- 【AI半導体カスタムSoCの本丸】ソシオネクスト (6526)
- 【量子コンピューティングの実装請負人】HPCシステムズ (6597)
5月相場と聞いて多くの投資家が思い浮かべるのが「セルインメイ(Sell in May and go away)」という相場格言ではないでしょうか。米国市場で生まれたこの言葉は、5月から10月にかけて株式リターンが相対的に低下しやすいという経験則を示すもので、日本株でも例年、この時期は需給が緩みやすい局面と言われてきました。
実際、日経平均株価はゴールデンウィーク前後から夏場にかけて、決算ピークアウトや為替の変動、米国FOMCを材料に調整に入るパターンが過去繰り返されています。2026年も例外ではなく、日経平均は5万円台での高値圏もみ合いから、決算発表通過後に利益確定売りに押される展開が懸念されます。
しかし、2026年の相場には例年と決定的に異なる構造的な追い風があります。2025年10月に発足した高市早苗政権が打ち出した「日本成長戦略本部」の重点投資対象17分野です。AI・半導体、防衛、宇宙、核融合、量子、海洋資源、コンテンツ、創薬、ロボティクスなど、複数年度にわたる予算と税制優遇、そして規制改革が一気通貫で投入される国家プロジェクトです。
2026年3月10日には先行検討品目27項目と官民投資ロードマップ素案が示され、政策の解像度は格段に上がりました。「国策に売りなし」という古くからの相場格言が示す通り、5月の調整局面こそ、本命銘柄を仕込む絶好の機会となる可能性があります。
本記事では、17分野に直接関与し、かつ誰もが知る超大型株ではない「発見性のある厳選20銘柄」を取り上げます。中長期で国策テーマに資金を寄せたい個人投資家の方は、ぜひ最後までご覧ください。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。記載内容には正確を期しておりますが、その完全性や正確性を保証するものではなく、株価・業績は刻一刻と変化します。最新の業績、開示資料、リスク情報については、必ず各企業のIRページおよび公式資料を直接ご確認ください。投資判断は最終的にご自身の責任のもとで行っていただきますようお願い申し上げます。
【AI半導体カスタムSoCの本丸】ソシオネクスト (6526” target=”_blank” rel=”noopener”>6526)
◎ 事業内容:
カスタムSoC(特定用途向けシステムLSI)の設計開発に特化したファブレス半導体企業です。 富士通とパナソニックのSoC事業を統合して2015年に発足し、自動車、データセンター、ネットワーク機器、産業機器、放送インフラ向けに、顧客の要求仕様にあわせてゼロから半導体を設計・量産する一気通貫体制を持っています。
・ 会社HP:
◎ 注目理由:
高市政権が17戦略分野の筆頭に掲げたのが「AI・半導体」であり、その中で日本企業が世界で戦える数少ない領域がカスタムSoC設計です。
NVIDIAやAMDのような汎用GPU勝負ではなく、ソシオネクストは顧客固有の用途に最適化した半導体IPを共同開発するビジネスモデルで、データセンター事業者、車載メーカー、ネットワーク機器ベンダーなどから着実に受注を積み上げています。
特に2nm世代のリーディングエッジプロセスへの対応力と、TSMCとの強固な連携体制は同社の競争優位の源泉です。生成AIの普及で「自社専用シリコン(カスタムASIC)」を持ちたいという需要は急拡大しており、米国ハイパースケーラーだけでなく、日本国内のAIインフラ整備にも直接寄与する立ち位置です。
経済安全保障の観点から、政府は「設計から製造まで国内で完結する半導体サプライチェーン」の構築を目指しており、国内に設計力を持つ同社は政策の中核プレーヤーになり得ます。AI・半導体予算が毎年1兆円規模で恒久化される動きが伝わるなか、押し目で仕込みたい中長期銘柄の筆頭格です。
◎ 企業沿革・最近の動向:
2015年、富士通セミコンダクターとパナソニック システムLSI事業を統合してスタート。2022年10月に東証プライム市場へ上場しました。直近は生成AI向けの大規模カスタムシリコン案件、車載向けADAS/自動運転SoC、5G/6Gネットワーク向け案件を継続獲得し、長期受注残が積み上がっています。
◎ リスク要因:
開発投資の先行で利益率変動が大きく、特定大口顧客への売上依存度が高い点、円高局面で業績が下押しされやすい点に留意が必要です。
◎ 参考URL(みんかぶ):
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
【量子コンピューティングの実装請負人】HPCシステムズ (6597” target=”_blank” rel=”noopener”>6597)
◎ 事業内容:
科学技術計算用の高性能コンピュータ(HPC)の設計・販売と、量子化学計算クラウドサービスを軸に展開する企業です。 製薬会社や大学・公的研究機関、半導体・自動車メーカー向けに、AI・シミュレーション用途のスパコンを納入しているほか、量子コンピュータを使った材料設計クラウドの実用化でも先行しています。
・ 会社HP:
◎ 注目理由:
高市政権の17戦略分野には「量子(量子コンピュータ・量子通信・量子センシング)」が独立した項目として含まれ、国家戦略技術6分野にも選定されています。国産量子コンピュータの開発、QIH(量子イノベーションハブ)整備、量子人材育成に予算と人員が集中投下される見込みで、その恩恵を最も実装レイヤーで受けるのが同社です。
HPC(スーパーコンピュータ)と量子コンピュータは「古典×量子」のハイブリッド計算で組み合わせる潮流が強まっており、両方を商用ベースで顧客に提供できるベンダーは国内で限られます。製薬・素材分野でのAI for Materials需要も拡大しており、AI創薬や材料探索という別の戦略分野とも親和性が高い構造です。
時価総額が大きすぎず、政策テーマに直結する純粋な量子関連銘柄として、調整局面では機関投資家の押し目買いも入りやすい銘柄です。研究機関・アカデミア向けという顧客特性上、政府予算の増減と業績が直結しやすく、国策の追い風を最も素直に取り込めるポジションにあります。
◎ 企業沿革・最近の動向:
2006年設立。HPC専業ベンダーとして大学・国研向けに地歩を築き、2018年に東証マザーズ(現グロース)へ上場。近年は量子化学計算クラウド「QCS」を商用提供し、2025年以降は経済産業省・NEDOの量子関連プロジェクトでの採択実績を重ね、フィジカルAI/AIロボティクス領域への研究開発支援も拡張しています。
◎ リスク要因:
公的研究機関向け売上比率が高く、政府予算配分のスケジュール変動で業績が四半期単位でぶれやすい点に注意が必要です。
◎ 参考URL(みんかぶ):
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):


















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