- 【世界三大モビリティ企業、株価は地を這うが配当利回りは5%超】本田技研工業 (7267)
- 【M&Aで日本最大級の自動車ディーラーグループ、株主優待も魅力】VTホールディングス (7593)
- 【三重県唯一の上場ディーラー、低PERが光る隠れた優良株】ICDAホールディングス (3184)
- 【ホンダ向けシートで圧倒的シェア、二輪用シートは国内首位】テイ・エス テック (7313)
世界の自動車産業は今、歴史的な転換点を迎えています。半導体不足による生産制約が解消されつつあり、新車販売台数は回復基調に転じる一方、EVシフトの減速、ハイブリッド需要の再燃、そして米国でのトランプ関税問題と、株式市場における自動車セクターの主役交代がいよいよ本格化しつつあるのです。
そんな中、相対的に注目度が高まっているのが「ホンダ系」のサプライチェーンです。本田技研工業は2026年3月期に大幅減益を見込み、EV販売比率の目標を30%から20%へと下方修正しました。一見ネガティブにも見えるこの動きですが、視点を変えれば「ハイブリッドおよび内燃機関車の長期需要を再評価する」シナリオとも言えます。実際、二輪事業はホンダの利益の3割を稼ぐ柱に成長し、HEV「ステップワゴン」「ヴェゼル」「フィット」「フリード」の堅調な販売は、関連サプライヤーの業績下支え要因となっています。
ホンダ系部品メーカーは、近年で日立Astemoへの統合(旧ケーヒン、旧ショーワ、旧日信工業)や八千代工業の非公開化など、激しい再編を経験してきました。その結果、現在も東証に上場し続けているホンダ関連銘柄は、いわば「市場の選別を生き残った精鋭たち」です。本記事では全国のホンダディーラー上場2社と、ホンダを主要顧客とする部品サプライヤー17社、加えてホンダ車との接点が強い周辺企業1社を加えた合計20銘柄を厳選しました。時価総額数兆円の超大型株から、PBR0.4倍の割安小型株まで、自動車販売回復局面で再評価されうる「次の勝ち組」を体系的に掘り下げます。
本記事は情報提供のみを目的としており、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。記載内容には正確性を期しておりますが、その内容を保証するものではなく、株価・業績・資本政策等は本記事公開後に変動する可能性があります。最新の情報は必ず各企業のIR資料、有価証券報告書、東京証券取引所の開示情報等で確認のうえ、判断材料としてご活用ください。投資にはリスクが伴い、元本を割り込む可能性があります。
【世界三大モビリティ企業、株価は地を這うが配当利回りは5%超】本田技研工業 (7267)
◎ 事業内容:
二輪車世界首位、四輪車世界トップ10、汎用エンジン世界首位のグローバル輸送機器メーカー。売上収益は20兆円規模で、二輪・四輪・パワープロダクツ・金融サービスを四本柱に展開。米国での販売比率が高く、為替・関税の影響を強く受ける構造です。
・ 会社HP:
本田技研工業株式会社|Honda 日本製品情報サイト
本田技研工業株式会社の公式サイトです。Hondaの製品・サービス情報などをお伝えします。
www.honda.co.jp
◎ 注目理由:
ホンダは2026年3月期の通期連結業績予想で売上収益21兆1,000億円(前年度比2.7%減)、営業利益5,500億円(同54.7%減)と大幅な減益を見込んでおり、EV市場の成長鈍化や競争激化を背景に、2030年のEV販売比率目標を30%から20%に下方修正しました。一見極めてネガティブですが、ここに投資妙味があります。第一に、二輪事業はインドや東南アジアの成長を取り込み、全社利益の3割を稼ぐ屋台骨へ成長。第二に、北米でのHEV販売が堅調で、CR-V・アコード・シビックのハイブリッド比率が大幅に上昇しています。第三に、配当性向は93.3%と高水準で、年間配当70円・配当利回りは5%を超える水準。PBR0.3倍台という解散価値を大きく下回る評価は、日本郵船など海運株と並ぶ歴史的低水準です。EV戦略を現実路線に修正し、自社株買いと増配で株主還元を強化する姿勢は、過去のトヨタ・日本製鉄が経験した「割安解消相場」を想起させます。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1948年に本田宗一郎が浜松で創業。1957年に東京証券取引所第一部上場。1959年米国進出。2024年12月には日産自動車・三菱自動車との経営統合に向けた基本合意を発表しましたが、2025年に協議は終了。現在は単独でHEVラインアップを強化、2027年以降に投入する次世代「ホンダ0シリーズ」のEV計画も維持しつつ、現実的なポートフォリオへ転換中です。
◎ リスク要因:
米国トランプ政権による自動車関税の動向、中国市場でのシェア低下、EV戦略の試行錯誤に伴う減損リスクが残ります。
◎ 参考URL(みんかぶ):
ホンダ (7267) : 株価/予想・目標株価 [HONDA MOTOR CO.,] – みんかぶ
ホンダ (7267) 今日の株価、予想(AI株価診断など)、チャート推移、ニュース、その他にも今後の見通しや買い時・売り時
minkabu.jp
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
ホンダ【7267】:株価・株式情報 – Yahoo!ファイナンス
ホンダ【7267】の株価、チャート、最新の関連ニュース、掲示板、みんなの評価などをご覧いただけます。前日終値、高値、安値は
finance.yahoo.co.jp
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
投資家情報 | Honda公式サイト
HondaのIR情報をご紹介しています。投資家の皆様向けの決算関連資料や最新の企業説明資料などがご覧いただけます。
www.honda.co.jp
【M&Aで日本最大級の自動車ディーラーグループ、株主優待も魅力】VTホールディングス (7593)
◎ 事業内容:
愛知県名古屋市を本拠とする、自動車ディーラーグループを統括する持株会社。連結子会社のホンダカーズ東海、日産プリンス愛知販売などホンダ・日産の正規ディーラーを軸に、輸入車ディーラー、レンタカー(Jネットレンタカー)、中古車輸出、住宅関連事業まで多角化しています。
・ 会社HP:
VTホールディングス株式会社
ホンダ・日産等の新車ディーラーを中心とした自動車ディーラーグループを統括する持株会社。東証1部7593
www.vt-holdings.co.jp
◎ 注目理由:
「全国ホンダディーラー上場の最大手」と呼べる存在で、ホンダカーズ東海は中部地区屈指のホンダ正規販売網を有します。同社の真骨頂はM&Aによる成長戦略で、近年もホンダカーズ岐阜のバイパス店事業を譲受、フォルクスワーゲン正規ディーラーのフジモトーレン子会社化など、立て続けにディーラーを買収してきました。半導体不足による新車供給制約が解消されつつあるなか、フリードやN-BOX、ステップワゴンといった売れ筋ホンダ車の在庫が積み上がり、納車スピードが回復することで販売台数の伸びが期待されます。さらにKeePer技研との資本業務提携によりカーコーティング事業を取り込み、付加価値の高いアフターサービス収益も拡大基調。株価は400円台と比較的買いやすく、株主優待として自社ディーラーで使える車購入・車検割引券、Jネットレンタカー割引券が提供される点も個人投資家に人気です。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1973年「ホンダベルノ東海」として愛知県で創業。M&Aによる業容拡大を進め、2002年に純粋持株会社体制へ移行。2025年には英国の中古車ディーラー子会社を売却するなど、欧州事業を整理しつつ国内アフターサービス強化に経営資源を集中する戦略に転換しています。
◎ リスク要因:
新車販売の景気感応度が高く、金利上昇によるオートローン需要鈍化、ホンダの値引き政策変更による粗利率低下が懸念されます。
◎ 参考URL(みんかぶ):
VTホールディングス (7593) : 株価/予想・目標株価 [VT HOLDINGS] – みんかぶ
VTホールディングス (7593) 今日の株価、予想(AI株価診断など)、チャート推移、ニュース、その他にも今後の見通しや
minkabu.jp
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
VTホールディングス(株)【7593】:株価・株式情報 – Yahoo!ファイナンス
VTホールディングス(株)【7593】の株価、チャート、最新の関連ニュース、掲示板、みんなの評価などをご覧いただけます。前
finance.yahoo.co.jp
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
株主・投資家情報 | VTホールディングス株式会社
株主・投資家情報について。ホンダ・日産等の新車ディーラーを中心とした自動車ディーラーグループを統括する持株会社。本社愛知県
www.vt-holdings.co.jp
【三重県唯一の上場ディーラー、低PERが光る隠れた優良株】ICDAホールディングス (3184)
◎ 事業内容:
三重県鈴鹿市を地盤とする、自動車ディーラーグループの持株会社。子会社のホンダ四輪販売三重北を通じてホンダ正規ディーラーを運営するほか、アウディ、フォルクスワーゲンの輸入車正規ディーラー、中古車販売、自動車買取、自動車リサイクル事業まで展開しています。
・ 会社HP:
ICDAホールディングス
ICDAホールディングスWebサイト。会社概要、グループ企業、プレスリリース、投資家向け情報など、HondaCars三重北
www.icda.jp
◎ 注目理由:
知名度は決して高くありませんが、地方ディーラーとして極めて筋のいい収益構造を持つ隠れた優良株です。三重県内30拠点、売上高281億円規模の県内トップクラスの自動車ディーラーに成長しており、モータースポーツ都市・鈴鹿という土地柄でホンダブランドへの愛着が強い顧客基盤を獲得しています。注目すべきはバリュエーションで、予想PERが6倍台と業界平均(10倍前後)を大きく下回る水準。「オートモール」と呼ばれる国産車・輸入車・中古車を同一敷地で販売するワンストップ業態を日本で初めて導入した革新性も特徴です。新車販売が回復するなか、中古車買取からリサイクルまで自社で完結する垂直統合モデルは粗利率の高さに直結。東証スタンダード・名証メイン重複上場で、流動性は高くないものの、地方創生・地域密着型の小型グロース銘柄として再評価される余地があります。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1968年、三重県鈴鹿市で向井自動車商会として創業。当初は日産のサブディーラーでしたが、その後ホンダディーラー権を取得。2013年に大阪証券取引所(現・東京証券取引所)JASDAQへ上場、2014年に東証二部へ昇格、現在は東証スタンダード市場・名証メイン市場に重複上場しています。近年はEV充電インフラ整備への取り組みも進めています。
◎ リスク要因:
地域経済への依存度が高く、三重県および中部圏の景況感、人口減少の影響を受けやすい点が課題。流動性の低さもリスク要因です。
◎ 参考URL(みんかぶ):
ICDAホールディングス (3184) : 株価/予想・目標株価 [ICODFAHC] – みんかぶ
ICDAホールディングス (3184) 今日の株価、予想(AI株価診断など)、チャート推移、ニュース、その他にも今後の見通
minkabu.jp
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
ICDAホールディングス(株)【3184】:株価・株式情報 – Yahoo!ファイナンス
ICDAホールディングス(株)【3184】の株価、チャート、最新の関連ニュース、掲示板、みんなの評価などをご覧いただけます
finance.yahoo.co.jp
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
【ホンダ向けシートで圧倒的シェア、二輪用シートは国内首位】テイ・エス テック (7313)
◎ 事業内容:
四輪車・二輪車用シートを主力とする自動車内装品メーカー。約9割がホンダグループ向けで、シビック、CR-V、アコード、N-BOX、フィット、ステップワゴンなど主要モデルにシートを供給。二輪車用シートは国内トップシェアを誇り、水上バイク用や医療用チェアにも展開しています。
・ 会社HP:
◎ 注目理由:
ホンダ系部品メーカーの中で、テイ・エス テックは「絶対王者」とも呼べる存在です。連結事業の四輪セグメントが93%、海外売上比率が82%(2025年3月期)と、北米を中心としたグローバルホンダ戦略の中核を担います。米州地域では2024年3月期に3期ぶりに営業黒字化を達成、生産自動化と原材料費転嫁が奏功し、収益体質が大きく改善しました。注目すべきは予想配当利回りで、年間配当92円・利回り5.16%という極めて高い水準にあります。時価総額は2,200億円規模で、業績変動に対するクッションが厚いのも安心材料。シート部品は車体組立工程の最終段階で必要となるため、ホンダ車の生産回復がそのまま売上に直結する「販売台数連動型」の業績構造です。N-BOXがフルモデルチェンジ後も軽自動車販売トップを維持し、新型フリードが好調なスタートを切るなか、シート供給量は安定基盤を確保していると言えるでしょう。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1960年、ホンダの内装部品メーカーとして埼玉県朝霞市で創業。1996年に東証一部(現・東証プライム)上場。2024年3月期は連結売上高4,417億円を達成し、2025年3月期には米国メキシコ向けの大型シートプロジェクトを受注。インド・タイのアジア新興国生産能力も強化中です。
◎ リスク要因:
ホンダ向け売上比率が高すぎる「顧客集中リスク」、北米でのテスラ・現代自動車との競合激化、原材料(ウレタン・鋼材)の価格変動が業績を左右します。
◎ 参考URL(みんかぶ):
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
【AIサーバー電力ピークカットで化ける、ホンダ系の異色サプライヤー】武蔵精密工業 (7220)
◎ 事業内容:
ホンダ系の自動車部品メーカーで、パワートレイン部品(ギア・シャフト)、サスペンション部品、ステアリング部品、トランスミッション部品を製造販売。2025年3月期、主要取引先であるホンダグループへの売上高比率は約50%。二輪車向けやATV、産業機械向けにも展開しています。
・ 会社HP:

◎ 注目理由:
「ホンダ系の中で最も成長ストーリーが豊富な銘柄」として、武蔵精密工業は機関投資家からも高い評価を得ています。最大の注目ポイントは、子会社の武蔵エナジーソリューションズが開発するハイブリッドスーパーキャパシタ(HSC)。AIサーバーの消費電力削減のための「電力ピークカット」ソリューションを世界で初めて量産化に成功しており、AI需要拡大と共に急成長が期待されています。ホンダグループ向け売上比率を50%まで下げてきたのは、トヨタ・現代自動車・スズキなどへの取引先拡大を進めてきた成果。為替前提を保守的に置きつつも、北米でのHEV用ギア需要拡大が業績を押し上げる構造です。さらにアミノ酸サプリメント、e-Mobility、農業用ロボットなど新規事業も多数仕込んでおり、自動車部品×AI×ヘルスケアという複合バリュエーションが可能な、ホンダ系で最もユニークな企業です。配当性向30%目標で安定還元も維持しています。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1938年、愛知県豊橋市で武蔵工業所として創業。1944年に本田宗一郎との接点が生まれ、ホンダのパワートレイン部品供給を開始。2024年に武蔵エナジーソリューションズのHSC量産開始、SMBC日興証券などからレポートが相次ぎ発出され、株価が大幅反発する場面も見られました。
◎ リスク要因:
新規事業(HSC、e-Mobility)の収益化スピードに対する市場期待が先行し、計画通り進まない場合の株価調整リスクがあります。
◎ 参考URL(みんかぶ):

◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
【二輪クラッチ世界一、純利益率二桁の好財務サプライヤー】エフ・シー・シー (7296)
◎ 事業内容:
二輪車・四輪車用クラッチの専業メーカー。二輪用湿式クラッチで世界トップシェア。ホンダグループ向けの売上比率が約6割で、四輪車用クラッチ、トランスミッション用フリクションマテリアルも手がけています。アジア・北米を中心にグローバル展開し、海外売上比率は約9割と極めて高い水準です。
・ 会社HP:

◎ 注目理由:
エフ・シー・シーは「ホンダ系部品メーカーの優等生」と呼ばれる存在で、自己資本比率の高さ、潤沢なキャッシュフロー、安定した二輪事業を背景にした財務基盤が魅力です。ホンダの二輪事業は新興国でのスーパーカブ・PCXシリーズが好調で、全社利益の3割を稼ぐ屋台骨に成長。同社のクラッチはこれら全車種の心臓部品であり、二輪販売台数の伸びがそのまま売上拡大に直結します。EVシフトが緩やかになるなか、内燃機関を持つ二輪・四輪のクラッチ需要は当面安定し、特にインド・東南アジアでの二輪需要は構造的成長フェーズに入っています。連結売上高は1,462億円規模で、時価総額に対する売上の倍率(PSR)も低く、PER一桁台というバリュー特性も投資妙味です。配当も増配傾向で、株主還元の姿勢が明確な点も評価できます。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1939年、静岡県浜松市で創業。1969年に二輪用湿式多板クラッチを世界で初めて開発し、ホンダとの取引が本格化。1994年に東証一部上場。2025年5月発表の前期決算では北米HEV需要拡大が業績を押し上げ、株主還元方針として中期的に配当性向30%を維持する方針を明確化しました。
◎ リスク要因:
長期的にはEV化進展で四輪クラッチ需要が縮小するリスクがあるほか、新興国通貨安による換算減益、原材料の銅・鉄価格上昇が利益を圧迫する可能性があります。
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【ホンダ車の骨格を支えるプレス部品メーカー、海外展開積極派】ジーテクト (5970)
◎ 事業内容:
自動車骨格プレス部品メーカーで、フロアパネル、ピラー、フレーム類など車体の骨格を構成する高張力鋼板プレス品が主力。ホンダ向け売上比率が高く、海外売上比率は82%(2025年3月期)。米国、中国、インド、メキシコ、タイなどグローバルに生産拠点を展開しています。
・ 会社HP:
◎ 注目理由:
ジーテクトの強みは「軽量化×高強度」を実現するプレス技術で、HEVや次世代車の重要部品供給を担っています。同社の戦略製品「大型一体化製品(ギガキャストの代替的ソリューション)」は、外部パートナーとのアライアンスで開発効率を飛躍的に向上させており、EV/HEV両方に対応可能な車体骨格技術として注目されています。2025年9月期は売上1,545億円、純利益36億円と一服感はあるものの、北米HEV需要を取り込めば収益改善余地は大きい。時価総額800億円規模、PBR0.4倍台と解散価値を大きく下回るバリュー特性も魅力的です。ホンダがHEV戦略を強化する局面において、CR-V、アコード、シビックの骨格を担う同社の重要性は増すばかり。インド事業の構造改革も完了し、再編後の収益貢献が今後本格化する見通しです。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1953年、菊池プレス工業として埼玉県羽村市で創業。2011年に高尾金属工業を吸収合併し、商号を株式会社ジーテクトに変更、埼玉県さいたま市に本社移転。インド事業を再構築するためG-TEKT India Private Ltd.を設立。エイチワンとのインドネシア合弁を完全子会社化するなど、グループ再編を進めてきました。
◎ リスク要因:
中国市場の景気減速、米国関税の動向、ホンダの北米生産計画変更が業績に直結。原料の鋼材価格動向も注視が必要です。
◎ 参考URL(みんかぶ):
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◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
【北米HEV復調が業績ドライバー、PBR0.4倍の超割安銘柄】エイチワン (5989)
◎ 事業内容:
自動車ボディ骨格部品メーカーで、アンダーボディ骨格品(フロアパネル、サイドメンバー等)が主力。ホンダ向け売上比率が約9割と極めて高く、北米・中国市場での展開も積極的。航空機部品も手がけています。
・ 会社HP:
◎ 注目理由:
エイチワンは「ホンダ依存度ナンバーワン」のサプライヤーで、ホンダ車の販売動向にダイレクトに業績が連動します。2023年3月期は中国減産の影響で大幅な営業赤字でしたが、2024年3月期は中国・北米の生産回復で黒字転換、2025年・2026年も増収・営業増益基調を維持する見通しです。注目ポイントはバリュエーションで、PBR0.4倍前後と解散価値を大幅に下回る水準。ホンダのCR-V/アコード/シビックの北米HEV化が一段と進めば、それを支える車体骨格供給で同社の存在感は一層増します。プレス部品メーカーの中ではジーテクトと並ぶ「ホンダ系ボディ部品の双璧」であり、軽量・高強度化に対応した新工法(ホットスタンプ等)への投資も進めています。
◎ 企業沿革・最近の動向:
2006年、車体骨格部品メーカーのヒラタと本郷が経営統合し、株式会社エイチワンが誕生。両社のホンダとの取引は1960年代に遡ります。インドネシアでのジーテクトとの合弁解消を経て、現在は単独でアジア展開を加速。中期経営計画では収益体質改善とROE向上を重点課題として掲げています。
◎ リスク要因:
ホンダ依存度の高さが裏目に出る局面(ホンダの調達戦略変更、減産)に脆弱。為替と中国市場の動向もボラティリティが高い要因です。
◎ 参考URL(みんかぶ):
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
【排気系・駆動系の中堅サプライヤー、為替メリット享受】ユタカ技研 (7229)
◎ 事業内容:
ホンダ直系の排気系、駆動系部品メーカー。エキゾーストマニホールド、マフラー、トルクコンバーター、ブレーキディスクが主力。欧米アジアに生産拠点を持ち、海外売上比率が高く、二輪用部品も強化中。連結売上高は1,792億円規模です。
・ 会社HP:
◎ 注目理由:
ユタカ技研の特徴は「内燃機関の中核部品」を一手に引き受ける構造で、ホンダのHEV車に搭載される排気系部品の安定需要が業績を下支えしています。北米売上比率の高さから、円安局面では為替差益の恩恵が大きく、トランプ関税が緩和される展開となれば株価の戻りも早い銘柄群の一角です。トルクコンバーターはホンダのHEV「e:HEV」システムには不要ですが、軽自動車・小型車のCVT向け、加えて他社向け展開でカバー。ブレーキディスクは電動車にも必須の部品であり、EV化が進んでも需要が継続する点が安心材料です。時価総額468億円、株価3,000円台と中堅サイズで、業績変動に対する株価感応度が高いのもデイトレーダー・スイングトレーダーには魅力。ブラジル収益体質改善で黒字転換した経緯もあり、海外子会社の再編余地も残されています。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1957年、静岡県浜松市で創業。1990年代以降、米国、ブラジル、中国、インドへ生産拠点を順次展開。2025年3月期はホンダ向け受注減少の影響でやや減収減益見通しでしたが、価格転嫁とコスト削減でカバーする方針です。
◎ リスク要因:
EV化進展で排気系部品の需要が中長期的に減少する構造リスク、ブラジル・タイなど新興国経済の変動が業績を圧迫する可能性があります。
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【ホンダ系足回り部品の老舗、北米HEV車の縁の下の力持ち】エフテック (7212)
◎ 事業内容:
サスペンションなど四輪車用足回り部品およびそれに伴う金型、機械器具等の製造、販売大手。ホンダ向け売上比率は63.2%(2025年3月期)。地域別では海外売上が90%を占め、北米が最も多く75%。連結売上高3,008億円規模です。
・ 会社HP:
◎ 注目理由:
エフテックは「ホンダ車の足元を支える縁の下の力持ち」で、サスペンションメンバー、リアサブフレーム、コントロールアームなど安全性に直結する重要部品を供給しています。2025年5月発表の業績は上振れで急騰場面が見られ、北米でのHEV車(CR-V、アコード)需要の取り込みが奏功した格好です。2026年3月期通期予想は経常利益62億円を維持しており、PER4倍台と極めて割安な水準。北米売上比率75%という構造は円安メリットを最大限享受でき、トランプ政権下でも米国生産拠点を活かして関税回避が可能な点もポジティブ材料です。同社は2023年に東証プライムからスタンダードへ移行した経緯がありますが、流動株式時価総額基準を満たすために実施した戦略的判断であり、本業の競争力には影響していません。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1947年、埼玉県朝霞市で福田鉄工所として創業。1996年に東証二部上場、後にプライム上場、2023年にスタンダードへ移行。北米生産能力を強化し、メキシコ・テキサスなどホンダ工場近隣に新工場を稼働させてきました。
◎ リスク要因:
ホンダの北米生産計画依存度の高さ、米国の関税・通商政策、原材料(鋼材)コスト変動が主なリスクです。
◎ 参考URL(みんかぶ):
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
【ワイパーモーター国内首位、自動運転時代でも需要拡大】ミツバ (7280)
◎ 事業内容:
自動車用モーター、電装品の大手メーカー。ワイパーモーターでは国内首位級。スターターモーター、パワーウインドモーター、二輪車用電装品も手がけ、ホンダ向け売上比率は約5割。旧日産系の自動車電機工業と合併した経緯から、日産・スズキ向けも厚い顧客基盤です。
・ 会社HP:
◎ 注目理由:
ミツバはホンダ系の中でも「電動化の波を素直に受け止められる」希少なサプライヤーです。エンジン部品メーカーがEV化リスクに直面する中、同社のワイパーモーター・パワーウインドモーター・スライドドアモーターは全てのクルマに必要不可欠な部品であり、EV化が進んでも需要が落ちません。むしろ、自動運転車では雨滴を検知して自動制御するインテリジェントワイパーや、車両周辺の電動化アクチュエーターが増えることで、同社の事業領域は拡大基調にあります。時価総額500億円規模で、ホンダ・日産・スズキの分散した顧客ポートフォリオも安心材料。直近の中期経営計画ではEV用駆動モーターへの展開も視野に入れており、新規事業の芽が育ち始めています。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1946年、群馬県桐生市で創業。元々は時計用モーターメーカーでしたが、自動車用モーターへ事業転換。2023年には経営構造改革を進め、不採算事業の整理と海外拠点の最適化を断行。2025年以降は二輪用電装品の世界展開強化が業績ドライバーに育っています。
◎ リスク要因:
複数自動車メーカーへの依存度はリスク分散になる一方、減産局面では全方位的に影響を受ける構造です。中国市場のローカルEVメーカー攻勢も警戒材料です。
◎ 参考URL(みんかぶ):
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
【北陸の老舗、増配で配当利回り上昇中の小型バリュー株】田中精密工業 (7218)
◎ 事業内容:
自動車部品メーカーで、富山市に本社を構えます。エンジン用カムシャフト、コンロッドなど精密エンジン部品が主力で、ホンダグループ向け売上比率が8割以上。二輪車用部品も手がけ、タイ、米国オハイオに生産拠点を構えています。
・ 会社HP:
https://www.tanakaseimitsu.co.jp/◎ 注目理由:
田中精密工業は「知る人ぞ知る北陸の優良サプライヤー」で、時価総額100億円前後の小型株ながら、ホンダエンジンの心臓部品を担う技術力を持ちます。2025年3月期決算では配当を従来予想の26円から32円へ大幅増額修正し、年間配当性向の引き上げ姿勢を明確化。配当利回りは3%を超える水準で、PBR0.4倍前後という極端な割安水準と相まって、バリュー投資の観点から極めて魅力的です。エンジン部品メーカーゆえEV化リスクを警戒する声もありますが、ホンダのHEV戦略強化はむしろこの会社にとって追い風。e:HEVシステムは「発電用エンジン」を搭載しているため、内燃機関部品の需要は当面安定しています。インドにおける生産能力増強投資も完了し、新興国二輪用エンジン部品の供給拡大が期待されます。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1949年、富山市で創業。1990年代後半よりホンダのカムシャフトメーカーとして地位を確立。2024年には米国オハイオ工場の4割拡張を発表し、全米の生産・倉庫を集約する大型投資を実施。インドへも進出2拠点目を検討するなど、海外戦略を積極化しています。
◎ リスク要因:
エンジン部品比率の高さは中長期的にEV化リスクに直面、また小型株ゆえに流動性の低さも投資家には課題です。
◎ 参考URL(みんかぶ):
◎ 参考URL(Yahoo!ファイナンス):
◎ 参考URL(最新のIRや関連ニュース):
https://www.tanakaseimitsu.co.jp/ir/【独立系サスペンション大手、日産再建で再評価の余地】ヨロズ (7294)
◎ 事業内容:
独立系の自動車部品メーカー。サスペンション部品(フロントサスペンションメンバー、リアサスペンションメンバー、リヤビーム等)で国内シェアトップクラス。日産自動車が主要取引先ですが、ホンダ向けにもサスペンション、サブフレームを供給。トラクター用フロントフレーム等の製造販売も手がけています。
・ 会社HP:
◎ 注目理由:
ヨロズはホンダ系というよりも「独立系のマルチOEMサプライヤー」で、日産再建の進捗とホンダのHEV戦略強化、両方の追い風を享受しうる稀有なポジションにあります。サスペンションメンバーは車体強度の中核部品で、軽量化と剛性確保の両立が要求される高付加価値領域。同社の中期経営計画では2027年3月期のROE8%を目標に掲げ、不採算事業の整理を進めています。時価総額220億円規模でPBR0.4倍前後と解散価値を大幅に下回る水準。日産が追浜・湘南工場の閉鎖検討に踏み切るなど構造改革を本格化させるなか、サプライヤー再編が進めば同社にとっても受注機会が拡大する可能性があります。トラクター用フレームというニッチ市場での競争力も光ります。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1948年、神奈川県横浜市で創業。「萬自動車工業」が社名の由来。日産系部品メーカーとして発展しましたが、近年はホンダ・ルノー・GMなど顧客分散を推進。2024年から2025年にかけて中国事業の構造改革を完了し、収益体質改善が進んでいます。
◎ リスク要因:
最大顧客である日産自動車の業績変動、中国市場の競争激化、為替(円安は輸出メリット、原材料コスト面ではマイナス)が業績を左右します。
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【独立系自動車シート大手、N-BOX JOY/N-VAN e向け供給開始】タチエス (7239)
◎ 事業内容:
独立系の自動車用シートメーカー。軽自動車から高級車、トラック等のシートを生産し、ホンダ、日産自動車などが主要取引先。シート設計から発泡ウレタン、フレーム、表皮、組立まで一貫生産体制が強み。北米、中南米、中国でも事業展開しています。
・ 会社HP:
◎ 注目理由:
タチエスはテイ・エス テックと並ぶシートメーカーの双璧ですが、独立系ゆえ顧客分散が効いている点が大きな違いです。2024年には本田技研工業向けN-BOX JOYとN-VAN e、トヨタ自動車向けランドクルーザー250のシート生産を立ち上げており、ホンダの軽自動車・小型商用車戦略の中核を担っています。N-BOX JOYはホンダの軽自動車販売トップ独走を支える戦略車種で、シート供給の役割は重要。メキシコでは日産向けに新型KICKSのシート生産も立ち上げており、北米経済の景気拡大局面で恩恵を受ける構造です。時価総額780億円規模、ROE11.6%と独立系シートメーカーとして優良な財務体質を維持。EVシフトに対しても、シートはどの動力源でも必要な部品であり、構造的に需要が安定しています。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1954年、東京都立川市で立川自動車工業として創業。日産・ホンダのシートメーカーとして発展し、米州・欧州・アジアへ展開。2024年から2025年にかけて中期経営計画「TVE(Transformative Value Evolution)」のもと、収益改善施策を完遂し、北米・中南米・日本での営業利益体質を強化しました。
◎ リスク要因:
複数自動車メーカーへの依存度はリスク分散になる一方、中国市場の競争激化、北米シート市場でのアディエント・リアの攻勢への対応が課題です。
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【ホンダ・日産向け内装部品、復活の狼煙が上がるか】河西工業 (7256)
◎ 事業内容:
自動車用内装部品メーカー。ドアトリム、ルーフトリム、サンバイザーなど自動車内装トリムシステム部品の開発・生産を行う。日産自動車・ホンダが主要取引先で、米国・英国・中国・インドにも現地生産拠点を展開。北米地域の売上比率が高い特徴があります。
・ 会社HP:

◎ 注目理由:
河西工業は近年、日産の不振と中国市場の競争激化で苦戦が続きましたが、構造改革の進展により2025年以降の業績回復が期待されています。中国の東風河西武漢頂飾系統が東風本田汽車向けに製造販売を継続しており、ホンダの中国事業(HR-V、CR-V等)が回復基調に転じれば、業績復活の起爆剤となる可能性があります。タイ拠点ではHonda Automobile (Thailand)向けに供給するなど、東南アジアのホンダ需要を取り込む体制も整備済み。時価総額110億円規模の小型割安株で、PBRは極めて低い水準。連結売上高は2,188億円と巨大なため、収益が回復すれば株価レバレッジが効きます。N-BOXやステップワゴンの内装供給拡大、CR-Vのフルモデルチェンジに伴う新規受注が今後の業績ドライバーとなる見込みです。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1912年、東京都八王子市で織物業として創業。1933年に河西合名会社設立、1956年に河西工業株式会社へ組織変更。1964年に東証二部上場、2023年に東証スタンダード市場へ市場変更。2020年に河西テックを吸収合併、国内子会社を河西工業ジャパン株式会社へ再編しました。
◎ リスク要因:
日産事業の不確実性、中国市場の競争激化による減産、北米経済の減速が業績を圧迫するリスクがあります。
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【シートアジャスタ国内トップ、株主優待導入で再評価】今仙電機製作所 (7266)
◎ 事業内容:
独立系の自動車部品メーカー。自動車用シートアジャスタ(シートスライド・リクライニング機構)で国内シェアトップクラス。テイ・エス テックの持分法適用関連会社で、ホンダ向けが主力。無動力歩行アシスト機器「ACSIVE」など福祉機器の製造・販売も展開しています。
・ 会社HP:
◎ 注目理由:
今仙電機製作所は「シートを動かす機構部品」を一手に引き受ける、特殊技術の小型優良株です。テイ・エス テックが持分法適用関連会社ということもあり、ホンダ系シートサプライチェーンの中核に位置付けられます。2024年からインドの生産能力を倍増させており、新興国でのシート需要拡大を取り込む準備が整いました。2025年8月には新たに株主優待制度を導入、増配も発表し、株主還元姿勢を強化しています。年間配当も20円から22円へ修正、配当利回りは3.6%水準で、配当成長期待が高まる局面です。福祉機器事業の「ACSIVE」はパッシブアシスト技術で歩行困難者を支援するユニークな製品で、高齢化社会のニッチ需要として注目されています。時価総額180億円規模で、機関投資家のレーダーにまだ十分入っていない隠れた優良株です。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1944年、愛知県犬山市で創業。1970年代以降、自動車用シート機構部品メーカーとして発展。2024年に米国オハイオ工場の4割拡張を発表、全米の生産・倉庫を集約する大型投資を実施。インドへの2拠点目新設も検討中で、グローバル展開を加速しています。
◎ リスク要因:
ホンダ向け売上比率の高さによる顧客集中リスク、為替変動、新興国経済の不確実性が主要リスクです。
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【コントロールケーブル国内首位、二輪向けでも世界シェア】ハイレックスコーポレーション (7279)
◎ 事業内容:
コントロールケーブル専業メーカー。国内自動車向けでトップシェア、二輪車向けでも世界シェア上位。ウインドレギュレータ、サンシェード、ドアシステム、センサーシステム製品なども手がけ、自社一貫生産体制が強みです。本社は兵庫県宝塚市。
・ 会社HP:
◎ 注目理由:
ハイレックスコーポレーションは「クルマの神経」とも言えるコントロールケーブルを供給する寡占的サプライヤーで、ホンダの二輪・四輪両方に部品を提供しています。コントロールケーブルはアクセル、シフト、パーキングブレーキなどの遠隔操作に使われる部品で、EV化が進んでも電動パーキングブレーキ用ケーブルなど形を変えて需要が継続します。時価総額は560億円規模、北米HEV向け需要拡大とホンダの二輪事業好調が業績の追い風。同社の特徴は「素材から完成品まで」を内製化できる垂直統合体制で、為替や原料変動に対する耐性が高いビジネスモデルです。ウインドレギュレータ(窓の上下機構)も、自動運転車・EV共通の必需部品で、構造的成長余地があります。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1946年、大阪市で創業。1971年に米国HI-LEXを設立、2000年代以降、欧州・中国・インド・東南アジアへ生産拠点を拡大。アジア最大の二輪生産拠点を持つインド・中国市場でのケーブル供給は、ホンダの新興国戦略の重要なピースとなっています。
◎ リスク要因:
新興国通貨安による換算減益、自動車生産台数の変動、競合との価格競争が業績を圧迫する可能性があります。
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【自動車ランプ御三家、ホンダ向け4割の優良財務銘柄】スタンレー電気 (6923)
◎ 事業内容:
自動車照明大手で、ヘッドランプ、リアコンビネーションランプ、フォグランプ、二輪車用ランプを製造。小糸製作所、市光工業と並ぶ自動車ランプ御三家の一角。ホンダ向け売上比率約4割。LED、液晶用バックライト、深紫外線LEDなど電子機器事業も展開し、第二の柱に成長しています。
・ 会社HP:
◎ 注目理由:
スタンレー電気は「ホンダ系自動車照明メーカー」として、ホンダの主要モデル全般にランプを供給する不可欠なパートナーです。連結事業の自動車機器が86%、海外売上比率76%、自己資本比率58.6%という鉄壁の財務基盤を誇り、ホンダ系部品メーカーの中で最も安心感のある銘柄の一つ。LEDヘッドランプは技術付加価値が高く、価格競争に巻き込まれにくい領域。さらにEV化が進んでも、自動運転・ADAS用センシングライト、デザイン性の高いシグネチャーランプなど、ランプの重要性は逆に高まっています。電子機器事業では深紫外線LED(殺菌・脱臭用途)が新規収益柱に育ちつつあり、医療・空気清浄機・水処理など多用途展開で長期成長期待が高まります。時価総額4,000億円超の大型優良株でありながら、PERは12倍前後と割高感が乏しい点も魅力です。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1920年、東京都目黒区で創業(社名は創業者・北野隆春の旧姓「スタンレー」に由来)。1950年代から自動車用電球メーカーとして発展、現在は世界トップクラスのLEDランプメーカー。2023年から始まった中期経営計画「第VIII期」ではROE8%目標を掲げ、2025年3月期売上高5,096億円、営業利益490億円と過去最高水準を更新しました。
◎ リスク要因:
EV化進展による業界再編、中国市場での競争激化、半導体・LED素材コストの変動が業績を左右します。
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【カーコーティング国内首位、ホンダ純正採用で新車市場を席巻】KeePer技研 (6036)
◎ 事業内容:
自動車コーティング「KeePer」の製造・販売、および直営店・フランチャイズによる施工サービス「KeePer LABO」運営。BtoBの製品等関連事業(新車ディーラー・ガソリンスタンド向け)と、BtoCのKeePer LABO運営事業が両輪。本社は愛知県名古屋市。
・ 会社HP:
https://www.keepertechnix.co.jp/◎ 注目理由:
KeePer技研は「自動車販売回復で最も恩恵を受けるアフターマーケット銘柄」として注目度が急上昇しています。2025年6月期は売上高230.9億円、営業利益70.9億円と過去最高を更新、新車マーケット向けが前年比32.4%の大幅成長を遂げました。スバル、トヨタ、ホンダ、三菱、VOLVO、メルセデス・ベンツの新車ディーラーで純正コーティングとして採用されており、特にホンダアクセスから「EXキーパー」「ECOダイヤモンドキーパー」が純正品として2023年から発売開始されたインパクトは絶大。VTホールディングス(前述)と資本業務提携を結び、ホンダ系ディーラーとの結びつきも強化されています。新車購入時のオプションとしてコーティングが定着化することで、ストック型の安定収益が拡大。新車販売台数1台あたりの売上単価が継続的に増加する構造で、長期成長ストーリーが描ける希少な銘柄です。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1996年、愛知県大府市で創業。2014年に東証上場。2020年以降、新車ディーラー向け純正採用が急拡大。2025年からはシンガポールでLABO開業、台湾プロショップ11店舗展開と海外事業も本格化。新車専売の「LXキーパー」発売など、商品ラインアップを継続強化しています。
◎ リスク要因:
新車販売台数の変動、コーティング市場での競合激化(ガラスコーティングメーカーとの競争)、海外展開の収益化スピードが課題です。
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https://www.keepertechnix.co.jp/ir/【二輪買取国内最大手、ホンダ二輪販売拡大の追い風受ける】バイク王&カンパニー (3377)
◎ 事業内容:
中古バイク買取専門店「バイク王」を全国展開する国内最大手。直営店舗網と「バイク王&カンパニー」のテレビCMで知名度を確立。買取後はオークション販売、直営小売、輸出と多様な販売チャネルを持ちます。本社は東京都千代田区。
・ 会社HP:

◎ 注目理由:
バイク王&カンパニーは「ホンダの二輪事業好調の恩恵を間接的に受ける」ユニークなポジションの銘柄です。ホンダの二輪事業は新興国でのスーパーカブ・PCX・レブルシリーズが好調で、全社利益の3割を稼ぐ屋台骨に成長。国内ではレジャー需要・通勤需要の双方で250cc以上の中型バイクが堅調に推移しており、中古市場の流通量も拡大基調にあります。2024年11月期決算は利益の上振れで株価が続伸、中古車ローンのプレミアグループとの共同出資会社設立により、二輪ファイナンス領域への参入も決定。バイク販売事業の構造的成長と、ファイナンス事業による収益多角化の二段ロケットで業績拡大が見込まれます。時価総額は小型でボラティリティが高いものの、個人投資家にとって認知度が高く、株主優待や月次速報の動向に反応しやすい銘柄です。
◎ 企業沿革・最近の動向:
1994年、東京都千代田区で創業。「バイク売るならゴー、バイク王」のCMで全国的知名度を獲得。2007年に東証マザーズ上場、後にスタンダードへ移行。2024年に新社長として澤篤史氏が就任し、新中期経営計画のもと事業構造改革を推進中です。
◎ リスク要因:
中古バイク市場の景気感応度の高さ、若年人口減少による二輪需要の長期縮小、燃料価格や免許制度改定の影響が業績を左右します。
◎ 参考URL(みんかぶ):
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| 銘柄コード | テーマ関連性 | 備考 |
|---|---|---|
| 7267 | 全国ホンダディーラー&関連サプライヤー厳選20銘柄 自動車販関連 | 本記事で言及 |
| 7593 | 全国ホンダディーラー&関連サプライヤー厳選20銘柄 自動車販関連 | 本記事で言及 |
| 3184 | 全国ホンダディーラー&関連サプライヤー厳選20銘柄 自動車販関連 | 本記事で言及 |
| 7313 | 全国ホンダディーラー&関連サプライヤー厳選20銘柄 自動車販関連 | 本記事で言及 |
| 7220 | 全国ホンダディーラー&関連サプライヤー厳選20銘柄 自動車販関連 | 本記事で言及 |
| 7296 | 全国ホンダディーラー&関連サプライヤー厳選20銘柄 自動車販関連 | 本記事で言及 |






















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