.yahoo.co.jp/quote/9468.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):

https://group.kadokawa.co.jp/ir/

【ドラゴンボール・ワンピースを世界に届けるアニメ製作王者】東映アニメーション (4816)

◎ 事業内容: 日本最大手のアニメーション制作会社。「ドラゴンボール」「ワンピース」「セーラームーン」「プリキュア」「デジモン」など世界的IPを保有・運営。アニメ制作、版権・商品化権、海外配信ライセンス、テレビ放映権、劇場映画配給などで収益化しています。  ・ 会社HP:

https://www.toei-anim.co.jp/

◎ 注目理由: 東映アニメーションは、グローバル推し活経済の中核を担う最強IP企業です。「ドラゴンボール」「ワンピース」という世界的二大コンテンツを握り、海外売上比率は7割超。ライセンス収入はストック型で安定的な収益源となっています。「ワンピース」は連載開始以来26年以上続く長寿IPでありながら、最終章突入で再注目されており、グッズ・カードゲーム・舞台・映画と多面展開で活況です。

注目すべきは、Netflix、Amazon Prime Video、Disney+、Crunchyrollなど世界の主要配信プラットフォームとの長期契約を結んでいる点。北米・欧州・南米・東南アジア・中東まで、東映アニメ作品はあらゆる市場で安定したライセンス収入を生み出します。「セーラームーン」30周年プロジェクト、「プリキュア」シリーズの幼児向け定番化、「デジモン」の大人ファン取り込み、「アクダマドライブ」など新規IPの育成と、世代横断的にファン層を拡大しています。

財務面では自己資本比率が80%超と極めて健全、無借金経営で、潤沢なキャッシュフローを保有。長年の作品蓄積による「ライブラリー収入」(過去作の再放送・再配信権)が利益率を底支えしており、新作のヒット・ミスにかかわらず安定収益を稼ぎ出せる構造です。劇場版「ワンピース FILM RED」「ドラゴンボール超 SUPER HERO」が日本・海外でメガヒットを記録するなど、劇場配給ビジネスでも強みを発揮しています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1948年に「日本動画株式会社」として創業、1956年に東映動画として再発足、現社名は1998年から。東映の連結子会社で、現在は東証プライム市場に上場。中国でのアニメ配信ライセンス収入や、インドでのIP展開、北米でのクランチロール経由販売が成長領域。直近では生成AIを活用した制作プロセス効率化にも投資しています。

◎ リスク要因: 中国市場の規制リスクや日中関係の悪化、特定IPへの依存度の高さ、ヒット作品の発生タイミングによる業績変動が注意点です。

◎ 参考URL(みんかぶ):

https://minkabu.jp/stock/4816

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):

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◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):

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【攻殻機動隊・銀魂を生んだアニメ製作の独立系雄】IGポート (3791)

◎ 事業内容: プロダクション・アイジー(攻殻機動隊、PSYCHO-PASSなど)、ウィットスタジオ(進撃の巨人、SPY×FAMILYなど)、シグナル・エムディなど、複数のアニメ制作スタジオを傘下に持つ持株会社。アニメ製作のほか、出版事業(マッグガーデン)、配信権販売、版権ビジネスを展開しています。  ・ 会社HP:

https://www.ig-port.co.jp/

◎ 注目理由: IGポートは、推し活経済の根本である「アニメ制作リソース」を保有する希少な独立系企業です。プロダクション・アイジーは「攻殻機動隊」「PSYCHO-PASS」「ハイキュー!!」「スパイ&ファミリー」などを手掛け、ウィットスタジオは「進撃の巨人」「SPY×FAMILY」「ヴィンランド・サガ」などのヒット作で知られています。

特筆すべきは、出版事業のマッグガーデンが「黒執事」「無職転生」など人気IPの版元であり、それらを連結グループ内でアニメ化できるスキームを保有している点。垂直統合により、原作版権、アニメ製作、グッズ商品化、海外配信権の各段階で収益化できる強みがあります。

近年は世界的なアニメ需要の高まり、特にNetflix、Amazon Prime Videoなどグローバル配信プラットフォームによる積極的なライセンス購入で、海外売上比率が拡大中です。「攻殻機動隊 SAC_2045」のNetflixオリジナル制作、「BLOOD OF ZEUS」など海外プラットフォーム向けオリジナル制作も増加しており、安定した受注基盤を構築しています。

時価総額は東映アニメーションに比べ小型で、ヒット1本の業績インパクトが大きいことから、株価のボラティリティは大きいものの、推し活市場の拡大局面ではアップサイドが期待できます。クリエイターの待遇改善、デジタル制作環境の整備、海外スタッフの活用など、制作キャパシティ拡大も進めています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2007年、プロダクション・アイジーとマッグガーデンの経営統合により誕生。2017年にウィットスタジオを完全子会社化。2024年は人気作品の制作受注好調と海外ライセンス収入拡大により業績堅調。生成AI活用による制作プロセス効率化、海外スタジオ連携強化が今後のテーマです。

◎ リスク要因: アニメ制作の受注ベース事業は、ヒット作の有無で利益が大きく変動します。クリエイター不足と人件費高騰、納期遅延リスクも構造的課題です。

◎ 参考URL(みんかぶ):

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◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):

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◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):

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【電子書籍取次の独占的プラットフォーマー】メディアドゥ (3678)

◎ 事業内容: 電子書籍取次の国内最大手。Amazon Kindle、楽天Kobo、ピッコマ、めちゃコミックなど主要電子書店向けに、出版社の電子書籍データを供給。コミック中心に取扱タイトル数260万。FanTop(NFTマーケット)、書籍ECなど戦略投資事業も展開しています。  ・ 会社HP:

https://mediado.jp/

◎ 注目理由: メディアドゥは、推し活経済の重要なアーキテクチャである「コミック流通インフラ」を握る企業です。2025年2月期は3期ぶりの増収増益を達成、2026年2月期Q3累計の電子書籍売上高成長率は前年同期比+8.3%、既存商流+5.7%、新規商流+2.6%と引き続き好調です。電子書籍市場の予測成長率(+5%)を上回る成長を継続しています。

成長ドライバーは3つ。第1にコミック需要の継続拡大。同社売上の8割強をコミックが占め、人気作品のアニメ化に伴うキャンペーン拡大が成長を牽引しています。第2に「ピッコマ」などの新規大手商流の獲得、2025年7月のアムタス(めちゃコミック運営)との業務提携開始も寄与しています。第3に海外展開で、北米向け「MANGA MIRAI」(NTTドコモ向け)など海外ライセンス事業も拡大しています。

戦略的にも進化しており、2026年2月期から2030年2月期までの5年間でM&Aに110億円以上を投じる方針を発表。電子書籍取次事業の安定収益を基盤に、IP・ソリューション事業を新たな成長領域として育成中です。クレディセゾンとの資本業務提携で「まんがセゾン」を立ち上げ、セゾンカード会員向けコース展開を通じてストック型収益を強化。日本文芸社「鬼ゴロシ」のNetflix映画化など、原作IPの映像化収益も拡大しています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1996年創業、創業者は藤田恭嗣氏。2013年マザーズ上場、2018年東証一部(現プライム)昇格。2025年7月めちゃコミックとの取引開始、9月縦スクロールコミック制作子会社「Contents Lab. Blue」への出資、2025年2月にエブリスタ譲渡など事業ポートフォリオの最適化を継続中です。

◎ リスク要因: 海賊版サイトの再増加が業績に影響しており、2024年6月以降に上位10サイト合計アクセス数が5億超に達するなど被害が深刻化中です。電子書籍市場の成長鈍化、特定大手電子書店への依存もリスクです。

◎ 参考URL(みんかぶ):

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◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):

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◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):

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【なろう系小説からアニメ化王道ルートを構築】アルファポリス (9467)

◎ 事業内容: 小説・漫画投稿サイト「アルファポリス」を運営し、人気作品を書籍化・コミカライズ・アニメ化する出版社。代表作に「ゲート」「月が導く異世界道中」「とあるおっさんのVRMMO活動記」「異世界でカフェを開店しました。」「THE NEW GATE」など。レディースコミック、文芸書も展開しています。  ・ 会社HP:

https://www.alphapolis.co.jp/

◎ 注目理由: アルファポリスは、推し活経済の上流である「IP発掘」を独自の仕組みで実現している企業です。2025年3月期通期決算は売上高136.2億円(前期比31%増)、営業利益32.2億円(同41%増)、最終利益20.2億円と過去最高を更新。当事業年度の刊行点数は215点(前期比28点増)に拡大、シリーズ累計500万部突破の「月が導く異世界道中」や2025年4月アニメ放送開始の「勘違いの工房主」が業績を牽引しました。

ビジネスモデルが秀逸で、サイト「アルファポリス 電網浮遊都市」での読者投稿・反応データを活用して書籍化候補を発掘するため、市場テスト済みのIPだけを書籍化できる仕組みです。電子書籍販売も全ジャンルで拡大しており、書籍ジャンル別ではコミック・書籍・写真集が好調。漫画と親和性の高い電子書籍販売は大幅に増加しています。

注目すべきは女性向けレーベル「レジーナブックス」「ノーチェ」「Neg.B」の好調です。「自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。」(累計245万部突破、2026年TVアニメ化決定)、「最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか」(累計154万部、2025年秋アニメ化)など、女性向け推し活マーケットへの浸透が進んでいます。財務基盤も自己資本比率77.7%と強固、ROE15.6%と効率性も高水準です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2000年創業、2014年マザーズ上場、現在東証グロース市場。「青春小説×ボカロPカップ」など新ジャンル開拓も継続中。アニメ化作品の海外配信権収入も拡大し、海外向けライセンス事業を新たな収益柱に育成しています。

◎ リスク要因: アニメ化作品の出来で続巻売上が大きく変動します。特定の人気シリーズへの依存度が高く、新ヒット作の発生タイミングが業績を左右します。

◎ 参考URL(みんかぶ):

https://minkabu.jp/stock/9467

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):

https://finance.yahoo.co.jp/quote/9467.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):

https://gamebiz.jp/news/405786

【DAMで培った”歌う推し活”の王者】第一興商 (7458)

◎ 事業内容: 業務用通信カラオケ「DAMシリーズ」で業界首位、シェアはスナック・バー向けで約8割、カラオケボックス向けで5割超。直営でカラオケルーム「ビッグエコー」「メガビッグ」「CLUB DAM」、飲食店「カラオケマック」を運営。子会社38社、駐車場「ザ・パーク」、BGM放送、音楽ソフト事業も展開しています。  ・ 会社HP:

https://www.dkkaraoke.co.jp/

◎ 注目理由: 第一興商は、「推しの歌を歌う」という最も身近な推し活を支える独占的インフラ企業です。2026年3月期Q3決算は売上高1,224億円(前年同期比7.0%増)と過去最高、営業利益137.7億円(同3.8%減)とやや減益ながらも本業は堅調。減益要因は2025年4月発売の新フラッグシップモデル「LIVE DAM WAO!」関連費用の増加で、これは将来の収益性向上に向けた先行投資です。

注目すべきは、「LIVE DAM WAO!」が5年半ぶりのフラッグシップ機として好調な受注状況にある点。カラオケ本来の魅力である「集まって歌う楽しさ」を追求した機能群が好評で、業務用カラオケ市場の更新サイクルを牽引しています。直営店舗ではカラオケ503店舗・飲食159店舗を運営、既存店売上はカラオケ2%増・飲食3%増と安定成長を継続しています。

財務面ではROE16.2%、ROA8.6%、自己資本比率55.6%と高い収益性と健全性を両立。配当利回りは4.14%と高水準で、インカム投資家にも魅力的です。VTuberオフィシャル楽曲、アニメソング、推しアーティストの新曲をカラオケでいち早く歌えるかどうかは、「歌う推し活」の利便性に直結します。アニソン・ボカロ・VTuber楽曲の配信スピードでもDAMが優位に立っており、推し活経済の拡大が直接追い風となります。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1976年創業、1994年東証一部(現プライム)上場。2025年4月「LIVE DAM WAO!」発売。BGM放送のUSEN-NEXTとの競合、駐車場「ザ・パーク」をM&Aで拡大中。コロナ禍からの完全復活を遂げ、エルダー(高齢者向けカラオケ)事業も社会価値と収益性を両立した成長分野として注目されています。

◎ リスク要因: カラオケボックス市場の長期的な人口減少リスク、若年層のカラオケ離れ、業務用機器更新サイクルの遅延などが懸念されます。新機種投入時期の業績変動も大きいです。

◎ 参考URL(みんかぶ):

https://minkabu.jp/stock/7458

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):

https://finance.yahoo.co.jp/quote/7458.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):

https://www.dkkaraoke.co.jp/stockinfo/

【コンテンツ業界の人材インフラ】クリーク・アンド・リバー社 (4763)

◎ 事業内容: クリエイティブ業界に特化した人材派遣・紹介事業を中核とする企業。映像、ゲーム、Web、出版、医療、会計・法曹分野でクリエイター・スペシャリストの人材ネットワークを保有。日本の地上波番組の約45%に同社ネットワークのクリエイターが関与し、登録人材は2025年2月末で41.5万人を擁します。  ・ 会社HP:

https://www.cri.co.jp/

◎ 注目理由: クリーク・アンド・リバー社は、推し活経済を支える「制作現場の血流」を担う企業です。2025年2月期は売上高502.7億円(前期比1.0%増)と連続で過去最高を更新。同社の強みは、クリエイティブ分野で約10万人を超える国内最大級のクリエイターネットワークを構築している点で、独立系番組制作会社としては業界3番手の売上規模です。

業績の追い風は推し活経済の拡大そのものです。アニメ制作キャパシティ不足が深刻化する中、同社は制作受託(請負)も拡大、2023年には(株)シオンを買収し映像制作能力を強化しました。VTuber、Web漫画、縦スクロールコミック、ゲーム配信、ライブ配信など新規メディアに対応するクリエイター需要が爆発的に拡大しており、同社の人材プールは引っ張りだこ状態です。

戦略投資事業の拡大も興味深く、AI関連子会社のリヴァイ社が生成AIを活用した次世代型転職支援サービス「ミライテ」を開発するなど、クリエイター×AIの新領域に進出。2025年10月には株主優待制度の導入を発表、2026年3月には業績予想・配当予想の修正(増配)を発表するなど、株主還元も強化しています。海外展開ではカナダ拠点を開設し、北米市場での日本ゲーム・アニメ需要を取り込む体制を整えています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1990年創業、創業者は井川幸広氏。2003年JASDAQ上場、2011年東証一部(現プライム)上場。動画配信サービス、企業からのYouTubeチャンネル運用受託、YouTubeクリエイターとのタイアップなど、新規クリエイティブビジネスへの対応も急速に進めています。

◎ リスク要因: ゲーム業界の景気変動と一部の大手ゲームパブリッシャー案件縮小の影響、人材紹介サービスの成約長期化、生成AIによる一部業務代替の可能性が懸念点です。

◎ 参考URL(みんかぶ):

https://minkabu.jp/stock/4763

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):

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◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):

https://www.cri.co.jp/ir/

【ウルトラマンIPでグローバル展開を加速】円谷フィールズホールディングス (2767)

◎ 事業内容: 「ウルトラマン」シリーズの権利を保有する円谷プロダクションを中核とする「コンテンツ&デジタル事業」と、フィールズ社を中核とするパチンコ・パチスロ機の企画開発・販売を行う「アミューズメント機器事業」の2セグメント構成。CG・VFX制作のデジタル・フロンティアも擁します。  ・ 会社HP:

https://www.tsuburaya-fields.co.jp/

◎ 注目理由: 円谷フィールズHDは、ウルトラマンという60年級のグローバルIPで推し活経済を制覇しようとしている注目銘柄です。2026年3月期Q3累計は売上高1,546億円(前年同期比58.2%増)、営業利益185.3億円(同97.3%増)と大幅な増収増益を達成。アミューズメント機器事業の好調が業績を牽引しました。

最大の注目点はウルトラマンIPのグローバル展開です。2024年6月にNetflixで世界190カ国・地域配信されたアニメ映画「ウルトラマン: ライジング」が公開週グローバル2位、69カ国で週間TOP10入りを記録。2024年10月に発売したトレーディングカードゲーム「ウルトラマン カードゲーム」は初回グローバル700万パックを出荷し、想定を超える販売消化率で追加受注確実な状況です。

中国市場では「ウルトラマン」関連のブロック玩具、低価格帯玩具、アパレル、文具、生活雑貨が好調で、MD/ライセンス収入が前年同期比41.2%増。シンガポール、ソウル、ロサンゼルスに海外拠点を構築済みで、グローバル展開を加速しています。2026年春にはウルトラマンカードゲームの世界大会開催を予定。中国の旅行予約プラットフォーム、訪日旅行者向け決済サービスとの提携で「旅前・旅中・旅後」の体験設計も進めており、IP×インバウンド×推し活の三位一体戦略が見えます。

◎ 企業沿革・最近の動向: フィールズ社が前身、2018年に円谷プロダクションを完全子会社化、2024年に円谷フィールズホールディングスへ商号変更。2024年9月にエース電研(パーラー向け機器設置工事リーダー)を完全子会社化、ダイコク電機との業務提携も発表しました。配当利回り3.28%と株主還元も意識しています。

◎ リスク要因: パチンコ・パチスロ業界の規制変更リスク、中国市場でのIP商品入れ替え期長期化、新台機種の市場評価による販売変動が懸念されます。

◎ 参考URL(みんかぶ):

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https://gamebiz.jp/news/395879

【推し活サブスク・データの源泉】オリコン (4800)

◎ 事業内容: 音楽・エンタメ業界の各種ランキング集計、顧客満足度調査(オリコン顧客満足度ランキング)、ニュース配信(ORICON NEWS)、占い、写真コンテンツなどを運営。法人向けにはマーケティングデータ提供や、満足度調査による広告ライセンス事業を展開しています。  ・ 会社HP:

https://www.oricon.co.jp/

◎ 注目理由: オリコンは、推し活経済の「データを握る企業」として独自のポジションを築いています。1968年創業の音楽ランキングは、現在もアーティストの人気バロメーターとして広く認知されており、推し活ファンが新作CD・配信ランキングを毎週チェックする文化に根ざしています。アーティスト側からも「オリコン1位獲得」がブランド価値となり、リリース戦略に組み込まれています。

成長ドライバーは複数あります。第1にデジタル広告事業のORICON NEWSは、芸能ニュースのトラフィックを背景に安定収益を確保。第2に顧客満足度調査の広告ライセンス事業は、教育・住宅・金融など多岐にわたる業界に拡大。第3にエンタメデータビジネス。アーティストやレコード会社へのマーケティングデータ販売、ファン動向の解析データは、推し活経済が拡大するほど価値が高まります。

近年の注目点は、占いコンテンツやファンクラブ運営支援などへの事業多角化、サブスク型エンタメコンテンツの取り扱い拡大です。日々のニュース・ランキングがファンの推し活行動の「指標」として機能しており、ファンクラブ会報レベルでのデータ提供事業など、ニッチで利益率の高いビジネスを多数展開しています。時価総額は中規模ながら、配当利回りも高水準で、インカム投資家には魅力的な銘柄と言えるでしょう。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1967年に音楽情報雑誌「コンフィデンス」発刊、1999年JASDAQ上場(現スタンダード市場)。創業者は小池聰行氏。直近では推し活市場の拡大に伴いエンタメニュースのPV数が上昇、満足度調査事業も毎年の調査範囲を拡大しています。

◎ リスク要因: 音楽業界の構造変化(物理盤からストリーミングへ)によるランキング集計の意義低下リスク、Webメディアの広告単価変動、競合データプロバイダーの台頭などが懸念点です。

◎ 参考URL(みんかぶ):

https://minkabu.jp/stock/4800

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):

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https://www.oricon.co.jp/

【モンストとFC東京で立体的にファンを掴む】mixi (2121)

◎ 事業内容: スマホゲーム「モンスターストライク(モンスト)」を主軸とするデジタルエンターテインメント事業、FC東京・千葉ジェッツふなばし(B1)を擁するスポーツ事業、家族向けアプリ「家族アルバム みてね」のライフスタイル事業の3セグメントで展開しています。  ・ 会社HP:

https://mixi.co.jp/

◎ 注目理由: mixiは、推し活経済の中でも「キャラクター×実在選手×家族」という立体的なファンビジネスを構築する独自ポジションです。「モンスト」では推しキャラクターを愛するプレイヤーが10年以上にわたって課金を続けており、コラボイベント(進撃の巨人、エヴァンゲリオン、ジョジョ、銀魂、ワンピースなど多数)が定期的に話題を呼びます。

注目すべきはスポーツ事業の拡大です。FC東京(J1)、千葉ジェッツふなばし(B1)を保有し、サッカー・バスケットボールという二大コンテンツでサポーター(推し活)経済圏を構築。BリーグのDX化、千葉ジェッツのチケッティング・スタジアムグルメ・グッズなど、スポーツファンの推し活マネタイズに本格的に着手しています。アリーナ建設・運営にも参画し、ライブエンタメ市場の拡大の波にも乗っています。

「家族アルバム みてね」は世界2,500万ユーザー超を突破、無料ベース有料追加機能のフリーミアムモデルで、家族の写真共有という普遍的なニーズを掴んでいます。海外展開も進行中で、米国・ヨーロッパ市場でユーザー数を拡大しています。財務基盤は強固で、株主還元(自己株買い・配当)にも積極的、デジタル広告事業も強化中。デジタル娯楽の老舗としての強みを生かし、推し活経済の中で独自の立ち位置を築いています。

◎ 企業沿革・最近の動向: 1997年創業、創業者は笠原健治氏。「mixi」SNSが原点、2013年「モンスト」リリースでスマホゲーム市場で躍進。2017年にチバジェッツふなばしに出資、2020年にFC東京を傘下に。家族アルバムみてねは2014年リリース、グローバル展開を加速。アリーナ建設「LaLa arena TOKYO-BAY」(2024年)も開業しています。

◎ リスク要因: モンストの売上減速懸念、新規IP育成の難しさ、サッカー・バスケットボールクラブの成績による収益変動、為替変動などがあります。

◎ 参考URL(みんかぶ):

https://minkabu.jp/stock/2121

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):

https://finance.yahoo.co.jp/quote/2121.T

◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):

https://mixi.co.jp/ir/

【トミカ・リカちゃん・ベイブレードで世代横断のIP王】タカラトミー (7867)

◎ 事業内容: 「トミカ」「プラレール」「リカちゃん」「人生ゲーム」「ベイブレード」「ゾイド」など多数の長寿IPを保有する玩具メーカー。世界各国で玩具・ホビー商品を展開、近年はカードゲーム・eスポーツ・大人向けコレクター商品にも注力しています。  ・ 会社HP:

https://www.takaratomy.co.jp/

◎ 注目理由: タカラトミーは、推し活経済の中で「キッズ×ノスタルジー×コレクター」という多層ターゲットを攻める総合IP企業です。「ベイブレードX」がグローバルで爆発的ヒットを継続、世界大会の開催や有名インフルエンサーによる動画コンテンツがファンを増やし続けています。「トミカ」「プラレール」は親子三世代のロングテールビジネスとなり、毎年新作と限定モデルが投入されることで、コレクター需要を満たし続けています。

注目すべきは大人向けコレクター事業の拡大です。「タカラトミーモール」での限定品販売、コラボ商品(コラボトミカなど)の投入、リカちゃんの大人向けコレクションシリーズ展開など、購買力の高い大人層を取り込む戦略が功を奏しています。さらに「ポケモンカードゲーム」の周辺商品(デッキケース、プレイマットなど)、「遊戯王」関連商品など、大手TCG文化との連携も収益柱です。

海外戦略も積極的で、アジアでは「ベイブレード」「ゾイド」「シンカリオン」が浸透、北米では「Hello Kitty」コラボや独自IP「Beyblade」シリーズが定着、欧州ではトミカ・プラレールの欧州ブランド展開も拡大中。M&Aによる海外プラットフォームの取り込みも継続しており、グローバルIPカンパニーへの脱皮を進めています。配当利回りも高水準で、株主優待では自社製品セットがもらえるなど、投資家自身も「推し活」できる銘柄です。

◎ 企業沿革・最近の動向: 2006年に旧タカラと旧トミーが経営統合して発足。トミー創業は1924年、タカラ創業は1955年。2023年に「ベイブレードX」をリリースし、世界的な再ブームを起こしました。2024年にはeスポーツ事業強化、2025年にもベイブレード世界大会を開催予定。デジタル×フィジカル玩具(コネクテッドトイ)への投資も進めています。

◎ リスク要因: 原材料費・物流費の高騰、為替変動、競合(レゴ、マテルなど)による市場シェア圧迫、少子化進行による国内玩具市場縮小がリスクです。

◎ 参考URL(みんかぶ):

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◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):

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◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):

https://www.takaratomy.co.jp/ir/

本記事のポイント:トミカ・リカちゃん・ベイブレードで世代横断のIP王タカラトミー (7867) を踏まえ、自身のリスク許容度に合わせて判断してください。

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この記事を書いた人

「日本個別株デューデリジェンスセンター」運営者。日本の個別株に特化した投資リサーチを専門とし、銘柄分析・企業デューデリジェンス・業界動向・IPO分析を中心に2,800本超の分析レポートを執筆。ファンダメンタルズ分析とデータドリブンなアプローチで、個人投資家の意思決定をサポートしています。毎日更新の分析レポートを通じて、プロ水準のリサーチを個人投資家に届けることをミッションとしています。

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